【野球】打線が鳴りを潜め日本一への夢、初戦で絶たれる 全日本大学野球選手権大会vs神奈川大

6月11日(水)第63回全日本大学野球選手権大会2回戦

vs神奈川大(神奈川大学野球連盟代表) 

悔しさをにじませる慶大ナイン

悔しさをにじませる慶大ナイン

春の六大学野球リーグ戦で優勝したことで、2011年以来の全日本大学野球選手権への切符をつかんだ慶大。雨で開始が遅れた試合は、慶大・加藤拓(政2)、神奈川大・濱口の投手戦となった。5回に横尾(総3)の本塁打で先制するも、直後の守りでミスが重なり、3点を奪われる。その後は濱口の緩急自在のピッチングを前に、リーグ戦で好調だった打線が沈黙。まさかの初戦敗退で、慶大ナインの春の戦いは幕を閉じた。

   
慶大
神奈川大 ×
 慶大:●加藤拓、瀧本-須藤、小笠原

 神奈川大:○濱口-中浦

◆慶大出場選手

  ポジション 選手名(学部学年・出身高校)
[7] 佐藤旭(商4・慶應)
[6] 山本泰寛(環3・慶應)
[9] 谷田成吾(商3・慶應)
[5] 横尾俊建(総3・日大三)
[8] 藤本知輝(環4・慶應)
[4] 竹内惇(商4・慶應)
[3] 羽入田雄大(環4・長野)
  山本瑛大(商2・South Torrance
  齋藤大輝(商2・慶應)
[2] 須藤隆成(環2・創志学園)
  梅野魁土(環3・福岡大大濠)
  小笠原知弘(環3・智弁和歌山)
[D] 北村祐樹(商3・丸亀)
  HD 川崎晃佑(環2・智弁和歌山)
 

チーム初安打となる先制弾を放った横尾

チーム初安打となる先制弾を放った横尾

見事な戦いぶりで春のリーグ戦を制し、6季ぶりの優勝を果たした慶大。大熱戦の早慶戦から2週間弱、今度は大学日本一の座を懸けて、神奈川大との全日本大学野球選手権大会の初戦に臨んだ。試合前のシートノックを行っている際に雨脚が強まり、30分ほど遅れての試合開始となった。

 

先攻の慶大は、初回に先頭の佐藤旭(商4)が四球を選び出塁するも、続く山本泰(環3)が三振ゲッツーに倒れ、先制機を演出することはできなかった。するとここから、神奈川大の先発・濱口の奪三振ショーが始まる。110キロ台中盤のチェンジアップが非常に効果的で、2回表は三者連続三振、3回表も2つの三振を喫するなど、4回まで無安打、毎回の7三振と手も足も出ない。「想像以上にピッチャーがよかった」(藤本知・環4)との言葉通り、強力慶大打線のバットが次々と空を切った。

しかし慶大先発・加藤拓もまったく負けていない。キャッチャーの須藤(環2)は「加藤はそんなに調子がよくなかった」とは言うものの、リーグ戦で最優秀防御率のタイトルを獲得し、早慶戦でも大車輪の活躍を見せたエースはきっちり試合を作る。初回はわずか9球で内野ゴロ3つに抑える上々の立ち上がり。3回は1死から二塁打を打たれ、この試合初めてのピンチを迎えるも、後続を140キロ台中盤のストレートでねじ伏せた。この日は変化球をいつもより多めに織り交ぜながら、神奈川大のスコアボードに0を並べていく。

投手戦の様相を呈してきた5回、エースのピッチングに、四番が応える。先頭の横尾が、「うまく反応できた」と、ここまで苦しめられていた濱口の低めのチェンジアップを一閃。打った瞬間それとわかるレフトスタンド中段への本塁打で、慶大が1点を先制する。

 

バッテリーミスで手痛い失点を喫した

バッテリーミスで手痛い失点を喫した

ところがその裏、安定したピッチングを見せていた加藤拓が突如崩れる。2本の単打と谷田の送球ミスでピンチを作ると、加藤拓の暴投で同点に追いつかれてしまう。ここが踏ん張りどころであったが、そこから連打を浴びて勝ち越しを許す。さらに相手の隙を突く走塁により再び2死二,三塁と大きなピンチを迎えたところで、江藤助監督がマウンドに向かい、間をとって加藤拓を落ち着かせる。するとそこから勢いのある直球を続けざまにアウトローに投げ込み、立ち直りを見せるかと思われた。しかし、追い込んでからの勝負球の変化球がすっぽ抜け、またもワイルドピッチで追加点を奪われた。加藤拓はこの回計3失点で、慶大は追いかける展開となる。

それでも、ピンチのあとにチャンスあり。6回表の慶大は、先頭の須藤が内野安打で出塁すると、1死後、佐藤旭が見事にエンドランを成功させるライト前ヒットでチャンスを広げる。続く山本泰が四球を選び、満塁というこれ以上ない絶好の場面で、慶大が誇る強力クリーンアップに打順が回る。リーグ戦で何度もチームを勝利に導いてきた主砲のバットに、大きな期待が集まった。しかしこの場面で、神奈川大・濱口の全球ストレート勝負の気迫の前に、谷田(商3)が空振り三振、前の打席で本塁打を放っている横尾がセンターフライに倒れ、反撃することはできなかった。

慶大は7回途中からピッチャーを瀧本にスイッチ。自らの失策などで作った無死二、三塁の大ピンチを無失点に抑えるなど、変化球主体のピッチングで2イニングを無失点に抑えた。粘りの投球を続ける投手陣を援護したい打線だったが、6回表の好機を逸した後は、チャンスらしいチャンスを作ることができず、濱口に11奪三振の完投勝利を許してしまった。春の快進撃を支えてきた打線が力を発揮できず、東京六大学野球代表としては16年ぶりの、まさかの初戦敗退となった。

 

チャンスであと一本が出なかった

チャンスであと一本が出なかった

ここ最近降り続いた雨の影響であろうか、リーグ戦のときの勢いが、今日は感じられなかった。ランナーを出すものの、なかなかチャンスを広げられない。盗塁死は3つを数え、唯一作った6回表の絶好のチャンスも、今シーズンの慶大の象徴である3、4番で得点できなかった。送球ミスが続いたり、相手に小さな隙を突かれるなど、リーグ戦では見られなかった細かい乱れもあり、春のシーズン最後の試合はどこかもどかしい試合運びとなってしまった。そうはいっても、今春の慶大は、本当に強かった。投打の柱がどっしりと構え、堅い守備とそつのない走塁をするチームからは負ける雰囲気がまるで無かった。だが、開幕前に江藤助監督が言っていたように、短期決戦はそういったチーム状態を持続させるコンディション作りが非常に難しいのである。江藤助監督の言葉を借りれば、コンディション作りが上手くいったことが、リーグ優勝を可能にした大きな要因である。しかし、そのコンディションを全日本選手権まで維持させることができなかったから負けてしまったのである。今年のチーム力がとても高いことは誰の目にも明らかとなった春のシーズン。「全日本の初戦で負けたのは宿題だと思っている」(瀧本・商4)との言葉通り、選手たちは今年の秋、コンディション作りをしっかりと行い、必ずやこの試合の借りを返しに来る。そのために必要不可欠なリーグ戦春秋連覇に向けた戦いは、すでに始まっている。

 

【Keispo pick up】優勝へ導いたキャプテンシー 佐藤旭

主将としてチームを優勝へと牽引。連覇をかけてラストシーズンに挑む

主将としてチームを優勝へと牽引。連覇をかけてラストシーズンに挑む

この試合、1安打1四球の成績を残した佐藤旭。第3打席でのエンドランがかかった場面での流し打ちは見事なものであった。しかし、佐藤旭の春季リーグの打率は.190。谷田や横尾のように、圧倒的な成績を残せるわけではない。しかし、彼は他の誰にも真似のできない、チーム全員が全幅の信頼を置く強力な統率力を持ち合わせている。練習においても試合においても、常にチームの先頭に立ち、選手全員を引っ張ってきた。法大1回戦で足を痛め、翌2回戦で欠場した際も「ベンチでキャプテンの旭が良い雰囲気を作ってくれた」(竹内惇・商4)というように、チームを鼓舞し続けた。早大2回戦で同点タイムリーを放った際の涙は、そういった主将の重圧に打ち勝った証拠と言えるものかもしれない。数字には表れない、大きな存在感を発揮する佐藤旭のキャプテンシーが、慶大を春秋連覇へと導いていく。

(記事 菅谷滉)

 

◆打撃成績
   
[7] 佐藤旭 四球     空三振   右安   遊ゴ  
[6] 山本泰 空三振     遊ゴ   四球   二ゴ  
[9] 谷田 中飛     二飛   空三振   三邪飛  
[5] 横尾   空三振     左本① 中飛     三邪飛
[8] 藤本知   空三振     遊ゴ   右安   中飛
[4] 竹内惇   空三振     中安   空三振   四球
[3] 羽入田     空三振            
H 山本瑛         二ゴ        
3 齋藤             四球   空三振
[2] 須藤     右飛     二安      
R 梅野                  
2 小笠原             三ゴ    
[D] 北村     空三振     空三振      
HD 川崎               四球  
◆投手成績
  投球回数 打者数 球数 安打 三振 四死球 失点 自責
加藤拓 6 0/3 26 83
瀧本 26
◆監督、選手コメント

江藤省三助監督

(春のシーズンを終えて)よくやったと思うよ、よく勝てたと思う。(慶大の指揮を執る最後の試合となる可能性もある中での試合だったが)そういったことは考えていなかったね。日本一になることだけを考えていたよ。自分のことを試合中に考えたことはないよ。(開幕前におっしゃっていた、『打のチーム』が結実したシーズンだった)そうだね、打つチームができたよね。だからリーグ戦勝てたんだと思うよ。(今、選手にはどう声をかけてあげたいか)それはもう、よくやったと、それだけだよ。

 

佐藤旭主将(商4)

(今日の試合を振り返って)日本一を目標としてやっていただけに、勝てなかったことが悔しい、ただその一言ですね。(早慶戦から日が経ってチームの雰囲気やモチベーションというのは)日本一に向けてやっていくんだという気持ちはチーム全体にありましたしすごくいい雰囲気の中で練習に取り組めたんですけど、これが今の力かなと思いますし、このままでは秋に勝てないと思うので、とにかく秋に向けてやっていかなければならないことがいっぱいあります。(敗因は何であると考えるか)少ないチャンスの中で1本が出なかったということもありますし、やっぱりミスをした方が負けるなと思います。(初対戦となる濱口投手への対策などは)コントロールがすごくいいというピッチャーではなかったので、とにかく甘く入ってきたボールをしっかりとらえようという話だったんですけど、もともと結構うちは振っていくチームなのでそれが逆に裏目に出てしまったかなという風に思います。(これで春の戦いが終了したが、ここから秋に向けてどのように日々を送っていくか)春リーグ優勝はできましたけど、ミスというか克服していかなければならない箇所がたくさん出てきましたし、それに対しての練習を守備も打撃もやっていかないといけませんし、秋は他大もレベルアップして春のように簡単にはいかないと思うので、それに対抗できるだけの練習量をこなしていかないといけないです。(この春を以って江藤助監督が退任という形となるが)日本一を届けたかったので申し訳なかったという気持ちでいっぱいなんですけど、ここまで来れたのも優勝できたのも監督のおかげですなので、本当に感謝しています。(秋は竹内監督も復帰予定だが、集大成の秋に向けて一言)春秋連覇できるのはうちだけなので、とにかく連覇というのを目標に掲げてやっていきたいです。春は竹内監督に優勝を届けたい、優勝を報告したいという一心でやってきて、秋は同じグラウンドに立って優勝の瞬間を一緒に味わいたいので、強い気持ちを持って戦っていきたいなと思います。

 

瀧本健太朗(商4)

(今日の試合を振り返って)今日は僕は負けている展開での登板だったので、絶対に流れを呼び寄せるようなピッチングをしたいと思っていました。自分自身は頑張ることができたのですが、逆転できなくて残念な気持ちでいっぱいです。(無死1塁でのリリーフだったが)加藤がずっとリーグ戦で頑張ってくれていて、今度は4年生の僕たちが加藤を助ける番だったので、本当に頑張って投げたのですが、最後まで流れを呼び寄せられなかったなと思いました。(2イニングを完璧に抑えたが手応えは)リーグ戦の中盤からはずっと調子が良く、しっかりいつも通りに投げることができたら絶対に抑えられると思っていたので、それは収穫だったと思います。(小雨の中の登板となったが影響は感じたか)いえ、小雨とかは言っていられないので、それは関係なかったです。(今シーズンはどんなシーズンになったか)僕自身は4年生ということで就職活動もあったので、少し出遅れてしまったのですが、終盤にこうやってチームに貢献し、早慶戦で優勝することができて、全日本も経験することができたので、これは絶対に秋に生かしていきたいなと思っています。(夏に取り組みたいことは)僕はいままでそれほど三振の取れるピッチャーではなかったので、ここ一番というときに三振をとってもっと流れを呼び寄せられるようなピッチングを目指していきたいと思っています。(秋に向けて)全日本の初戦で負けたのは宿題だと思っているので、しっかりとこの宿題をやって、秋ももう一回優勝して今度は全日本も制覇したいなと思っています。

 

竹内惇(商4)

(今日の試合を振り返って)慶應の悪いところが全部出たという感じの試合で、初回からもやもやしていたというか、雰囲気が悪かったですね。いつも通り準備はしていたんですけど、いろいろ天候とかあって、いつも通りのスタートが出来なかったという感じです。(リーグ戦と違うところは)1回負けてもまだ次があるというリーグ戦に比べて、一発勝負というトーナメントの怖さが出たなという試合ですね。(神大の印象)次の塁を狙う意識がすごいあるチームだなと思いました。貪欲ですね。(今季を振り返って)優勝できたのは本当に嬉しいんですけど、全日本でこういう結果になって、本当にいろいろ課題ができたと思うので、秋に向けてまたチームがレベルアップできるように頑張っていきたいです。

 

藤本知輝(環4)

(優勝から今日まで約10日間、どういう練習を)雨が多かったので室内での打撃練習が中心だったんですけど、試合の間隔が空いてしまったので難しいところがありました。(神大の研究は)昨日の試合を見て各自でイメージをしていたんですけど、想像以上にピッチャーが良くて打てなかったので残念です。(雨で試合開始が遅れたが)その影響は特にないです。(試合中の雨の影響は)雨の影響で瀧本投手の送球ミスがあったので難しいところがありましたね。(今日の試合を振り返って)なんとなくですけど、ヒットが出なくて。個人個人で「なんとかしよう」という気持ちが強すぎて空回りしてしまったのかなという感じがありました。(ご自身のプレーを振り返って)つなぐ気持ちで打席に入っていたので、つなげたのは良かったんですけど勝てなかったので。何もないです。(秋へ向けて)もう今から秋に向けて始まっていると思うので、今日の失敗を忘れないようにということと、これからどうやって勝つかどうやってプレーしていくかを一から考えてやっていきたいと思います。

 

谷田成吾(商3)

(今日の試合を振り返って)僕がチャンスで打てなかったという、それだけです。それで負けてしまいました。(普段のリーグ戦と何か違いは感じたか)いつものリーグ戦とはトーナメントということで違いますけど、一発負けたら終わりなので、難しい試合だったんですけど、勝たなきゃいけなかったというふうに思います。(春のシーズンを終えて)リーグ戦はそこそこ打てたんですけど、やっぱり日本一を目指していたので、今回の結果は情けないというか、すごく悔しいです。(今後に向けて)連覇を狙えるのはうちしかないので、しっかりリーグ戦勝って、秋の神宮大会優勝したいと思います。

 

横尾俊建(総3)

(今日の試合を振り返って)負けて悔しいの一言です。(データが少ない中、どのようなイメージで打席に)フルスイングです。三振を恐れないで、思い切り振りにいきました。(先制本塁打の感想を)強く振っていったので、バットに当たったらスタンドに入っちゃいましたって感じです。(打った球は)低めの変化球です。(狙い通りだったか)いや、うまく反応できた結果です。(初戦負けという結果をどう受け止めますか)ただ力がないということなので、秋またリベンジして全国の舞台に帰ってきたいと思うので、とりあえず秋リーグを勝てるようにこのオフは過ごして、しっか り準備していきたいと思います。(この夏の取り組みについて)バッティング中心にとウェイトトレーニングをしっかりして、自分自身一回りスケールが大きい選手になりたいと思います。

 

加藤拓也(政2)

(今日の投球を振り返って)点を取ってもらった直後に点を取られてしまったのでそういう部分は直していかなきゃなと思います。(大車輪の働きをしたリーグ戦から疲れはありましたか)疲れは残っていた感じはなかったですけど、今日はそんなに調子が上がらなかったです。(要因は)フォームのバランスがうまく今日はまらなかったのが一番の原因だと思いますけど、そういう調子悪い時でも抑えられるようにならなきゃいけないと思っているので、それができ なかったのは残念でした。(雨の影響は)特にはなかったです。開始が遅れたのもそんなに深くは考えずに、試合が始まった時にしっかり入れるように準備はしていましたけど、雨だからっていうのは関係なかったと思います。(全日本の舞台の感触は)リーグ戦と違って一発勝負で、点を取ってもらった後にすぐに逆転されてしまったことで相手に流れも行ってしまったと思うし、その流れを最後まで引きずってしまったので、相手にやられたというよりはそういう流れに押されて負けてしまったので、一発勝負の中でそういうのは気を付けていかなきゃなというのを感じました。(この夏に取り組みたいこと)フォームの安定もそうですし、粘り強く投げることの大事さを今日感じたので、そういうメンタル的な ところを身体的な部分と合わせてやっていきたいなと思います。頑張ります。

 

齋藤大輝(商2)

(今日の試合を振り返って)雨もあって色々コンディションが難しかったんですけど、リーグ戦と違って一発勝負なのでその難しさを感じた試合でした。(リーグ戦後、どのような練習をしてきたか)雨が結構続いたので満足のいく練習ができなかったというのもあるんですけど、みんなバットがあまり振れていなかったのかなと思います。(ベンチから相手投手はどう見えていたか)チェンジアップがとにかく良かったです。難しいところではあったんですがチェンジアップに対応しながら、しっかり甘くなったストレートを打つというのが崩せる方法だったと思います。(最後はどのような気持ちで打席に入ったか)とにかく後ろにつなごうという気持ちでした。(秋に向けて成長したいところ)ここで負けたのは実力だと思うので、秋は僕が打ってチームの勝利に貢献できる打者になりたいと思います。

 

須藤隆成(環2)

(今のお気持ちは)チャンスを生かしきれなかった。守りでは加藤がそんなに調子はよくなかったですけど悪いなりに頑張ってくれたので。1点でしのいでいれば全然違ったので無駄な点があったなと思いました。(初スタメンだったが)試合前はかなり緊張してたんですけど、グラウンドに出たら緊張はなくなったので。いつもと違って最初からの出場で打席も何度か回ってくるので余裕をもてました。思ったより緊張しなかったのでよかったです。(スタメンが決まったのは)今日のアップ前くらいです。(加藤投手は4回までスムーズだったが5回に崩れた。異変はあったか)フォームが加藤自身も僕もあまりよくないなと思っていて、それでも4回までは順調に打たせて取れていました。5回は相手の打球がいいところに飛んで、 パスボールもあって。1度のピンチに3点取られたというのは守りとしてはミスだったかなと思います。(パスボールや暴投に雨の影響は)雨は関係なかったです。(夏はどのような練習をしていくか)個人的にはもっとバッティングを磨いて、長打を打って自分でチャンスを作れるような気持ちで。守備は今日の球もどうしても取れないという球ではないので、そういうところを突き詰めて、失敗を許されない場面で絶対に失敗しない、100%取れるというところまでもっていきたいと思います。

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