【バレーボール】 遠い初勝利…まさかの逆転負け 東京学芸大戦

2週間ぶりとなったこの日の試合の相手は、慶大と同じくここまで全敗の東京学芸大。一進一退の展開から、第5セットで一時は4点をリードするも、まさかの逆転負け。初勝利には至らなかった。DSC_0023

5月10日(日)春季関東大学男子1部バレーボーリーグ 第7戦 慶大×東京学芸大 @日本体育大学 健志台米本記念体育館      

得点
慶大 セット 東京学芸大
25 23
20 25
25 18
17 25
15 17
 

 第1セット序盤はミスが続き、なかなかリードを広げられないでいると、2度の4連続失点で最大3点のリードを許す。今季はここまで粘り強さに乏しい慶大だが、布川智規(商3・桐朋高)、黒田彪斗(環2・富山第一高)の両サイドを軸に辛抱強く攻め、逆転でこのセットをものにした。

 

流れを引き継ぎたい第2セットであったが、またしても序盤にミスが相次ぐ。7-6とスコアこそほぼ互角だが、内実はここまでの失点はすべて慶大のミスによるものという、効率の悪い攻撃だった。中盤以降、相手は着実に得点を挙げる一方で慶大は目立った攻撃が見られず、このセットを落とした。

高いスパイク決定率を誇る上田(中央)

高いスパイク決定率を誇る上田(中央)

一転して第3セットでは黒田のスパイクを中心とした攻撃で終始慶大が主導権を掌握。開始直後を除けば一度もリードを譲らないまま、安定した試合運びでこのセットを取った。これでセットカウント2-1と、念願の初勝利を予感させる試合展開となった。

 

しかし、ここからが上手くいかない。第4セットでは直前の試合運びが嘘かのように、なすすべなく6-13とあっという間に差をつけられた。これ以降も決定力を欠き、点差を詰められないまま第4セットを落とし、試合はフルセットへともつれ込んだ。

 

第5セットは5連続得点などで8-4で折り返し。初勝利をほぼ手中に収めたかのように思われた。ところが活気ある攻撃が続かない。わずかの間に10-11と逆転を許すと、先にマッチポイントの機会を得るもののこれを逃す。最後は連続のミスによる失点でこのセットを落とし、まさかの敗北を喫した。

 

初勝利があまりに遠い。2週間ぶりの試合でこの展開と、勝てる要素は十分にそろっていたはずなのに、結果は伴わなかった。この敗戦は選手自らも「誰がどう見ても勝っている試合」(野瀬主将)と述べる、非常にもったいないものだった。特にセットの序盤でミスが目立ち、精彩を欠いたプレーについて宗雲監督は「結果以上に(中略)残念」と悔いた。流れに乗れているときは着実に得点を挙げられるのだが、それが長く続かない。この日も黒田のスパイク頼りの一本調子の攻撃が最後に仇となってしまった。かみ合えばこの状況を打開できる実力はあるのだが…。慶大バレー部が今、苦しんでいる。

(記事 平島将大)

 

宗雲監督

(試合を振り返って)非常にミスの多い試合で、バレーボールという競技の本質で勝ち負けが決まった試合ではないですね。結果以上にミスの多さに残念です。(リーグ戦中断期間の練習はどういったことを意識されたか)前半戦は雰囲気が悪かったので、それを変えてほしいというのと、もう一回ブロックやコンビネーションを確認するということ。それと企業の選手の力も借りながらやってきて、昨日やおとといと内容は良くなっていたと思うんですが、今日はびっくりするくらい最初バタバタしていましたね。(次週の試合に向けて)選手には一つ注文をつけたんですけれども、公式戦に来る心構えが全くできていないので、自分たちがお客さんの前で試合をするということはどういうことか、ということをもう一回見つめなおしてからもう一回来週臨むようにと言ってあるので、開き直ってやってもらいたいと思います。

野瀬主将

(試合を振り返って)要所要所でいいプレーも出ていますし、悪いプレーも出ているんですが勝ちきれないですね。練習の甘さとかが出ているんだと思います。特に今日は誰がどう見ても勝っている試合で、そこで勝てないということは弱いチームだと思うし、精神的にも。競ったときにいかに冷静に自分のやりたいことができるか、その部分だけだと思うし、そこが一番難しいところだと思います。(リーグ戦中断期間の練習は)まずは前半戦の試合の総括をして、もっと自分たちがすべきことを徹底してやると、ミスを減らすだとかブロックを止めるとかそういうことに執着してやってきたのですが、出たところあれば全く出なかったところもありました。(次週の試合に向けて)入れ替え戦も見えてきていますが、勝てない相手だとは思わないので一週間しっかり調整してきます。

 

サイド 黒田 彪斗(環2・富山一高)
セッター 尾木 将(政2・修道高)
センター 上田 悠貴(総4・生野高)
サイド 池田 裕哉(環3・北嵯峨高)
サイド 布川 智規(商3・桐朋高)
センター 上野 素希(文3・甲陽学院高)
リベロ 野瀬 将平(環4・東福岡高)
途中出場 佐藤 凛太郎(環4・東北高)
林 智之(商4・高知学芸高)
清水 拓朗(環3・弥栄高)
松岡 海(文2・慶應高)
立木 智大(政2・慶應志木高)


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