【ホッケー(男子)】最後まで集中切らさず1点ゲームを制す!/関東学生ホッケー秋季リーグ順位決定予選 駿河台大戦

男子ホッケー

プール戦を終え、新たなステージに挑む慶大男子ホッケー部。初戦の相手は駿河台大学だ。前半、慶大が試合の主導権を握るも、好機を生かせず得点を奪うことができない。後半に入ると、相手が勢いを増し防戦一方の苦しい時間帯が続く。しかし27分、中盤からのロングパスをFW前多亮佑(経1)が決め、ゲーム初得点を奪う。この1点を最後まで守り切り、価値ある1勝をもぎ取った。

 

平成29年関東学生ホッケー秋季リーグ Aプール

10/14(土) 11:15試合開始 駒沢オリンピック公園第一球技場

 

 

前半

後半

合計

慶大

駿河台大

得点者

 

後半27分 前多亮佑(経1)

スタメン

GK小川修平(政3)

DF吉國光裕(政4)、渡邉陸(法4)、米山大樹(政4)、望月慎之介(経1)

MF福谷亮太(政4)、金田翼(政3)、吉川大地(政2)

FW永野裕太(政3)、大久保遼(政3)、大橋俊介(政3)

 

 

下位リーグ初戦の相手は、Bプール4位の駿河台大。Aプール3位で進出した慶大にとっては、何としてでも勝利を収めたい試合だ。

決勝点につながる打ち込みも見せた金田

 開始からボールをコントロールする慶大。6分にPCを獲得するが、ここは決まらず。その後も素早いパス回しで少しずつ攻撃のラインを上げていくが、ゴール前を固める駿河台大の守備に阻まれ、なかなか得点に結びつけることができない。MF亀倉玲(政4)やFW大久保遼(政3)らが積極的にシュートを放つも、ことごとく止められてしまう。33分には、相手ゴールライン直前でシュートのチャンスがあったが、この決定的な場面を決めきれない。前回の山学大同様、守備陣には安定感があり、相手の攻撃に冷静に対処。ほとんどシュートを打つ機会を与えない。両チーム譲らぬ戦いで、0-0で前半を折り返す。

攻め上がる吉川

 勝負の後半。先に点を取った方が勝つ、という空気がフィールドに漂い始める。前半からの勢いそのままに得点を決めたい慶大だが、徐々に試合は駿河台大ペースに。守りの時間が長くなり、一つ一つのプレーに緊張が高まる。15分には相手にPCを与るピンチを招くが、ここは守備陣がしっかりと防ぐ。そして27分、MF金田翼(政3)からのサークル内への打ち込みをFW前多が合わせ、待望の初得点。チーム全体が歓喜に沸く。終盤の時間帯ということもあり、最後まで駿河台大の猛攻が続くが、守備陣が踏ん張りこの1点を守り切った。

DFを引っ張る米山

 「攻めている時間が長かった割に攻めあぐねていた感じ」、と前多が振り返るように、粘り強さが求められた今試合。結果として、終盤の1点がそのまま決勝点となった。このような接戦で勝ち切れたことは、チームにとって大きな自身となるだろう。リーグ戦が進み相手が強くなるほど、ワンプレーが勝敗を左右することになる。そして迎える11/3の5位決定戦の早慶戦。奇しくもその2日後にも早慶定期戦も控えており、勝負の早慶2連戦となる。リーグ戦を5位で終わらせ、慶大の強さを見せて欲しい。

 

 

(記事:下川薫、写真:堀口綾乃)

 

 

次戦 11月日() 順位決定戦 vs

11:15 試合開始 @慶應日吉グラウンド 

 

 

以下、選手コメント

 

前多亮佑(経1・慶應義塾)

(試合を振り返って)序盤から内容は良くて、自分たちが目指しているホッケーの形はできていたと思います、終盤にかけて少し相手の時間もありましたがディフェンス陣が無失点に抑えてくれて勝ちにつながったと思います、勝てて良かったです。(一点が重い試合だった。チームの中に焦りなどは)結構攻めている時間が長かった割に攻めあぐねていた感じがあり、得点近くまで行っても得点できなかったりしたので少しあったかもしれないです。(ハーフタイムには監督からどのような言葉があったか)(前半の)形はいいのでこのまま続けていこうと声をかけていただきました。(自身の得点シーンを振り返って)金田さんから来たボールが来た瞬間に、これはいけると思って、全力で決めに行きました。やっとチームに貢献できてよかったです。(次の試合ではどのようなプレーをしたいか)得点してチームを勝利に導くのはもちろん、今回はチャンスを頂いたので、今度は自分でチャンスメイクして得点につながるプレーをしたいです。

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