原匠(環3・近大付属高)
誰にも劣らない攻撃力を兼ね備える原
(試合振り返って)とにかく勝てて良かったというのが率直な感想です。4年生との最後の試合だったので勝って終わりたいという気持ちが強かったので。(久しぶりの出場で調子は)怪我の調子も良いという訳ではなく、体力的にも戻ってきていない状況だったので正直かなりきつかったです。ただ、調子が良くても悪くてもディフェンスやリバウンド、ルーズボールなどの部分は徹底できると思っていたので、そこだけはやり切ろうと考えてプレーしていました。(逆転スリーの時の気持ちは?)とにかく夢中だったので正直あまり覚えてないです。絶対自分が決めてやるって気持ちだけは人一倍強かったと思うので、それが結果として出て良かったです。ただの良いとこ取りでしたけど。笑(今年度を振り返って)結果がなかなか出ず、苦しい1年でしたし、色々あった1年でしたが、最後の最後に勝利で終われたことは本当に良かったです。その中で、各自収穫はあったと思うし、3年生以下は来年に向けてまた頑張っていきたいと思います。(リーグ戦中意識していたことは)個人的には特別なことはしないということを意識していました。地道に練習で積み上げてきたもの以上の力は出ないと自分で割り切っていたので、今ある力をどれだけ出せるかということを意識していました。その中で結果が出ないということは自分の実力不足であるし、また練習を積み重ねるしかないと考えていました。(来年に向けて)来年からは最上級生として、慶應らしさというものを1番に体現出来る選手にならなければならないと思っています。厳しい状況は続くと思いますが、一人一人が考えて行動できるチームというものを今の3年全員で作り上げて、まずは春の早慶戦に最高の状態で臨みたいと思います。
鳥羽陽介(環3・福大大濠高)
攻守ともに好プレーを連発した鳥羽
(試合を見ていて)最終戦は、スタメン、ベンチ、応援がどんなに苦しい場面でも諦めずに戦い抜いた姿がいい結果を生んだと思います。(怪我の調子は)怪我はだいぶ順調に回復しています。(今年度を振り返って)たくさんの事がありました。結果を見れば早慶戦優勝、一部昇格と今年掲げた目標は達成できませんでした。しかし、「慶應はどうあるべきか」ということを考えさせられる年でした。(意識してプレーしていたことは)上級生として引っ張っていこうと心がけていましたが、空回りしてしまっていたと振り返って思います。もちろん自覚を持ってプレーをしていかなければなりませんが、チームメイトに助けられていたところが多く、感謝しています。(来年度はどんなチームにしていきたいか)来年はセンター陣がたくさん抜けて全体としてサイズがなくなります。しかし、「慶應とはやりたくない」と相手に思わせるようなチームになりたいと思います。そのために準備をしっかりしていきます。(来年度への意気込み)周りから応援されるチームを目指して頑張っていきます。
澤近智也(環3・高知学芸高)
体を張ったプレーでチームを支えた澤近
(試合を振り返って)本当に勝ててよかったです。何としてでも勝たなければならない試合ということもあり、空回りして前半思うようなプレーができませんでしたが、我慢して後半に繋げられたことは良かったと思います。(前半は特に厳しい状況だったが)前半は相手のペースでなかなかこちらのリズムでプレーすることができませんでしたが、我慢すれば必ずこちらに流れが来ると信じてプレーしていました。(勝利でリーグ戦を終えることができた点に関しては)負けてしまうと順位決定戦にまわるということもあり、勝利できて良かったです。(今年度を振り返って)春シーズンでは早慶戦で負けてしまい、リーグ戦では目標にしていた一部昇格を達成できなかったことに悔いが残ります。しかし、自分自身リーグ戦で少しは成長することができたと思います。来年に繋げていきたいです。(スタメン出場と途中出場がどちらもあったが、気持ちの面で違いは)気持ちの面で違いはありません。自分自身の中でやるべき仕事はスタメン出場でも途中出場でも変わらないので。(来年度への意気込み)来年は最終学年となるので、チームを引っ張り、早慶戦では優勝し、リーグ戦では一部昇格できるよう最大限の努力をして準備していきたいと思います。
髙田淳貴(環2・城東高)
髙田の3ポイントは観客を魅了した
(試合を振り返って)前半からチーム全体の流れが悪くて、ベンチの中も暗い状況でした。ただ阪口さんも4Qが勝負だとおっしゃっていて、最後だったので全員の気持ちものって、最後の最後に逆転できて本当に良い勝負ができたと思います。(後半逆転できた要因は)技術面云々は変わらないと思っていたので、全員吹っ切れて、4Qに思い切ってシュートを打てたのが良かったのかな、と思います。(今シーズンを振り返って)早慶戦の負けから始まって、リーグ戦でも1部復帰を目指していましたが、負けが続いて苦しい1年でした。それでも終わりの部分では、今日の試合で勝つことができたので良かったです。(引退する4年生について)1年間辛い中でも引っ張ってくれて、本当にありがたい存在でした。僕も来年から4年生になるので、今の4年生のような姿を見せられるように、そして後輩たちにそれを引き継いでいけるように頑張りたいです。(来年の目標は)4年生からも1部復帰という目標を託されたので、来年からはチームの中心となって、絶対に1部に復帰したいと思います。
山﨑純(総2・土浦日大高)
スーパースターとの呼び声も高い山﨑
(試合を振り返って)前半はオフェンスが重くて悪い流れだったけれど、とりあえず勝つことができて良かったです。(前後半で流れが一変したが)前半は速攻を多く出されてディフェンスがバラバラでしたが、後半はそこを修正できたかな、と思います。(今季のリーグ戦を振り返って)当初の目標は1部復帰だったのですが、最初にいきなり連敗してしまって、チームとして暗い時期もありました。それでも後半へ進んでいくにつれて、特に下級生にとっては良い経験ができたと思います。(自身の成長ぶりについて)前半戦は多分少し緊張もあったりしましたが、後半はチームに怪我人が多く出て、自分のプレータイムが増えたので、そこでいろいろと経験を積むことができました。最後の方は自分でも良いプレーができたな、と思います。(引退する4年生について)今年1年なかなか勝てずに苦しい時期も続きましたが、その中でも下級生に声をかけて引っ張ってくれたので、今はただ感謝したいです。(来年への意気込み)プレーでチームを引っ張るのもそうですが、プレーだけではなく練習中の声出しの部分などでも、下級生を引っ張っていけるように頑張ります。
甲谷勇平(環1・東山高)
1年生ながらも大きな活躍を見せた甲谷
(試合を振り返って)先輩たちの意地が出た試合だったと思います。(前半の点差を後半でひっくり返したが)諦めない気持ちとディフェンスを徹底することをハーフタイムの時に話し合ったので、そういったところが後半逆転して勝利につながったのかなと思います。ハーフタイムでは、気持ちを切らさずにこのまま少しずつ点を決めていこうと言っていたので、そういった部分が良かったかなと思います。(相手チームの疲れは感じたか)前半、相手チームがよく入ったので、後半はそんなに入らないだろうとは思ったのですが、少しずつシュートも外れてくるから、そういった部分で外れたらリバウンドを取って、点につなげられたことが良かったのかなと思います。(リーグ戦中、苦しい試合が続く中で大変だったことは)連敗や負けが続いたときに、どれだけ気持ちを切らさずに切り替えて、一日一試合を戦える気持ちと体のコンディション作りが難しかったです。(1年生だからこそ意識していたことは)やっぱりベンチから見ていることが多かったので、今チームに何が足りないのかを感じて、そういったところを補えるようには意識していました。(来年度への意気込み)来年以降も少しずつ出場機会が増えてくると思うので、思い切ったプレーでチームを勢いづけたいと思います。
堂本魁リン(商1・慶應義塾高)
今後の活躍にも大きな期待が懸かる堂本
(試合を振り返って)今日の試合は今までの4年生の集大成が見えたなと感じていて、リーグ戦で負けが続いて、どうしても勝ちがほしいというところがあったのですが、最後には4年生みんなの勝ちたいという意志が試合に表れて、最後の最後で逆転勝利を収められて良い結果で終わったと思います。(前半と後半で気持ちの切り替えはあったか)前半と後半の間のブレイクの部分で阪口先生からも言われたのですが、しっかりここから本来の自分たちを出していこう、プレーにこだわるのではなくて自分たちがやりたいことをやろうとおっしゃったので、そこからは気持ちが吹っ切れたと思います。(出場時に意識してプレーしていたことは)僕はいつも途中交代で、体力はあり余っていると思っているので、出ている間は誰よりも走って得点やディフェンスにつながればと思っていました。(体を張ったおうれーも多いが)ポジションがポジションという面もあったと思いますが、そこも体力と同じでスタメンに活力を与えられたらなと思ったので、そこは頑張らせていただきました。(兄である堂本阿斗ディーンとの共演も度々あったが)正直いつ一緒にやっているかというのは全然わかっていなくて、試合に出ているときは誰が出ているのかわかっていなかったので、終わってみたら嬉しい経験だったなと思います。(来年度への意気込み)来年は今主力の4年生3人が抜けてしまって、大変な時期になるかもしれないのですが、そこを僕ら下級生が補っていけるように、精一杯頑張っていこうと思います。