【バレーボール】〈全カレ前特集④〉注目選手座談会 加藤真×宮川郁真×永田将吾×小出捺暉

バレー企画

左から加藤真、永田、小出、宮川

全日本インカレまであと4日。本日は、加藤真(商3・慶應)、宮川郁真(総2・松本県ヶ丘)、永田将吾(総2・高松)、小出捺暉(環2・駿台学園)の4人による座談会をお届けします。ポジションの変動など、様々なことがあったこの1年間。来年以降の慶大の中核を担うであろう彼らは、何を考えたのでしょうか。ぜひご覧ください。

 

 

(※この取材は11月20日(水)に行いました。)

 

 

お互いの印象

 

 

――まずは右隣の人を紹介してください

宮川 真さんからで(笑)!

加藤真 じゃあ僕から!根が真面目なので、永田。やんちゃしたいんですけど、ちょっとできない。

一同 (笑)

加藤真 いやでもリーグ期間中とかは、ずっと僕と一緒に(リベロとして)出ていたので、お互い助け合いながら頑張っていました。真面目な子です!

宮川 (笑)

永田 (小出)捺暉は、なんだろう…言うこといっぱいあるの!

小出 (笑)

永田 ちゃらんぽらんしてそうだけど、多分一番真面目なので。

小出 いやいやいやいや(笑)。

宮川 みんな真面目じゃん(笑)。

永田 テスト勉強とかも、一番ちゃんとしてる。

小出 いやいや、それは馬鹿だからね。

永田 ノートもちゃんと取っていて。あと、バレーは上手いよね、全部。どこでもできる。すごいプレーヤーだと思います。

小出 ありがとう!

永田 (笑)

小出 (松本)県ヶ丘の星の宮川郁真です!

宮川 …下手くそかよ(笑)!

一同 (笑)

小出 まあ郁真は、まあ真面目ではないと思うな、俺は(笑)。

加藤真 (笑)

小出 国士戦(秋季リーグ戦最終戦vs国士館大)は助けてもらったので…(笑)。

宮川 (笑)

小出 今後もチームを引っ張ってやっていってほしいと思います。以上です。

宮川 真さんは、1個上の先輩なんですけど、良い意味で先輩の壁を感じないというか。

小出 良い意味で…(笑)。

宮川 良い意味で!いつも自主練とかも付き合ってくれて、球出しとかもしてもらうし。アドバイスももらうし。ポジション的にはリベロもやったりサイドもやったりってすごく大変なんですけど、マルチにこなしていてすごいなって思います。自分的には、お世話になっている先輩です。

小出 あだ名は?

宮川 あだ名は…「うなぎ」です。

小出 (笑)

 

加藤真(商3・慶應)

 

 

――今宮川さんのお話にもありましたが、ほかのお二人から見て、加藤真さんはどんな先輩ですか

加藤真 ここ大事だよ!

一同 (笑)

小出 大事だわー。

一同 …(一瞬の沈黙)

加藤真 パッと答えなきゃ(笑)!

宮川 (笑)

永田 春も秋も2人でリベロしていたんですけど、試合中はすごく色々なアドバイスもくれるし、頼もしい先輩です。私生活は、多分僕のことオモチャだと思っているので、なんか色々してきます(笑)。

小出 すごく話しやすい先輩ですね。なんか…色々優しくしてくれますね。まあ僕は、飲み会で話しているときが楽しいです(笑)。

加藤真 そんだけ(笑)!?

小出 いやもうありすぎて、ちょっと言えないっていう。あ、今度うなぎ食べさせてほしいです。

宮川 あ!俺も!行きたい!

 

――加藤真さんから見て、後輩たちは

加藤真 永田はさっき言った通り、お互い支え合ってやってきて。試合中とか練習中はお互い色々なこと言って助け合っているんですけど、プライベートでも結構。なんかお節介かもしれないですけど、後輩の面倒を見るのが好きなので。まあなんか色々仲良く喋っていますね。捺暉なんかは、帰る方面が一緒なので。

小出 (笑)

加藤真 やばい、バレーのこと何も出てこない(笑)。バレーのことにするか!

小出 まあバレーは置いておいて(笑)!

加藤真 置いといちゃ駄目じゃない(笑)?バレーのこと言うと、捺暉は、春とか秋もレセプション(サーブレシーブ)をずっと一緒にやっていたので、レセプションのことをずっと一緒に話したりとか。(秋の)入替戦は捺暉がリベロで僕がスパイカーで。同じポジションで一緒に戦うっていうことはあんまりないですけど、まあ違うポジションになっても、一緒に。すごく頼りがいがある後輩だなって思います。郁真と将吾は、ずっと自主練を一緒に3人でやっているので。この間、国士戦で郁真が代わって入って逆転したときは、まあ僕も試合に出ていたんですけど、ベンチに座りながら、郁真がサーブ返したりスパイク決めたりブロック止めたりしているところを見ていて、ちょっとウルっときちゃって。一緒に頑張ってよかったな、ってすごく思いました。まあ今後、4年生が抜けた後に、慶應を引っ張っていってほしい1人だなと思います。

 

 

バレーボールの魅力

 

 

――皆さんでバレーの魅力を語ってください!

宮川 …こういう質問、捺暉、得意じゃん!

小出 え、俺(笑)!?俺、何考えてやっているかわからないから…

永田 あー。じゃあ真さんかな?

加藤真 いやいやいや(笑)。ちょっとは言えよ(笑)。

宮川 どのスポーツよりも、瞬時の判断が必要かなって。一回一回プレーが止まらないから。

小出 それが楽しいってこと?

宮川 楽しいっていうか、難しいけど、それができたときの喜びが一回一回大きいかなっていうのは感じます。

小出 おー。

永田 後はあれじゃない?見る分には、他のスポーツより点数が入る回数が多いから、1点1点の盛り上がりはそんなにだけど、見やすい感じはすると思います。

小出 見ていて飽きない。

加藤真 ボールを落とさないっていうのがやっぱり大事なので、そこに食らいつく感じがすごく良いのかなと…なんかざっくりしてますけど(笑)。まあ(ボールを)落としちゃうと点を取られちゃうので、落とさないように、常に。最後相手のコートに落とすっていう本質的なところが面白いなと思います。

宮川 わかりやすい、見ていて。落ちたら失点。

加藤真 点が入るのがわかりやすい。

 

――永田さんは守備専門のリベロですが、リベロ以外のポジションだったらどのポジションをやってみたいですか

永田 リベロじゃなかったら、オポジットやりたいですね!

一同 (笑)

宮川 きっも(笑)。

小出 想像したら…(笑)。

永田 やっぱりエースってかっこいいじゃないですか。点数いっぱい取ってかっこいいから。人生で一回もそういうのやったことないので、一回くらいはちょっとやってみたいなっていう気持ちがやっぱりありますね。

小出 (笑)

永田 笑うな、まじで(笑)。

 

宮川郁真(総2・松本県ヶ丘)

 

 

――ほかの3人は、スパイクだったりブロックだったり、色々なプレーをされていますが、自分が一番好きなプレー、得意なプレーは?

小出 好きなプレーはやっぱりスパイクですね。バレーボールやっていたらみんな結構スパイクが好きだと思います。得意なプレーはやっぱりサーブカット(サーブレシーブ)ですかね。

加藤真 好きなプレーというか、シチュエーション的には、自分のサーブカットとかパスで他の人がクイックとかを決めたときに「よっしゃ!」って、すごくうれしいですね。

小出 それはあるね。

加藤真 自分がパスして自分がスパイク決めるのもうれしいし、楽しいですけど、自分のパスで他の人が決めてくれたっていうのが、達成感があります。

永田 それがバレーの良さですね!

宮川 好きなプレーは…ブロックかな。

一同 へー!

加藤真 知らなかった(笑)。そうなの?

宮川 得意なプレーはブロックだと思います。

永田 ピンブロ(ピンチブロッカー)だから。

宮川 相手のプレーを一瞬にして終わりにするというか。ドバーってやって、相手が残念がっているのを見るのは、一番…

永田 うわー(笑)。

小出 性格わるっ(笑)!

永田 巨人じゃん(笑)。

宮川 盛り上がるプレーでもあるし。

 

――何か1つ『世界で一番の能力』を手に入れられるとしたら、どういう能力が欲しいですか

小出 覇気とかかな?

宮川 (笑)

小出 悪魔の実とかそういうやつかと思っちゃった(笑)。

 

――以前は「瞬発力」などの回答がありました

宮川 …覇気欲しいっていえば(笑)?

小出 覇気欲しい(笑)。覇気、結構良くない?

宮川 俺も覇気は結構欲しい。

永田 馬鹿ばれるって…(笑)。

加藤真 もうばれてるよ(笑)。

一同 (笑)

加藤真 リアルな話、ボールセンスとかじゃない?

宮川 あー。

加藤真 タッチのセンスが良くなったら、パスも返るし、スパイクも絶対ミートするし。

小出 僕はなんか、エンペラーアイじゃないですけど…

宮川 (笑)

小出 なんか距離感とか…スパイクも、毎回同じ体勢で同じヒットとか、まあボールに合わせるんですけど、同じ高さでその場所でヒットできれば、決まったり。かぶったりすると結構、相手のブロックが見えなかったりするので、距離感とかが常につかめるように。上手い選手って結構そうだと思うんですけど、毎回同じ感じで打てているなって。そういう距離感がほしいですね。

宮川 自分はやっぱりパス力かなと思います。自分に今一番足りないものがパス力だから、ないものねだりなんですけど。慶應に求められている、一番足りないところかなと思っています。確実にパスを返せるようになりたいですね。

 

――素人目の質問なのですが、レシーブが上がり続けるチームってどうして上がり続けるんでしょう

小出 ブロックが良いチームなんじゃないですかね。慶應はまあ身長も高いし、良くなってくると思うので、守備練習の時間短いですけど、集中して。そういうところを極めていけば。多分ブロックも結構良くなってきていると思うんですけど、リードブロックのスピードとか細かいところはちゃんと練習しないといけないし。あとは、相手が高い攻撃のところだったらいいんですけど、速い攻撃をしてくるところだと、やっぱりちょっとの練習じゃ追いつけないところがあるのかなと思います。

永田 あとは、個人個人の判断がみんな正確で、しかもその判断をするのが、速いかなって。とくにバックのレシーブの人が…組織としてというのはさっき捺暉も言っていたのが当然あるんですけど、相手のスパイカーの状態とかトスの長さとかを見て、「あ、この位置に来るな」っていうふうに判断して、その判断した位置もあっているし、その判断するタイミングも多分慶應とかよりも全然速いから、簡単そうに返っている回数も多い、っていうのはあるかなって思います。

小出 練習で慣れてるよね。

 

 

2019年シーズン

永田将吾(総2・高松)

 

――この1年間、それぞれポジションの変動など様々なことがあったと思います。それぞれ振り返っていただきたいです

加藤真 代が始まってからすぐに僕はけがをしてしまったので、初っ端はリハビリだったんですけど、復帰してすぐ監督から「リベロやらないか」っていう相談が来て。リベロはあんまりやったことがなかった、前のシーズンちょろっとやったんですけど、ちゃんとやるのが初めてだったので、すごく緊張しました。しかも…まあ1部でなかなか結果が出なかったので、ずっとしんどいなっていうのが結構ありましたね、春は。2部落ちてから早慶戦前にポジションが変わって、またスパイカーやるってなって。そこでなんか、一度忘れていたバレーの楽しさとかを思い出せたというか、初心に戻れたというか。ある意味、ポジションのシャッフルが良いきっかけになって。夏、スパイカーやっていたんですけど、けが人が出たりして、秋リーグはまたリベロやることになって。2部で大事な法政戦で結構僕がえぐってしまったので、すごく責任を感じているんですけど…それで(秋の)入替戦も、結果的に他の人に任せる形になってしまったのでそこも申し訳ないんですけど、結局1部昇格を目標にしていた秋のシーズンに結果を出せなくて、すごく悔しいです。残りの全カレと来春に向けて頑張りたいと思っています。

永田 僕は、今年の個人的な目標が、「1年間試合に出続ける」っていうこと。去年、春は試合に出ていたのに、秋は出れなくて、っていうのもあって。で、今年はそれを目標にやっていて。開幕もスタメンで出られたんですけど、(春の)入替戦負けて、そのあと捺暉がリベロして、ってなって、試合に出られない時期もあって。そういう意味では目標が達成できていないので、色々悔しかったんですけど、逆にその試合に出ていないことで、夏のシーズンとかは自分に足りていない筋トレだったりとかサーブレシーブだったりとか、個人のスキルを磨く時間に使えたかなって。そこは、試合に出ていないことをポジティブに捉えることができたかなっていうふうに思います。

小出 去年は最後までポジションが変わらなくて。今年になって、代わる代わるって…。早慶戦でリベロに代わったんですけど、(秋季)リーグ戦からまた戻って。(1年間で)サイドとリベロを行き来しました。まあ別にそんなにポジションが変わったからって言って、やりにくさとかはないんですけど、まあなんか…。やっぱりスパイカーやりたいっていう気持ちは、(加藤真・永田の)2人がいる前で言うのはちょっと申し訳ないんですけど、あります。でも、試合に出られないよりは、リベロでも出ていたいっていう気持ちがあります。(秋の)入替戦の前に「リベロをやってほしい」って言われたときは、それでチームが勝てるなら良いなとは思ったんですけど、まあちょっと「それで本当にうまくいくのかな」っていう不安も…太凱さん(富澤太凱副将=経4・慶應)とかも、(リーグ最終戦の)国士戦は良かったけど、別にそこまで試合に出ていたわけでもないから、途中で崩れるんじゃないかなとか、そういう不安は多々ありながら。みんなで話し合って、最終的にそのフォーメンションでいこうっていうことになったので、そこは納得してやりました。入替戦のときは「できたてのチーム」みたいな感じだったんですけど、そこから1カ月経って、チームもちょっとずつまとまってきているのかなと思います。

宮川 自分は、去年からずっとアフター練でキャッチ(サーブレシーブ)とかやっていたので、やっていることは変わらない。でも、去年に比べれば試合に出られる機会が増えたかなって。それがマルキさん(マルキナシム主将=総4・川越東)の調子が悪かったりとかで実力で出れたかは怪しいんですけど。それにしても自分的には、試合に出る機会が自分が練習して増えたっていうのは、普通にうれしいかなっていうのはあって。ただ、チームとしての結果があんまりついてきていないので、それだと自己満足になっちゃう。来年に向けては、自分がもっと上手くなって、もっとチームの勝利に貢献できるような感じになっていければいいかなって。試合の途中で出ることが多かったから、あんまり大きな仕事したっていう感じじゃないけど、もっとちゃんと試合に出られるようにしないといけないな、っていうのをまた感じたし、自分のできることとできないこと、通用するようになったことと通用しないことが、よりはっきりした1年だったかなと思います。やることは変わらないけど、もっと上達していければいいなと思います。

 

――3年、2年として1年間を過ごしてきて、意識に変化は

宮川 3年生は変わったよね。

永田 変わった。

加藤真 変わった?

小出 上級生感が。

加藤真 出た?わかんない、俺ら自分たち一緒にいるからさ、変わった感があんあり感じられない。

宮川 3年生ががつがついっていたというか。

永田 春とか。

加藤真 あー。3年生が試合に出ることが多いから、3年生が結構試合中に引っ張るとか、練習中でも中身で引っ張ることとかは、去年よりは。去年は祥樹さん(伊藤祥樹前主将=H31卒)がいたから。試合に出ている人たちが引っ張るっていう面で、3年生がリーダーシップをもって、主導的に動く機会が増えたかなっていうイメージはあるかもしれないです。まあ2年生も、試合に出ている人が多いので、来年育ってくれればいいなと。期待を込めて。

小出 俺ら何も変わってないな。

宮川 多分うちの学年は何も変わってないです。

永田 まじでないと思う。学年の数字が変わったくらい。

 

――1年が入部してきたのは大きな変化ではないでしょうか

加藤真 たしかに。後輩の面倒とか。

永田 あんまり(面倒)見てないね、俺ら。

宮川 面倒を見るっていうより、ひたすら仲良くしている感じ…(笑)。

 

――そういえば、降小雨(商1・慶應)さんが永田さんをライバルだと表現していました

宮川 ライバルっすか?それ馬鹿にされてるんすよ(笑)。

永田 誰がですか?

小出 降だろ(笑)。

永田 降か!あいつ、手塩にかけて育てているんすよ(笑)。

宮川 (笑)1年生が結構、2年の代以上に先輩を先輩と思っていない代。良い意味ですよ!

加藤真 「良い意味」って使えばいいと思ってるだろ(笑)。

小出 壁が無さ過ぎる(笑)。

宮川 まあ仲が良すぎる組織もどうかと思うんですけど、仲が悪いよりはいいかなって。1・2年生はコミュニケーションを密にしている感じですね。1年も2年もどっちも明るい代なので、そこがわちゃわちゃしていることで、雰囲気も良くなることもあるし、そこに助けられていることもあると思います。

小出 別に何もかも聞かないっていうわけじゃないから別にその状態でいいと思いますけどね。

永田 ちゃんとするところは1年生も言うこと聞いてくれるので。まあ大丈夫かなと(笑)。

 

 

全日本インカレに向けて

小出捺暉(環2・駿台学園)

 

――ボールが変わりました。影響は出ていますか。

小出 なんか緩いボールが相手コートに返っちゃう(笑)。

加藤真 それわかるわ。

小出 ボールが多分軽くて、落ちてくるのが速いのかわからないですけど、角度が上がる前に当たっちゃうので。だから上手く上がっている感じがしないですね。フローター(サーブ)はキャッチしやすい。ジャンプ(サーブ)は速いので、取りにくいですね。

宮川 ジャンサー(ジャンプサーブ)強いね。

永田 ジャンサー強い。

宮川 AB戦とかやるときに、Aチームのジャンプサーブがガンガン入ってくると、結構きついっす。Aチーム強い。まあだから、全カレ結構慶應良いところまでいくと。

永田 サーブ良いと思う。

 

――下級生として、今の4年について

加藤真 優しい人が多い代ですね。

宮川 人が良い。

永田 うん、人が良い。

加藤真 優しいから、面倒見が良いですね。

小出 みんな真面目だし。

永田 練習も付き合ってくれるし、私生活も遊び付き合ってくれるし。

宮川 マルキさんと太凱さんがずっと2枚看板で引っ張ってきた感じが。慶應の顔だなって思っていて。

永田 あとは本多さん(本多一大=商4・慶應)とか、応援ですごく目立っているし。秋とかマルキさんしか出ていないっていう時期もあったりしたけど、やっぱりチームの中心は4年生だったんじゃないかなっていうふうに思います。

 

――マルキ主将について

宮川 スパイク強いなぁ…

加藤真 秋、マルキさん調子良くて強かったんですけど、ボール変わってからまた一段階強くなった気がします。

宮川 全部上から打ってくる(笑)。

永田 まじで取れる気がしない。

加藤真 高くて、速くて、重くて、みたいな。強いです。

永田 注目ですね。

 

――富澤副将について

永田 秋とかけがしていて、試合に出れない期間が続いていて。その出れなかった分の悔しさを、太凱さんは出してくれると思うので。そうなればすごく強いと思います。

宮川 2枚看板が。

小出 マルキ・富澤の2枚看板が見られる最後なので。

永田 やっぱり最後はその2人が活躍すれば、良いところまで行けるんじゃないかなと思います。

 

――この1年間でチームが一番成長したと思うところ、このチームの良いところ

加藤真 はまったときが強い。

永田 強い。

宮川 一番良くない、それ(笑)。

加藤真 早稲田からしっかりセット取ったりできるチームって多分…1部を見ても、一番勝てそうな相手だなって。試合結果だけ見ても、早慶戦(早慶定期戦)もフルセットまで行ったり、早慶明(全早慶明定期戦)も点数良いところまで行って。結局勝てていないですけど、勝てそうな感じもするし、早稲田からしたら良い印象は持たれていないですね、多分。やりづらい、みたいな感じに思われている。全カレで早稲田と当たりたいですね。

永田 (組合せ的に)決勝まで行かないと!

 あとは爆発力がやっぱり。

小出 まあ2部にいたからかもしれないけど、そんなに早く崩れなくなったかなと。最近は特に、Bチームがすごく守備力良くて。練習もそれで切磋琢磨している感じで。最近そこはすごく良いと思うので、それを継続できれば。そのときの調子とかにもよりますし、モチベーションもあるとは思うんですけど、それがどんどん高まってくれば、守備力上がれば、結構強いと思うので。そこを上げていきたいですね。

 

――全日本インカレに向けて

加藤真 やっぱり4年生とできる最後の大会なので、しっかり中身が良い試合にして、目標であるベスト4までしっかりいきたいなと思います。

永田 4年とできる最後の大会で、どういう形であれ結果が求められると思います。2部にいるんですけど、全然上に行ける力はチームとしてあると思うので、自分たちの力をちゃんと発揮して、ベスト4なり、優勝なり、どんどん上に行って、1部を食いたいなと思います。

小出 4年生が最後の試合なので、悔いなくやりきりたいです。そのために、食生活とかもそうですけど色々準備できることはあると思うので、最善の準備をして、試合に臨みたいです。

宮川 4年生との最後の試合で。良い意味でも悪い意味でも一発勝負だから、何があるかわからないし、今までの実力が出るとも限らないと思うので、そういうところはやっぱりポジティブに捉えて、1部とか2部とか関係なく、1部を食いに行くっていう強い気持ちを持って戦うことが上位に食い込んでいける鍵かなって思っていて。残り1週間、良い準備をして、試合に臨みたいと思います。

 

――ありがとうございました!

 

 

(取材・写真:藤澤薫)

 

 

◇プロフィール◇

加藤真(かとう・まこと)

1998年10月2日生まれ/商学部3年/慶應義塾高出身/身長182センチ/最高到達点320センチ/WS・Li

 

宮川郁真(みやがわ・いくま)

1999年5月5日生まれ/総合政策学部2年/松本県ヶ丘高出身/身長189センチ/最高到達点332センチ/WS

 

永田将吾(ながた・しょうご)

1999年4月16日生まれ/総合政策学部2年/高松高出身/身長166センチ/Li/背番号7

 

小出捺暉(こいで・なつき)

1999年4月6日生まれ/環境情報学部2年/駿台学園高出身/身長183センチ/最高到達点326センチ/WS・Li/背番号23

 

 

◇バックナンバー◇


タイトルとURLをコピーしました