【端艇】ラストスパートもあと一歩及ばず 悔しさの残る結果に/第91回早慶レガッタ 対校エイト

2022年度 端艇

2022年4月17日(日)第91回早慶レガッタ @隅田川

空一面に雲が覆い、強い風が吹きつける隅田川を舞台に開催された今年の早慶レガッタ・対校エイト。「連覇」に挑んだ慶大は桜橋手前で追い上げをみせるも、早大に一歩及ばず。わずか50cm、時間にして0.29秒の差で惜敗した。

〈メンバー〉

C:山中健吾(法4・慶應)

S:橋本健之介(法4・慶應)

7:野村瑛斗(総4・Claremont Secondary School)

6:足利海知(商4・桐蔭中等)

5:石田新之介(法4・慶應)

4:赤堀太一(商4・学習院)

3:大森琉斗(法4・慶應)

2:大下陽士(法4・慶應)

B:中村想人(商3・慶應)

〈タイム〉

1着 早大対校エイト 10:41:61

2着 慶大対校エイト 10:41:90

〈艇差〉

50cm

 

連覇に挑む慶大・対校エイト

今年はアウトコースを漕ぐ慶大。そのためスタートは早大よりも10m前に位置する。いい形でスタートをきった慶大であったが、「スタートからとにかく一歩前に出る」(濱野圭吾=商4・春日部)というレースプラン通りスタートダッシュに成功した早大にあっという間に追いつかれてしまう。勝負の鍵を握る両国橋手前のカーブでレースの主導権を握りたいところであったが、スタートから勢いに乗る早大に対し、慶大はなかなか自分たちのリズムをつくることができない。

 

900m地点では早大との差も徐々に開いていき、1/2艇身のリードを許してしまう。波打つ隅田川を前にオールが水を捉えきれずレートをあげることができない慶大だが、早大に必死に食らいつき、1/2艇身差のまま中間地点の厩橋を通過。

桜橋付近ではどちらが勝つかのかわからない接戦となる

 

吾妻橋(2550m)では1艇身以上の差が開き、通過タイムは早大に遅れること4秒。レースも終盤に差し掛かり、慶大連覇へ暗雲が立ち込める。それでも今年の対校エイトの強みである「怒涛のラストスパート」で、一気に早大を追いつめる。そして最後の橋である桜橋に差し掛かるころにはどちらが勝利してもおかしくない接戦となる。しかし先にゴールラインを通過したのは早大。慶大はわずか50cm及ばす、悔しさの残る敗戦となった。

 

悔しさをあらわにするクルー

一時は1艇身以上の差をつけられるも、最後は接戦を演じただけにより一層悔しさの増す結果となった今大会。それでも得意のラストスパートを出せたことは今後の収穫になったと言えるだろう。

今回は惜しくも早大に敗れたものの、今シーズンはまだ始まったばかり。試合後、主将・石田新之介(法4・慶應)は「インカレ、全日本では早大に勝てるように0から見直してやっていきたい」と話した。この悔しさをバネに日本一を達成するその日まで、慶大端艇部から目が離せない。

 

(記事:船田萌恵 写真:慶應スポーツ新聞会)

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