【ソッカー男子】見事な逆転勝ちで早慶定期戦3連勝!

   

 

第62回早慶サッカー定期戦

  2011/6/29(水) 19:00 KO

 @国立霞ヶ丘競技場 

 慶應義塾大学2-1早稲田大学  

{得点者}前6分 白井(早大)、後8分 増田湧介、後15分 黄大城  

  

先発メンバーがエスコートキッズと記念写真

河井は立ち上がり、リズムに乗れないチームをけん引した

 立ち上がりはいつもの慶大らしいプレーが全く見られなかった。大舞台でのプレーに固さを見せる慶大を尻目に、早大が激しいプレスで主導権を握る。すると試合開始早々の前5分、中盤のスペースを相手につかれ、絶妙なロングボールを通されてしまう。左サイドに抜け出した白井はそのままドリブルで持ち込みシュート。これが角度のない所からゴールに突き刺さり、先制点を奪われてしまう。

  悪夢はさらに続く。中盤での激しいプレスで存在感を見せていた藤田(政3)だったが、相手にいなされたところにアフター気味で入ったタックルにこの日2枚目のイエローカードが提示。定期戦にしては厳しい判定で前36分にまさかの退場となってしまう。試合の半分以上を1人少ない状態で戦うことになった慶大だったが、藤田の抜けたボランチに日髙(総4)、トップ下の河井(政4)を左サイドに移すとこれが的中。河井がサイドで起点となり、日髙がボールに触れる機会が増えたことで、いつものらしい攻撃がみられるようになる。前43分にはこぼれ球を拾った日髙が左足で強烈なミドル、さらにロスタイムにも大塚(総4)がヘディングシュートを放つなど、相手ゴールを脅かした。1点のビハインドながらきっかけを掴み、前半を終えた。 

大塚からのこぼれを狙う増田

 そうして迎えた後半。立ち上がりから慶大がスイッチを入れて猛攻に打って出る。すると後8分、ハーフライン近くで相手DFからボールを奪取した大塚がドリブルで突き進み、“気持ちのラストパス”。これに反応した増田(環1)が迷うことなくシュートを打ちこむと、相手DFにあたってコースの変わったボールがゴールへ突き刺さった。「(ドリブルが)詰まってしまったけど、良いところに転がってくれました」(大塚)。「全然上手く当たらなかったですけど、気持ちで入れることが出来ました」(増田)。とそれぞれ振り返ったプレーで早大の堅守をこじ開けることに成功した。

  さらにその7分後。中盤でボールを奪った増田からのスルーパスに抜け出した田中(環4)がドリブルで右サイド深くまで切れ込むと、ボールはペナルティーエリアで待ち受けた黄(総4)の足元へ。冷静なターンから左足を振りぬき見事にネットを揺らした。「自分が主役になるキャラでもないので不思議な感覚」と語った黄が自らのMVPを手繰り寄せるゴールで見事に勝ち越した。 

トロフィーを掲げる笠松主将

一人少ない状況でも、相手をしのぐ運動量でゴールを奪い逆転に成功した慶大だったがリードを奪ったところで、力を「出し切ってしまっていた」(笠松・総4)。ここからは早大の攻撃をひたすら耐える時間が続いた。しかし守ることに意識が統一されたイレブンは、笠松、松岡(商3)の両CBを中心に随所に体を張ったプレーで相手の攻撃をシャットアウト。ロスタイムには、早大に決定機を作られるも、中川(環4)が気迫のビッグセーブを見せ見事に逃げ切りに成功した。

 試合後には笠松がトロフィーを高々と掲げ、応援席は歓喜に包まれた。慶大にとっては、初の定期戦3連勝でまさに歴史に名を刻んだことになる。最高の形で前期を締めくくったと言えるだろう。しかし、慶大の戦いはまだまだ続く。天皇杯、リーグ戦、そしてインカレへ。「自分達は日本一になれるチーム」(笠松)。その言葉を実現するべくどこまでチーム力を高められるか。歓喜の早慶戦をスタート地点に――。慶大は真の強者への道をいま歩み始める。

 By Yutaka Okumura  

 

 

コメント 

須田監督 

まあ、選手達がよく頑張ったね。(試合後選手達に言ったことは)もう次のリーグ戦の事だね。ここ(早大)とまたやるんで。早稲田は絶対勝ってやろうと強い気持ちで来るだろうから、こっちとしてはややこしくなったなという嫌な半面、嬉しいという両方だね。(前半退場者が出て、日高選手をサイドハーフからボランチに下げたことについて)日高は左サイドであまりいいプレーが出来ていなかったんで、彼は運動量があるからもうちょっと自由にやらせようかなということもあったし、河井の方が左サイドでゲームをコントロールできるのでそうしました。(10人になってからの方が攻撃がスムーズでした)そうなってよかったですね。前半は早稲田のプレスがすごい速くて僕らもつなげなかったし、固さもあってかミスも多かった。けど後半はスペースが出来て、相手も守ろうとして僕らが自由にボールを回すことができたので攻撃のリズムも良くなりましたね。(ビハインドで迎えたハーフタイムに選手に言ったこと)僕はね、今日はリーグ戦じゃないし気楽な気持ちで、「10人だし、0-1で負けても一緒だからとにかく思いっきりやりなさい」と。あまり僕からは細かいことは言わないんだけど、4年生も多いし信頼しているんだよね。(1点取って、その後すぐに追加点を取ったことが大きかったのでは)2点目はやっぱり田中の意地だよ。ケガ上がりだったので使おうか迷っていたんだけど、4年生だし本人もやりたいと言ったので使った。ああいう突破は個人の能力だし、4年生のプライドを見せてもらった。 (終盤は早稲田のパワープレーに苦しみました)もう、あの状況なら守るしかなかったんでね。よく笠松を中心に体を張って守ったと思いますよ。(武藤の起用法については)大塚もくたくただったし武藤は一人で突破出来るんで、まあケガしてるけど10分くらいならいけるだろうと。後期リーグでまで2カ月あるしゆっくり治してくれたらいい。(試合後胴上げされましたがお気持ちは)やっぱり嬉しいし、学生スポーツっていいなと思ったね。(須田監督自身久しぶりの早慶戦でしたが)特別なものは何もなかった。この前のリーグ戦が疲れて力が抜けちゃってね。だから今日は観客の気分で来た。選手達には「こんな素晴らしい舞台なんだから頑張ってよ」と。勝ったのは嬉しいんだけど特別は無いね、本当に。試合後も選手には「おめでとう、いい思いが出来たね」と言っただけ。(今後に向けて)ひたすら練習。B,Cは大会があるし、練習を続ける。トップは5日間オフがあるけどそれからは8月の天皇杯に向けて練習を始める。コンディションは落とさずに、個人でもう少し改善できる所や、チームで前期欠けていた部分をトレーニングで修正したいですね。 

 

笠松主将 

(今日の試合の感想)前半はうちが固くて自分たちが思うようなサッカーができないなか、先制点を奪われて、さらに息吹も退場という事になってしまって、かなり厳しい状況になってしまいました。しかし後半に入る前にこうなったら開き直って自分たちのサッカーをしようと言われて、それが後半の立ち上がり15分に2点取って勝つことができた要因じゃないかなと思います。(藤田選手が退場になった後、ピッチの中は混乱していたか)あれが退場なのかという疑問とかもあってその瞬間は落ち込んでしまったところもありました。ただ、起こってしまったことは仕方ないし、あれだけたくさんのお客さんが見に来てくれている中、ふがいない試合は出来ないと思ったので、もう一度締めなおして、諦めないで戦おうと言いました。(前半固くなってしまった要因は)思ったより、相手のプレッシャーが速くて中盤で落ちつくことが出来なかった。そこであれいつもと違うなという感じで相手に対応する事が出来なかった。そして早い時間帯に失点しまったことで、さらに焦りが出てしまったのかなと感じます。(後半はポゼッションが上がってきていたが)逆に10人になってしまったことで、ボールを回していかないと、相手を動かすこともできないという感じで、良いポジショニングをそれぞれが取って、自分たちのサッカーをするということが出来たと思います。(両サイドバックの上りがかなり見られたが)そうですね。本来ならバランス良く上がっていかないといけない所なんですが、点を取りに行かなきゃいけないという事で、右サイドの攻撃の時は、(黄)テソンの高さが武器になると思ったので、そこは上がるようにしようという認識がありました。最後の点にもつながったのでそこは良かったかなと思います。(最後の時間帯はかなりきつかったか)本当にあの時間帯は厳しかったです。後半の立ち上がりに2点取ったところで、すべて出し切ったような状態になってしまっていて、エンジンを上げてやっていた反動がラスト30分くらいから来てしまった。ただ、負けられないというプライドもあったし色んな人の後押しもあった中、あそこはなんとかしのぐことが出来ました。(トロフィーを掲げた瞬間の気持ちを教えて下さい)いや、もう本当に気持ちが良かったです。あんなことが出来るのは、多分人生で2度とないと思うので、あれを掲げる事が出来たのは、人生の中でも良い瞬間だったと思うし、気持ち良かったです。(3連勝で歴史に名を刻みましたね)そうですね。自分たちの代で歴史に名を刻めましたね。今年は大臣杯も出れていなくて、ちょっとヤバいんじゃないかという雰囲気もあったんですけど、ここでひとつ、タイトル、目標を達成出来たことは自信にもなったし、次につながると思います。後輩には4連勝を目指して頑張って欲しいと思いますね。(今後にどう生かしていきたいか)今日の試合も含めて前期は逆転勝ちというのが多かった。これはある意味で、チームの底力がある、粘り強さが出てきたとも言えるが、やっぱり先制されてしまっているというのは、問題であり、課題であると思うので、そこをしっかり修正して、もっと安定した戦いを後期はしていきたいなと思います。

 

林主務 

(率直に今の気持ちを)まずは、選手の皆に感謝したいです。勝った瞬間に自分は涙してしまいまして、それは自分が何かしたからではなく、周りの選手が僕を泣かせてくれたのだと思う。凄く幸せだし、本当に感謝したい。(どのように試合をご覧になっていましたか)運営でほとんど見られなかったです。ただイブ(藤田)が退場になって本当にチームとしての力が問われる状況の中、逆転してくれたこのチームは本当にカッコ良いです。自分は選手を誇りに思いますし、自分は本当に恵まれているなと感じました。(1万人を超える観客が詰めかけましたね)そうですね。水曜日開催で、観客がどれくらいになるかというのは本当に懸念されていたことだったのですが、この1万人以上を集客する事が出来たのは、早慶両校の運営に携わった皆の支えがあったからこそだと思います。このような舞台を作れたことは自分の中でも非常に達成感がありますね。(早慶戦というのはどういったものですか)毎回終わるたびに、多くの人の支えを感じますし、定期戦で62回も続いているという伝統や重みを感じることが出来ます。全国につながっている大会ではありませんが、選手はプライドとか今まで背負ってきた想いを原動力にして戦っていると思います。このような試合で涙を流せるという事は、早慶両校の部員にとって幸せなことだと思います。(最後に早慶戦は大成功という事で良いですか)そうですね。僕にとって本当に忘れられない一戦になりました。

 

田中副将 

(三連覇の感想)この上なく嬉しいです。(試合前はどんなモチベーションで臨んだのか)この試合に関しては感謝の舞台として臨みました。色んな人が色んな思いを持ってやってくれてできる舞台なので。今年は震災があった中でも国立でナイターでやらせてもらえて本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。もちろん勝ち負けだけが目的ですが、精一杯プレーしようと思って臨みました。(直前にケガをしてベストコンディションで臨めなかったが)コンディションというより、サイドバックを全然やっていなくて前の方をやっていて……言い訳になってしまうんですけど前半の失点とか、裏をとられてしまって、河井にも素人みたいと言われてしまって(苦笑)自分的には全然ダメでしたね。(4年間で初めて先制される展開だったが)前期のいいところとして、逆転できること。今日の失点に関しては自分の責任と分かっていて、このままだと一生後悔すると思って、なんとか返してやろうと。前半に失点してからは気持ち切り替えてやっていきました。(後半は素晴らしい活躍でしたが)冷静に振り返ると、クロスをニアにハイボールを入れたらもっと直接点につなげられたと思います。あれだけ気持ち入って準備してやっていると、あれだけ深い位置までいけるので、そこからのクロスを練習しないといけないなというのは大舞台でしたけど思いました。(2点目の起点となったシーンについて)気持ちでねじ込みました。ロングボールが来て、相手が食い付いて来るのが見えたので、その瞬間に裏を取ろうと思いました。そこのスピードなら負けない自信があるので。あとはテソンがなだれこんだ中で決めてくれて良かったです。(10人になってからの変化は)俺は10人なったからといってロングボールを放り込むっていうサッカーはできない。ハーフタイムに言われたのは開き直って自分たちのサッカーをしようと。それで点を取られて負けたら仕方がないので、ボールを回していきました。最後の方は引いて守っていただけでしたけど、特別に何かを変えたというのは無いですね。(最後はピッチ外でしたが、どんな気持ちで見ていたか)とにかく勝ってくれと。僕は精一杯で足もフラフラで、代えられて当然でした。みんなが頑張ってくれましたね。(山浦選手が代わる時に何か声を掛けていたが)まあ、いろいろですね。頑張ったなって感じです。(今後に向けて)この試合はこの試合だけというかプライドを懸けた戦いで終わりにしたいと思います。前期終わっていろいろな課題が出たと思うので、それを修正しながら日本一にたどり着けるように今日からやっていきたいと思います。

 

河井 

(今日の試合を振り返って)試合内容的にはお互い何も無く、本当にお互いいい試合がしたかったですね。見てる人を楽しませるような試合がしたかったんですけど、お互いコンディションがね、ちょっと良くなかったですね。中三日だったので、早かったなと。そういうのもこれから考えていったらいいんじゃないかと思います。(勝因は)早稲田ももっとやりようがあったと思うし、10人の相手に負けるチームじゃないと思うので、そこに勝てたっていうことはやっぱりみんな諦めてなかったし、絶対3連覇するっていう気持ちでいたので、それがみんなを動かしたんじゃないかと思います。(開始5分での失点や数的不利などからどう立て直しましたか)なんていうか、まあ、激戦だし、やるしかないんで、これ終わったらオフだからとりあえず頑張ろうと思いました。やっぱり疲れましたね。(10人になった後のシステムやポジションは)僕が左に入って慶太がボランチで4-4-1でやって、ある程度ボールは回ってたと思うんですけど、チャンスはそこまで作れなかったし、2回のチャンスで2点決められて、あとはずっと守っていました。(今日のご自身のプレーは)コンディションもあまり良くなく、特に何もしてないので、みんなに申し訳なかったなと思います。もうちょっと最後まで元気にプレーできれば良かったんですけど、最後ちょっとばてちゃって。前半、なんていうんだろう、シュートとか打っていけば良かったと思います。(チームとしての出来は)前半見て分かるように全くみんな駄目だったし、このままやられるのかなあとか思いながら、やっていたんですけど、後半うちが良くなったっていうよりも……、早稲田がちょっと駄目だったんじゃないかと思います。もったいないことしたんじゃないかな。(早稲田にとっては)負ける試合じゃないでしょ。(試合終了後目元を拭うような仕草が見えましたが)俺がですか?いや、終わった感ていうのが全く無く、勝ってうれしかったんですけど、疲れたーっていう感じでした。まあ、後々考えたら3連覇ってすごいと思うので、これからずっと言われるいい思い出になったんじゃないかな。点入ったときのほうがちょっと、いけちゃうの!?っていう感じで、すごいなと思いました。サッカーって怖いな、と。(最高の形で前期を終えましたが)そうですね。(オフは)実家帰ってゆっくりしたいです。でもまあ、前期もまだまだ修正する点はあるし、守備の失点も多いし、そういったところをしっかり鍛えて、定期戦の早稲田に勝つより次のリーグ戦の方が、僕は価値ある勝利だと思うので、そこで勝てるようにしっかりやりたいと思います。(後期はインカレを意識すると思いますが意気込みは)できるだけ長くみんなとサッカーしていたいので、まずは後期初戦で首位・早稲田とやるので、そこに向けてもっとチームで成長していって、こういう逆転勝利っていうのはチームがひとつになったということなので、そういう諦めない気持ちとかを生かしていけたらいいんじゃないかと思います。

 

 (ヒーローになりましたね)ほんとに最後おいしいとこだけ持ってっちゃって、正直自分の出来は全然ダメだったので。特に前半とかは全然満足のいく出来じゃなかったので、どうにか最後勝利に貢献できたことがMVPにつながったのかなと思う。(MVPの感想は)いやもう自分が主役になるキャラでもないので不思議な感覚ですね。人生初ですね、こういうヒーローになるのは。(ゴールシーンを振り返って)後半開始からただもう点を取りに行かなくてはダメなので、結構自分的にもリスク背負ってでも、サイド上がって攻撃に絡みたいなと思ってて、早い段階で増田が追いついてくれて、ほんとに最後は上がっていたら転がってきたので、キーパーがいないのはわかっていたし、あとはDFに当てないことだけで、意外と落ち着いて最後はシュートを打てた。(前半はかなり押し込まれる展開が続いたが)早稲田の速いプレスになかなか自分たちのサッカーができなくて、ボールがなかなか落ち着かなくて、結構早稲田の時間帯で、その中で(藤田)息吹が退場して、ほんとに前半は内容のないというか、正直早稲田に圧倒されたという感じだった。(その中で後半はどんどん上がって行こうという意識になったか)もう10人だし、須田さんも失うものはないときっぱりおっしゃったので、割り切って、チーム一丸となって点を取りに行くことだけを考えて入った。(最後は押し込まれる中守り抜くことができたが)やっぱりどうしても10人だし、早稲田も選手を代えて、フレッシュな選手を入れてきて、なかなか自分たちの時間帯ができずに、押し込まれる展開が続いたが、やっぱりあそこで守り切れたのはまずみんなが一体となって勝ちたいという気持ちが一つ一つの球際に出てたと思うし、あとは練習から落ち着いてブロックを引いて、相手を侵入させないというか、一番危険なところは抑えて、外で回させるというディフェンスができたので。ただ最後の方はパワープレーとなって、なかなかセカンドボールを先に触られるシーンが多かったので、そこは課題かなと思う。(後半からスペースに飛びこめるようになったが、きっかけなどは)まずは数的不利だったので、ある程度リスクを負ってでも河井や(日髙)慶太がボールに絡んで、やっぱりスペースが空いたので、そこに自分が飛びこまなければいけないと思っていたので、逆に10人になったから割り切ってやれたので、そこがスペースが空いた要因かなと思う。(去年は退場、今年はMVPですが)ほんとですよ。正直1年目はベンチで負けて、2年目は最後ロスタイムで交代されて、3年目退場で、あまり最後の勝利の感情をピッチで味わえなかったし、正直個人的に早慶戦でなかなか良い思い出がなかったので、最後に良い感じで行っちゃいましたね。(去年は「持ってる」とおっしゃっていたが)リーグ戦とかなかなか結果出せなくて、なかなか苦しんでますけど、持ってますねこういうところでは。すみません、言わせていただきます。(後期リーグ戦に向けて)前期は3位という形で、結果的にはいい感じで折り返せているので、ちょっと休みがあるのでそこでリフレッシュして、前期の修正点なりいいところを伸ばす、チームとしては当たり前のことだが、そこを一から見直して、後期はチームとしても個人的にはなかなか結果出していないので、結果にこだわってやっていきたい。

 

日髙  

(早慶戦勝利おめでとうございます)ありがとうございます。(今日の試合振り返って)前半はみんな、まあ緊張もあったと思うけどかたくて、そんななかで一人退場してしまって、でもそこでみんなあきらめずに、逆に一つになって戦って、その分みんなで走ろうってことで、吹っ切れた感があってまあそれでいい試合ができた。それが勝因かなと思います。(自身は息吹選手が退場してからボランチに入ったと思うんですけど、監督からはどんな指示を受けましたか)指示は特になくて、陽介左にもってって、中2枚っていうバランスを崩したくなかったんで、そういう形をとって、自分を下げたことで運動量のとこですごい求められたかなと思います。(1点目、2点目を振り返って)1点目はまあ、基本的に自分が前に絡んで増田が守備の面でコントロールしてくれるってことだったんですけど、機をみてあいつが自分の判断で前でチャンスだと思って飛び出したところで、そういう自分の判断がああいう結果をうんだと思うのと、2点目は自分たちの攻撃の特徴として、大城がすごい高い位置に普段からいるってことで右からクロスあげるときに、自分とかよりも大城が中にいることが多いんで、今までやってきたことがそのまま結果にでたんじゃないかなと思います。(早大の印象は)例年と比べるとやっぱり気迫が違くて、気持ちの面では絶対自分たちが勝ってるという自信があったんですけど、本当に今回は相手も気持ちが入ってて、五分五分の試合だったかなと思うんですけど、まあいい相手だったかなと思います。(自身は早慶戦初スタメンでしたが)こういう大人数での素晴らしい舞台でサッカーできるのは本当に幸せだったし、一番思ったのは本当にいろんな人に自分を支えてくれたいろんな人に感謝を表現するって意味でも、きれいなプレーとかいらなかったんで、とにかく必死に全力だすことをやれて良かったかなと思います。(ピッチから去るときは大きな拍手と大歓声だったんですけど、感慨深いものがあったのでは)そうですね、代わるのが松田だったってことで、一緒に四年間やってきた仲間、この早慶戦は自分のもんだけじゃないし、四年だったり、全員で勝ち取るための早慶戦だったんで、交代するときは頑張って欲しいって気持ちで、あと何分か守りきって欲しいって気持ちで、ただそれだけでした。(笠松選手がトロフィーを天に掲げた瞬間の気持ちは)本当に最高でしたね。本当に苦しかっただけに勝利はすごい大きかったと思うし、今年は早慶戦勝てたけど、さらにもっとこういうことを味わいたいと思いました。(首位の早稲田を10人で破ったのは自信になるのでは)そうですね、すごい自信になったんで、まあでもこれで相手は次慶應とやるときは、死ぬ気でくると思うんでその気持ちに負けないように、これからしっかり準備して、おごらずやっていきたいと思います。 

中川  

今日までに懸けてきた気持ちが大きかったんで、本当に勝てて、皆で喜べて良かったです。最高の経験でした。(前半退場者が出た時の心境)自分としてはサッカーはこういう所もあるなと、特にやることは変わらないので。ただ、追加点だけは与えちゃいけないのでそこは集中を切らさずに出来ました。(後半はチームでどういう戦い方をしようと意識統一したのか)前半は明らかにみんなガチガチでサッカーになってなかったし、皆ハーフタイムで10人で負けてるし失うものはなくて硬くなる必要はないと話して。最後だから頑張ろうと気持ちを割り切って戦うことが出来ました。(終盤早稲田の猛攻を受けて)ラスト15分くらいから「早く終わってくれ」という感じで長かったですね。ロスタイムも4分で苦しかったんですけど(笑)。まあ、ディフェンスは体を張ってくれたし、耐えれて良かったです。(ご自身は飛び出しやセットプレーで安定した対応をしていました)そうですね、セットプレーは練習していて、この舞台でその成果が出て良かったです。今までやってきたことは間違いじゃなかったと思います。(皆で歌った若き血は)最高ですね。3年間こんな経験をさせてくれているのは慶應の歴史でも僕らだけなので、格別のものでした。(今後に向けて)早稲田とは後期すぐ試合するし、向こうは今回の悔しさをバネにしてくると思うので、それに負けないだけの気持ちを作っていきたいです。そして後期終わった時に今日みたいに皆で笑って終われたらいいですね。そのために最高の準備をしたいと思います。  

 

大塚  

(伝統ある早慶戦、試合の雰囲気はどうだったか)そうですね。みんな結構気持ちは入っていたと思うんですけど、ちょっとかたくなってる部分が前半は特に多くて、ふわふわした雰囲気でミスも多くて、それで前半、退場者を出して0-1という状況で後半に監督なりコーチに結構厳しいこと言われてそこからやっと慶應らしい前線からプレス行ったりとかボールつないでフィードしていくっていうプレーが出て、いつも通りのサッカーがやれて逆転できた試合だったと思います。(今日はワントップとして出場したが、チームまた個人として監督からどのような指示をうけていたか)基本的には前線からプレスをかけていくのと、サイド攻撃が多いんで自分がタメを作ってそれで展開して、クロスから、自分は点を取るのが仕事なので、もちろんそのクロスの中に入るのも、というのを監督なりに言われていました。(1点目は大塚選手が起点となり増田選手がゴールを奪いましたが、あのシーンを振り返って)いや、あれはもう(笑)自分としては自分で行こうと思ったんですけど、ちょっと絡まってしまって、まあ結果的にいいとこにいって、マス(増田選手)がすごくいいとこに待ってくれていたので、まあ本当に気持ちの1点だったと思います。(対戦相手の早稲田大学の印象は)長年、永遠のライバルというか、本当にただでは勝てない相手なのでいつも苦しい試合をするんですけど、やっぱりこの何年か見てもすごいいいチームだし現在向こうも首位でいる。縦にどんどん抜けてくる選手が多くて、見習うべき点もすごい多かったのでまた早稲田戦が後期開幕であるので、次も絶対勝てるようにやっていきたいと思います。(早慶戦3連覇となったが今の気分は)そうですね。史上初ということで、しかも10人で0-1から逆転したというのは本当にこんなことは経験できないと思うので、感無量というか、胸がいっぱいです。(これからの試合に向けて)運動量の部分と、今日もミスが多かったのでそういうところを改善して90分間戦えるようにやっていきたいと思います。(応援してくれた人たちに一言)僕たちが毎年当たり前のようにここでプレーできるというのは運営だったり、応援にかかわってくれた人たちのおかげなので、心の底から感謝しています。ありがとうございます、と言いたいです。  

 

松田  

(三連覇の感想)言葉にできないですね。リサーチを担当していたんですけど、モチベーションビデオとかを絶対に三連覇をしようという思いを込めて作って、成し遂げられて本当に良かったです。(自身にとって最初で最後の出場でしたが)高校時代とかも勝ったことがなくて、僕自身本当に最初で最後だったので、一生の思い出になりました。サッカーをやっている上で本当に勝てて良かったです。(途中出場でしたが、指示は)最後の最後で2対1で勝っている状態だったので、プレッシングとハイボールを後ろに逸らすことを指示されました。(ベンチにいる時はどんな気持ちだったか)4年間を通じて初めて先生されたので最初は動揺しました。前半は内容も良くなかったので不安にはなったんですけど、仲間を信じて絶対に盛り返してくれると思っていました。(内部生でベンチ入りを勝ち取ったのは後輩に良い姿を見せられたのでは)数少ない内部としてピッチに立てたのは良かったです。去年の金房さんという方も内部として立っていましたし、そういった存在がいるのは良いことだと思います。それを自分が担えたということは嬉しいです。(今後の抱負は)この1回限りにならないようにしたいと思います。後期のリーグ戦もありますし、最後の年にインカレも出たいので今後も継続していきたいですね。サッカーで貢献できる、というのはサッカー部なのでそういったことを今後も続けていきたいです。  

 

松岡  

(今日の試合を振り返って)1失点くらって1人少なくなって、まあ逆にみんな運動量が増えて、慶太くんとかがパス回してくれてたんで、息吹のためにも勝ててよかったです。本当に嬉しいです。(初の早慶戦のピッチに立った感想は)やっぱり特別なピッチで、本当に立った瞬間鳥肌がたったし、観客とかも相手が早稲田で特別で、本当に最高でした(どんな思いで臨んだか)今まで2連覇してて3連覇が懸かってたので、歴史を塗り替えるという熱い気持ちで臨んで、(勝って)本当に最高です。(自身も今日は安定したDFを見せていたが)とにかく失点を少なくってことで、まあ失点しちゃったんですけど、11対10になって、そこから後半は自分の前のスペースのバイタルエリアに入ったら厳しくいこうと心がけて、センターバックが体張ったらチームが引き締まると思うので、自分としてもそういうプレーができて良かったと思います。(勝利のホイッスルを聞いたときの気持ちは)本当に最高で、お客さんもいっぱいいて、ピッチで戦った人と点とったときに分かち合える瞬間が本当にたまらなく嬉しかったです。(これからの意気込みを)早慶戦は特別な試合で、別物というふうに捉えられるので、まずリーグ戦で今のところ3位に着けてるんですけど、絶対にインカレに4年生と一緒に出て、4年生とできるだけ長く一緒にサッカーできるようにしたいので、できるだけ試合に全部出てピッチで後ろから支えて、インカレに4年生と一緒に出たいと思います。  

 

香川  

 (最高の勝利おめでとうございます)ありがとうございます。(今日の試合振り返っていかがでしたか)息吹がああいう形で退場しちゃって本当に苦しい試合になったんですけど、慶應の持ち味である一丸、部員全員が一緒になって戦った結果がこの勝利だと自分で考えてます。(ご自身は監督からどんな指示をうけてピッチにはいりましたか)だいぶ押し込まれてた時間帯で、もう一回守備のバランスを立て直すというか、そういう指示のもと、まあ丁度そのタイミングで慶太君と河井君のポジションチェンジだったり、奏一君を右にはらして、そのカウンターだったりっていう細かい指示をグランドに伝える役目としても、自分で交代に入っていきました。(国立のピッチは緊張しましたか)そうですね、だいぶ自分の中では緊張せずに入れるかなと思ったんですけど、やっぱりピッチに立つ瞬間っていうのは正直だいぶ緊張したし、足も震えたし、その中でも自信をもってやれて良かったなと思います。(早大の印象は)本当にいいチーム。関東リーグでも首位だし、ボールも動くし、守備も組織的に守ってくるし、まあ早稲田と後期二回やると思うんですけど、本当に苦戦すると思うんで、そこはもう一度研究して、どこを改善してかなきゃいけないっていうのをまあチームもう一回考え直したほうがいいかなと思います。(ただ10人で首位の早稲田を倒したのは自信になるのでは)そうですね、早慶戦自分が一年のときから負け知らずで、早稲田にも負けたことはなくて、そういう意味ではやりやすいというか、まあやりやすい相手とかはないんですけど、すごい自信をもって早稲田には絶対負けない気持ちがあるんで、これは大きな自信になると思います。(試合終了の笛が鳴った瞬間や笠松選手がトロフィーを天に掲げた瞬間の気持ちは)今のスタメンは4年生が多くて、その4年生のためにもっていう気持ちもだいぶあったんで、笠松君がトロフィー掲げた瞬間とかは本当にこの4年生についてきて良かったと思ったし、来年自分たちもこういうふうに最高の早慶戦をできることを望んでます。

 

松下  

(今日の試合を振り返って)ほとんどがベンチからの観戦だったんですけど、自分として心がけていたのは出たときに決定的な仕事をしようということを考えて、アップしていました。(退場者が出たときどのような思いだったか)1失点の上に退場ということで、第3者的目線からいうと、完全な早稲田ペースだったんですけど、ベンチからスタッフも含めて出てる選手たちを信じて、アップしていました。(同点から逆転ということでどういう思いだったか)言葉じゃ言い表せないほどの、喜びがあって今回3連勝が慶應史上初ということもあって、それを意識していたということもあったので、逆転したときは、それに1歩近づけたと思ったんでとてもうれしかったです。(どのような思いでピッチに出たのか)残り少なかったが、早慶戦を開催するにあたって主務を含めスタッフの皆さんが御尽力くださって、僕らは当たり前のようにサッカーをするだけの立場なんですけど、常に感謝を持って出たときはその感謝を精一杯表せるように頑張りました。(勝利の瞬間について)歴史が(塗り替わったということで、言葉では言い表せない喜びでしたし、4年生のためにということも意識してやってましたので、4年生にいい結果をもたらせたのでほんとによかったです。(自身にとって早慶戦とは)一番は感謝を表す場所ですし、自分が入部してからまだ負けたことがないのでこれを続けていって自分が4年生になっても、4連勝、5連勝していって大学生活を終わらしたいです。(レギュラ―を取るために、レベルアップしなければいけないところは)須田監督に教えてもらったんですが、守備の強化。自分はいま本職はンボランチだが、センターバックも視野にいれろということだったんで、守備を強化していきたいです。(センターバックのプレーにはなれたのか)シーズン前、総理大臣杯、関東リーグ戦でもセンターバックをやっているので、ボランチもセンターバック遜色なくできると思います。(後期に向けて)まだレギュラーではないので、これから人一番努力をして秋の開幕ではスタメンになれるように頑張りたいです。  

 

増田  

(試合前の心境と今の気持ち)試合前は会場に入るまでは全然緊張してなくて、すごく楽しみだったんですけど、入場してスタンドを振り返った時に、お客さんが大勢いて一気に緊張しちゃって、前半とかは自分の所でボールを失ったりしてあんまりいいプレーが出来てなかったんですけど、最終的にチームが勝てたことが本当によかったと思います。(試合を振り返って)早い時間帯に失点してしまって、チーム的には前節の神奈川大戦も、先制された所からひっくり返すことが出来たので、絶対いけるだろうなと思ってたんですけど、息吹君(藤田)が退場してしまって、どうかなと思ったんですけど、そこでひっくり返すのが慶應じゃないかなと思って、最後まで走って頑張りました。(退場してからは運動量が増した様に見えたが)いつも息吹君に助けてもらってるんで、今回は自分がやらないといけないなという気持ちが強かったです。(守備だけでなく得点も決めましたが)最近の試合では自分も上がって得点を狙うという意識が強くて、でも神奈川大戦をはじめリーグ戦では自分のフィニッシュの精度が本当に悪くて、チャンスを決めきれないことが多かったんです。今日のシュートも全然上手く当たってないんですけど、気持ちで入れることが出来ました。(3連覇ですが)慶應史上初のことで、歴史を刻めたということで嬉しいんですけど、自分はまだ1年なのでこれから4連覇、5連覇と続けていけるように、また明日から頑張っていきたいと思います。(今後の目標は)リーグ戦でインカレに出場して日本一になることが僕らの目標なので、今日の勝ちは今日で切り替えて、明日からしっかりやっていきたいと思います。  

 

山浦新  

(試合を振り返って)先制されて10人という本当に苦しい状況だったんですけど、逆に10人になったことでチーム全体がまとまって。今日に関しては上手いプレーとかは要らなくて、勝ちだけが欲しかったので、本当に勝てて嬉しいです。(初めての早慶戦でしたが)早慶戦は、実は今まで観たこともなくて、観るのもやるのも初めてで何もわからない状況で会場に来て、雰囲気とかに圧倒されて、緊張してしまって最初の15分くらい何にもできなくて…。入場して後ろを振り返ったら1万人を越える観客がいて、そういう中でプレーできたというのは自分のサッカー人生でも一番でした。(10人になって、どういうプレーを意識したか)今日に関しては、自分は攻撃というよりも守備に専念して、10人になった穴を埋めて、攻撃の方は田中奏一くんに任せて、自分がバランスを取ってとにかく全力で走り切ろうと思いました。(苦しい状況の中での、勝利の要因は)普段から、全力でサッカーをやれ、と言われていたんですけど、グラマネのげんさんの決起会のときの言葉で「全力でやるのは、ある程度のやつだったらできる。だけど、死ぬ気でやるのは、一握りの人しかできない」と言われてて。今日、本当に死ぬ気でやるっていうのはどういうことなのか、わかった気がします。(早稲田の印象は)全体的にスピードも技術もあって、あと3、4年生が本当に多くて、経験豊富なチームだなと。大人の世界だなと思いました。(これからに向けて)天皇杯には、去年自分も東京ヴェルディユースで出場することができたので、今年は慶應のソッカー部の一員として、天皇杯の舞台に立ちたいと思います。

 

武藤  

(今の気持ちは)本当に嬉しいです。(怪我から何とか間に合いましたね)そうですね。間に合うか間に合わないかギリギリの所で、練習も全然出れなくて2日前に復帰したばっかりだったんですけど、須田さんがメンバーに入れてくれたので、出たらチームに貢献しようと思っていました。(初めての早慶戦の感想は)1万人を越えるお客さんの前でプレーするということで、本当に緊張しましたし、ワクワクしてました。なので、最初から出たかったなという気持ちが今は強いです。(ピッチに立った時の心境は)チームも勝ってたし、時間が時間だったので、自分がいくというよりはしっかりと考えてプレーしないといけないなと思ってました。ゴールも取りたかったんですけど、チームのためのプレーをしました。(どのような気持ちで試合に臨んだか)4年生にとっては最後の早慶戦で、どれくらい早慶戦に懸けているかっていうのは分かっているつもりですし、自分も怪我があったんですけど、4年生に勝利をプレゼントしたいなという想いでした。(3連覇については)自分はまだ1年生で1回目なんですけど、3連覇という初めてのことに立ち会えたのは嬉しく思います。(来年、再来年に向けては)自分のいるこの後3年間は、あと3回しっかり勝って7連勝までいければいいなと思います。(今後の目標は)近くに天皇杯予選があるので、そこでしっかりと怪我を治して、活躍出来ればいいかなと思ってます。

  

出場選手

GK 中川翔太
DF 黄大城
DF 松岡淳
DF 笠松亮太
DF 田中奏一93分→松下純土
MF 増田湧介
MF 藤田息吹
MF 河井陽介
MF日髙慶太87分→松田健佑
MF 山浦新73分→香川佑介
FW大塚尚毅79分→武藤嘉紀

早慶定期戦3連勝の偉業達成に歓喜する部員

国立の夜空に『若き血』の大合唱が響き渡った。平日、水曜日の開催にも関わらず、10422人の観客が詰めかけたサッカーの聖地・国立霞ヶ丘競技場。早慶両校の華やかな応援が飛び交う中、第62回早慶サッカー定期戦が行われた。両チームの実力が拮抗した中での戦いはまさに紙一重。最後まで息詰まる試合は、後半に立てつづけに2点を奪った慶大が逆転で勝利した。慶大史上初となる定期戦3連勝を見事に達成した。

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