【野球】新入生特集第1弾!福井直睦選手〜慶應義塾高校〜

野球対談

41名の新入生が選手として慶大野球部へ加入した今年度。新たな環境で挑戦する選手たちにインタビューを行いました。

第1弾は、今春のオープン戦に1年生ながら出場している福井直睦選手!

1年から活躍が期待される福井

ーー塾高では甲子園優勝を経験した

野球をやっている人は誰しもが甲子園という場所を目標にやって来ると思うんですけど、正直塾高に入ったときは甲子園に行けるっていう確信は全くなくて、行ってみたいなという気持ちで入りました。最初は怪我で全然試合に出られなかったんですが、自分が最高学年になったときに秋の大会で良い結果を残せて、関東大会でも勝ちセンバツという甲子園の舞台に立つ事が出来ました。センバツでは出て満足してしまった部分が正直あって、結果も残せず5打数無安打という悔しい記録に終わってしまったので、夏に向けて仙台育英を倒そうという目標を立ててやってきて。結果的にそうした目標があったからこそ夏の日本一があったと思うので、春負けた相手を倒すために夏やってきたことが、自分たちの成長につながったのかなと思います。

 

ーー甲子園では応援が注目されたが

正直びっくりしました。左半分が全部慶應の応援で揺れていて。恩返ししてもしきれないぐらいの方々が応援してくださって、あの応援団がいなかったら甲子園にも出ていないかもしれないです。

 

ーー決勝では3安打

春は打てなかったので、その悔しい気持ちが力になったんだと思います。

 

ーー慶大でも野球を続ける

幼稚舎の時に野球を始めたきっかけが、大学の早慶戦を見て野球に興味を持って、友達に誘ってもらって少年野球チームに入ったことでした。塾高では日本一という目標でやってきて、次のステップでは、憧れだった舞台に立つ側になって野球をやりたいという思いがあって、大学でも野球を続ける事にしました。

 

ーー寮生活が始まったが

住みにくいとかは無くて、自分は一人の時間が好きなので、自分の時間が取れて逆に暮らしやすいです。たまに家に帰っているんですけど、飼っている犬に会わないと少し寂しくはなりますね(笑)。

 

ーー同期選手との関係は

4月入部組はまだそんなに話せていないので分からないですけど、2月入部組は塾高の選手が結構いて、他にもAOで上手い子たちが入ってきて、刺激を受けています。みんな本当にいい人で、寮でもめちゃめちゃ楽しく過ごしているので、悪い人はいないし、いい学年だなと思います。

 

ーー仲の良い選手

渡辺憩と清原勝児の3人組で、よく遊んでいました。

 

ーー鹿児島キャンプのメンバーには選出されなかった

一緒にやっていたメンバーの大体が鹿児島に選ばれたので、最初は落ち込みました。ですが、B班で結果を残してA班に上がった先輩もいたので、そういう事もあるという風に考えて、こっちで一生懸命頑張って結果を残そうと思っていました。

 

ーー関西遠征からはA班に帯同

緊張を通り越して異世界にいるような感じで、本当に今A班でやっているのかっていう感覚でした。まさかAに呼ばれるとは思っていなかったんですけど、呼ばれたからには全力でやらないと、と思っていました。ミスをしないようにとかではなく、1年生らしくフレッシュに、ミスを恐れずやるべき事を全力でやろうというマインドでした。先輩の方々が全員優しくて、ミスしていいからとにかく全力でやってくれという声かけをたくさんしてもらって、それに応えない訳にはいかないと思っていました。

 

ーー現在の目標

まずは春のリーグ戦でベンチ入りして、ヒットを打つことが目標です。長期的には、2、3年でスタメンを取って、リーグ戦で優勝し神宮で日本一になることです。

 

ーー大学生活でやってみたいこと

いろんな人と関わってみたいですね。中、高と男子校で、同じような人が集まっていたので(笑)。大学ではいろんな人とコミュニケーションを取ってみたいっていうのはあります。

 

ーー趣味は

ギターを弾くことと、絵を描くことです。ギターは独学で2、3年やっていて、暇な時に弾いたりしていて、最近はiPadで絵を描くことにハマっています。(絵を見せてくれる。)父親が絵を描くのが上手くて、弟も絵を描くことが好きなので、自分も描いてみようと思って始めました。

福井の趣味である絵

ーーケイスポ読者にひとこと

1年からリーグ戦でベンチ入りして、憧れだった早慶戦に出て活躍するので、応援よろしくお願いします!

 

◆福井 直睦(ふくい なおとき)2005年7月6日生まれ。180㌢80㌔。内野手。右投右打。商学部。慶應義塾高校出身。3年夏には第105回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)に出場、決勝では3安打を放った。

次回第2弾は、「林純司選手〜報徳学園高校〜」明日公開です!

(取材:工藤佑太)

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