慶大の体育会を深掘りしていく連載企画、「What is 〇〇部?」。今回は体育会本部!体育会本部は、慶應義塾体育会44部60部門を統括する上部組織として、「各部の活動における基盤構築」と「体育会全体の先導」という2つの重要な役割を担っている。そこには「主幹」という役職があり、体育会本部の統括、外部団体各所との連携を行い、本部活動における全ての責任を負う。今回は前主幹の野田稜雅(法4・慶應)と新主幹の栁蒼太(総3・高槻)にお話を伺った。前編では、2人が本部に入った経緯や得た価値観、栁さんが野田さんから授かった、5つの金言について話していただいた。

左から栁、野田
※以下、写真は本人提供
――自己紹介をお願いします
野田:法学部法律学科4年の野田稜雅と申します。体育会本部で前年度、主幹という役割を務めておりました。所属部活は水泳部葉山部門という、日本で唯一の遠泳部に入っていて、副将を務めておりました。大学4年時には、120年以上の歴史の中で過去最長となる65キロメートルの遠泳を計画し、泳者全員で完泳して成功させることができました。よろしくお願いします。

65キロメートルの遠泳を全員で完泳した
栁:本年度、慶應義塾体育会本部の主幹を務めます、栁蒼太と申します。総合政策学部3年で、所属部活は自動車部です。自動車部では副将を務めております。自動車部はジムカーナやダートトライアル、フィギュアなどの自動車競技を行なっております。直近では弊部は2年間全日本総合杯を獲得しており、本年度もそれに向けて自動車部でも頑張りつつ、本部でも根性入れて頑張ろうと思っています。

2年連続全日本総合杯を獲得している自動車部(前列右が栁)
野田:栁が「根性」って言葉を言うことあったんだ(笑)
栁:東西会議で叩き込まれました(笑)
野田:栁から根性っていうキーワード聞くの初めてな気がする。
栁:頑張ります!
――体育会本部に入った動機
野田:葉山部門という競技の特性上、なかなか他大学とのつながりもないので、他の部に比べるとクローズドな世界でした。自分が他競技の早慶戦の観戦を通じて、他の部活で志高く取り組んでいる仲間がかっこいいなと思って。純粋に外の世界を見てみたいなという思いと、葉山の魅力を塾内外の多くの人に知ってもらいたいという思い、そして本部を通じて経験したことを部活に還元して、自分の大好きな葉山部門のことをより良くしたいという思いがありました。外への発信と、外で得たことを部内に還元したいなという思いから志願しました。
栁:本部には2年の春から入れるのですが、1年生の間は自動車部の活動に必死に食らいつくので精一杯でした。自動車部からの学び、得ることも沢山あったのですが、それ以上に体育会という組織から勉強させていただくことも多くありました。「練習ハ不可能を可能ニス」という考え方や、スポーツマンシップに則る姿勢は、とても素敵でカッコよいなと思っており、慶應の体育会の真髄に触れたいなという思いから本部に入部しました。また、自動車部自体があまり本部に入る部活でなかったので、他の部活とも交流を持てるようなことをしたいなと思い、本部に入りました。

体育会という組織から学べることが多かった(中央が栁)
――新しく得た価値観、気づきはありましたか
栁:体育会部員たちが皆それぞれのスポーツにとんでもない情熱を注いでいることに、純粋な感動と敬意を持っています。本部員は、皆どこかしらの部活に所属しています。彼ら彼女らと本部の活動をと共に過ごしているうちに、各部の勝ちにこだわるだけではなく、本部での活動を通して、大学体育会全体に貢献したいという思いを持って取り組んでいる姿を見受けられました。素直に皆かっこいいな、と思うばかりでした。新しい価値観を植え付けられたなと思います。
野田:気づきばっかりだなと思っていて。普通のスポーツは勝ち負けがあるけれど、自分は勝ち負けのない世界でやってきていたので、勝利に対する執着心であったり、泥臭さのようなものは自分の中ではあったつもりだったけれど、実は欠けていたなって。そこはすごく痛感しました。「練習ハ不可能ヲ可能ニス」と言う言葉の重みも感じました。
――他に魅力は?
栁:各部が全力で取り組めるためのバックグラウンドを整えるという役割を果たせると、塾全体の部活に何かしらの形で貢献できているというところに喜びを持てるというところに、魅力を感じています。
野田:栁も言ってくれましたが、いろいろなバックグラウンドを持った仲間がいて、自分には持ってない価値観が得られるなというのと、あとは部活以外でも情熱を注げる場所があるというのはすごくいいことだなと思っています。嫌だった時や逃げたい時もあったけれど、部活で悩んでいたことがあったら本部の仲間に相談したり、「本部でこういうことをしているんだよね」と部活の中で話し合ったり、自分の中で悩みを相談できる相手が増えました。あとは、体育会本部で得たネットワークを通じて新たな気づきを得るだけではなくて、やりたいことを実現できるというところが魅力だなと思っています。色々やりたいことを実現できてそこに仲間もついてきてくれて、それは本部でしかできなかったかなと思います。

一糸乱れぬ隊列で完泳を目指す
――体育会本部の活動内容は
野田:「タテ・ヨコ・ナナメの繋がりを創出する」ということが、本部の最大の目的だと思っています。そして、「その繋がりを作る上で各部の基盤を構築する」ことの2つを目的に掲げています。具体的には4つ局があります。繋がりを作るためのイベントを作っていく企画局、各部の基盤を整える主務や事務室と連携して事務系のサポートをする総務局、インスタグラムの運営や体育会内の月報を作っている広報局、そして慶應ならではの取り組みだけど、Leadership Education Athlete ProgramっていうLEAP局というのがあって、人材育成の教室みたいなのをやっている局です。4つに分かれてそれぞれ自分たちのミッションを遂行しています。
――二人は何局にいたのですか
野田:僕は企画局と総務局に入っていたので、大きいイベントをするってこともやってきたし、総務局でミクロな視点でそれぞれの部に向き合うっていうことをやっていました。
栁:同じく企画局と総務局にいました。
野田:俺に憧れてるんじゃない?副将も一緒だし、鞄も一緒だし(笑)
栁:(笑)
――それぞれ違う部から人が集まってくる中で、良い組織づくりの秘訣、大切なこと、必要なことは
野田:それすごく難しいなと感じていて。僕自身探し求めている段階ではあるけれど、これまでやってみて思っているのが、相手のことをより深く探求することと、その上で自分自身が行動に移して、自分の言葉と行動で相手を惹きつけて、仲間を増やしていくっていうのが組織作りで大切かなと。当たり前だけどそれは結局一番大事かなと思ってます。
栁:私個人としても、野田さんは本部の中の組織を作るのが上手だなと思うことが多々あり、野田さん自体に何か惹きつけられる感じがすごいあるなと、いつも思っております。その魅力こそ大事なポイントなのかなと思っていて、チャームポイント、愛嬌があることが大切なことだと考えております。その愛嬌を作り出すための大事な要素っていうところでは、どのような相手にもリスペクトをすること、自分自身を理解していること、自分が無知であることを知っていることが、必要だと考えております。もちろん、このお話の大前提には、組織でやるべきこと、やらないといけないこと、各自の役割、その達成度を正しく把握することが必須条件となります。私は、これらのことを意識して体育会本部内もそうですし、これからシーズンが始まっていく自動車部での活動も鋭意取り組みたいと考えております。

本部主幹としても、自動車部員としても活躍が期待される栁
――野田さんが主幹を務めた昨年、達成できたことは
野田:昨年取り組んだこととしてはいろいろありますが、まずは栁が言ってくれた本部の中の繋がりもっと深くしようとしていたのがテーマとしてあって、それは振り返ってトータルとしてかなりできたんじゃないかなと思います。オンライン世代とかもあってコロナとかがあったので、本部員は50人ぐらいいますが関係性が薄いなと思っていました。本部内のイベントも増やしたし、その上で自分自身が本部員全員の部活のこととか、それぞれの性格とかを徹底的に知り尽くして、そこでの対話を大切にして本部を盛り上げたっていうことがあります。また、今まであった行事についても「このままでいいんだっけ」みたいなことがあり、それをもっと面白くできないかなみたいな、アップデートはやったかなと思っています。例えば、新入生宣誓式とかはお堅いイベントで、1年生もつまらないんじゃなかと思ったので、そこでもっと学生らしく面白いことできないかなと思い、栁を中心にいろいろ進めてくれました。
栁:忘年会とか結構きちんと復活しましたね。
野田:私が企画局出身だったのもあって、そういう行事でみんなをもっと笑顔にできないかなという想いが強く、忘年会とかみんなで集まれるような企画を増やしました。あとは、主務も関係性が薄くて、一体感を増すにはどうしたら良いだろうなって思って、ピザパーティーとかもやったりしてそういう人と人とが繋がれるイベントは、例年に比べたらできたんじゃないかなと思いますね。本部の中のイベントや繋がりを強化したところと、あとは他の体育会全体のイベントも復活させたり、リメイクしたりすることでより繋がりを深くできたんじゃないかなっていう。これ結構自慢だけど、俺らの代はめっちゃ仲いいと思う。
栁:ほんとそうですよね。

深くなった本部の中の繋がり
――栁くんはそれ踏まえて、今年はどのようなことをやりたいですか
栁:そうですね。今年は、体育会本部が塾内外から本当に頼られる存在になることを目標にしています。昨年は野田さんがさまざまなことを試行錯誤し、「本部の土台を作ってくださった年」だったと思ってます。実は、数年前、体育会本部は、団体として明確にやらなければならないことを定義されておりませんでした。その分、体育会を代表するような団体として、全うしきれていなかった側面がありました。しかし野田さんの代で、その団体全体を大きく成熟してくださって、且つ温めてくださいました。今年はそれをさらに固く守っていくところと、体育会本部にしかできない様々な部活に関われるということを使った取り組みを行います。また、体育会本部は、1学年16人、3学年いるので、50人ぐらいの大所帯で活動しております。今までは、その50人全員のパワーを使いきれておりませんでしたので、仕組みを変えて、全員がモチベーション高く、何かしら発揮できるような環境を作る所存です。
――特に印象に残った部活はありましたか
栁:個人的には應援指導部が、ダントツで印象に残っております。應援指導部は、昨年度から体育会本部と同じく、体育会に正式に入りました。それまでも試合等の大事な局面で応援をリードしてくださり、素敵だったのですが…
同じ体育会生として、「慶應の同志を応援する」ために精一杯努力をして、身を粉にして練習に挑む姿を目にする瞬間が多くあったため、なおさら本当にかっこいいなと思うばかりでした。どんな場面でも、慶應らしい空気感で熱気を創り出す彼らには、頭が上がらない思い出いっぱいです。
野田:僕も同じ事を思っていて。これは間違いなく應援指導部だなと思っていますね。部の立て直しであったり、コロナ禍であったり大変な中を乗り越えて、そしてようやく去年、應援指導部は体育会に入りました。多くの課題があったとしても、モチベーション高く取り組まれている部員の皆さんを本当に尊敬しているし、憧れています。いくつもの困難を乗り越えて、体育会になって、しかもいろいろな部の応援に駆けつけてくれている。60部活ある中で、何かここの部活を優先とかにするのではなくて、平等に全力で応援して背中を押してくれるのは、本当に嬉しいし、力になるなと。体育会全体を盛り上げるっていう意味では、本部と二人三脚で進めていくことが多かったので、心から感謝しています。
――應援指導部が、初めて葉山部門の応援に参加したんですよね
野田:遠泳の応援に来てくれて、それも本部で出会って仲良くなっていなければ全く実現できなかったことでした。船にも二葉(=枝廣二葉、(文3・桐朋))が乗ってくれて過酷な2日間を共に闘ってくれました。声を枯らしながらもずっと声援を送ってくれて、船でも塾注をやってくれたり、スペシャルメドレーをやってくれたり、常に背中を押してくれていました。二葉の応援に何度も救われました。あの応援があったからこそ泳ぎ切れたと思っています。他にも大きな塾旗を静岡の伊東まで持ってきてIさんが掲げてくれて、チアも踊ってくれて。スタート前には、TさんとOさんが特別の若き血とか、文字切りとかをやってくれて、力がみなぎりました。応援に駆けつけてくれた皆には、本当に感謝しているし、改めて応援の素晴らしさや、選手に与えてくれる影響力の強さを実感しました。この経験は、僕にとって一生の誇りです。本当にありがたい。
※應援指導部の部員名は代表のみ記載
――主幹になった経緯を教えてください
野田:もちろん体育会を変えたいみたいなビジョンもあったけれど、それ以前に自分自身がやっぱり本部が好きだったから、それが結局一番の原動力であり、やろうと思った理由かなと思います。本部が好きだったし、何かここでもっと新たな挑戦をしたいなって思ったし、本部員が持っている熱い気持ちを引き出したいなっていう思いがあって。そういった背景から、生意気ながらに立候補しました。なんでお前なんだとか思われていたかもしれないけれど、「どうしてもやりたいんだ」というのは伝えました。
――主幹として活動して嬉しかったこと、苦しかったことは
野田:先ほどの話と被ってしまいますが、嬉しかったことは、それまで以上に、いろいろな人に出会えたことです。年齢や部活、大学の垣根さえも超えていろいろな人と出会えました。様々なバックグラウンドを持つ人と出会い、そこで新たな価値観に触れ、その人の努力を思い知って、そこから自分自身の成長に繋げられたのが嬉しかったです。そして出会えた仲間から、「野田やってくれてありがとう」とか「野田のお願いならやっていいよ」みたいな小さな一つ一つのありがとうが何よりも嬉しかったです。逆に苦しかったことは部活と本部の両立です。本部では主幹で葉山では副将もやっていたから、両立がすごく苦しくて、肝心の水泳が疎かになり結果が出ない時期がありました。結果が出ないならまだしも、部員からの信頼さえも失ってしまったことが、すごく苦しかったなと今振り返ると思いますね。あの時は、部員にたくさん迷惑をかけてしまって申し訳なく思っています。

主幹としての仕事を全うした野田
――後輩の栁くんに期待することは
野田:これまでも栁に何度も助けられていて、栁のおかげで上手くいった行事も多かったです。心から信頼できる自慢の後輩です。だからこそ、自分の力を信じて、本部をより良い組織にしていってほしいなと。年によってバラツキがあると良くないので、何十年先も未来永劫、体育会にとって必要とされる組織にするための基盤作りっていうのをやってほしいなと思うし、何かその中で、自分らしさを忘れずに挑戦してほしいっていうのと、仲間を大切にしてほしいなと思いますね。そして何よりも、楽しむことを忘れないでほしいです。
――栁くんが主幹に就任された経緯は
栁:本部に入ったこと経緯は先ほど述べさせていただいた通りで、2年生、3年生の間は基本的に上級生の姿を見て動いて、一緒に本部を動かすという感じでした。その中で本部員であることへの面白みが芽生えてきました。その面白さは、他の部活の人と繋がれたり、「イベントが面白かった」と言ってもらえたり、慶應全体に貢献できているなと思ったり、些細なことの積み重ねでした。これらの全てに責任を負い、責任を持って楽しめる、大学を背負って一番活躍できるのが、主幹の役割だと思っております。その喜びの中心を本部員みんなで感じたい、責任を持って動きたいと思ったのが主幹になって経緯です。強欲にやってみたい、というよりは、自動車部や本部で同期、先輩、後輩に恵まれたおかげで大きく成長できたため、それを何とかして還元したいっていう想い、責任を全うしたいと思っている次第です。それを一番実現できるのが主幹だったっていうところでした。
ぶっちゃけ、前主幹の野田さんが純粋にカッコよかった、というのもあります。かっこよさっていうのは、体育会本部を盛り上げられていることもそうですし、明らかに他の部活から慕われていて、信頼されていたのも含まれています。
それを実現できる、しなければならないのが主幹という役割だと認識し、今も強く意識しています。
――野田先輩から何か激励はありましたか
栁:5点教えていただきました。
1つ目に、「仲間のことを深く知ること」。これは野田さんが頻繁に仰ることなのですが…野田さんは本当に事細かに、本部員のこと、各部活の状況も把握していました。それが結果的に大きな信頼につながっていることに気づかされました。どんな人も自分のことを知ってくれている、自分の頑張っていることを、向き合っていることを知ってくれているのは、素直に嬉しいですよね。
2つ目に、「こだわりを持って手間暇かけること」。野田さんは、葉山の活動で非常に忙しいのですけど、時間がある限りいろいろな部活の応援に行ってました。その動きは、何か報われることはないかもしれないけど、そこの手間暇かけることで信頼に繋がっていくのかなと思うと、絶対に欠かせないなと思ってます。
3つ目に、「論理で人は動かないこと」。「納得させて情で動かす」っていうのがすごい心の中で響いています。自分は、かなり論理で話してしまう人間なのですが、多分それだけじゃ駄目なんだなってことにようやく主幹になってから気付かされて。効率が良いからやるとかっていうことではなくて、「その先にどんなやりたいことがあるのか」というところを踏まえて、情熱を持って話すっていうことの大事さみたいなのを伝えてもらいました。
4つ目に、「目配り気配り心配り」。語呂がいいなと思いながら聞いていたのですが、本当に一つ一つの動作とか心遣いとかの面で自分と全然違かったと思いますし、数十人いる本部員で、よくあの距離感を全員と詰められたな、すごいなと感心しております。
最後に、「出会いに感謝すること」。これまでのこと全部にかかることだと思うのですが、出会い自体に大きな価値を見いだして、しかもその出会い自体が一期一会で、感謝を忘れない姿勢を指しています。出会いを大切に、尊敬の念を持つことによって、頼る頼られる関係を作れるということに気付かされました。
野田:良い後輩でしょ(笑)

野田前主幹の意思が、柳新主幹に受け継がれる
――様々な方との信頼を築く上で大切なことは
栁:二つあると思っています。重なってしまうかもしれませんが、「自分が完全ではないことをきちんと理解すること」、もう一つが「相手に最大限のリスペクトを払うこと、そしてそのリスペクトを払う対象はその人だけじゃなくて、その人を支えてくれてる人まで払う」ということが大事なのかなと思っています。それをして初めて、信頼とか信用とかを築けるのかなと、今の段階では思っています。それができて初めて、体育会部活を先導する組織として存在できると考えています。
――改めて意気込みをお願いします
栁:体育会本部は野田さんをはじめ諸先輩が作ってくださった基盤があって、素晴らしい組織になっています。
本部員みんなが、本当に貪欲で熱い体育会生である現状の中で、今最高の状態にあると思っています。主幹として4ヶ月ほど経ち、内部の統制や各個人の状況を知ることはできました。これから始まるシーズンで、慶應義塾体育会の慶應らしい「勝ち」を各部が実現できるよう、大学全体として、應援しあう文化の醸成、環境構築など、体育会を盛り上げられるよう、死にものぐるいでやり遂げることを、ここに誓います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
インタビューの続きは後編で掲載しますので、お楽しみに!
(取材:野上賢太郎)