慶應スポーツ新聞会

【バレーボール】第10戦 最終戦に敗れ最下位でリーグ戦終了 国武大戦

 

途中山本のスパイクでリズムをつかむも…

前日の初勝利から一夜明け、遂に春季リーグも最終戦を迎えることとなった。力の差から見ても、この日の国武大戦は「勝利にこだわる試合」と位置づけた慶大にとって重要な意味を持つ1戦であったが、相手の軟攻、フェイントに巧みにかわされ終始劣勢に回る展開。サーブカットを乱されサイド頼みになる悪循環にみまわれ、セットカウント1-3で敗戦。良いイメージを持ってリーグ戦をしめくくることは出来なかった。

5月16日(日) 春季関東男子1部バレーボールリーグ 慶大-国武大 @日本体育大学健志台米本記念体育館

得点
慶大 セット 国武大
18 25
17 25
26 24
24 26
 

岡田の今後の成長にも期待

第1セット、間宮(政2)のサーブで乱したボールを星谷(理1)が押し込みで慶大が先手を取るが、2点目以降、国武大に連続で点を奪われ引き離される。その後も国武大からのフェイント、軟攻の攻撃が続き、レシーブミスなどでこのセットを落とし、国武大にリードされる出だしとなる。続く第2セットも、国武大からのフェイント・スパイクの巧みなテクニックにより強打警戒のレシーブ陣の前にふわりと落とされる展開が続き、国武大にリードを許してしまう。相手エースの好調もあり2セットを連取され悪い流れが続く慶大だったが、第3セット序盤は国武大に点を許してしまったものの、岡田(商1)のスパイクによりその流れを食い止める。さらに初出場となったピンチサーバーの石川(理3)にサービスエースが生まれたのをきっかけにリズムを作り逆転し一時は5点差とリードを広げる。その後、土壇場で24-24と追いつかれたものの、間宮、山本(環2)の連続スパイクがきまり、慶大がこのセットを勝ち取る。第4セットも出だしは山本のスパイクにより慶大がリードしたにが、フェイントのカバーミスやサーブレシーブが乱され、一時は14-15の差だったものの17-21まで引き離されてしまう。試合終盤、山本、間宮のスパイクにより徐々に差を縮め、マッチポイントまで粘ったものの、慶大のアタックがアウトして国武大に勝利を与え、24-26このセットを落とし試合が終了した。

これで、最終結果は1勝9敗という悔しい結果となってしまったが、1部リーグを終えて、「レシーブ、ブロック、コンビネーションなんかは思っていた以上にいけるな、という感じだった。」(宗雲監督)というように、すべての試合においてハイレベルな1部リーグでも充分通用するプレーをみせてくれた。若いチームということで次の大会では「もっとはつらつとプレーしてもらいたい部分はあります。」(小池主将)というように、以後の試合では、はつらつとした若々しいプレーを期待したいところだ。

   By Yuka Takamatsu

コメント

宗雲監督

(最終戦を振り返って)出だしが良くなかった。エンジンがかかるのが遅く、3セット目から調子が上がってきたが、良かったのは最後のセットぐらいで全体としては70%ぐらいの出来。(後半は粘り強いバレーが見られましたが)2セット目あたりから相手のフェイントに対応できるようになって、相手が強打に切り替えたところをうまくブロック出来たのが良かった。ただ最後は相手チームのエースにやられてしまったという感じだった。もう少し早く選手がフェイントに気付いていれば、という気持ちはあるが、仕方ないですね。(リーグ戦を総括して)1年生の星谷、岡田が去年抜けた2人の穴を埋められるとは思っていなかったが、結構頑張ってくれた。おかげで毎セット17、18点ぐらいしか取れないと思っていたところを、接戦まで持ち込むことができた。たださすがに東海大には歯が立たない、といった印象だったので秋にはデータ班にも頑張ってもらい、研究する必要がある。(技術面で、1部でも通用したと思われる点は)レシーブ、ブロック、コンビネーションなんかは思っていた以上にいけるな、という感じだった。ただ1部のチームはどこもサーブが強かったので、サーブレシーブで崩され、連続失点するといったケースが多かったので、もっと鍛える必要があると感じた。(法大戦で1勝を挙げたのは)大きかった。8連敗してやっぱり自分たちではダメなのか、と思っていたところを、やっぱりやればできるという気持ちに変えてくれた。秋にもつながる1勝だった。(秋のリーグ戦に向けて)やらなければいけないことが多過ぎる。全部は出来ないと思うが、少し休んでから選手と話し合って課題を克服していきたい。もともと自分たちには1部の力はないので、1部降格とかは気にせずに、のびのびプレーします。

小池主将

(今日の試合は)力を出し切れなかったです。最後の1点がとれない試合が続いているので、それをとるためにはどうしたら良いのか、練習で解決していくしかない。(先日の初勝利でチームに変化は)特に今の所はそんなにないです。ただ今後の早慶戦、インカレに向けて良い意味で自信を持って臨めると思います。(リーグ戦を総括して)やれるなと思ったときにもったいないミスで落としてしまうゲームが多かった。勝負どころで1点を取り切る、ポイントポイントでミスせずに勝負していく練習が必要だと思います。(初のリーグ戦を戦った1年生については)1年生なりに頑張ったとは思うが、もっとはつらつとプレーしてもらいたい部分はあります。厳しいことをいうようですけど、1年生だという甘さを取っていかないとうちのチームは厳しいかなと思います。その点では期待しています。

岡田

(今日の試合をふりかえってみて)自分の不甲斐ないプレーに申し訳なく思いました。昨日の(法大戦)勝利で自信持って今日も励んだつもりでしたが、(緊張のため)自分の実力を発揮できなかったのですごく悔しいです。(初のリーグ戦を通して)精神的にも緊張してしまい、すべての試合において自分の実力が発揮できなくて残念でした。(試合にでられない)他の先輩方のためにも、一つでも多くの試合に勝てるように全力で練習し、(次の東日本インカレでは)もっと自分自身ステップアップして、完熟した試合にしていき、安定して勝てるようになりたいです。

 

 
 

間宮にとって個人賞受賞は初めて

◊間宮がレシーブ賞受賞

春季リーグを終えて各個人賞が発表された。慶大からは間宮(政2)がレシーブ賞を初受賞。レシーブのみならずスパイク、サーブと大車輪の活躍をみせた間宮に宗雲監督も「間宮は1部にも通用した」と太鼓判を押す。他の個人賞は全て上位4チームの選手からの選出であったのに対し間宮は最下位チームからの受賞。いかに献身的にチームを支えていたかが見て取れる。2年生にして既に攻守両面において名実ともに慶大の要となった間宮が今後の躍進のカギを握る。

慶大出場選手

レフト  間宮 秀太(政2)

レフト  岡田 拓巳(商1)

ライト  山本 悠登(環2)

センター 村上 拓也(法2)

センター 星谷 健太朗(理1)

セッター 小池 聡司(環4)

リベロ  川村 昌平(環2)

途中出場 鈴木 陽太(医4)

     石川 友規(理3)

     中出 祥平(環2)

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