【早慶戦特集】第2弾馬術部

主将としてチームを支えた呉

馬術部早慶戦

12月24日(土)@早大東伏見馬場

【第1競技 第3課目B】

順位 名前(学部・学年) 馬名 総得点率
1位 安芸知世(商1) ロナーホール 61.449%
3位 小瀬村悠美(理3) 慶虹 57.753%
6位 中井乃絵美(政3) 慶銀 54.782%
8位 竹本有希(法3) 慶雅 52.898%
9位 田中優衣(医1) 慶月 50.579%
 

【第2競技 学生賞典馬場馬術競技】

順位 名前(学部・学年) 馬名 総得点率
3位 呉達人(商4) ロナーホール 56.388%
5位 清水友和(政4) 慶銀 53.703%
 

12月25日(日)@早大東伏見馬場

【第4競技 現役小障害飛越競技】

順位 名前(学部・学年) 馬名 走行タイム 加算タイム 総タイム
2位 田中優衣(医1) 慶隼 49.27 0.00 49.27
4位 戸田愛介(政3) 慶茜 52.65 9.00 61.65
 

【第6競技 現役中障害飛越競技】

順位 名前(学部・学年) 馬名 タイム 総減点
4位 小澤和紀(商1) 慶湊 57.24 4
2日間の合計得点 慶大8-12早大

戦とは―人馬全員の総合力が試される試合

チーム一丸という言葉がこれほどまでに当てはまる試合が他にあるだろうか。慶大体育会馬術部が挑んだ早慶戦は大学生だけではなく、慶應高やOB・OGが参加する競技があり、まさにチームが一つとなって戦うことが求められる。惜しくも8-12で敗れたが、4年間だけでは語ることの出来ない「伝統のある試合の重み」(呉)を感じさせる接戦だった。

戦うのは人間だけではない。馬術が持つ唯一無二の特徴として馬という生き物を自分の思い通りに扱わなければならないということがある。「自分が助けてもらう時もあれば、自分が助けてあげる時もある」という難しさがある半面、「人と馬の息があった時はいつも以上の力を発揮できる」。勝敗を分けるのはまさに人馬一体になれるかどうかという点にあるのだ。

「悔いのない」競技を貫いた清水

呉前主将・佐藤前副将はともに慶應高時代から馬術部に所属。その二人は「OBの先輩が乗っていた馬に自分が乗ったり、逆に自分が乗っていた馬に将来後輩が乗ったり」(清水)という伝統を常に意識してきたという。共に戦う同期はもちろん、代々歴史を築き上げてきた偉大な先輩、それをこれから継承していく後輩、そしてその象徴となる馬。すべてが結束しなくてはならない、「総合力が試される場」であるのだ。「そういう舞台を作ってもらっているっていうのはすごくありがたいなと思います」。(呉)伝統がそこにあり続ける限り、慶大馬術部が語り継がれる結果を残す日もそう遠くはないはずだ。   (並松康弘)

*記事の掲載が遅くなってしまい大変申し訳ありませんでした。

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