慶應スポーツ新聞会

【男子ラクロス】 明学大相手に快勝! FINAL4へと続く道



8月29日に大井第二球技場で関東学生男子ラクロスリーグ、対明学大戦が行われた。結果は16-1のスコアで慶大の勝利。リーグ戦2連勝とFINAL4進出に向けて順調なすべり出しを見せた。

見事2連勝を飾った慶大

慶大関東学生ラクロスリーグ1部Bブロック2010/08/29(日) 11:50F・O@大井第二競技場
チーム 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
慶應義塾大 2 4 7 3 16
明治学院大 1 0 0 0 1
最初のフェイスオフで明学大がイリーガル・プロシージャーの反則を犯し、慶大ボールで1Qが開始。ゆったりとしたパス回しで相手のスキを狙っていく。MF本下主将(政4)やAT斎藤副将(総4)を中心に前線でボールを展開して「今回も(試合の入りを)注意して序盤からドンドンシュートを打っていくようにした」(斎藤)が、不運にもシュートが相手ゴーリーの正面を突きなかなかゴールマウスをこじ開けることができない。それでも9分、前線でのパス回しからMF永島(法政3)の突破から本下に繋ぎそのままシュート。何とか先制点をもぎとる。ただ試合開始から自陣内でのパスミスなどのイージーなミスを犯し、流れを完全には引き寄せていない慶大。その乱れを前節で早大に引き分けた明学大が見逃さなかった。10分、相手18番が個人技で慶大DFの網を掻い潜り、最後は1対1でG中井(商3)の動きの逆を突きシュート、同点に追い付かれる。一進一退の攻防が続く中19分、斎藤の速攻からゴール前に走りこんでいたAT小原(商4)にパスを繋いでそのまま決め、2-1にする。1Qを何とかリードを奪った状況で終えた。


この日大活躍だった斎藤副将

この日大活躍だった斎藤副将

続く2Q。1Qのような展開が続く。相手ゴール前でのルーズボールプッシングやフェイスオフ時のイリーガル・プロシージャーなどの反則を犯し、なかなかリズムに乗ることができない。加えて明学大の必死のDFも慶大を苦しめた。引き気味に守って慶大AT陣を抑えるだけでなく、獨協大戦で好調だった小原に2、3人が厳しいマークを付けポストポジションを取らせない。ただなかなか作れない攻撃のリズムを作ったのは先制点をアシストした永島と相手DFに苦しめられていた小原だった。13分にゴール前10m付近でボールを受けた永島が右で陣取っていた小原にパス。受けた小原は相手の一瞬のスキをつきそのままゴールネットをゆらし追加点、リードを広げる。そしてこの得点を皮切りに慶大のゴールラッシュが始まる。14分には慶大のエキストラマンオフェンスから斎藤がカウンターで自陣から敵陣まで持ち込みそのままゴール。さらに17分には小原から繋いだ斎藤が決め、18分には斎藤から繋いだMF田中(法政2)が決めと一気に差を広げ2Qを6-1で折り返す。

攻守に奮闘した本下主将

3Q、もう止まらない慶大。0分にゴール右前に張っていた斎藤がゴール裏からボールを受けた瞬間にシュート。3分にはMF小池(商4)が中央に切り込んでこぼれたボールを拾いそのままシュート。5分にはまた斎藤が距離のあるミドルシュートを決めるなど多彩な攻撃を武器にリードを広げていく。負けている明学大は点を取るために前線に人をかける。そのことでゴール前が空く。その空いた場所を突くといった好循環が続き3Qだけで7点をもぎ取る。加えてDF陣もミドルは打たれてもポストポジションは取らせないといった大けがをしないためのDFで相手AT陣をおさえ込む。3Qは7点を取り、4Qも自慢のAT陣のシュートラッシュは止まらず、3点を追加し結果は16-1で快勝した。

結果は早大に引き分けた明学大に快勝。ただ部員の誰一人としてこの結果に慢心するものはない。あくまでも目標は日本一。「学生相手には15点差つけてやっていきたい」(小原)と学生相手に弱みを見せる気などさらさらない。次の試合もその次の試合も日本一へ向けての通過点。さらなる高みへ向けてチームは猛進していく。

By Kazuhiro Takai

 

選手のコメント

本下主将

目標としていた15点以上10点差以上が達成できたというのはあったんですが、試合展開からいっても20点以上は取れたかなと思う。また序盤からもっと攻め立てたかったというのもあったので次の試合1Q目をどう戦うかというのが課題になりそうですね(具体的な戦い方とは)攻め方は別に悪くなかったので決定力の部分を磨いて1Q目で決定機を逃さずに点を取れるようにしていきたいですね(失点は1Qの1点だけ)1Q目はやはり緊張している選手もいますし、相手を知るという意味でもどうしてもペースが開きにくいというのがある。どういう風に得点を取ってくるチームかわからない部分もある。失点に関してはあまり気にはしていない。失点よりも得点量を増やす感じでやっている。1Q目の1点の失点よりも大量得点を取れればいいかなと思っています(後半にはスタメン以外の選手の活躍も見られたが)やはりいい雰囲気を作り出せれば戦える選手は全員揃ってベンチに入れている。そういった意味で集客試合という形で観客も多い中でそういった選手が活躍できたのは自信にもなりますし今後の戦いにも有利に働くかなと思っています(観客が多い中で指示が聞こえなくなる部分もあると思うが)その点に関してはなるべく普段の練習からコミュニケーションを取っている。集客試合という観客がうるさい中でコミュニケーションを取らなければならないプレーではなくて、普段から確認して表情を見ただけでもわかりあえるような練習を心がけてやってきた。応援はプラスにしか働かなかったと思いますけど、今日は。(次の試合に向けて)前回は1週間しか開かずに2試合をやったんですが、次戦までには時間がある。しっかり決め切れる力をもっと付けて次は20点以上を取れるように次は目標をもう1回立てて早大、東大戦に向けていい状態で入れるように仕上げていきたいですね

齋藤副将

(今日の試合を振り返って)目標だった15得点以上10点差以上が達成出来たので結果は良かっかなと思いますが、今後相手が強くなっていくにつれて、もっと点の取れるチームになって行かなければならないと思います(明学は早稲田と引き分けた相手だが、特別な対策はしたか)スカウティングして、相手チームに合せてプレーしました。早稲田と引き分けのチームということで相手に1度も勝つチャンスを与えないで勝ってやろうと思ってプレーしました(前回は試合の入りがよくなかったが、今回注意したことは)今回も(試合の入りを)注意して序盤からドンドンシュートを打っていくようにしましたが、結局第1Qが2対1という結果であまりよくなかったので今後伸ばしてくポイントかなと思います(今日の個人的な出来はどうだったか)シュートが幸い入ってくれたのでスコアの面では良かったと思いますが、コーチの方から色々と指摘を頂いたので、まだまだだなって感じです(あえて課題をあげるならば何か)やはり試合の入りです。今日は相手が弱かったというのもあって簡単にすぐ点を取れたと思いますが、強い相手に対しに対して負けている状態から逆転して勝つという状況は凄く難しいと思うので、最初からしっかりやらなければならないと思います(次戦の成蹊戦に向けて)15得点以上10点差以上で圧勝して、学生相手には次の成蹊戦だけでなく全てこれを目標に試合に臨みたいと思います

泉副将

(今日の試合を振り返って)先週の(リーグ戦)初戦でも入りが悪く、そこは修正しようとして1週間やってきたんですが、今日の入りも悪く、成果が出せなかったのでそれが反省点です。(今日の試合で気をつけていた点は)相手がフルフィールドオフェンスが得意だということがスカウティングでわかっていました。そこでの失点を0にすれば相手の得点源がなくなるということをみんなに言い聞かせていたので、その点であまり攻められることがなかったというのが、1失点に抑えられた決め手だったのではないかと思います。(格下との試合だったが)ディフェンスは1失点でしたが、もっと点は取れたと思います。ディフェンス側からもっと得点のチャンスを生み出せたのではないかと思っています。そのためあまり満足はしていないです。(課題は見つかったか)試合の入りが悪いという点です。(相手も)だんだん強くなってきて、今の感じのままではそのまま攻め込まれてしまうので、そこは修正していくべきところだと思います。ディフェンスとしてはまだ少し気の抜けているところがあるので、相手が誰であろうとそこは引き締め、気はずっと張っているようにしないといけないと感じています。(次戦に向けて)次の試合も(相手が)少し強くなると思いますが、ガンガン点を取り、また入りの部分を修正して、観ている方が安心して観られるような試合をしていきたいです。

中井

(1失点でしたが)出来すぎたぐらいの結果なんですが、失点よりも得点数が高ければいいというコンセプトなので16点しか取れなかったという方が大きいですね。20点が目標だったので。DFは守るというよりは、攻撃の基点という意識でやろうっていう感じです。失点に関してはG(ゴーリー)に近いところから打たせてとろうってコンセプトなので入ってもオフェンスにつながればいいよねっていうコンセプトです。(ではそうしたコンセプトの中で今日のDFの動きは)相手からボールを奪って攻撃してくっていう形ができていて、実際に2得点くらいDFの選手がとっているので成果として残っているのでいいと思います。しっかり要所要所守って、リスクを負いながらも攻撃につなげていくっていう形でやっています。(次節に向けて)失点0はもちろんですが、DFが攻撃の基点となって20得点とりたいですね。

小原

(今日の試合を振り返って)獨協戦が終わってから、獨協戦の反省からいろいろテーマを掲げてやってきて、その成果としては良かった試合だった。(獨協戦から改善した点というのは)フィールドをフルに使ったオフェンスというか、ボールを中盤に持ってきてからオフェンスをするのではなく、ディフェンスサイドからオフェンスを始めてフルフィールドで攻めるという点に重点を置いてやってきて、それが形になったかなと思う。(格下相手でしたが)獨協戦同様に15点以上差をつけるという事を掲げてきて、ぎりぎりではあったがそれを出来たのが良かった。(個人的な出来としては)決めきるところを決めきれなかったところがあった。アタッカーは点取ることが仕事なのに、チームメイトが8点取って自分が2点しか取れなかったので格好つかないなと思うところもある。(マークが厳しかったという印象がありましたが)特に関係なかった。(次戦に向けて意気込みを)学生相手には15点差つけてやっていきたいので、そのためにもアタック陣がオフェンスリーダーとして点を取って行きたいと思う。

井本
(試合を振り返って)15点差以上で勝とうという目標だったので、それが達成できて良かったです。(今日の試合の入りは)点を取った直後に失点してしまって、まだ入りは課題だと思います。(試合前に相手の対策は何かしたか)特にはしていないんですけど、向こうはリーグ戦のダークホースみたいな感じなので慶應らしく相手を潰そうと思って意気込んでやりました。(フォーカスした点は)リスクを負ってでも攻めて勢いをつけていこう、というのがあったのでガンガン攻めていきました。(DFについては)まあまあですね。けっこう良かったと思います。(自身のプレーは)点をとりたくて上がっていってたので、点を取れて良かったです。(課題は)チームとして流れが悪い時に自分がミスをしたりしたので、そういう時にどう切り替えたりするかとかが課題だと思います。(成蹊戦に向けての抱負は)頑張って点を取って、ディフェンスも点を奪いたいです。(自分は)2点くらい取りたいです(笑)。なので、応援よろしくお願いします

永島

(今日の試合を振り返って)入りから圧倒して、15点取って10点差以上で勝つことを目標としていて、それは達成出来たんだけど、20点以上取れないとこの先強い相手と当たった時にもっと戦えないといけないという意味で、もっと点も取れたし、内容も濃いものに出来たと思います。(前節と同様に入りが良くなかったのでは)そうですね。僕らのチームは若いチームで、2年生が結構入っていて今年初めてリーグ戦に出る選手もいるし、しかも今回は集客試合でお客さんもいっぱいいる中での試合だったので、そういう空気に慣れていないのもあったかなと思います。(今後の課題は)決めるべき所でしっかり決めるということと、質のいい点の取り方をしたいです。今の相手だから得点を量産出来ているけど、もっと詰めなければいけない所もあるので、しっかりやっていきたいです。(次節の成蹊戦に向けて)成蹊戦も今回同様、点を取って圧倒して、その次の早稲田戦、東大戦に向けて、結果にこだわってもっと点差をひらけるように頑張りたいです。

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