慶應スポーツ新聞会

【バスケ】リーグ戦初の連勝を飾る!神奈川大戦

 

伊藤良太(環2・洛南高)は大事な場面でシュートを決め続けた

2012/10/14(日)@東洋大学総合スポーツセンター

第88回関東大学バスケットボールリーグ戦 神奈川大戦

リーグ戦も終盤戦となる14日目を迎えた。慶大は前日の順天堂大戦で上級生が活躍し快勝。その勢いに乗って勝利を掴みたい所だ。この日の相手は一巡目に100点ゲームで大敗した神奈川大。苦戦が予想されたが、一進一退の攻防のなか勝利を手にしたのは、上級生を中心にまとまりをみせた慶大だった。



2012/10/14(日)@東洋大学総合スポーツセンター
第88回関東大学バスケットボールリーグ戦 神奈川大戦
  1Q 2Q 3Q 4Q 合計
慶大 16 18 25 17 76
神奈川大 14 17 17 21 69
◆慶大スターティングメンバー
  選手名(#背番号・学部・学年・出身校)
PG #16 伊藤良太(環2・洛南高)
SG #13 大元孝文(環1・洛南高)
SF #8 蛯名涼(法3・洛南高)
PF #6 権田隆人(政2・慶應高)
#7 本橋祐典(環3・佼成学園高)

 

蛯名涼(法3・洛南高)の相手のエースに対するディフェンスが光った

神大との前回の対戦では100失点を喫したが、この試合の1Qはロースコアとなった。その大きな要因となったのは蛯名のディフェンスだ。前回の対戦で41得点を献上した神大のエース#7古橋に対して、徹底したディフェンスで仕事をさせない。「(相手の7番を)前半と後半でそれぞれ10点以内に抑えるということを徹底した」(佐々木HC)との言葉通り、前後半で20点しか許さなかった。一方のオフェンスでは、序盤こそテンポよく得点を重ねるも、中盤にシュートが入らなくなり得点が停滞。この苦しい状況を打開したのは蛯名だった。積極的にリバウンドに絡みセカンドチャンスを作り出す。ただ、神大も要所で得点し、最後まで互角の展開が続いた。ラストプレーで桂のシュートが決まり、16-14と慶大が2点リードで1Qを終える。2Qも一進一退の展開が続く。1Qに引き続きディフェンスが機能し、走ってくる相手に簡単には点を与えない。すると終盤には大元が奮起。黒木の得点をアシストした後、フリースローを2本決めると、最後にはスリーポイントを決めて見せる。34-31と慶大がリードを保ったまま前半を終えた。

本橋祐典(環3・佼成学園高)がインサイドで存在感を見せた

勝負の3Q、慶大はスリーポイント、ドライブインからの得点と中外を使い分けたオフェンスを見せる。しかし、神大も攻撃の手を緩めることはなく、依然として拮抗した展開が続く。目まぐるしい攻防の中で一歩抜けだしたのは慶大だった。その原動力となったのは蛯名、本橋の3年生コンビ。「自分の役割はディフェンスとリバウンド」(本橋)という本橋がオフェンスリバウンドを取ると、蛯名がゴール下でシュートを決める。本橋のインサイドの力強いプレー、蛯名のスリーポイントで流れがぐっと慶大に傾く。すると終盤には、伊藤が勝負強さを見せる。残り2分となった所で、スリーポイント、速攻、フリースローを決め7得点。59-48で最終Qへ。4Qは蛯名の連続得点で始まる。相手の得点が止まっている間に慶大は着実に得点を重ね、リードを一気に16点まで広げる。しかし、中盤に慶大がシュートを決められないでいる間、今度は神大が速攻やスリーポイントを決め、点差が一桁にまで縮まる。この勝負所で踏ん張りをみせたのは、またも伊藤だった。スリーポイントを決めると、残り1分となった所で、「ドライブすることによって突破口を開こうとしていた」(伊藤)と果敢なドライブからのバスケットカウントで得点する。この得点でトドメを刺した慶大がそのまま逃げ切り、76-69で貴重な5勝目を手にした。

要所で上級生が踏ん張り下級生が勢いをつけるという、前日の順大戦からの良い流れが勝利をもたらしたと言っても過言ではないだろう。「何より継続するということがこの子達の成長のキーワード」(佐々木HC)というように、上級生が良い流れをつくるということを一過性のものにせずに、継続させていくことが今の慶大に必要だ。この大きな二連勝を自信にし、来週も二連勝して欲しい。

(記事・淡海美帆)

◆試合後コメント

佐々木三男HC

昨日と同じで、ポイントで上級生が頑張って下級生を楽にするということが少し出来たので、そういういい流れがチームの出来つつあるのかなと思います。(相手の21番に対するマッチアップについて)前にやった時に7番に41点くらい取られてるので、今日は21もそうだけど、とにかく7番を前半と後半でそれぞれ10点以内に抑えるということを徹底したんです。そこで蛯名が頑張ったので、20点くらいに抑えられたんじゃないかなと思います。(初の連勝となったが、継続という面でチームに変化はあるか)練習が良くないんですよね。ただ、先週くらいから桂が良くなってきたので、それが少しチームにいい影響を与えているかもしれないですね。僕がいつも言ってるのは、上手なことはやらなくていいから、キャプテンとして責任感を持ちながら緊張感の高まった中でもやり遂げるという姿を見せて欲しいということなんです。そうすれば下級生もついてくるので。でもミスを恐れて動かなかったりというのがずっと続いていたんですが、先週あたりからやっと良くなってきましたね。あとは、僕が主体のミーティングの後に学生主体のミーティングをやっているんだけども、その内容を確認したら、練習でこういうことをやろうよ、ということが学生全体で確認出来た、という報告を文面だけどもらったので、それも少し落ち着く要因になったかなと思いますね。(次週に向けて)来週も2つ勝たないといけないです。何より継続するということがこの子達の成長のキーワードなので、次の練習から意欲的に取り組んで、来週に繋げて欲しいですね。

蛯名涼副将(法3・洛南高)

今日は勝ててよかったのですが、ここでつめようというところでつめられなかったり、オフェンスの流れのいいところでとまっちゃったり、そこを改善しなきゃなと思いました。これから強くなっていくので、勝ち星を重ねなきゃいけない中で、課題は見えたので1週間でまた修正したいと思います。(勝因について)やることやれたし、抑えられるところは抑えられたし、勝負所を皆分かっていてそこをミスしなかったのが大きいと思います。(来週に向けて)勝つと気持ちよくて違うので、いいかち方で、どう転ぶか入れ替え戦になるかわからないですけど、次に繋がるように、戦いたいと思います。

本橋祐典(環3・佼成学園高)

今までチームがバラバラというか、まとまっていなくて一つになれていない感じがすごくしたんですけど、今週の二試合で、昨日は慶應らしい勝ち方ができて、今週すごく大きかったのは、やっぱり今まで勝ち切れないというか、接戦を落としていたっていうところが多かったので、そういった部分で勝てたのと、今週二試合でチームとしてのベクトルが一つになったかなっていうのが大きかった試合だと思います。(一巡目の神大戦と今日の神大戦の違いは)前回は本当にダメダメというか、二十点以上離されて、結構本当にボロボロだったんですけど、さっきも言わせてもらったんですが、今週一番収穫として大きかったのが、上級生が流れをしっかり作ってチームを導けるっていう慶應らしいというか、大学バスケらしい勝ち方がしっかりできたことがすごく大きいと思って、それをしっかり継続していけるかが今後の鍵になってくると思うので、そういった意味でやっぱり上級生が僕、蛯名、桂さんのところでしっかり頑張って流れを作れたのがすごく大きかったのかなと思います。(チームでの自分の役割は)チームでの役割は、僕はもうディフェンスとリバウンドに重点を置いているので、ミドルシュートは単に空いていたから打ったっていう感じなんですけど、僕の本来のプレーは本当に、今日の試合の終盤のリバウンドをしっかり取るっていうあのようなプレーが僕のプレーだと思っています。(来週以降への意気込みは)今週すごく良い勝ち方ができて、チームとして一つになれたという感じが僕の中ではしているので、この流れにそのまま勢いをつけて、上級生がしっかり流れを作るっていうものを一過性のものにしないで、継続させて、来週もしっかりこういうチームとして勝てればなと思います。

伊藤良太(環2・洛南高)

相手のキーマンを神大の#7と#21と決めていて、外回りを徹底的にマークしようという話で、蛯名さんが神大の#7をしっかり守ってくれた分、前半は接戦の戦いに持ち込ました。前半オフェンス面では僕のドライブに対して激しいカバーがあったんで、攻めれなくて。でも我慢して我慢して、ディフェンスから頑張って行こうという意識でプレーしていたお陰で、後半は上手く入れたので良かったですし、勝てて本当に良かったです。(攻撃的なプレーが多く見られたが)しっかりと付かれていたんで、ドライブすることによって突破口を開こうとおもったんですけど、前半はカバーのせいで周りに捌くことが出来ずに、ブロックされる形が多かったです。でも、後半は相手のファールもかさんで、いい形でドライブ出来たんで。今日の反省点としては、ドライブでしっかり周りを見ていて、尚且つ自分でも行けるところは行くっていうことなんで、それは修正して次に活かして行きたいと思っています。(後半に踏ん張れた要因は)自分達が得点出来なかった時こそディフェンスを頑張る、っていう部分が今回は出来たことが一番の大きな要因です。オフェンス面でも、前回は苦しい場面で僕が行って止められて、結局得点出来ないっていう時間帯が長かったんですけど、今日は蛯名さんがいてくれたことで要所でしっかり点を取ってくれましたし、インサイド陣も頑張ってくれたので、接戦で勝ち切れたんだと思います。(4Qに集中力が切れかけていたが)いつも終盤に一気に行かれる形が多いんで、ガードとしてもチームを引き締める声を出さなきゃいけないと思っていました。自分達のバスケットをやることが慶應のバスケですし、そういった部分でちょっと緩んでしまったところがあったんで。気を緩めないっていう声を40分間出し続けることが僕の役目だと思うんで、しっかりと声を掛けていました。(ブレイクで得点されるシーンが減ったが)練習からピックアップの部分の練習をひたすらやっているんで、練習でやっていたことが上手く試合に出たことが良かったです。(来週に向けて)ここで2連勝出来たことが本当に大きなことだと思いますし、来週の2試合が今シーズンの結果を決める大事な試合だと思うんで。一戦一戦しっかり戦って、来週も2連勝して、最終日を迎えたいと思います。

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