【ソッカー男子】早慶サッカー定期戦 インタビュー 近藤貫太

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武藤、端山と主に強力攻撃陣を構成する近藤

武藤、端山と主に強力攻撃陣を構成する近藤

高校の時から自分のストロングポイントは変わっていないので、それをひたすら試す場を与えてもらっていることには感謝しています

―今シーズンを振り返ってみて、いかがですか?

「関東リーグの前期はあまりチームに貢献できなかったんですけど、総理大臣杯では少しずつチームに貢献できるようになったという感じです。」

特に印象深かったのはどの試合ですか?

「良い方で印象に残ったのは総理大臣杯の関東学院戦で、すごいドラマティックなゲームだったんですけど、みんなのあきらめない気持ちが勝利につながって、それが結果として全国大会出場につながったので、個人としてもチームとしてもすごい良かった試合だと思います。悪い方では前期の専修戦です。大敗してしまって、チームとして勝利へのこだわりがでなかった試合だったので悪かったという印象があります。」

―総理大臣杯はいかがですか?

「前期でチームに貢献できていなかったので、トーナメントという結果が反映されやすい場で、ここでやってやるという気持ちでした。」

―今シーズン個人としてはどんなサッカーを目指していましたか?

「チームが勝つことが1番なので、チームが勝った時の一員になれるようにやっていこうと思っていますし、自分が引っ張っていかないといけない存在だと思っているので、専修戦のようなゲームの時も自分から声を出してやっていこうと思っています。」

―体調など、今の調子はいかがですか?

「前期を通していい状態できていると思います。」

―関東選抜を経験して感じたこと、手ごたえを教えてください。

「他の大学からもいい選手が集まるのですごくやりやすいですし、同じポジションの他の大学の選手と一緒にやることで非常にいい刺激になりました。」

―昨年度は近藤選手にとってどんな1年でしたか?

「やっぱり1番初めに出てくるのはケガのことです。ケガで3か月ほど離脱しちゃったんですが、その時は非常に悔しい思いもしましたし、もちろんマイナスな部分もありましたけど、今となってはそこで学んだ事もあったかなと思います。サッカーに関してはもっとチームの中心になりたかったなというのが正直な感想です。」

ケガを乗り越えて得たものは具体的にどんなことですか?

「入っても仕事とか全くないまま試合にだけ出ているというような状態だったので、関東リーグにしても支えてくれる人がたくさんいて、まあ早慶戦は特にそうなんですけど、裏で支えている人がいるから成り立つ試合だな、学生がいろんなことやってるんだなというのも見えましたし、感謝の気持ちを感じました。」

―大学でプレーを始めてから成長したなと思う面はありますか?

「高校の時から自分のストロングポイントは変わっていないので、それをひたすら試す場を与えてもらっていることには感謝しています。精神的にはすごく成長しています。さっきの仕事のこともそうですが、高校までは全部スタッフの仕事だったので、そういうことをやらないといけないというのも成長だと思いますし、ひとり暮らしを始めて親にすごく感謝しています。」

―2年生になり、先輩の立場になって意識していることはありますか?

「特にないです。後輩とも同じように接して、先輩とも上下関係なく自由にやっています。」

―これまでのサッカーで大切にしてきたことは何ですか?

「自分のストロングポイントを見失わないことが1番大事だと思います。上の世界に行くには、ここだけはだれにも負けないということがないと厳しいと思うので、そこだけは常に意識してやっています。」

(自身の役割について)攻撃の選手である以上は得点に絡む動きだったり、得点に絡まなくても活性化させたり、攻撃の部分が監督には期待されていると思います

―去年初めての早慶戦を体験した感想を聞かせてください。

「ケガでピッチには立てなかったのですけど、4年生の涙であったり、慶應生が早慶戦にかける思いを強く感じました。」

―リーグ戦で戦った時の早稲田の印象・手ごたえはどうでしたか?

「相手もいい選手がいるので、守備も固いですし、すごくまとまっていていいチームだと思います。」

今シーズンの慶應チームの雰囲気、コンディションはどうですか?

「負けていたころに比べるとやっぱり勝ち始めるとチームの状況はいいですし、この前決勝で明治に負けはしましたけども、チームの雰囲気はすごくいいと思います。」

―チーム内で近藤選手はどんな役割をしていると思いますか?

「やっぱり前でチャンスを作り出したり点とったり、攻撃の仕事をすることが役割だと思っています。攻撃の選手である以上は得点に絡む動きだったり、得点に絡まなくても活性化させたり、攻撃の部分が監督には期待されていると思います。」

―ピッチの外ではどうですか?

「特に何もやってないですよ。まあ試合に出ている分責任感も生まれると思いますし、ピッチの外でも強い責任感もっていろんな人を引っ張っていければいいなと思います。」

―今監督から求められていることは?

「やっぱり得点に繋がる動きじゃないですかね。得点自体もそうですし、アシストだったりとかが求められていると思います。」

―2013年の早慶戦はどんなゲームにしたいですか?

「見ていて楽しいというのもサッカー選手の使命だと思うので、観客をワクワクさせるような試合をすることも大事ですし、締まったゲームを出来ればいいなと思います。」

―早慶戦への意気込みをお願いします!

「去年出れなかったので、今年もし出れたらチームのために100%頑張りたいと思います。」

 

近藤選手お忙しいところありがとうございました!

(取材・慶應スポーツ新聞会 ソッカ―班 西野英樹)

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