慶應スポーツ新聞会

【男子バレーボール】データバレーで快勝!中大戦

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前の試合で今季初黒星を喫した慶大。今回の相手は、毎年必ず優勝争いに絡んでくる名門・中大だ。厳しい戦いになることも予想されたが、アナリストの作戦に基づくデータバレーを体現した慶大が完勝を収めた。

9月21日(土)秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ 第5戦 慶大×中大 @専修大学生田キャンパス総合体育館

得点
慶大
セット
中大
21

25
25

22
25

21
25

19
日体大戦で初の黒星を喫し、3勝1敗で迎えた中大戦。春季リーグでは慶大が勝利を収めたものの、数多くの有力選手を率いる非常に層の厚いチームだ。むかえた第1セットは一進一退の攻防となる。序盤は丸谷(環3)のスパイク・ブロックでの活躍があり、一歩リードをしていた慶大。ところが中盤、中大の傳田に豪快なクイックを決められると、そこから3連続失点で流れを失う。その後も連続失点を喫するなどなかなか自らのバレーができず、第1セットは21-25で落としてしまった。

チームを引っ張る柳田

チームを引っ張る柳田

しかし、ここからが慶大バレーの真の力を見せるときであった。第2セットも序盤は均衡する展開。8-11とやや劣勢で迎えた場面で、星谷(理4)が長い手足を活かしたクイックを放つと、ここから慶大が怒涛の攻撃。稲田(環3)が相手クイックをブロックで封じ、さらに、「これから乗ってくるんじゃないか」(宗雲監督)というように調子が上向いているエース柳田(環3)の豪快なスパイクが炸裂。セッター野口(環3)にもスパイクが飛び出すなど一気に6連続得点となり、このセットの大勢は決した。第2セットは25-22で慶大がとり、セットカウントをタイに戻す。

こうなると、流れは完全に慶大のものである。「本当に素晴らしいトスワーク」(宗雲監督)と言うように、セッター野口のトスが冴えわたり、第3セット以降は相手ブロッカー陣に的を絞らせることなく試合を進められた。それにより、岡田(商4)・柳田の両エースに加えて、丸谷も自らの形を崩されることなく打ちきることができた。余裕すら感じられる試合運びで、第3セット、第4セットを25-21、25-19と連取し、セットカウント3-1で中大に勝利した。

野瀬(写真右)を中心としたレシーブも崩れなかった

野瀬(写真右)を中心としたレシーブも崩れなかった

試合後、監督・選手が口々にしたのは「アナリストへの感謝」であった。「おかげで自分は攻撃を組み立てやすかった」(野口)というように、相手をしっかり分析できていたからこそ、自らの攻撃を自信をもって体現することができたのであろう。データを有効に使うバレーを「リーグ戦の中でもベストな形で出せた」(岡田主将)というように、今回の快勝はアナリストの勝利であったに違いない。慶大の次戦の相手は学芸大。この勢いを持続できれば、必ず良い結果がついてくるであろう。

(記事 古尾谷拓真)

 

監督・選手コメント

宗雲監督

(今日の試合を振り返って)ナイスゲームでしたね。春の中央大戦を思い出すような学生の気持ちの入り方と、それから頭も良く使っていました。また、毎回言っていますけど、(試合展開が)良い時はアナリストの作戦がすごく良いので、もうバッチリはまって、落とした最初のセットもミス2回だけでしたし、ベンチでも落ち着いて見ていられました。(日体大戦の敗戦後の気持ちの切り替えは)もう終わったことでしたし、完敗だったので、あまり引きずらずに、この後の試合を全て勝つという気持ちを学生は持っているんじゃないですかね。(皆さん調子が良さそうでしたね)今日は良かったですね。柳田はサーブもすごく良かったし、これから乗ってくるんじゃないかと思います。(野口選手もダイレクトスパイクを積極的に打つなど、好調が伺えましたが)まあ、あれはおまけみたいなものですけれどね。ただ、野口の今日のトスワークはすごく良かったですね。最初、丸谷がマークされていたのですけれど、そこから切り換えてパイプを多く見せて、次にまた丸谷を見せてという感じで、良く振っていたと思います。相手のブロックはどこをマークして良いかわかんなかったんじゃないかな。野口は本当に素晴らしいトスワークでした。(相手の中大もセッターを代えてくるなど色々な手を打ってきましたが)セッターを代えてくるのは少し想定外だったのですけれど、ある程度のことは想定していたので、そんなにベンチも慌てなかったです。(学芸大戦にむけて)学芸大も自分たちのスタイルを持っているので、ビシッと最初からエンジンをかけてやってもらいたいです。

岡田拓巳 主将

(今日の試合を振り返って)この前の一敗でかなり意気消沈したところがあって、またリーグ戦を戦っていく上で再スタートを切る大事な試合だったので、まず負けられないなと言う風に感じていたのですが、データ班が相手の全試合をよく分析してくれてその通りにやって結果が出たので、今年のデータを使って自分たちのバレーを相手に合わせて最大限に発揮するという形を今日リーグ戦の中でもベストな形で出せたのかなと思います。(ご自身のプレーを振り返って)まだまだ要所要所でポカをやってしまうところがあるので、やっぱりエースとしてミスできないところを決めるというのが自分の仕事なので、もうちょっと決めることができたらよかったと思います。(今までの試合ですべて第1セットを落としてしまっているが)ちょっと出だしで相手に行かれてしまうところがあるので、今日も1セット目は取りに行こうというとは言ったんですけれど、なかなか自分たちのスタートがうまく切れないというのはこれからの課題なのかなと思います。(明日の学芸大戦に向けて)せっかく今日いい形で勝てたので、この勢いのまま学芸大を圧倒して勝ちたいと思います。

星谷健太朗

(今日の試合を振り返って)絶対に勝たなきゃいけない試合だったので、そこを勝てたということは非常に大きいことだと思います。(中央大学戦にむけての対策は)対策っていうほどのことはしてないんですけど鈴木アナリストなどの方達に作戦をつくってもらってそれを確認するというくらいでしたね。(ご自身のプレーはいかがですか)そうですね、まぁ半分くらいは出せたんじゃないかと思いますね。(明日の学芸大学戦にむけて)確実にものにできる試合だと思うので気を抜かずにやりたいと思います。

野口剛志郎

(今日の試合を振り返って)自分たちのやりたかった粘りのバレーと攻撃展開を自分たちでしっかり組み立ててできたのが勝因かなと思います。勝ててほっとしました。(自身のプレーについて)データ班の人がしっかり中央と戦うための戦略を用意してくれたので、そのおかげで自分は攻撃を組み立てやすかったし、アナリストのおかげかなと思います。(スパイクを積極的に打つ姿も見られたが)チャンスがあればいつも狙っているので。決めることができて良かったです。(中大の印象)センター線も強くてサイドもしっかりしているチームなので、個人的にはブロックが弱いとされているので、どうにかしてワンタッチをもらおうとかそういうことを考えて今日1日やりました。(学芸大戦に向けて)今日みたいに粘りのバレーとしっかり自分たちの攻撃ができれば必ず結果はついてくると思うので、それを信じてしっかり最初から勝つ気持ちを強く持ってやっていきたいと思います。

サイド
柳田将洋(環3・東洋高)
セッター
野口剛志郎(環3・東福岡高)
センター
星谷健太朗(理4・渋谷幕張高)
サイド
岡田拓巳(商4・熊谷高)
サイド
丸谷将大(環3・東筑高)
センター
稲田聡典(環3・日向学院高)
リベロ
野瀬将平(環2・東福岡高)
 
吉田純(環2・東亜学園高)
上野素希(文1・甲陽学院高)
 

 

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