慶應スポーツ新聞会

【ラグビー】新年度特集①木原健裕主将インタビュー

昨季、4季振りの大学選手権ベスト4入りを果たした慶大蹴球部。今回の新年度特集では、さらなる飛躍を目指し始動した蹴球部の新幹部陣、監督にインタビューを行った。第1弾は木原健裕主将(総4)。新主将となった今の心境、今季の目標などを語っていただいた。

 

意気込みを語る木原主将

意気込みを語る木原主将

―まずは自己紹介をお願いします

慶應義塾蹴球部新主将の木原健裕と申します。今年は打倒帝京、大学日本一という目標を掲げ、一年間規律をちゃんと守り、そのうえで一人一人の判断を大切にするチームにしていこうと思っています。ご声援のほどよろしくお願いいたします。

 

―新主将就任の経緯を教えて下さい

同期33人で投票して決めました。1年生からやってきている日々の行動やグラウンドでのリーダーシップを評価してもらえて僕にみんな入れてくれました。

 

―決まったときのお気持ちはいかがでしたか

長い歴史のある慶大蹴球部の主将を務めるということで重大な責任がのしかかってきて、本当に僕がやっていいのかという思いもありました。期待というより不安の方が大きかったですね。

 

―主将になる予感はありましたか

新人早慶や高校時代もキャプテンをやってきて、2、3年生のときも試合に出続けていたのでなる可能性はあるなと思っていたんですけど、まさか最終的に全員が僕に投票してくれてなるとは思っていませんでした。と言ったら同期からばかやろうって言われるかもしれないですけど(笑)。

 

―本郷高校や高3時の東京都選抜でも主将を務められたということですがその時とは違った思いがありますか

そうですね。まず規模が違って、160人が同じ目標に向かって同じ生活をしてというのは今まで経験のないことですし、大変なことだろうなと思います。でも、同期は思いやりがあって本当によく僕のことを考えてくれるので、彼らを信じてやれば怖くはないと思っています。

 

―監督やチームメイトからはどういった言葉をかけられましたか

僕は結構ひとりで抱え込むことが多いんですけど、それを同期はよくわかってくれていてひとりで抱え込むなよ、頼りにしろよと。監督からはもっと周りも巻き込んで厳しくやっていかなきゃなと言われました。

 

―目指す主将像はありますか

3つ上の仲宗根(健太・総卒)さんです。自分に厳しくみんなついて来いという感じの人でした。あと、本郷高校の先輩で、日本代表でもキャプテンをやっていた浅野良太さんの泥臭さは見ていて自分もこんな人になりたいと思いました。あと一番僕が尊敬しているのは早稲田の1つ上の植田耕平です。本郷高校で副将をやっていて仲も良く、尊敬しています。

 

―まだ新チームは始動したばかりですが、ここまでの雰囲気はいかがですか

今5部練をやっていて去年はそこまでやっていなかったのでうまくいくのかなと思っていたんですが、実際練習してみたら後輩もみんなついてきてくれて、今年はみんながリーダーシップをとっていけるチームになれるんじゃないかと思っています。

 

今季のカギは「規律のとれたラグビー」

今季のカギは「規律のとれたラグビー」

―今季の目指すラグビーを教えて下さい

決まり事を守ること、ディフェンスであったら体の向き、立ち位置まで統制してみんながコミュニケーションとれた状態で出る。そこは徹底的に春からやっていきたいと思います。アタックに関しては今まで得点力がなかったので、具体的な攻め方というのはまだなんですけど得点が取れるチームを目指していきたいです。そのために、決まりの上で、ここがあいてるから走るとかは一人一人の判断に任せていきたいと思います。

 

―昨季を振り返って、チームとしてどのようなシーズンでしたか

僕が1、2年のときは対抗戦5位だったんですけど去年は3位で、勝てなかった相手に勝てたことがすごく自信になったというのが一番大きかったと思います。あとは大学ベスト4まで行って国立の舞台に立てたことで、もっと上を目指したいと思って、今年大学日本一というのが現実的に考えられるようになったと思うので、いい経験になりました。

 

―ご自身にとって昨季はどんなシーズンでしたか

1年生のときに前十字靭帯を切って、2年生で復帰して、3年生はとにかくけがしたら終わりなのでけがしないというのを思ってやっていたので、途中2週間くらい休んだ時はあったんですけどそれまではできてよかったです。それに加えてAチームで出る機会が増えて、ほかの大学のプレーヤーと比べる機会があったので他大学のプレーヤーを意識する年になったと思います。

 

―昨季のチームから引き継ぎたい部分や変えたい部分はありますか

去年の4年生がグラウンドで声を出して行動でも示して引っ張っていて、それは僕たちにも求められていることだと思うので、練習中から気持ちを出すというのは今後もやっていかなければいけないと思います。変えたいのは、春は決められたことを守ってやっていて早慶戦でも自分たちのラグビーができたんですけど、それを秋まで継続できなくて、それはまずいと思うので今年は継続していきたいです。

 

―今季は昨季以上の成績が期待されると思いますがいかがですか

今練習していても去年よりレベルの高い練習をできているんじゃないかと僕自身思っているんですけど、実は去年のレギュラーで残る選手が他大学に比べて慶應は少ないんです。僕たちも去年これだけいけたから今年もいけるという油断があったら慶應はだめなチームになってしまうと思います。危機感を持ってもっと勝ちたいという気持ちを持って、自分たちか何をすべきなのかということを日々考えていけば本当に強いチームができるんじゃないかと思っています。なので、油断せずにやっていきたいです。

 

―ご自身として今季の目標はありますか

FLとして運動量やタックル数はもちろん、ブレイクダウン周りでのターンオーバーなどボールに絡む回数を増やしたいです。あとはサポートで裏に出たところにいるようにしたいです。それがFLのあるべき姿だと思うので。

 

―これから春シーズンが始まっていきますが、この時期はどんなことに取り組んでいきたいですか

今は基礎の基礎から始めていて、春は個々の能力を伸ばす時期にしたいです。チームとしてはディフェンスのシステムなど基礎的なことをやっていきたいと思っています。

 

―その後の秋シーズンに向けて意識していくことはありますか

最初に言った通り打倒帝京という目標があって、今年は帝京大学と春、夏、秋3回試合ができるのでそこで自分たちの位置を確認して、何が足りないのかということを考えてやっていきたいと思います。

 

―最後に、Webをご覧の方々にメッセージをお願いします

去年は最後帝京大学に負けて、大学ベスト4という目標は達成できたんですけど、やっぱり目指すべきところは日本一です。今年は打倒帝京、大学日本一という目標を掲げて部員一同毎日努力していくので、ぜひ試合があるときは会場まで足を運んでいただけたらと思います。熱い応援よろしくお願いいたします。

 

 

木原選手には、大変お忙しい中インタビューに応じていただきました。

本当にありがとうございました。

(取材 吉山祐未)

 

木原健裕主将

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