慶應スポーツ新聞会

【男子ホッケー】上位進出ならずも、王者相手に意地のドロー / 早稲田大戦

 

勝利へ向け、士気を高める選手たち

勝利へ向け、士気を高める選手たち

 

上位進出のために4点差をつけての勝利が必要な慶大。開始直後に遠藤(経3)のリバースシュートで幸先よく先制。さらに23分には谷(政3)が得点を決め2点差をつけ勢いに乗る。しかしペースを取り戻した早大に立て続けに得点を許し同点で折り返す。後半では一進一退の展開が続き、お互いに1点ずつを取り合った50分に、痛恨のPSを献上し勝ち越しを許す。しかし終了間際に獲得したPCを田中(政4)が冷静に決め、引き分けに持ち込んだ。この結果、グループ2位以内に入れず、上位プール進出とはならなかった。

 

 

関東学生ホッケーリーグ春季 最終節

2014/4/26(土) 15:15~ @慶應義塾大学日吉ホッケー場 

 

慶應義塾大学 4-4 早稲田大学

(前半2-2、後半2-2)

 

【得点者(アシスト者)】

1分 遠藤()

23分 谷 (宮坂)

43分 田中(PC)

67分 田中(PC・岡田)

 

<スタメン>

G本名智一(経3)、FB田中啓介(政4)、三木雅史(経3)、宮坂健吾(政2)、吉國光裕(政1)、MF岡田寛(政4)、細井佑(経2)、中井将人(政2)、FW谷直剛(政3)、遠藤錬(経3)、下山雄大(経2)

 

 

ここまで1勝1敗とAプール3位につけていた慶大。上位進出には2位に入ることが条件だが、2位の明大を上回るためには最低でも4点差をつけて勝利をもぎ取らなければない。そんな厳しい状況で迎えることになった首位・早大との試合だが、試合は開始早々から動く。最終ラインの田中(政4)から細井(経2)へ渡ったボールはそのまま前線へ。するとサークルトップ付近から遠藤(経3)が放ったリバースシュートがゴールネットを突きさす。開始1分もたたないうちに先制する、これ以上ない展開を作ることに成功した。さらに浮足立った早大は4分、グリーンカードによる退場者を出すなど、ミスが生まれる。「4点差をつけて勝つことが目標」(田中)だった慶大は積極的にゴールへ向かう。7分には三木(経3)のスウィープヒットから下山(経2)がタッチで合わせるもノーゴール。さらに吉國(政1)のストロークから左サイドでの攻撃も見られた。やや前掛かりになる慶大だが、守備でもG本名(経3)が早大FW陣の強烈なシュートを防ぐなど存在感を放つ。すると23分、宮坂(政2)からサークルに送り込まれたロングヒットに谷(政3)が合わせ追加点に成功。このままいい流れを慶大が保つかに見えた。しかし、徐々に試合勘を取り戻した早大が息を吹き返す。28分にこの日初めてのPCを取られると何とかここは田中がブロックするも、徐々に早大ペースに。すると29分にあっさりとディフェンスの網をくぐられFGで失点すると、32分に「同じ選手に同じ形で点を取られてしまった」(田中)と反省するように、1失点目と同じ形でディフェンスを崩され1度は本名がセーブするも、リバウンドを決められてしまい前半を終える。

 

遠藤の先制点でチームは勢いづいた

遠藤の先制点でチームは勢いづいた

 

素早い展開となった前半と同じように、後半は出入りが激しい展開となる。序盤の39分にPCを献上すると強烈なフリックシュートを決められ、逆転を許してしまう。すぐさまPCから田中のシュートで同点に追いつくも、50分には自陣サークルでファールを犯してしまい、痛恨のPS(ペナルティストローク)を許す。これを冷静に決められ、3-4となった慶大。退場者を出し、キルプレーとなる時間や徐々にFWにリードが少なくなり、FBからボールを送れない嫌な時間帯が続く。しかし試合終了間際にとったPC。これを岡田(政4)から田中の鮮やかな連携での出しタッチが決まり、土壇場同点に追いつく。そのまま試合終了のホーン、上位進出をかけた戦いは引き分けで終わった。

 

FBながら2得点と活躍した田中

FBながら2得点と活躍した田中

 

 まさに早慶戦の名にふさわしい激闘。昨年王者の早大に立ち上がりから積極的なホッケー展開した。「勝ち切れることができないということを実感させられた試合」(谷)となったが、ここまでの明大、学習院大戦とは試合のテンポ感も上がり、チームとして成長が見られたリーグ戦となった。上位進出とはならなかったが、「夏の大学王座に出場するという新しい目標ができた」(田中)慶大ホッケー部。あと2連勝し、王座の出場権獲得を目指す。

 

 

次戦 5月4日11:15~ vs法政大学(Bプール4位) @早稲田東伏見グラウンド

 

(記事:荒川智史)

 

 

以下、コメント

 

FB田中啓介(政4=慶應義塾)主将

(今日の試合を振り返って)4点差をつけて勝つことが目標だったので、目標が達成できなくて悔しい気持ちでした。(モチベーションづくりは)4点差つけて勝てば上位進出が決まるという試合だったので、自分たちはひたむきに4点取って、0点に抑えるという意気だったんですけど、そういう明確な目標があったからこそ、いつもより団結して臨めたと思います。(試合のテンポ感がかなり上がったのを感じましたが)点を取る意識がかなり強くなってきて、ボールを回すよりもまずゴールをしっかり見て、時間も70分間で4点取らなきゃいけないという条件もそうだったんですけど、ひたすら前にボールを送るという意識が統一されたのでテンポも上がったのかなと思います。(今日のような試合を勝ち切るには何が必要だと思いますか)精神面ですかね。2点リードして1点返された直後に、同じ選手に同じ形で点を取られてしまったので。そういう1点取られたときに、5点取ればいいじゃないかと気持ちを全員持てれば勝っていけるのかなと思いました。(日吉3連戦を終えて成長した部分は)いろんなところが成長したなとは思うんですけど、ゴールに対する執着心が一番成長したところなのかなと思います。(次の順位決定戦に向けて)次は夏の大学王座に出場するという新しい目標ができたので、どんな形でも、どんなに泥臭くてもいいので次の試合に勝って、5位をしっかり取りたいと思います。

 

FW谷直剛(政3=慶應義塾)

(今日の試合を振り返って)今日は4点差をつけなきゃいけないという初めから追い込まれた状況で、開始1分で遠藤が点を取って前半に2点差をつけられたんだけど、そこから追いつかれてしまって、勝ち切れることができないということを実感させられた試合でした。でも下を向いてるわけにはいかないので、王座出場のためには5位以上じゃなきゃダメだから、改めて課題を洗いなおしていかなきゃなというところです。(試合のテンポ感について)先週の学習院に比べると、やっぱり早稲田の選手はうまいので、早くボールを捌かなきゃいけないし、1対1でもなかなか勝てないから、パスをしっかりつなごうという意識が見られたと思います。そのうえでスピード感が上がったっていうのはおっしゃる通りだと思うんですけど、その代わりスタミナ的な面でうちは追い込まれていて、走り勝たなきゃいけないところで五分ぐらいになってしまったのが悔やまれるところです。(今日のような試合を勝ち切るにはやはりスタミナが課題か)それもあると思いますが、体力に関しては最後までうちは走り切ることができると思うので、むしろ今日は球際の部分ですかね。球際を雑に行き過ぎたところでファールを取られてPSになってしまったので、いかにきついところでスティックを下げるか、いかに守備面で追い込めるかというところを意識してやりたいと思います。(次戦への意気込みを)絶対に負けられないので、誰が点を取ってもいいので、しっかり勝ち切る試合をしたいと思います。

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