【アイスホッケー】早慶戦直前企画!主将×3年生エース対談

 

 

    5月10日(土)16:30~、新横浜スケートリンクにて第60回早慶アイスホッケー定期戦が行われる。今回は直前企画として山本統哉主将(環4)、そしてエースの江口大輔(環3)にお話を伺った。同じ愛知県出身で大学入学以前も同じチームでプレーしたことがあるという二人。約40年ぶりの勝利がかかる早慶戦への思いとは。

 

 

チームを支える山本主将(左)、エース江口(右)

チームを支える山本主将(左)、エース江口(右)

 

 

―――アイスホッケーを始めたきっかけは

山本:たまたまリンクの近くに家があったので、兄と祖父がそこに行ってみたらアイスホッケーの試合をやっていて、それを見て興奮した兄に「一緒にやろうぜ!」と言われて、連れられて行ったのがきっかけです。

江口:父がアイスホッケーをやっていたというのもあって、スケートリンクで働いていたので、僕はその影響がかなり強かったです。

 

早慶戦に向け「チーム力を上げていきたい」という山本。ラストイヤーにかける思いは強い

早慶戦に向け「チーム力を上げていきたい」という山本。ラストイヤーにかける思いは強い

 

 

 

 

 

 

 

 

―――アイスホッケーの魅力は

山本:スピードが速いことや、ボディコンタクトがあること、一つ一つのシュートがほかの競技に比べても一番速いことですね。速い人では150キロくらい出ることもあるので。あとはゴール裏が使えるので、戦術がより深いものになっていると思います。

 

―――昨シーズンを振り返って

山本:僕が今年思っていたのが、人が良かったというのが昨シーズンの感想だということです。人間性という部分ではとても良い人たちばかりで、人としての部分は成長できたと思っています。でも、アイスホッケーは結果を残すためにやっているので、結果にこだわっていなかったんじゃないかと。こだわってはいたんですけど、結果にこだわりきれていなかったので、負けてしまったというのが率直な感想です。去年の経験を活かして、今年は結果にこだわってやっていきます。

江口:チームとしてもですが、個人としても思っていた結果が出せなかったというか、けがをしたこともあったんですけど、期待に応えられなかったですし、自分が目標としている結果も出せなくて、それがチームの結果につながってしまった部分もあると思います。今年は上級生になって、あと2年しかないので、個人の結果にもチームの結果にもこだわってやっていきたいと思います。

「まずはいち早くけがを治したい」という江口。早慶戦勝利へのキーマンとなるか

「まずはいち早くけがを治したい」という江口。早慶戦勝利へのキーマンとなるか

 

 

 

 

 

 

 

 

―――座右の銘は

山本:最近思っているのは、できるできないではなくて、やるかやらないかであって、やらない失敗よりはやる失敗のほうがいい、ということです。人間は失敗の積み重ねがあってこそ成長があって、何もやらないことが成長につながるかといえば、確実につながることはないと思うんですよね。だからこそ成長するためにはまず行動しないといけなくて、行動をしたら成長か失敗しかないので、失敗してもいいからやろうという感じです。

江口:ホッケーだけではないんですけど、一期一会ですね。出会いを大切にしているというか、大学に入ってもいろいろな出会いがあるので、初めて会ってそれが最後かもしれないんですけど、そこでその人から得た良いところを自分に生かしていこうと常に思っています。

 

―――オフの過ごし方

山本:慶應の体育会は41部57部門あるんですけど、それを総括し統括する体育会本部という組織があって、それの活動に尽力しています。あまりオフはないですね。

江口:僕はオフの日は、なるべくアイスホッケーから離れるようにしています。長い時間オフをもらえるとしたら、その期間はほとんどアイスホッケーはしないようにしています。アイスホッケーに対するモチベーションは、ずっとやり続けていると下がってしまうことがあるので、一時アイスホッケーから離れて、アイスホッケーをやりたいなという時間を作ることも必要だと考えています。

 

―――今年度はどのようなチームを作っていきたいか

山本:あまりみんなには言っていないんですけど、人生での勝ちを目指すというのが僕の中にはあります。アイスホッケーで勝つというのは当たり前なんですよ。でも部員に、アイスホッケーをなくしたら何が残るのかと言われたら、何も残らないという状態は絶対に嫌だと思ったんですよね。僕は社会の先導者を輩出したいという思いがすごくあって、体育会は4年間という限られた時間しかないんですけど、社会人は40年間という時間があるじゃないですか。その中でも活躍してほしいという思いから、アイスホッケーだけではなく人格形成の部分でもコミットして成長していけるチームにしたいです。

 

―――チームスローガンは

山本:「NO LIMIT」です。簡単に言えば限界突破しようぜってことですね。

 

―――1年を通しての目標は

山本:チームとしては、リーグ戦に重きを置いているので、リーグ戦は5位、インカレは4位を目標にしています。あまり強くないんですよ、慶應は。他校はスポーツ推薦でたくさん選手が入っているんですけど、慶應はかろうじてAO入試で入ってくる形になっています。1部は8チームありまして、5強3弱と呼ばれているんですね。その3弱の中に慶應は入っていて、昨年は6位だったのですが5位のチームとは20ポイントくらい差がありました。昨年度は目標がインカレ優勝と高望みし過ぎたので、それは難しいよねということで、もう少し現実味を帯びた目標ということで、リーグ戦ベスト5としました。その目標に向かって僕たちができることは何か、ということを常に考えています。それが土台にあって、最後の大会であるインカレでは4位を目指そう、という感じです。個人としては「体現」という目標があります。4年生であり、かつ主将という立場で、体現しないとフォロワーはついてこないんですよね。僕自身が遅刻して、お前ら絶対遅刻するなよと言ったところで、周りの部員は絶対についてこないと思うんですよね。姿勢で示すことによって、部員を引っ張っていきたいと考えています。

江口:僕個人としては、結果にこだわっていきたいと思います。1年目よりも2年目の方があまり結果が出ていなくて、今年3年目に入りましたが、大学に入ってからあまり自分の思うような個人的な結果は出していないので、5強の中でも早慶戦でも活躍できる、そういう選手を目指していきます。慶應の中で一番を目指すのではなくて、5強の中でトップになる選手になりたいです。

 

―――普段の試合と早慶戦の違いは

山本:1試合1試合に対するモチベーションは全部変わらないので、ただ勝つだけ、それだけですね。

江口:勝つこと、というのはどの試合も変わらないのですが、集客数や、「何年ぶりに勝たないといけない」といったプレッシャーはやはり違うなと感じています。

 

―――早大の印象は

山本:僕は愛知県出身なのですが、小4で北海道に行って、高校は青森県なんですよ。だからだいたい早稲田のメンバーは知っているんですよね。小中と同期だったので、主将とは特に仲がいいです。練習回数も早稲田の方が上ですし、主体性でも早稲田の方が上なので、自主的でとてもいいチームだと思います。

江口:早稲田は選手主体なので、慶應もチーム力はあるんですけど、早稲田もそれに劣らないチーム力があると思います。またスポーツ推薦制度も早稲田にはあるので、高校の時に優勝しているチームの人もいて、選手一人一人の能力も高いイメージがあります。

 

―――早慶戦に向け、残る課題は

山本:現有勢力でどうすれば勝てるのか、ということを考えています。助っ人などはもちろん呼べないので、ならどうすれば勝てるのかというと、やはりチーム力、組織力だと思うんですね。それが足りないなと思っていて、確かにチーム力の土台として個人のスキルというのはあると思うんですけど、僕たちは個人のスキルを上げるだけでは勝てないと思います。アイスホッケー歴が長い選手の多い早大に対して、どの部分なら勝てるかと言えばチーム力なんです。そのチーム力を上げるために今何が足りないのかといえば主体性で、一人一人が自分の意見を発言する意思が足りないので、そのような雰囲気を出していければ、より良いチームになると思っています。あとは危機感を出すことです。人はもっと成長しないといけないという危機感を感じることでモチベーションが上がると思うので、そういったモチベーションを部全体で上げていきたいと思っています。

江口:僕はけがをしてしまっているので、まずはそれを治すことです。あとは、チームが始動してからの3か月間で培ってきたことを存分に発揮できるように、準備をするという意識を植え付けていかないといけないと思います。早慶戦何日前、というのを意識して準備していくことが大切だと思います。

 

―――現在のチームの雰囲気は

江口:あまり良くはないですね。でも雰囲気は意識さえ変わればすぐに変えられるものだと思っています。僕自身としてはいち早くけがを治して、ムードを変える存在になれればなと思います。

 

―――早慶戦に対する意気込み

山本:アイスホッケーをやっていて、感謝を伝えられる一番の方法って何だろうと考えたときに、それは勝ちをプレゼントすることだと思っていて、保護者であり、仲間であり、指導者であり、応援してくれる人が一番喜んでくれるのは“勝利”なので、勝利にこだわって頑張っていきたいと思います。

江口:ただ、勝つだけですね。それに尽きます。

 

―――お忙しい中、ありがとうございました!

 

(記事 杉本理沙)

 

¥第60回早慶アイスホッケー定期戦紹介PVはこちら!

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