慶應スポーツ新聞会

【バレーボール】第9戦 全敗で秋季リーグ終戦 日体大戦

秋は1勝が遠かった

「悔しいリーグ戦だった」(小池・環4)。秋季リーグ最終戦、慶大は岡田(商1)がチームに合流し初勝利をかけて臨んだ日体大戦であったが善戦及ばず敗戦。9戦全敗で最下位を抜け出せず、秋の戦いが閉幕することとなった。

10月17日(日) 秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ 慶大-日体大 @日本体育大学健志米本記念体育館

得点
慶大 セット 日体大
25 17
17 25
23 25
22 25
 

岡田がスタメンに復帰

第2戦の明大戦以来のスタメンとなった岡田。第1セット序盤こそスパイクミスが続くが、3-4から自らサービスエースを決めリズムを取り戻すと、その後は得点源としての働きを見せる。慶大は11-11から藤井(環4)のサーブが有効で星谷(理1)のダイレクトスパイクで逆転。その後おいつかれるが、岡田のサーブで4連続ポイントを奪い再逆転すると、安定したサーブカットでサイドアウトを重ねる。相手のミスにも助けられ、25-17と先にセットを奪う。

「サーブで乱してセッターに仕事をさせない」という狙い通りのかたちで奪った第1セット。この流れが続くかと思われたが第2セットはサイドがブロックにつかまる苦しい展開となる。序盤に2つのタイムアウトを使い切り8-20と大量リードを奪われる。後半に第1セット打数が少なかった間宮(政2)が復調し、追い上げるも17-25でこのセットを奪われ、1-1のタイに持ち込まれる。続く第3セットはリベロの中出(環2)を中心にしっかりと相手のスパイクコースに入り、レシーブ面での粘りを見せ始める。しかし「勝負どころで甘かった」と小池が振り返る通り、終盤のサーブミスやスパイクミスで自滅。23-25と惜しくも及ばない。落とせば終わりの第4セット。慶大は2本のレシーブから藤井のブロックで得点と最高の幕開け。途中サービスエースを奪われた分だけリードを許すも村上(法2)、星谷のクイックが決まり始めたことで小池のトスにも幅が生まれる。20点台に突入するまで1点差と競った展開に持ち込むが、慶大がサーブで崩しにくるのに対して、日体大はリベロを中心とてキャッチを固め磨かれたコンビ攻撃でサイドアウトを奪い取る。結局は先に慶大がスパイクをふかしてしまい我慢しきれず。最後はブロックの上から相手エースに決められ22-25。セットカウント1-3で敗戦し、慶大の秋季リーグは幕を閉じることとなった。

全9試合を戦い抜いた

全敗という過酷な結果をつきつけられた秋季リーグ。「勉強になった」と宗雲監督。リーグ戦を通して一度もベストメンバーをくめないという事情はあったが、改めてそれぞれの選手の役割の大きさを感じ、そして今までになくチーム全体で戦うという意識をもつことが出来たシーズンであったことは間違いない。全日本インカレに向け残り1ヶ月。全ての選手がコートに戻ってきたとき、その気持ちをもち続けることが出来るのであれば、そこに新たな慶大の姿がみえるはずだ。

By Hideki Tsubonuma

コメント

宗雲監督

(今日の試合を振り返って)今日はいいところがたくさんあった。内容的にはいい試合。岡田は昨日、一昨日と不安だったがさすがに試合になるとモチベーションをあげてくれた。レシーブも粘り強くまた力強さもあった。ただ最後の一本を決められなかったのが残念。(秋期リーグを振り返って)けが人がたくさんでてしまい結局一試合もベストメンバーで戦えなかった。このような非常事態では日々の練習のモチベーションを維持するのがすごく難しかった。そんな中毎日の練習で盛り上げようとしてくれた四年生、スタッフなどみんなに感謝している。私自身すごく勉強になった。そしてまた一年生の可能性を感じることができるシーズンだった。全敗もし、大ピンチのシーズンだったがそういう意味ではある意味いいシーズンだったと思う。(一部での課題は)岡田、星谷などのブロック、レシーブなどはしっかり機能する。逆にリベロの中出は期待していたが一戦目でジャンプサーブで崩されるなどして信頼を失い交代させてしまうところもあった。だけど最後の最後はよくやってくれたし来シーズンへの伸びしろも感じた。(ベストメンバーで戦えなかったことは)日替わり、週替わりのメンバーでは戦うのは大変だった。岡田、星谷が抜けると高さがないのですごいきつかった。一部で高さがないのは相当きついことだと感じた。(インカレに向けて)インカレ後は一学年あがるのでその心の準備をしっかりできるようにしたい。そして最後は結果を残して四年生は最後の試合を終えてほしい。

小池主将

(今日の試合を振り返って)最終戦ということでチーム全体でなにがなんでも勝とうという意識でやったんですけど、勝負どころでミスが出て1点が取れなかった。ここ1点というところでとれなかったのはやはりまだ甘さがあるなあと思います。(ゲームプランは)相手セッターがすごく上手な選手なので、彼に仕事をさせないようにサーブでせめていこうと。それが今回はかたにはまって上手くゲームは進められたかなと思います。攻撃はサイドにたよらずにクイックを使っていって、大事なところでサイドにもっていく。やはり良いゲームが出来ているときはキャッチが返っているときで、キャッチが乱れたときの攻撃が単調かなあと思います。まずはキャッチを修正することが第1だとは思いますが、セッターとしてまだまだ出来ることはあると思います。(トスの組み立ては)まあ相手あってのトス回しなので相手ブロッカーとの駆け引きはありました。相手もこっちのデータをたぶんとっていて、サイドが多いことはわかっていたと思うんですけど、終盤速攻にマークがついてきていなかったときなど冷静にトスはあげられたと思います。(全体としての総括は)非常に悔しいリーグ戦でした。自分が1年のときは3部で、まさか自分が関東の1部でプレー出来るとは思っていなかったので、幸せ者だなと思います。でもやはり勝負の世界なので1つでも多く勝ちたかった。まだインカレが1つ残っているのでそれに全力をぶつけて、昨年ベスト16まで来ているので、今年はベスト8以上、あわよくばベスト4に向けてチームとして頑張っていきたいなと思います。

間宮がレシーブ賞受賞

 

春秋連続での受賞

秋季リーグ閉幕と同時に、今大会の個人賞も合わせて発表となった。慶大からは間宮秀太(政2)がレシーブ賞を受賞。春秋連続受賞となった。間宮は故障者が相次ぐチーム状況の中で、今大会も全試合スタメンで出場。名実共に慶大の主役となった。

出場選手

 

 レフト   間宮 秀太(政2)

 レフト   岡田 拓巳(商1)

 ライト   藤井 宏行(環4)

 センター 村上 拓也(法2)

 センター 星谷 健太朗(理1)

 セッター 小池 聡司(環4)

 リベロ  中出 祥平(環2)

 途中出場 鈴木 陽太(医4)

        是澤 佳次郎(経3)

        小林 隆佑(文2)

        前田 優介(環2)

 

 

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