慶應スポーツ新聞会

【競走】正月の風物詩 箱根駅伝に向けての挑戦

2015年1月2日、3日に行われる第91回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)。その予選会が今年も立川で行われた。昨季は12人中6人が4年生というメンバー構成だった慶大だが、今年は半数以上7人が1、2年生というフレッシュな顔ぶれで臨んだ。結果は11時間08分34秒の32位と昨年よりタイム、順位ともに落とし、フレッシュさが裏目に出た結果となってしまった。

第91回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会   10月18日(土)

9時35分スタート 陸上自衛隊立川駐屯地〜立川市街地〜国営昭和記念公園   慶大メンバー(エントリーナンバー順)

 

個人順位 名前 タイム
263位 粟田貴明(商4・清風高) 1:04:48
436位 山根雅人(経4・應志木高) 1:08:56
342位 河田健太郎(法3・慶應湘南藤沢高等部) 1:06:31
389位 中崎正大(商3・小田原高) 1:07:38
418位 横松丈周(文3・宇都宮高) 1:08:10
312位 板橋正寛(理2・慶應志木高) 1:05:44
429位 榎本悠希(文2・田辺高) 1:08:35
364位 荘林豪(総2・桐蔭学園高) 1:06:56
345位 中野真志(商2・浦和高) 1:06:35
481位 宮岡淳(理2・慶應高) 1:10:26
303位 下川唯布輝(環1・明石城西高) 1:05:35
414位 永井翔(法1・慶應志木高) 1:08:02
 

 

毎年の秋の風物詩となっている箱根駅伝予選会。昨季は90回記念大会で13枠が与えられたが今季は例年通りの10枠のため、昨季以上の激戦が予想される。その10枠を目指し立川に昨季を上回る48大学が集結した。   澄み渡る青空の下、暖かく過ごしやすい朝となったがランナーには少々暑いコンディションでの予選会であっただろう。

 

慶大トップでゴールした粟田。4年生として最後までチームをけん引した。

慶大トップでゴールした粟田。4年生として最後までチームをけん引した。

 

各校上位10人の合計タイムで争われるこの予選会。チームプレーが鍵となってくる。今季の慶大競走部は「集団走」で臨んだが、「集団走っていう難しさを通過したレース」(河田)となってしまった。最初の5キロの入りが明暗をわけたようだ。5キロ地点、慶大は板橋、粟田を先頭に、そのあとに2つほどの集団が続くという展開であった。5キロのペースは予定通りだった粟田だったが、暑さの影響もありチームトップの成績ながら、目標のタイムより90秒ほど遅れる「納得はいかない」結果。最後の予選会で悔しさの残る走りとなってしまった。一方、「集団走」で臨んだグループにも5キロ過ぎに変化が起こった。最初5キロでうまく流れに乗れず、そのまま集団が分かれてしまった。そして、「集団走」という策が奏しなかった慶大は、個人個人としても目標タイムから大きく遅れてゴール地点に姿を見せる。総合結果は32位と予選会突破には遠く及ばない結果に終わった。

 

1年生ながら力強い走りを見せつけた下川

1年生ながら力強い走りを見せつけた下川

 

「2人という少ない人数で引っ張ってきた」4年生(粟田、山根)もこれで引退となる。1年の下川、2年の板橋ら下級生が慶大内の順位で上位につけたことが慶大にとっては明るいニュースだろう。今季の悔しさや経験というものを来季以降どのようにいかしていくのか。この1点に尽きるだろう。「塾記録更新」という目標に向かって慶大競走部はすでに走り出している。そして、その先に悲願の箱根駅伝が待っていると信じて。

       

                                     (記事:太田悠貴)

                        

試合後には来季に向けたのミーティングが行われた。

試合後には来季に向けたのミーティングが行われた。

 

試合後選手コメント

 

粟田貴明(商4・清風高)

(本日のレースを振り返って) 非常に悔しい結果になってしまいました。入りの5kmは予定通りだったんですけど、そこで予想より少し暑いなと思って、そこからタイムを刻めなくなって苦しいレースになってしまいました。予定のタイムより90秒くらい遅かったので、チームの足を引っ張ってしまって責任を感じています。 (レースプランは) 5kmを15分30秒から40秒でいって、そこの集団についていこうと思っていたんですけど、5kmの地点で離れてしまってそこからずるずると後退してしまいました。 (昨年の走りと比較して) 去年は本当にダメで、スランプの時に走って、それに比べたらマシだと思いますけど、それでもおととしのタイムよりも悪かったので、やっぱり納得はいかないですね。 (今後に向けて) これでこの部活を代表して走るのは終わりなのですが、この冬フルマラソンを走る予定なので、大学記録を出していきたいと思います。

山根雅人(経4・應志木高)

(今日の試合を振り返って) 後ろから走っていてもし前の選手が失敗した時に10番目に入れればなとそれを底上げするのが、僕の役割だと思ったのですが、僕もちょっと最後5km耐えられなくて粘れなかったのでもうちょっと最後頑張れれば10番に入ってたのですごくもったいなかったと思っています。 (駅伝主務としてチームをまとめるにあたっては) ブロック長の粟田が後輩のことをよく気にかけてついてくれていたので僕からはそんなに言うことはなかったが、やはり上級生に対して下級生がすごく多かったので、少し見きれてない所があればフォローしていたりとか、また(粟田は)こういうこと言いたいんだよとか言うように、粟田がブロック長なのでそこは邪魔しないようにうまくフォローするような感じでやるようにしていました。 (今日のレースが最後になると思いますが) 僕は4年なんですけど、今年初めて予選会走って過去3年はちょっと怪我とかも多くてなかなかうまくいかないことも多かったので、予選会走ることはないかなと思った時もあったんですが、最後一回走ることができるチャンスをいただいたのは嬉しかったですし、その分結果も出したかったんですけど、結果出せなくて悔しいんですけど、僕一人の力では決してないですし、先輩とか同期、後輩みんなの支えがあってだったので感謝の気持ちでいっぱいです。

河田健太郎(法3・慶應湘南藤沢高等部)

(今日のレースを振り返って) 初めて集団走をしたんですが、その集団走っていう難しさを通過したレースでしたね。6キロで集団が割れてきてしまったので、最初の5キロの入りなどがうまく出来なかったのかなと思っています。 (4年生が引退することについて) 2人という少ない人数で引っ張ってくださったので、すごく大変な部分も多かったと思うんですが、結果はどうあれいい流れっていうのはあるので、それを僕たちの代でうまくつなげて来年もっと結果を出せるようにして行けたらいいなと思っています。 (最上級生になることについて) 最上級生になるということはあと1回しかチャンスがないので、個人としてはもうやるかしかない、という感じで、チーム全体としては、今年は下級生がいい感じでできているので、チームの底上げというのを去年に引き続きやっていくことが最上級生としてさらにもっと上へつなげられることなのかなと思いますね。 (来年に向けて長距離ブロックとしての目標) 記録更新というのが今からの目標になってくると思いますね。 (塾記録更新に向けての取り組み) 今の2年生と3年生が3、4年生になり、下級生を引っ張っていくということは変わらないんですけど、平均してレベルはそこまで差はないので、チーム全体として一番トップも最後もタイムが変わらないようなそういうチームをつくっていけたらな思っています。

板橋正寛(理2・慶應志木高)

(今日のレースを振り返って) チームで2番手の僕に求められていたのがその順位で帰ってくることと、学連選抜を狙うために62分台で帰ってくることだったんですけど、それが出来なかったので正直悔しい結果です。 (チーム全体のレースを振り返ると) 昨年よりも総合タイムが遅くて、若いチームとはいえもっと出来れば良かったと思います。 (本戦出場争いに絡んでいくために今後大事になってくることは) 全体でまとまって練習することが大事だと思います。それから、今外部のコーチに練習を見てもらっているんですけど1つのチームとしての指針が必要かなと。そこが今年曖昧だったので、来年は自己記録などを目標にやっていけたらと思います。 (来年3年生として上級生になるにあたって意識していることは) 後輩とあまりコミュニケーションが取れていなかったのでもっと取るようにしたいと思います。 (今後の意気込みを) 学連選抜入りのためにも、来年こそハーフで塾記録を出して、予選会でチームトップで帰って来たいと思います。

下川唯布輝(環1・明石城西高)

(1年生で初めての出場ということだったがどうだったか)不安はありました。今までのレースとはレベルが桁違いなので同じレース展開でやるわけにはいかなかったし、一度で走る人数も500人近いので前半からの場所取りなども大変でした。レースは今までやってきたことを信じるだけでしたね。(今回のレースはどのような戦略だったのか)当初は15kmまでは集団走で余裕があればペースを上げる予定だったが、想像以上に集団がばらけてしまい、1人で走る形となりました。スパートは特に意識していませんでした。( 夏はどのような練習をしたのか)ひたすら距離を積むことでした。合宿は涼しいところだったので良い環境で走ることができてよかったです。

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