慶應スポーツ新聞会

【フィギュアスケート】小曽根が渾身のプログラムで沸かす 国民体育大会①

 

演技後、「まあまあ良かったかな」と納得の気持ちを体現した小曽根

演技後、「まあまあ良かったかな」と納得の気持ちを体現した小曽根

 

 

群馬県で開催されている第70回国民体育大会冬季大会。神奈川県代表として出場しているスケート部フィギュア部門の小曽根孝浩(環2)が1月29日に行われた成年男子ショートプログラムに挑んだ。転倒などの大きなミスなく演技をまとめ上げ、ショートプログラムを終えて15位につけた。  

 

 

 

 

成年男子 ショートプログラム

・小曽根孝浩(環2・神奈川県) 47.14点 15位  

 

 

 

練習で、試合で、そしてアイスショーで― 磨き上げてきた歯切れのいいステップ

練習で、試合で、そしてアイスショーで― 磨き上げてきた歯切れのいいステップ

小曽根が国体の舞台でも大いに魅せた。12番滑走で登場した小曽根は演技開始直後からメリハリのある動きで観客の視線を釘づけにすると、1つめのジャンプ、3回転サルコウを見事に成功。続く3回転トーループ‐2回転トーループも決め、良い流れに乗っていく。後半のダブルアクセルではバランスを崩したが、3つのジャンプを転倒することなく終え、演技は終盤に。本人も一番苦手だというフライングアップライトスピンでは足をついてしまう場面もあるも、その後のキレのあるステップでは会場は一番の盛り上がり。「このショートがあって、自分を表現できてきた」と語る、『Rise』。今回で演じるのが最後になるそのプログラムを、小曽根は見応え満点に演じきった。その繊細な感受性と、溢れ出る表現力で次はどんなプログラムを見せてくれるのかも今からすでに楽しみである。明日はフリースケーティングが行われる。神奈川県の優勝を意気込む小曽根の、さらなる完成度の高い演技に期待したい。

 

(文:脇田直樹、写真:須佐奈月)    

 

 

小曽根孝浩(環3

国体の舞台で『Rise』を滑り納め、多くの観客にその存在感を見せつけた

国体の舞台で『Rise』を滑り納め、多くの観客にその存在感を見せつけた

(今日の演技を振り返って)全体的にはすごくまとまっていたのですが、最後の方のスピンにちょっと粗いところが出てしまいました。一番苦手だったフライングアップライトスピンが、ちょっとミスしてしまって、足をついてしまって、それがマイナスだったなと思います。ジャンプは、サルコウとトーループをしっかり降りられたので、練習通りできたかなと。数少ない練習のなかでもそこは決めてきていたので、跳べて良かったなと思います。アクセルは、(普段は)もうちょっと成功の確率が高かったので、悔しいですけど。あとはスケーティングに関しては全然だめだったなと思います。全然滑れていなかったなって。ステップの部分に関しても、いつもよりだめだったので、そういうところが反省点です。(このプログラムを演じるのは今日が最後ということだが)本当にこのショートがあって、自分を表現できてきたと思っているので、最後は、見た目が悪くならないように心がけました。そういう意味では良かったかなと思います。ジャンプとか転ばなくて。(先週のアイスショーでもこの『Rise』を披露したが)すごくスケートが楽しかったので、その楽しさが、さらに練習しようとか、もっと上手くなりたいという気持ちに繋がりました。たとえばプロの方とか、自分とは格の違うスケートの上手さだったので、自分を本当に未熟に感じて、もっと上手くなっていかなきゃなという意識になりました。そういう意味ではいい経験ができて、今大会にも繋げられたのではないかなと思います。(演技後のポーズについて)まあまあ良かったかなって感じで。ガッツポーズまではいかないから、あれくらいで(笑)。今日は他の県の人たちも応援してくれていて、演技中も楽しみながら滑っていたので、そのノリで(笑)。(明日のフリースケーティングに向けて)明日は、今回パートナーの松村(成・明大)君の引退の試合なので、足を引っ張らないように。最後神奈川県が優勝して、来年シードを取れるように。そのために絶対に順位を上げたいと思います。

Leave a Response

Please note: comment moderation is enabled and may delay your comment. There is no need to resubmit your comment.