慶應スポーツ新聞会

【ソッカー女子】第1節 高い壁を越えられず…黒星スタート 早大戦

今季から1部に昇格した慶大。その初戦の相手として立ちはだかるは、前年度2位の早大。集中応援日で大きな声援を受け、早大戦初勝利へ気合いを入れて試合に臨んだ。しかし、慶大は34分に先制点を奪われてしまう。巻き返そうと後半に入るが、決定機を迎えるも決めることができない。結局このまま早大に逃げ切られてしまい、早慶戦初勝利はまたもお預けとなった。

 

 第29回関東大学女子サッカーリーグ戦 第1

2015/8/29(土)13:30KO@味の素スタジアム西競技場 

慶應義塾大学0-1早稲田大学    

 

【得点者】

〔早〕34分 高木ひかり    

 

慶大出場選手

GK野村智美(総2・作陽高)

DF松本朋子(総4・十文字高)

DF田中康子(総3・常盤木学園高)

DF宮田あずさ(環3・文京学院大学女子高)

MF井原美和(薬1・大和高)

MF下山田志帆(環3・十文字高)

MF栃木栞(環3・十文字高)

MF中島菜々子(総1・十文字高)

MF堀井美月(環3・常盤木学園高)

MF二宮早紀(環4・常盤木学園高)

FW志鎌奈津美(環1・常盤木学園高)→76分傍田捷子(総4・スパルターク)

 

「一方的に押し込まれた」(宮田)早慶定期戦から成長したことを見せつけるには最高の舞台。目標の「インカレ出場」のために必要な勝ち点を12と設定した。およそ3か月に渡るリーグ戦の弾みをつけるため、初戦の勝利を目指した。

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 序盤は互いに緊張感を持った試合運びとなり、両チームともなかなか効果的なシュートを打つことができない。慶大は、守備ではディフェンスラインを高く保ち、前線からもFWがプレスを掛けることで、早大にボールをうまく回させない。一方攻撃では、13分に堀井美月(環3・常盤木学園高)が二宮早紀(環4・常盤木学園高)にスルーパスを出すなどディフェンスラインの裏を狙った速い攻撃でチャンスを作る。しかし、徐々に早大に押し込まれる展開が長くなっていく。すると、23分には早大に決定機を迎えられるも、懸命に戻った松本朋子(総3・常盤木学園高)が後ろからボールを絡め捕りピンチを防ぐ。嫌な流れを断ち切れない慶大は、34分に早大の高木に抜け出されて先制を許す。大きなチャンスを迎えられないまま1点ビハインドで前半を折り返す。

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DSC_6481 後半に入ると、慶大攻撃陣が息を吹き返し始める。63分、敵陣でFKを獲得。宮田あずさ(環3・文京学院大学女子高)のキックは田中康子(総3・常盤木学園高)を狙うが、相手キーパーにキャッチされる。66分には、中央で抜け出した下山田志帆(環3・十文字高)がキーパーと1対1の場面を迎える。左足で狙ったシュートはキーパーのビックセーブに遭い、同点ならず。この流れで得たCKのこぼれ球から堀井が左足を振り抜くが、枠を捉えることができず、立て続けにチャンスを逃してしまう。直後には反撃しようと攻めてくる早大に強烈なヘディングシュートを打たれるが、GK野村智美(総2・作陽高)が追加点を許さない。守備陣の頑張りに奮起したかった慶大だが、84分のCKからの宮田のヘディングシュートは力なくクリアされてしまう。「決めるべきところを決められた」(岩崎監督)早大に対して、チャンスを生かせなかった慶大は関東大学リーグ初戦を黒星でスタートすることとなった。

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 またしても勝利することができなかった高き壁、早大。手応えは感じ始めているものの、なかなか打ち崩すことができていない。そんな早大にリベンジすることができる場がある。それは慶大が出場することを目標に掲げている「インカレ」だ。10チームで行われているこのリーグ戦から出場できるのは上位6チームのみ。昇格したばかりの慶大にとって格上の相手ばかりのリーグだが、目指すは「勝ち点12」(岩崎監督)。1試合1試合でしっかりと勝ち点を積み上げていきたい。そして、次節の相手は昨季の王者、日体大。インカレ出場のために王者を打ち破りたいところだ。

 

 (記事 熊谷健二)

 

試合後コメント

岩崎陸監督

(敗戦となったが試合を振り返って)7月の早慶戦の0-0、今日の0-1とまだ早稲田に勝てていないので、なんとか今日のこの試合から切り替えてインカレに出てもう一度早稲田と戦いたいです。(前回の早慶戦との違いは)今日はスタッツを見ても相手のシュートが9本、うちが4本。コーナーキックはうちが3本、相手が0本。シュート数の違いはあれど、試合の内容というのはほぼ互角。どちらがポゼッションをしていたかというと早稲田だけど、試合の内容的にはほぼ互角で、早稲田に決めるべきところを決められたというところです。早慶戦の内容から改善して、こういう戦いができたというのは1つ自信に繋げて次に生きると思います。(今日のゲームプランは)早稲田はチャンピオンのチームなので、勝ち点1以上というところで粘り強く戦いながら、1点を目指すというところがゲームプランでした。前半はやはり無失点で終わりたかったです。あの1点は非常にもったいなかったです。(大学リーグの目標は)インカレ出場なので、現実的には自分たちの目標は勝ち点12以上。そうすると3勝3分けもしくは4勝しないといけません。今日の試合は勝ち点が取れなかったのだから、次の試合、また日体大戦に向けて頑張っていきたいです。

 

松本朋子主将(4・十文字高)

(今日の試合を振り返って)開幕戦ということもあって、みんなすごく準備していたんですけれども、結果を残せなかったのが残念です。(夏の間に取り組んでいたこと)なるべく高い位置で守備ができるようにという意識で、前線からプレスに行くということをやってきて、今日何度かできたというのは良かったと思います。(前回の早大戦から改善されたこと)攻撃の回数が増えたのは取り組んできたことが出たのかなと思います。チャンスやCKの数が増えて、あと一歩のところまでやれたというのは良かったです。(関東大学女子サッカーリーグではレベルの高い試合が続くが)早大、日体大という強豪が続くが、やっぱりまずは気持ちを引き締めて少しでも勝ち点を積み上げられるようにしたいです。(次節への意気込み)日体大とは公式戦でやるのはかなり久しぶりで、一年生の時は大敗したのでここは全力で今日の早大戦以上の準備をして、勝ち点を取りに行きたいと思います。

 

宮田あずさ(3・文京学院大学女子高)

(中断期間はどのようなことに重点的に取り組んできましたか)自分たちのコンセプトが少しあいまいになっていた部分があったので、どこでボールを取り切るかというのと、どのような攻撃を仕掛けるかということをテーマとして取り組んできました。(開幕がいきなり早慶戦でしたが)先輩たちの思いを背負っていた部分があるので緊張しました。(定期戦以来の対戦でしたが)定期戦のときは一方的に攻め込まれたという印象が強いですけど、今回は早稲田をしっかり分析して、どこで(ボールを)取り切ってどこから攻め込むかを意識しながらできたので。またある程度ポゼッションできたところが収穫かなと思います。(逆に見つかった課題は)一番は(ゴールを)決め切るところかなと思います。ゴールに直結したプレーがあまりできていないので、そこは課題だと思います。(連戦になりますが)全員がゴールを目指してまず一点取って、そこから勝ち切れるように頑張りたいと思います。

 

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