慶應スポーツ新聞会

【アメフト】ランを止めきれず敗戦…第65回早慶アメリカンフットボール対校戦

勇ましく入場する慶大ユニコーンズ

今年も多くの観客がつめかけ、ネイビー一色に染まったスタンドの熱い応援とともに行われた早慶戦。1Qに2つのフィールドゴールを決め6点をリードするも、ランを中心とした早大オフェンス陣をなかなか止められず2TDを許す。3Qにタッチダウンパスと2ポイントコンバージョンで追いつくものの、その後は猛烈な反撃に遭い14-31で敗戦。春の早慶戦3連敗となった。

第65回早慶アメリカンフットボール対校戦

4月29日(土・祝)@駒沢陸上競技場 14:00KO

 

慶大

 

早大

6

1Q

0

0

2Q

7

8

3Q

7

0

4Q

17

14

TOTAL

31

 

昨季リーグ戦では早大に勝利し関東2位。しかし春の早慶戦では2連敗を喫している慶大。新チーム始動後ベーシックな部分にこだわり練習を重ねてきた成果を発揮し、連敗を止めたいところだ。

 

始めの攻撃は早大から。ファーストダウン更新を許すも、スナップキャッチミスにDB井本健一朗(経4)がタックルし攻守交代。敵陣20ヤードから始まった慶大の攻撃、さらに早大のパス・インターフェアランスで15ヤード進み、エンドゾーン前5ヤードへ。絶好のチャンスを得た慶大は、K廣田祐(理3)のフィールドゴールでしっかりと先制点を決める。その後も力強いタックルで早大オフェンスを圧倒すると、DB詫間陽介(経4)のファンブルリカバーで攻撃権を獲得。勢いに乗った慶大は、K廣田が45ヤードのフィールドゴールを決め6-0とする。

フィールドゴールを決める廣田とホールダー山下光太郎(経4)

しかし、2Q開始直後ロングパスでタッチダウンを決められ逆転を許してしまう。慶大もパスを中心とした攻撃で次々とファーストダウンを更新するも、TDにはつながらない。完全に早大の流れと思われたが、DB岩間勇樹(商4)がインターセプトを決める。希望をつなぎ前半を折り返す。

後半開始後、早大のランをなかなか止められない慶大。早大RBに押し切られ2つ目のタッチダウンを許しスコアは6-14。しかしここで慶大オフェンスが意地を見せ、QB小田裕太(商4)からTE冨永陸(商4)へのパスでタッチダウン、さらにツーポイントコンバージョンを決め8点獲得。同点で4Qに突入する。

タッチダウンを決めた冨永

早大RBに食らいつく

このままの流れで追加点を獲得したい慶大だったが、4Qでは早大のランに完全に圧倒されてしまう。2つのタッチダウンを許し、だめ押しのフィールドゴールも決められ14-31で試合終了。早慶戦3連敗を喫した。

試合終了後悔しさをにじませた

 

ディフェンスの活躍が光った場面も見られたが、早大オフェンスの方が一歩勝っていた。オフェンスにおいては思うような攻撃ができず苦しんだ慶大。しかし、秋のリーグ戦まで時間はまだまだある。この早慶戦で味わった悔しさを糧に大きく成長し、日本一を獲得してほしい。

 

記事 鈴木優子

 

 

◆選手コメント

柴田源太副将(商4)

(今日の試合を振り返って)やっぱり個々の力で負けてしまって、初めからオフェンスとディフェンスが上手くいかなくなってしまったかなと思います。あとはオフェンスに関しては、細かいところの詰めが甘かった、カバーしきれていなかったと思います。(最後の早慶戦だったが)個人の成績もそうなんですけど、やっぱりチームのこととか考えて、チームを勝たせてあげられなかったことが悔しいです。染矢が出ないなかで、染矢の為にも勝たせてやりたかったなと思っています。(今日の早大への対策などチームで共有していたものはあったのか)基本的にはあまりそんなにがっつり秋のような頻繁にスカウティングはしていなかったのですが、それなりに今までを振り返って対策はしていました。でも、難しかったですね。(応援してくださった方々に向けて一言)自分たちのやっていることはまだ間違っていないと思うので、この悔しさを糧に練習してこの先勝てるようにしたいと思います。応援してくださっている人たちの期待に応えたいと思います。

 

井本健一朗副将(経4)

(今日の試合を振り返って)結局自分たちのやってきたことをプレーでは出せず、1対1もこだわってきたんですけど、それでもフィールドの中では負けている選手もいて、それが今日の結果となった感じです。(第1Q0点に抑えました)止めている印象はあったんですけど、それでも相手のオフェンスのテンポについていけなくて、どんどんフレッシュを取られて結局最後まで相手のテンポで戦ってしまい、やられたという感じです。(パスを止めて先制に繋げましたが)流れが変わったと思ったんですけど、オフェンスも取りきることができず、1対1で負けているところがあって、こっちにいい流れをもってこられなかった印象です。(後半は守備が崩れました)まず、向こうのランを全然止められなくて、それでいいテンポが作れませんでした。次にランを意識しすぎて逆にパスを止められず、ずっと相手のリズムでやられてディフェンスがいつも通りに機能しなかったという印象です。(立て直しは)やっぱり基礎を今一度改めて、さらに1対1絶対勝てるようなディフェンスにしていきます。(これからに向けて)絶対ディフェンスで勝つチームになりたいです。

 

小田裕太(商4)

(今日の試合を振り返って)感想としては、オフェンスのせいで負けたなという感じです。(早大ディフェンス陣の印象は)去年とは結構違うディフェンスで、最初はびっくりしたんですけど、アグレッシブなディフェンスだと思いました。3Qでは追いつきましたが、その後4Qで点差を広げられてしまいました)しっかりディフェンスが止めてくれていたので、オフェンスが巻き返さなければいけない状況だったんですけど、そこで僕らが自滅をしてしまって、最終的にはディフェンスに迷惑をかけて、その結果点差を広げられたのかなと思います。(この試合で難しかったところは)確実にドライブできていたところはあって、必ずしも負け続けていたわけではないんですけど、どこかで自分たちが自滅をしてしまって、それが流れに乗れない要因だったのかなと思います。(ベーシックな部分にこだわって練習した成果は出せましたか)出せていないですね。去年より確実に意識はしているんですけど、出せていないです。(この先オフェンス陣をどのようにしていきたいですか)去年は李卓がいたからオフェンスが出ていたという部分もあって、今年は全員でやっていかなければならないんですけど、まだチームとして一つになっていないので、まずはベーシックから今まで以上に意識して、全員で勝てるオフェンスにしていきたいです。(応援してくださった方々に一言)楽しみに応援しに来てくださったのに、結果で恩返しできずに申し訳ないです。ただ、自分たちは必ず前を向かなければいけないと思っているので、秋必ず結果で返せるように頑張ります。また応援よろしくお願いします。

 

廣田祐(理3)

(今日の試合を振り返って)3Qで同点に追いついた後のキックオフでちゃんと蹴れていたら、と思うと悔しいです。(早慶戦の雰囲気は)お客さんがたくさん来てくださって声援も大きかったですが、自分がやることは変わらないので特別に意識はしてないです。(近い距離と遠い距離のキックを決めましたが違いはありますか)コーチがよく「Do  my job」と言っている通り、僕には僕の仕事かあってそれをやればいいだけなので、距離は関係ないです。(今日のような長い距離の練習はしていましたか)長い距離を蹴る場面はそんなにないので、あまり練習しているとは言えないです。ホルダーとスナッパーがいつも完璧な仕事をしてくれるので、当然入ると思っていました。(これからの合宿ではどのような練習をしますか)今は基礎を徹底的に練習していましたが、合宿ではシーズンが近いので実践的な練習をしていくと思います。(秋のリーグ戦に向けての抱負は)課題が見えているので、自分含め全員が一回り大きくなって今年こそは日本一取れるように頑張ります。

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