慶應スポーツ新聞会

【ソッカー(女子)】早慶定期戦特集第1弾! 1年生対談(足立×小川×熊谷×佐藤×鈴木)

(左から)足立、小川、熊谷、佐藤、鈴木

7月15日(土)、等々力陸上競技場にて第16回早慶女子サッカー定期戦が開催される。今季、慶應義塾体育会ソッカー部女子は伊藤洋平新監督が就任し、新たな時代をスタートさせた。ケイスポでは、「史上初の早慶戦勝利」を目標に掲げる選手たちにインタビューを実施。今年の定期戦への意気込みをうかがった。

 

第1弾となる今回は、足立智佳(環1・大阪桐蔭高)、小川愛(総1・神村学園高)、熊谷明奈(総1・十文字高)、佐藤幸恵(総1・十文字高)、鈴木紗理(総1・十文字高)の5選手による1年生対談をお届けする。今季、慶大に加入したばかりながら、すでにチームに欠かせない存在となっている彼女たち。初の定期戦でも活躍が期待される5選手に、今季ここまでの戦いについてや、定期戦への意気込みなどを語ってもらった。

 

[取材日:6月27日(火)]

 

――まずは自己紹介からお願いします!

鈴木 1年の鈴木紗理です。ポジションはFWです。

小川 小川愛です。ポジションはMFです。

足立 足立智佳です。ポジションはDFです。お願いします。

佐藤 佐藤幸恵です。ポジションはDFです。お願いします。

熊谷 熊谷明奈です。ポジションはDFです。お願いします。

 

――皆さんは慶大に入学して約3カ月が経ちましたが、学校生活や部活動との両立には慣れましたか?

佐藤 慣れてはきたけど、しんどいのはある(笑)。

足立 しんどいよな。

佐藤 授業数が多くて、毎日(学校に)行っている人がほとんどで、あとキャンパスも離れているのでその移動時間とか、移動して夜遅くまで練習してっていうのがまだちょっと大変かなと思います。

 

――皆さんお互いのことはどう思っていますか?

熊谷 (鈴木は)十文字の時はボランチをやっていたんですけど、慶應に入ってからはFWになって、自分は十文字の時はセンターバックからボランチの紗理に当てるって感じだったんですけど、まだ今は…慣れないですね、正直(笑)。

一同 (笑)

熊谷 これ何の話?(笑)

鈴木 同じく十文字の時は、センターバックから当ててくれるので意思疎通もしやすいし、やっぱり何か合うんですけど、トップになって距離が開くようになってちょっとまだ慣れないですね(笑)。

佐藤 自分も十文字で一緒だったんですけど、昔からなんですけど自分がボール持って顔を上げると紗理と目が合って、もう何かね、この間話したんだよね(笑)。

鈴木 話した(笑)。

佐藤 すごいタイミングが合うんですよ。

鈴木 もう次何するかだいたい分かるんですよ。

佐藤 そう、で顔見るとだいたい紗理と目が合うっていう(笑)。だからその辺は今でもうまくやっていけてるかなって思います。

足立 誰がとかじゃなくて、みんなサッカーにはストイックというか、そういうのはすごく感じていて、自分が高校の時はそこまでレベルが高くなかったんで、周りも。でも今だと同い年にこういう上手い人だとか高いレベルの人がおることが、自分にとっては高校の時よりも全然違うことで、そういう周りの人からもすごいサッカーに対して熱いというか、ストイックなところは刺激になります。

小川 ちょっと智佳と被っちゃうんですけど、みんなサッカーのレベルが高くて、今までやってた高校までのサッカーの環境と今は全然違うので、すごいレベルの高いところでサッカーができてるなと思います。

足立は関東リーグで初ゴールもマークした

 

――皆さんは1年生ながらここまでコンスタントに試合に出場していますが、リーグ戦ここまでを終えての感想を教えてください。

佐藤 勝ち切ることが少なかったなと思っているので、その辺を変えようと今チームで練習しているんですけど、この間の東洋大戦(2●3)も負けてしまって、他大学との差というのがあるよねっていうことを今チームで課題としてやっているので、今後の関東リーグはもちろん全勝を目指して1部昇格できたらいいなと思っています。

足立 高校の時って基本トーナメントとかやったよな? 大会が。

一同 うんうん。

足立 年間を通してのリーグっていうのが自分にとっては初めてで、そういう意味では勝ち続けなあかんとか、1週間ごとに試合が来てそのモチベーションの維持とか1週間での課題の改善とか、難しいっていうのはすごく感じています。

熊谷 確かに。

 

――進学先に慶大を選んだ理由を教えていただけますか?

足立 一番は勉強もサッカーも両方レベルが高いっていうのが一番大きかったですね。

熊谷 やっぱり、何だろ…何だろうね。

佐藤 いや、分かるよ。

熊谷 大学でサッカーを続けるってなった時に絞られるし、サッカーに熱を入れてる大学って多分それこそ本当にサッカーサッカーで本当にサッカーだけしかやらないと思うんですけど、自分は将来のこととかも考えるとやっぱりサッカーだけじゃなくてもっともっといろんなことが必要だから、文武両道を極めてる慶應を選びました。

 

――実際にソッカー部女子に入部して先輩や監督、チームの雰囲気などの印象はいかがですか?

熊谷 先輩がすごいフレンドリーなんで、すごい自分たちも馴染みやすいですね。

足立 早かったよな、馴染むのが。

熊谷 そう、早かった。すごい先輩の方から積極的に関わってきてくれるので。

佐藤 そのフレンドリーの中でもちゃんとした上下関係というのは、あるので…ね?

熊谷 うん(笑)。

一同 (笑)

鈴木 監督との距離も、十文字の時はやっぱりちょっと距離があったんですけど、ここにきて試合の振り返りとかこういう時どうすればよかったとか、そういうことを聞きやすくなりました。

熊谷 監督自身結構、練習後とかもフレンドリーに話しかけてきてくれるから、距離は近いよね?だからプレーのことに関しても一緒に話せるかなっていう感じです。

 

――高校サッカーと大学サッカーの違いはどこに感じますか?

熊谷 主体的。

鈴木 そうだよね、思った。高校は先生がトップにいてそこから3、2、1年生みたいな感じだけど、大学は…

佐藤 あれだね、一番思ったのは大会とかを(笑)。

一同 (笑)

佐藤 大会とかの運営とかが、いろんな大学から集まった学生が本当に1から作り上げていくので、早慶戦とかもそうですし。

熊谷 そう、早慶戦とかも運営とかも全部学生がやっているから。

足立 サッカーじゃないの?(笑)

熊谷 …フィジカルは強い。

 

――そのフィジカルの強さにはもう慣れましたか?

足立 強い相手には全然やられてますね。

鈴木 慣れるというか、全然まだまだだなという感じです。

熊谷 自分はセンターバックなんで、結構相手のトップとかも高校時代と比べてやっぱり体ががっちりしていてキープ力もあるので、そこはすごい大学生と高校生の違いだなと感じますね。

センターバックとして安定したプレーを見せる熊谷

 

――ここで少し話題を変えて、プライベートのお話をうかがいたいと思います。皆さんはプライベートでもよく一緒に行動したりはしていますか?

鈴木 学校は。

足立 バスが一緒だから。

熊谷 そこ(鈴木・小川)は一緒の授業受けてるから。

足立 そこ(佐藤・熊谷)もやろ(笑)。

熊谷 もうともちん(足立)1人じゃん、そうなったら(笑)。

一同 (笑)

 

――学部の違いも関係あるんですね。

熊谷 でもそこ(鈴木・小川)は幼馴染み。

 

――幼馴染みなんですか?

鈴木 小学校から。取ってる授業が一緒だと一緒に受けるので。

足立 会えば一緒におるよな。

鈴木 時間割が似てると自然とみんなで一緒に受けちゃいますね。

 

――他の選手や1年生とはどうですか?

佐藤 どの人もみんな同じくらいの、程よい距離間だよね。

 

――オフの日も一緒にいることが多いんですか?

熊谷 オフは…ないんですよね(笑)。

佐藤 帰ったら6時とか7時とかになっちゃう。

熊谷 まあでも夏休みみんなで川行ってバーベキューする予定なんで(笑)。

鈴木佐藤 聞いてないんだけど(笑)。

熊谷 1年生で、はい。

佐藤 知らないんだけどな…(笑)。

佐藤はバーベキュー計画を知らず!?

 

――好きなサッカー選手などはいますか?

熊谷 自分は岩清水梓選手(日テレ・ベレーザ)ですね。同じポジションとして、やっぱりなでしこの時の岩清水選手を見てても岩清水選手より大きいアメリカの選手とか、そういう人たちにヘディングとかも負けないで競り勝っているので、本当に憧れるというか尊敬するところですね。

 

――小川選手は海外サッカーなどは見ますか?

小川 海外サッカーは見ます。チームというより…うーん…。

足立 誰かおるやろ(笑)。

小川 でもプレーだったら、シャビ(アル・サッド/カタール)とかアンドレス・イニエスタ(バルセロナ/スペイン)はすごい頭がいいなって思って、何か見てるところとかパスの質とか、見ててすごいなって。何か勉強になる前に、ただ単にすごいなってすごく感じます。

 

――他の皆さんもサッカーはよく見たりしますか?

鈴木 ヨーロッパサッカーが好きです。好きなチームは、バルセロナです。ネイマール(バルセロナ)とかイニエスタとか好きです。あと岩渕真奈選手(INAC神戸レオネッサ)とかも好きです(笑)。

 

――皆さんの得意なプレーや理想のプレーがあったら教えてください。

熊谷 理想のプレーは、自分のセンターバックのポジションから味方のトップに速い縦パスを入れたり、自分が起点となってチームの攻撃が始まるっていうのが理想のプレーですね。あとはロングキックで振ったりとか、そんな感じですね。

佐藤 自分は、得意としているプレーは、質の高いパスとかをもうずっと小さいころから、受け手に次のプレーで前を向いてほしかったら前を向きやすいようなパス、例えば右足に出すとか、そういうのをもう中学生くらいの時から、相手のことを考えてパスを出してきたので(笑)。

熊谷 (笑)

佐藤 あとは、オーバーラップですね。サイドバックをやっているので、もうバックだからって攻撃参加しないんじゃなくて、どんどんサイドバックが中心となってゲームを作り上げていくくらい強い気持ちで(笑)。

足立 理想のプレーとしては、最近はサイドバックをずっとやっているので、自分もサイドを駆け上がっての攻撃参加とか、チャンスがあるなら得点とかアシストとかもしていきたいですし、さち(佐藤)が今は左で右を自分がやってて、まあ2人がアグレッシブなプレーでこのチームに勢いを与えられるくらいのサイドバックでありたいなとは思ってます。

小川 バイタルのところで縦パスを受けて、ターンしてからのスルーパスと…。

足立 あ~。イメージある。

熊谷 上手いよね。

小川 あと、奪ってから自分のスピードを止めないで、勢いを持ったまま強いシュートを打つのは得意です。

ゴールゲッターとして活躍する小川

熊谷 シュートね。本当に気持ちいいんですよ、見てて。スカッとするよね。

佐藤 はる(熊谷)のシュートも気持ちいいよ(笑)。

熊谷 あ、ほんとに?(笑) 本当にナイッシューなんですよ、いつも。

鈴木足立佐藤 うん(笑)。

 

――小川選手は高校の時からシュートが得意だったんですか?

小川 高校の時はめっちゃ地蹴ってて(笑)。点は入らないみたいな(笑)。決めたことほとんどないですね(笑)。

足立 へ~。

 

――好調の要因などはありますか?

小川 ポジションが前になった。

足立 あ~、ポジション変わったもんな。

 

――鈴木選手は理想のプレーなどはありますか?

鈴木 ボランチの時に、常にチームのビルドアップに関わり続けることを目標にしていて、得意なプレーは、背負ったところでのターンとか狭いところで受けるのが得意です。

今季、鈴木はU-19日本女子代表にも選出された

――他の選手たちから見ても鈴木選手は上手いですか?

小川足立佐藤熊谷 うん。

熊谷 上手いですね。自分は練習中にディフェンスするのとかすごい嫌です。

佐藤 相手だとね(笑)。

熊谷 小さくてちょこちょこ動くので(笑)。だからすごく嫌ですね。

 

――それでは、定期戦についておうかがいします。皆さんまだ1年生で分からないことが多いと思いますが、定期戦の印象などがあれば教えてください。

熊谷 何かプライドとプライドの戦いみたいな(笑)。っていうイメージです。

 

――先輩たちから何か聞いたりしますか?

熊谷 とにかくすごいよって。

佐藤 うん、すごいって聞く。

鈴木 言葉では言い表せないって言ってました。

 

――実際に見に行ったことがある人はいますか?

小川 去年の早慶戦に行きました。

 

――実際に見ていかがでしたか?

小川 自分が思っている以上に観客の人数が多くて、やっぱりスタジアムがJ1のチームとかが使っているスタジアムなので、規模が全然違うなって驚きました。

 

――では、出場したらどのようなプレーを見てほしいかを教えてください。

足立 チームとしては、早稲田が実力はありますし個人個人でも負けている部分はあると思うんですけど、やっぱりだからこそチーム力とか、出てる出てない関係なく全員で戦いに行く気持ちとか、そういうプライドを持って戦うというところでは負けたくはないです。

熊谷鈴木 一緒です(笑)。

小川 いつもは見に来られない遠方からとか、たくさんの方が見に来てくださると思うので、いつも応援してくださってる方々に戦ってる姿を見せることで、恩返しをしたいです。

佐藤 智佳が言ったように早稲田は自分たちより実力が上だと思うんですけど、全然恐れることなくどんどん攻撃参加して、自分のパスとかからチャンスが生まれて、あわよくば自分もどんどん得点を狙っていきたいと思います(笑)。

一同 (笑)

熊谷 あわよくば(笑)。

鈴木 やっぱり慶應ソッカー部を支えてくれる人たちがたくさんいらっしゃると思うので、今(小川も)言ったんですけど、恩返しの気持ちを持って個々で絶対に負けないという気持ちを持ちつつも、チーム一体となって戦うことで勝利に近づくんじゃないかなと思います。

佐藤 え、気持ち面ですか? 何かそっち(鈴木・足立・小川)気持ちじゃん。すごい良い子たちみたいになっちゃってるじゃん(笑)。

一同 (笑)

佐藤 はる頼んだよ(笑)。

熊谷 無失点。

佐藤 我が強い…(笑)。

熊谷 早稲田は去年とあまりメンバーが変わっていなくて、10番の中村みづき(スポ4)さんとか中盤で本当に上手いと思うんですけど、自分は個人としてずっとセンターバックをやってきて培ってきた守備力を生かしていきたいというか、本当に絶対に点は入れさせたくないので、何が何でも守るぞっていう気持ちで粘り強く守備したいなって思います。

 

――他に何か言い残したことはないですか?

熊谷 あ…。あの、等々力競技場が結構自分の家に近くて、結構チケットも地元の人に渡していて、小学校の時の友達とか中学校の時の友達とかにも渡しているので、何か本当にそういう人たちが見に来てくれるので少しでも自分の成長をその試合で見せれたらいいかなと思います。

鈴木 1年生が入って強くなった慶應を見せたいです。

佐藤熊谷 お~。

佐藤 早慶戦って1年に1回しかないすごい大きいイベントで、何年も伝統が続いてきたと思うんで、慶應として戦っているということを持って慶應に初勝利をもたらせるように頑張りたいです。

――では最後に、定期戦に向けて意気込みをお願いします!

熊谷 早稲田は今1部リーグにいてトップを走っていて、強い強いって言われてるんですけど、自分たちも今まで練習してきた成果というのを早慶戦で少しでも見せられたらいいなと思います。

佐藤 さっきとちょっと被っちゃうんですけど、今年のソッカー部のチーム目標の一つに早慶戦勝利というのがあるので、自分のできることをとりあえず精一杯頑張れたらいいなと思います。

足立 慶應に入ってまだ3か月くらいなんですけど、でもやっぱり早慶戦という場でしっかり自分たちが慶應という名を背負って戦わないといけないというのはありますし、そういう場にこのチームで戦いにいけるということがすごい幸せなことだと思うので、そこにしっかり感謝の気持ちを持ちながら、初勝利をもたらせるように自分たち1年生からチームに勢いとか、パワーをもたらせるようにここのメンバーとか他の1年生も含めてしっかり頑張りたいと思います。

小川 年に1回しかない早慶定期戦に、慶應としてもそこに立てる人は限られているので、いろんな人の思いを背負ってピッチに立って、慶應の自覚と誇りを持って自分ができることを最大限やりたいと思います。

鈴木 早稲田は強いけど、ビビることなく今まで約3カ月練習してきたことを信じて、今慶應が持ってる力を最大限発揮できればいいなと思います。

 

――皆さんありがとうございました!

 

(取材 岩見拓哉)

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