慶應スポーツ新聞会

【野球】球春到来!開幕前特集1~江藤監督~

就任2年目となる江藤監督

いよいよ明日4月9日に東京六大学リーグが開幕します。それに伴い、昨年は春季リーグ優勝、秋季リーグは怒涛の連勝で優勝決定戦へとチームを率いた就任2年目となる江藤監督にインタビューを行いました。

 

―昨年1年間大学野球の監督をされて、思っていたことと違っていた点はありますか。

そんなに違っていたとは思わないね。ある程度長い間、コーチをやっていたからね。でも実際入ってみて違っていたと思ったのは、意外と野球を知らないなぁと思った。だから、のびしろというか、ちょっと教えたらうまくなるだろうなというのは感じましたね。

―去年1年を振り返ってよかった点と変えていきたい点は。

いっぱいあるけど、結果的には去年は春も秋もある程度良い結果で終わったからね。予想以上かな。予想以上の出来栄えだったと思う。勝っている時というのは意外とテコ入れしないんだよね。だから、そういうところは自分でも反省しているし、もう少し丁寧に…というのは自分の反省点ですね。

―勝っている時は変えづらいというのもありますよね、流れが変わってしまうというか。

うん、そういうのもあるね。なんか難しいね。やっぱりプロとは違うし、学生だからね。

―昨年の成績を受けて今年は相当な期待が寄せられると思いますが。

期待がかかるのは嬉しいですよ。やっぱり。期待がかかればそれだけ練習のしがいがあるしね。非常にうれしい。ただ、結果的に去年いい成績を残したから、今年も慶應が強いだろうとかピッチャーが残ったから強いとか言われるけどね、実際にレギュラー野手は伊藤(環4)しか残ってないからね。みんな4年だったから。だからそんなに期待されるほど戦力ではないと思うよ。

 

―野手の前レギュラーが伊藤選手のみでやはり課題はセンターラインだと思うのですが仕上がりは。

そうですね…去年が10としたらセンターラインは7ぐらい。いや、もっと落ちるかな…?6…うーんそんな感じですね。

―今年の冬はどのようなところに力を入れてきましたか。

とにかく野手のレギュラーをつくらなきゃいかんと。野手のね。ピッチャーは全員残ったけど。野手のレギュラーのためにね、伊藤以外はもうよーいドンですよ。スタートの時にそれはもうみんなに言ったんだけどね。今、伊藤以外にレギュラーはいないとね。そういう話はしましたよ。

―野手が総とっかえというのは学生野球ならではですね。

そうね。本当ならではだね。プロは引退する時は成績が落ちるからね。プロはまぁ見えるんだけど、大学生はなかなか…。そういう意味で絶対的なものはないからね。

―その中で苦労された点は。

やっぱり日によって違うんだよね。だから、よしっ決めた!と思ったらダメだったりとか。すごく見極めが難しい。ある程度長く試合で5試合、6試やプロ野球みたく10試合使ってダメならダメと出来たらいいんだけど、10試合もオープン戦がないわけだから。1試合使って決めたと思ったらダメで、ダメだからと思っても使うと良くて…うーん難しいよね。まだ、はっきりというところにはきていないかなぁ。

あのね、スーパーサブがいないの。去年は今年レギュラーになる人たちがみんなサブだったからいたんだけどね。それくらい層が厚かったんだけどね。サブがレギュラーになった今は下がいないんだよね。

―不調の選手の代わりにこの選手をというのが難しい…と。

うん、今はどっち使おうかなと思うポジションが一つもない。去年はいっぱいあったんだけどね。内野でも外野でもね。

今年もキーマンになりそうな山崎錬

―去年のサードなどですか。

サードも、あとファーストもそう。去年確定していたのはセカンド、ショートだけだったからね。

―その中でも長﨑選手(23年卒)が抜けた穴は大きいように感じますが。

うん(笑)めちゃくちゃ大きい(笑)去年はもうピッチャーが安心して投げててね。ランナーなんか気にすることなかったでしょ?今年はピッチャーがリードや抑えて投球しなくちゃいけない。だから、ピッチャーの負担がものすごく大きい。

―キャッチャーの各ピッチャーに特化した配球の組み立てなどはどの程度まできていますか。

うーん。でも今のところはある程度まではきていると思うよ。キャッチャーも素人ではないし、1年生を使うわけではないしね。まぁ長﨑ほどの「絶対的な」というのはまだないんじゃないかな。選手にとってもピッチャーにとってもね。

―どの選手が一番有力などはありますか。

今は伊場(政4)。あとは肩がむちゃくちゃいい阿加多(法3)とか手銭(環2)とかが2番。他の見通しはたっていないかな。

―肩が強い、弱いというのはどのくらい影響があるのですか。

最近は伊場は肩の調子はいいよ。だから、2塁もさせることが多くなってきた。やっぱり肩や肘に疲労がたまってしまうから。これだけ練習が続くとね。昔はね、よく色々な監督さんが言ってたんだけどね、肩なんかいいのよ。どうだって。だってランナー出さなきゃいいんだから(笑)俺もそう思うよ。ださなければいい(笑)ピッチャーもキャッチャーもね、それくらいの気持ちでやってくれたらいいなと思う。

―伊場選手がDHで阿加多選手や手銭選手がキャッチャーという形がオープン戦で多かったと思うのですが。

伊場はキャッチャーいつでもやれるという状態だったから、とにかくDHの間に阿加多や手銭を育てなくてはいけないという気持ちが強かったですね。伊場がケガしたらどうするという話だし。伊場だけをずっとキャッチャーとして試合で使うわけにはいかないし。それじゃあこれからが難しいですからね。そういう意味でDH制は有難かったかなと思う。

大学BIG5に名を連ねる伊藤主将

―伊藤選手の主将としての姿は監督から見てどのようですか。

頑張ってついてこいというタイプだから。練習をやって。やっぱり去年も湯本(前主将・23年卒)がそういうキャプテンだったから。朝から晩まで練習するようなね。そういう姿勢を伊藤が継いでいると思うよ。ありがたいことだね。

―選手としては。

ドラフトにかかる選手。期待が一番大きい。かかると思うよ。

―勝負強いですしね。

うん。でもプロにいくんだったらあれぐらいでなくてはね。でも、それだけの選手が出るのは久しぶりだからね。悲しいけれど、これだけの選手がいるのに一人もかからない事が続いた。そういう選手が3人くらいいたら勝つって言えるけどね。よそみたいに甲子園のベスト4からとってもいいって言うならね(笑)来てくれればありがたいけれど。各学年2人ずつくらい無試験でとってくれないかな(笑)一人でも欲しい。どうかな?島袋くんとか(笑)

―慶應に呼ばれたら来てくれそうな気がします(笑)

(笑)でもね、いい選手が高校にいたとしても声がかけられないの。うちを受けなさいなんて言えない。言ってしまうと、とってもらえるって勘違いしちゃうからね。慶應はそういうのがないから、声がかけられないですよ。高校野球見てても、いいなぁって思うのはあっちいっちゃう(笑)東都とか(笑)

―東都ではその分、積極的にとった選手が機能していない感じは受けます。

それは良し悪し。俺は少なければ少ない方がいいと思うよ、スポーツ推薦なんてね。学年に4人も5人もいたら伸びない。この前、オープン戦したところとかに、「いいですね野球部員が200人近くもいて。うちなんか7人しかとれないんですよ。」って言われたんだけど、200人全員リクルーティングしてると思われたのかと思って(笑)だって各学年7人とれればもうベンチは決定でしょ?(笑)おかしいよな(笑)だから、「うちは1浪、2浪で30%くらいいますよ」って言ったんだけどさ(笑)

2部に続く…

Leave a Response

Please note: comment moderation is enabled and may delay your comment. There is no need to resubmit your comment.