慶應スポーツ新聞会

【ソッカー(女子)】大学リーグ第6節 待望の勝ち点3! 混戦の大学リーグ、インカレ出場権獲得へ向け一歩リード 武蔵短大戦

勝ち点2差に下位6チームがひしめき、混戦の様相を呈してきた大学リーグ。5位の慶大は最下位の武蔵丘短期大学と対戦した。立ち上がりからポゼッションを高め相手を押し込む慶大。攻勢の中、15分に佐藤幸恵(総2・十文字)のクロスに中央に走りこんだ平田朋(環1・日ノ本学園)が合わせて先制点を奪う。その後、自分たちのペースを見失う時間帯があったものの前半終盤には持ち直し、後半は終始試合の主導権を握り続けた。1-0という結果以上の内容で第2節ぶりの勝ち点3を獲得した。

 

第32回関東大学女子サッカーリーグ 第6節 vs武蔵丘短期大学

2018/10/14(日)15:00KO @武蔵丘短期大学総合グラウンド

【スコア】

慶應義塾大学1-0武蔵丘短期大学

【得点者】

1-0 15分 平田朋 (慶應義塾大学)

 

◇慶大出場選手

GK 志鎌奈津美(環4・常盤木学園)

DF 足立智佳(環2・大阪桐蔭)→87分 奥本くるみ(環3・浦和レッズレディースユース)

DF 中井里衣子(総1・作陽)

DF 加藤楓琳(総3・常盤木学園)

DF 佐藤幸恵(総2・十文字)

MF 平田朋(環1・日ノ本学園)

MF 工藤真子(総3・日テレ・メニーナ)

MF 中島菜々子(総4・十文字)Ⓒ

MF 松木里緒(環3・常盤木学園)

FW 鈴木紗理(総2・十文字)→90+2分 勝木日南子(総3・大和)

FW 山本華乃(理2・横須賀シーガルズ)

前節からフォーメーションを変更して臨んだ

前節(1△1)、東洋大との死闘で勝ち点1を得た慶大は、是が非でも勝ち点3が欲しい武蔵丘短期大学戦に臨んだ。CBには夏過ぎから出場機会を伸ばしている中井里衣子(総1・作陽)がスタメン起用され、工藤真子(総3・日テレ・メニーナ)がボランチに、平田朋(環1・日ノ本学園)が左サイドに入った。

平田のリーグ戦初ゴールで幸先よく先制に成功

試合の入り方に苦労することがある慶大だが、今節は立ち上がりからスムーズなビルドアップを繰り返すなど、一気に試合のペースを握る。相手を敵陣に押し込む中、中島菜々子(総4・十文字)・工藤の両ボランチが高い位置でフリーで受ける場面が目立ち、7分には工藤がこぼれ球を振りぬき枠を捉えるミドルシュートを放った。そして15分、早くも慶大が先制に成功する。コート中央の中島が一度作り直してから再度受け直すと、右サイドを駆け上がってきた佐藤に展開。佐藤がそのままマイナス気味にクロスを上げ、ゴール前に走りこんだ平田が見事に押し込んだ。伊藤洋平監督も「過程も含めて本当にパーフェクトだった」と振り返った理想的な先制弾は“期待の新星”1年平田朋の記念すべき大学リーグ初得点となった。勢いに乗りたい慶大であったが「リードし慣れてない」(伊藤監督)経験不足からか徐々にペースを崩し始め、44分にはゴール前で完全にフリーの状態でシュートを許してしまうなど立て続けにゴールを脅かされる。しかし両CB、とりわけ中井の非常に良いディフェンスが目立ち劣勢の時間帯を無失点でしのぎ切る。

後半も立て続けにセットプレーからチャンスを迎えるも追加点は奪えず

前半終盤から自分たちのサッカーを取り戻した慶大は50分、細かいパス回しから山本華乃(理2・横須賀シーガルズ)がPA内で右に抜け出してチャンスを迎えるも、満足なシュートは打てなかった。63分には、工藤が持ち上がってから平田を経由し、最後は佐藤が遠めからゴールを狙ったがネットを揺らせない。立て続けの69分には、右CKが弾かれたところをもう一度鈴木紗理(総2・十文字)が回収。ここからファーサイドにクロスを上げるも、フリーで走りこんだ山本、佐藤にはあと一歩届かなかった。引き続き攻勢を強める慶大は83分、鈴木と山本が数的同数の状態でPA内に侵入しマイナスのクロスを供給。左サイドを全力で走ってきた平田がグラウンダーのダイレクトシュートを放ったがゴールならず。終了間際にも、鈴木の強烈なFKと加藤楓琳(総3・常盤木学園)のゴール右隅を狙ったヘディングシュートが相手の好プレーによって阻まれてしまう惜しいシーンがあった。追加点は奪えずとも常に試合を優位に進めた慶大は、第2節(東国大戦:2○0)ぶりの勝利を挙げて勝ち点を8に伸ばした。

リーグ戦2勝目を挙げた慶大。次節は神奈川大学戦

勝ちきれない試合が続いていた中、ようやく勝利を手にしたソッカー部女子。前節、今節と勝ち点を積み上げたことで、混戦のインカレ出場権争いから一歩リードする形となった。次節の神大も難敵だが、ここで勝ち点3を奪うようなことがあればいよいよインカレが現実味を帯びてくる、非常に大事な試合となる。佳境を迎える大学リーグで「慢心することなく謙虚に」――慶大の熱い戦いはまだ続く。

(記事:柴田航太郎 写真:岩見拓哉)

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以下、試合後コメント

伊藤洋平監督

――第2節ぶりの勝ち点3となりました

本当はもう少し相手の半面でゲームを支配したかったんですけど、思った以上に相手の細かいパス回しに翻弄されて、シュート数も互角だったと思うので勝ってよかった試合だと思います。

――1点目は理想とする形の得点だったのでは

本当にパーフェクトだったと思います。過程も含めて。

――その後、前半にはペースを掴めない時間帯もありました

やっぱりリードしている時の立ち振る舞いというか佇まい方っていうか、やることは別に変える必要はないんですけど、何故か少し欲が出たり…なんて言うんですかね…チームの方向性とは違うプレーが出たりとかそういった所はまだリードし慣れていないのかなと思うので、経験を積んでいくことが大事かなと思います。

――後半もボールを持ちながらも追加点はあげられませんでした

結果として取れれば一番良かったんですけど、やっぱり1-0っていうリードはセーフティじゃないので、欲を言えば相手が出てきた瞬間に追加点を取って仕留めないといけないなとは思います。

――次節、神奈川大学戦に向けて

連勝するっていうのがいかに難しいかっていうのは第2節の勝利以降感じたので、本当に慢心することなく謙虚に戦っていきたいと思います。

 

佐藤幸恵(総2・十文字)

――試合を振り返って

まだ1勝しかできていない中で、インカレ出場に向けてすごく大事な一戦だとみんなが思って戦っていたので、勝ち点3が取れて本当に良かったです。

――今日の狙いは

戦術的には相手の裏が結構空くということだったので、サイドバックがガンガン上がってどんどんゴールチャンスを増やしていければという感じで、得点シーンではそういうことができたので良かったなと思っています。

――アシストシーンを振り返って

結構前半の方は自分の(前の)裏が空いていて、得点の前にも2回くらい自分が抜けてクロスということができていたので、(中島)菜々子さんが持っているときに裏に抜けて、中に(山本)華乃と(平田)朋が見えたので中に放り込めば触ってくれるかなという意味も込めてクロスを入れたら朋がちゃんとゴールを決めてくれたので良かったです。

――次節に向けて

神大は関東リーグでは勝っている相手なので、しっかり今日の勝ちを繋げられるように、来週も練習からしっかりと頑張りたいと思います。

 

平田朋(環1・日ノ本学園)

――勝ち点3を獲得しました

まず、チームの勝ち点3に繋がるプレーを結果で残すことができてとても嬉しいです。

――大学リーグ初得点となりました

練習の中で(佐藤)幸恵さんからとてもいいクロスが上がっていたので、練習通り信じて走った結果ゴールに繋がったのでこれからも練習からコミュニケーションをとって次の試合でも点を取れるようにしていきたいです。

――比較的、慶大ペースで試合が進んだ要因は

まず試合に入る前になんとしてでも自分たちが勝ち点3を取ってこの試合を自分たちのペースで戦い切るっていう強い気持ちを持って、その強い気持ちがみんなにあったので慶應ペースになれたと思います。

――次節の神奈川大学戦に向けて

個人としては今日のように私が得点を取って、チームの勝利に繋がるプレーをしたいと思っているんですけど、自分が自分がって出るんじゃなくて監督から求められている事だったり、同サイドの、今日だったら(足立)智佳さんに言われているコーチングなどをよく聞いて、チームの事を思って戦いたいと思います。

 

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