慶應スポーツ新聞会

【ホッケー(女子)】去年の雪辱を果たす!TEAM2019の戦いは王座へ/関東学生ホッケー春季リーグ5-6位決定戦VS学習院大

 

第3Qまで毎回得点を積み重ねた

プール戦明け2連勝と勢いに乗る慶大は、王座出場をかけて学習院大との5-6位決定戦に臨んだ。第1QからPCのチャンスをものにし、先制に成功すると、第2QでもPCで西本明日美(政4・慶應湘南藤沢)が痛烈な一発を放ち点差を広げる。一方の守備では3年生DF・MF陣、そしてGK山田寛子(経4・慶應女子)らの懸命な守りで相手に一点も許さない。そして第3Qに獲得したPCで内藤梓(政4・立川)がこの試合2つ目となるゴールでとどめを刺し、3-0でリーグ戦5位、そして王座への出場権を獲得した。

 

平成31年 関東学生ホッケー春季リーグ 5-6位決定戦

 

5/19(日)11:15試合開始 @早稲田東伏見ホッケー場

 

 

第1Q

第2Q

第3Q

第4Q

合計

慶大

学習院大

 

スタメン

 

GK山田寛子(経4・慶應女子)

 

DF 安達理紗(法3・慶應湘南藤沢)、津田美友佳(理1・立命館)、西本明日美(政4・慶應湘南藤沢)、祖山彩夏(政4・慶應女子) 

 

MF 森田真衣(経3・慶應女子)、上口華(経3・慶應湘南藤沢)、花田ともみ(政3・慶應湘南藤沢)

 

FW 野村茉以(経3・慶應女子)、内藤梓(政4・立川)、小泉理央(政4・慶應湘南藤沢)

 

 昨年の春、リーグ戦6位に終わった慶大。一年ぶりの王座への出場権をかけて、いつにも増して緊張感のある選手たちであったが、その試合運びにはこのリーグ戦での彼女たちの成長が存分に表れていた。

待望の先制点だった

迎えた第1Q、4分にMF森田真衣(経3・慶應女子)が相手のファールを誘い、フィールド上で数的有利になったものの、その直後に相手のサークルインを許し、自陣プレーに。カウンターから攻め込まれる形が続き、危ない場面もあったが、DF陣の懸命な守りに助けられ、8分には慶大がPCを獲得。得点とはならなかったが、ここから慶大の攻撃に火が付く。FW内藤梓(政4・立川)らが攻撃のリズムを作ると、12分、13分と立て続けにPCを獲得し、13分に獲得したPCで内藤が西本明日美(政4・慶應湘南藤沢)のシュートを拾ってゴールを決め、見事に第1Qからの先制に成功した。

相手に一点も与えなかった

続く第2Q、序盤から自陣プレーに追い込まれ2分にはPCを献上。しかしここはGK山田寛子(経4・慶應女子)がそう簡単にゴールを割らせない。その後も相手のボールキープは続いたが、1年生ながらスタメン出場を果たしている津田美友佳(理1・立命館)や西本らDF陣がカットし相手に流れを渡さない。すると7分、慶大がPCを獲得。これは惜しくも外したが、続けて8分にまたもPCのチャンスを掴む。そしてそこで西本が放ったシュートは「打った瞬間に決まったと思った」と本人も納得の鋭い一発で、ゴールまで一直線。貴重な追加点となった。その後は相手にシュートを決められる場面もあったが幸運にも得点とはならず、上口華(経3・慶應湘南藤沢)や野村茉以(経3・慶應女子)ら3年生が攻守にわたってチームの起点となり、2点リードで前半を折り返した。

一年生ながらもスタメン出場を果たしている津田

後半戦に入ると相手チームの勢いは増すばかりだったが、それでも慶大は落ち着いていた。第3Qの5分、相手チームにシュートを許すもGK山田が阻止。すると6分にはPCを献上、しかしここも山田の守りが相手を上回った。ここから相手チームのボールキープが続いたが、チャンスを逃がさなかったのは慶大だった。13分、PCを獲得すると、ゴール際でせめぎ合い、惜しくも点は入らず。しかしまたすぐにPCを獲得すると、「事前にゴールの片隅が空いていると教えてもらっていた」と内藤の秀逸な本日2ゴール目が決まり、点差をさらに広げた。

この試合2ゴールを決めた内藤

最終Qに入っても選手たちの疲れが見えることはなく、敵陣プレーから2つのPCを獲得するなど、依然として慶大のペースでゲームが進み、相手に一度もゴールを割らせることなく試合は終了。慶大は笑顔でリーグ戦の幕を閉じた。

PCを任されている西本

今までなかなか決め切ることのできなかったPCも、徐々にシュートの正確性が増し、この試合では9個獲得したうちの3つを決め切るなど、しっかりとチャンスをものにした慶大。また、後半戦もチームの勢いが弱まることなく、選手たちの足はしっかりと動いていた。これまでの敗戦から課題を見出し、一つ一つ潰していくTEAM2019のひたむきな姿勢が、プール戦を終えて3連勝という結果につながったのだろう。

最終的に結果は5位。目標としていた上位ではないものの、去年より一つ順位を上げ、7月に行われる王座への出場権も獲得した。リーグ戦が始まる前には「“エース”と呼べるような選手がいない」という不安の声もあったが、それでも今ではそれぞれの選手が自分の役割を果たし、下級生が上級生を支える、チームとして理想の形に近づいてきているように思える。TEAM2019の伸びしろはまだまだこれからだ。7月の王座、そして夏を超え、さらに強くなった姿で秋のリーグ戦を迎えてくれることに期待したい。

(記事:澤田夏美/写真:津田侑奈、國本葉月)

 

 

 

以下、コメント

 

祖山彩夏(政4・慶應女子)

--今日の試合を振り返って

今日は5ー6位決定戦かつ王座に行けるかどうかが決まる試合で、チームとしても緊張感があったのですが、そのなかで最後まで強い気持ちを持って戦うことができたと思います。

 

--第3Qまで毎回得点を決めるという展開でした

今までは後半に点数を入れて、最後までハラハラするような試合が多かったのですが、最近では練習でも点数を決めきるという部分が良くなってきていて、今回はその成果を序盤から出せたかなと思います。

 

--リーグ戦5位という結果になりました

本来なら1部上位を目指していたので、そこは不甲斐なく悔しい気持ちはあるのですが、5位6位決定戦まで進んで、自分たちができる最高の順位だったと思うので、5位になれて良かったです。

 

--プール戦を終えて3連勝となりましたが、後半で伸びてきた原因は

相手のレベルの違いはもちろんあると思うのですが、敗戦が続いたなかで自分たちがやらなければならないことがどんどん明確になっていたので、そこを潰して次につなげようとした結果だと思います。

 

--王座への意気込みを

7月の王座は関西の3位のチームと戦うことになっているのですが、相手がどのチームであれしっかり強い気持ちを持って、今よりさらに成長した状態で試合に臨みたいと思います。

 

 

西本明日美(政4・慶應湘南藤沢)

--今日の試合を振り返って

序盤はピンチで相手に流れが行きかけてしまったのですが、今までの試合ではなかなか取れなかったPCで得点が出来たので、練習の成果が出たかなと思います。

 

--得点シーンを振り返って

今までいろんな試合で自分がやってきたなかで決められなかったので、申し訳ない気持ちだったのですが、打った瞬間に決まったと思って、すごく良かったです。

 

--今のチームの雰囲気はいかがですか

一戦一戦成長できたと思っていて、今前向きにみんな出来ているので、王座まで少し期間が空きますが、気を緩めずに成長を止めないで行きたいです。

 

--リーグ戦5位という結果になりました

やっぱり私たちは1部上位を目指していたので、目標を達成出来なかったというのは悔しいです。でも目標を達成出来なかったなかで、最高の順位をとることが出来たので、秋に向けて修正して、秋には必ず1部上位を取りたいです。

 

--王座への意気込みを

7月の王座までまだ時間が沢山あるので、そこまでをどう過ごすかで王座も秋リーグも変わってくると思います。しっかり王座で一勝するというのを目標に、チームで頑張りたいです。

 

 

内藤梓(政4・立川)

--今日の試合を振り返って

今日の試合は本当に悪い時もあったし、でもその反面、春を通して一人一人成長したことを感じられる試合だったので、春リーグ最後の試合として良いものだったかなと思います。

 

--今日のゲームプランを教えてください

相手の分析なども沢山したのですが、相手の形にこだわりすぎるのではなく、自分たちが春を通してやってきたことをしっかり出し切ろうということを一番大切にしました。

 

--リーグ戦5位という結果になりました

やっぱり本当は上位に行きたかったんですけど、それが最初の所でダメになってしまったので、その中では最高順位の5位を目指すっていうところであったり、王座決定戦に去年出れなかったので今年は出るというところは絶対条件だと思っていたので、そこを達成出来たのは本当に良かったと思うし、このチームで戦ってくることができて良かったなと思います。

 

--今日の試合2得点の活躍については

ずっと下級生が点数を決めてくれていたので、そろそろ本当にしっかり決めなきゃと思っていたというのと、PCということで自分が決めるためにみんなが形を作ってやってくれていたので、しっかりそこは決めきらなきゃという思いと、事前にキーパーからゴールの片方の隅が空いてるというのを教えてもらっていたので、それをしっかり生かすことが出来て良かったです。

 

--次の王座決定戦への意気込みをお願いします

王座決定戦では一戦目しっかり勝ってベスト8に入るというのがチームとしての目標なので、それを達成できるチャンスがしっかり手に入れることが出来たので、しっかり得点してみんなの力で勝ちたいと思います。

 

 

津田美友佳(理1・立命館)

--今日の試合を振り返って

最初は押され気味で少し厳しい部分もあったのですが、全体的には攻める部分が多かったので、最終的に3-0で勝てて良かったと思います。

 

--相手チームの手応えは

私はDFをしていて、FWの走り込みでボールをもらえる場面で少し苦しくなる部分もあったんですけど、そこは体を張ってボールを取れたかなと思います。

 

--前回の試合からチームとして取り組んだことは

とにかく自分たちのホッケーをするというところで、自分たちの中で攻めの形と守りの形を徹底して練習してきました。

 

--今日の試合で見つけた課題は

マークにつくところで、相手に先にボールを取られてしまうところがあったので、自分が先にボールを触るところを意識して今後はやっていきたいと思います。

 

--次戦の王座決定戦に向けて意気込みをお願いします

王座の行われる関西は私の地元でもあって、家族や友達が観に来てくれるので、しっかり自分の全力を出し切れるように、あと1ヶ月と少し練習してもっともっと上達したいと思います

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