慶應スポーツ新聞会

【ソッカー(男子)】一時は2点リードも追いつかれ、昇格と優勝はお預けに 第20節 vs関学大

4月に始まったリーグ戦もついに最終局面に。これまで勝ち点を積み上げてきた慶大は関学大と対戦した。序盤からボールの奪い合いが繰り広げられる激しい試合となったが先制をしたのは関学大。しかし慶大は前半終了間際にセットプレーを起点として山田盛央(総4・藤枝東)と八田和己(総4・桐蔭学園)立て続けにゴールを決め勝ち越し、後半には内桶峻(政3・國學院久我山)がトラップしたボールをダイレクトでシュートをゴールに沈め、点差を広げる。勝ちを手繰り寄せたと思われたが終盤に関学大の猛追で同点に追いつかれ、後期5回目の引き分け。両チームでイエローカードが7枚で出る大荒れの試合となった。

2019/11/9(土)14:00ko @日本大グラウンド

【スコア】
慶應義塾大学 3-3 関東学院大学

【得点者】
0-1 39分 奥直仁(関東学院大学)
1-1 42分 山田盛央(慶應義塾大学)
2-1 44分 八田和己(慶應義塾大学)
3-1 70分 内桶峻(慶應義塾大学)
3-2 76分 有田光我(関東学院大学)
3-3 87分 見木友哉(関東学院大学)

◇慶大出場選手
GK田原智司(環3・静岡学園)
DF酒井綜一郎(政2・慶應義塾)
DF沼崎和弥(商4・暁星)
DF野村京平(総4・國學院久我山)
MF八田和己(総4・桐蔭学園)
MF落合祥也(商4・横浜FCユース)
MF橋本健人(総2・横浜FCユース)
MF松岡瑠夢(総3・東京FCユース)
MF内桶峻(政3・國學院久我山)
MF多嶋田雅司(商4・國學院久我山)→79分福本拓海(環4・済美)
FW山田盛央(総4・藤枝東)→57分杉本崇太朗(政3・名古屋グランパスユース)

ジャッジに疑問が残る試合でもあった

前半は両チームともに中盤での激しいボールの奪い合いとなる時間帯が続く。8分、MFの松岡瑠夢(総3・東京FCユース)がPA右隅付近で倒され、FKを獲得するも先制ならず。13分のCKでは、橋本健人(総2・横浜FCユース)が中央に上げたボールが相手に当たりこぼれた所に野村京平(総4・國學院久我山)が反応するも枠を捉えられない。さらに、23分には酒井綜一郎(政2・慶應義塾)のロングクロスを山田が頭で合わせるもシュートは枠の外へ。28分にも松岡のミドルシュートから、こぼれた所を橋本が柔らかいクロスをゴール前に供給するが、シュートまで持っていくことができない。再三のチャンスを作りながら先制点をあげることができない慶大は、39分、相手の、慶大ディフェンスの不意をつくアーリークロスがゴール前に通ってしまう。一旦は弾き返すものの、こぼれ球を相手に押し込まれ、先制点を与えてしまう。しかし、慶大イレブンは落ち着いていた。直後の42分橋本のニアサイドを狙ったCKから、野村がヒールで角度を変えたところに山田が左足で合わせて、すぐさま同点に追いつく。その後も慶大は攻撃の手を緩めない。44分にも、FKから、橋本の浮かせたボールに八田が頭でコースを変えて、ゴール。逆転に成功する。セットプレーでのチャンスを橋本を中心にいかし、流れを変えた慶大は2-1と1点リードで前半を折り返す。

勝ち推しゴールを決める八田

1点リードして迎えた後半はヒートアップする場面の多い荒れた展開となった。同点ゴールを決めていた山田と相手選手が熱くなり、57分にその山田に代えて杉本崇太朗(政3・名古屋グランパスユース)が投入された。そして追加点を狙う慶大は60分に松岡が得意のドリブルからシュートを立て続けに放つもののゴールとはならず。両サイドからの突破からチャンスをうかがう攻撃陣は70分、左サイドのボール展開でプレーが中断され、ドロップボールで再開されると橋本が蹴ったボールが右サイドの内桶に流れ、その内桶が少ないタッチで右足で振り抜いたボールはそのままゴールに吸い込まれ待望の追加点を挙げる。このまま試合を終えたい慶大だったが、関学大の攻撃を止めることができない。77分にはCKから浮き球パスを繋がれて最後は頭で決められ一点差に。この失点でボール展開が早くなり、最終ラインの対応が遅れるシーンが増えてしまう。そして87分、再びCKからキーパーの田原智司(環3・静岡学園)が一度はセーブしたがこぼれ球を制した関学大に押し込まれ試合は振り出しに。

サイドから攻め込まれる場面が多かった

なんとしても勝ち越したい慶大はロスタイムにカウンターで左サイドを駆け上がった橋本が倒され
、相手選手は2枚目のイエローカードで退場、そして中盤の位置でFKを獲得する。ラストプレーかと思いきやキック前にまさかの試合終了。無念の引き分けとなった。

勝てば昇格かつ優勝がぐっと近づくこの試合は硬い試合になってしまった。また、最後のFKの場面や警告の数からもわかるようにジャッジに疑問が残る後味の悪い試合となった。しかし淺海監督はそのような中でも突き詰めていく必要だと述べた。長かった今季も残り2試合。これまでの慶大が貫いてきた最後まで走りきるサッカーで、いつも通りのプレーで結果を出し、笑顔でシーズンを終える荒鷲軍団に期待したい。

次節は持ち味を出せるか期待したい

(記事:榎本大輝、室留裕介、写真:菅原千尋、林亮佑)

淺海友峰監督

--試合を振り返って

前半すごく硬かったですね。昇格がかかった試合でしたけど、22試合のうちの1試合に変わりはないのでもう一度選手たちがサッカーに集中出来る環境を作っていかないといけないと思っています。

ーーこの試合ではセットプレーで試合が動いたが、その点について

ジャッジについてお互いの選手が思うことがあると思うんですけど、でも、それがサッカーなのでその中で失点しないだとか、得点するだとかっていうのを突き詰めていかないといけないですし、そこは注意していた部分だっただけにその部分でやられてしまったというのは実力不足だと思うのでもう一度そこは修正していきたいと思っています。

--次節に向けてどのような準備をしていくか

次の試合も僕にとっては22試合のうちの1試合なので変わらないのですが、選手のためにサッカーに集中する環境を作りたいと思います。

 

内桶峻(政3・國學院久我山)

--後期に入って先発出場する機会が増えましたが、今節はどのような意気込みで試合に臨みましたか
前節は途中から出場だったのですが今週はスタメンのチャンスをもらえて、しかも昇格と優勝がかかる試合で出られるということでなんとしてでも勝利に貢献したいという気持ちで臨みました。

--ご自身のゴールを振り返って
ドロップボールで相手も集中していないと感じていてそこにいい感じのボールがこぼれてきたので、迷わず振り抜いてそれが良いところに飛んだのでよかったです。

--最後に、残り2試合をどのように取り組みますか
後期に中々勝てない試合が続き、どのチームも死ぬ気でやっている中でここで勝ち切って本当の優勝を掴み取れると思うので、4年生とプレーできる試合も残り2試合なので、試合に勝って笑って終えられるようにしたいです。

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