慶應スポーツ新聞会

【バレーボール】〈全カレ前特集③〉チームの土台、浦部連太朗・五味渕竜也・本多一大の役割は「心・技・『雰』」?

 

左から五味渕、浦部、本多

全日本インカレまであと5日。本日は、チームの『土台』として支え続けてきた、浦部連太朗(総4・高松第一)、五味渕竜也(環4・習志野)、本多一大(商4・慶應)の4年3人に迫る。彼らの役割は「心・技・『雰』」と語ってくれた。その意味とは?ぜひご覧ください。

 

 

 

今年の4年は、8人。1年次から活躍を続けてきたマルキナシム主将(総4・川越東)と富澤太凱副将(経4・慶應)、ベンチ入りするMB片波見和輝(文4・成田)、スタッフとしてチームを支える山田大智主務(政4・慶應)と谷口聡アナリスト(環4・韮山)。そしてこの5人のほかに、役職を持たなくとも陰ながらチームを支えてきた3人がいる。

 

 

打ち屋を担う浦部

4年自身も、そして下級生たちからも聞かれる意見は、「4年は仲が良い」。そんな同期同士のにぎやかな会話の中で、一際冷静さが目立つのが、浦部だ。普段、部員の前に立って熱い思いを語ることはなくとも、「言うべきときに言ってくれる」(本多)と、部員からの信頼も厚い。また、マルキ主将から球出しを担う『打ち屋』に指名され、「夏とか本当にぶっ倒れちゃうんじゃないかってくらい」(マルキ)、ひたむきに球出しに勤しむ姿も。そんな浦部を、ある部員が『裏のボス』と呼んでいたのも、納得してしまう。

 

 

後輩たちに声を掛ける五味渕(写真右)

五味渕は、マルキ主将をして「多分4年の中で一番技術があるんじゃないか」といわしめるほどの人物。1年次には、その超インナースパイクに、舌を巻く部員が続出したという。その五味渕は現在、下級生の育成に力を入れている。試合出場メンバーに入っていない増田広樹(法3・水戸第一)、安達龍一(環1・洲本)、下田悠生(経1・慶應湘南藤沢)らを『弟子』と呼び、『五味渕道場』なる練習を指導。「一番は試合に出てほしいという気持ち」と、自身のバレースキルをかわいい『弟子』たちに伝えてきた。決して技術が高いとはいえない慶大の課題ともいえる『チームの底上げ』を、五味渕は担っている。

 

 

応援席を盛り上げる本多

メガホンと太鼓が奏でる力強い音、そして高く響きわたる声・・・慶大バレー部の試合会場に足を運ぶと、いつも聞こえてくる音がある。紺色ジャージを着た部員がコート上の仲間に声援を送っている応援席。その中心には、いつも本多がいた。「自分は盛り上げ隊長。雰囲気を盛り上げることに命を懸けています」と笑顔で話す本多。持ち前の明るい声を最大限に生かし、チームを鼓舞する。慶大が本当の意味での一枚岩となるためには、本多の声が欠かせない。

 

 

 

「プレーで貢献できない分、自分のできるところでチームに貢献した形が、この3人の今の形なのかなと思います」。浦部はこう語る。その言葉の通り、ほかの5人の手が届かない範囲をカバーする3人の活躍が、今のTeam Malkiを支えてきた。浦部は『心』を、五味渕は『技』を、そして本多は、『雰』(本人談)を。それぞれの個性を生かしながら、チームに貢献する。3人の姿勢は、下級生の見本となっているだろう。

 

 

応援席から声を飛ばす

5日後に迫る全日本インカレで、彼ら自身は引退を迎える。「今後の慶應が、『勝てるチーム』になるために。今やっていることが土台なので、これが今後続いていくように」(浦部)。慶大を支えてきた『土台』の3人が、最後の舞台までチームをサポートする。ぜひ、全日本インカレの会場で、応援席から響く彼らの『声』に耳を傾けてほしい。

 

(記事:藤澤薫)

 

 

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