慶應スポーツ新聞会

【バスケ(女子)】格上相手に果敢に挑むも、課題が浮き彫りに/第38回東京六大学女子バスケットボール対抗戦第4節vs立大

午前の試合ではあと1点で惜敗した慶大。終盤に怒涛の追い上げを見せたものの、各Qでの得点の波やイージーシュートミスなどの課題が残る試合となった。そんな中迎えた今回の立大戦。格上相手に眞尾瞳(商3・浦和第一女子)が言うように「自分達がやってきたことを出して、通用すること・しないことを明確にさせ」、実りある試合にすることは出来たのだろうか。

2020/11/21(土) @大道中学校

第38回東京六大学女子バスケットボール対抗戦第4節vs立大

 

合計

慶大

15

18

44

立大

28

40

27

24119

慶大スターティングメンバ

 

#7 小福川莉奈(法4・慶應NY)

 

#8 柴田祥子(経4・慶應女子)

 

#10 眞尾瞳(商3・浦和第一女子)

 

#18 林えみり(理2・慶應女子)

 

#21 阿部七奈子(商1・三田)

第1Q、先制点を挙げたのは立大、続いてスティールからレイアップを許してしまう。その後も相手のインサイドからの得点を止められない慶大。阿部七奈子(商1・三田)から小福川莉奈(法4・慶應NY)がミドルシュートを決めるが、相手の勢いは衰えず、3ポイントを含む4本のシュートで点差をさらに広げられてしまう。野本美佳子(総1・東京成徳)はゴール下と3ポイントで、松下花会子(文2・小山台)と西理奈(政3・葺合)は連携プレーでインサイドからの得点を狙う。立大に3ポイントを決められながらも武藤怜は(商3・成蹊)外へとボールを捌きシュートチャンスを作っていく。これが功を奏し、松下、野本が3ポイントを沈める。終盤には24秒クロック間際まで相手を抑え込む粘り強いディフェンスを見せ、15-28で第1Qを終えた。

ボールを捌きシュートチャンスを作る武藤

第2Q、開始早々から立大の強いディフェンスに圧倒される慶大。3本の3ポイントを含む大量得点を浴びせられ、攻守ともに勢いを失ってしまう。タイムアウト明け、切り替えようと懸命なディフェンスで反撃を試みるもパスの甘さが目立ち、スティールから得点を許す。それでも眞尾はミドルショットを決め、星野祐仁佳(商2・慶應女子)と阿部も果敢にシュートに挑む。度重なるイージーミスを突かれて連続得点を奪われてしまうものの、最後は足立はな(法4・聖心女学院)が3ポイントでベンチを沸かせ、20-68で前半を終えた。

白藤はディフェンスを受けながらもボールを繋いでいく

ここで点差を縮めたい第3Q、果敢に攻めるも、ボールの主導権を奪われ3ポイントを決められる。しかし、慶大も負けじと武藤が3ポイントを決め勢いを増し、野本もミドルシュートを決める。中盤、相手のスティールに苦しみ、大量得点を奪われながらも、慶大は粘り強くシュートに挑み、眞尾がポイントへとつなげる。そして、武藤のスティールから西が加点するも相手の強いディフェンスに苦戦する。終了間際には中島花(環3・慶應NY)と野本の連携でシュートを狙うも得点には繋がらず、38-95で第3Qを終えた。

苦しい局面でフリースローを決め切った河内

第4Q、開始直後に阿部がスティールからレイアップを狙うが、決められず。反撃の隙を与えない攻守に圧倒されるが、中島がゴール横からのシュートを決めると、白藤優果(理4・東京学芸)が厳しいディフェンスを受けながらもボールを運んでいく。ここで流れを取り戻した慶大は、松下花会子(文2・小山台高)が相手のディフェンスを受けながらもレイアップを決め、続けて河内英慧(経1・東洋英和)が2本のフリースローを決め切る。最後まで諦めず、全員でオフェンスを続けたものの、格上相手に力及ばず。44-119と大差での敗戦となった。

 

格上相手のプレーに圧倒され、多くの課題点が残った今回の試合。前半特に「守り」に必死で流れを掴むことが厳しかったが、後半こそ「攻撃」が最大の守りであることを再発見できたのではないだろうか。全員がチームとしての反省点をその都度見つけ、実りあるものにしようとする姿勢は、今後への一歩に繋がるだろう。今節の試合を糧にして、次の躍進へと期待したい。

 

(記事:菅野有紗・佐藤有、写真:菅野有紗)

 

以下、選手コメント

 

足立はな(法4・聖心女学院)

――この試合を振り返って

課題の多く残った試合でした。今年はチーム目標の一つに「来年度2部昇格を目指せる希望を持って終わる」ということを掲げています。そこから関連づけて、今日は「チーム全員が2部のチームと対戦させてもらうことで自分たちの現状をしっかり理解して来年に繋げる」という意図を持って試合に臨みました。しかし、それ以前の段階での自分たちの甘さという課題を痛感した試合となってしまいました。このような意図を立てた4年生は特に、そしてチーム全体でこの試合を重く受け止め、明日以降の試合に臨んでいきたいです。

 

――チームとしての作戦は

セットプレーがどれだけ通用するかを確かめようと話していました。格上相手にまったく通用しない場面も多くありましたが、攻め気を持ったプレーからオフェンスチャンスを作れたという成功体験を得られたことは、チームにとって大きな財産だったと感じています。

 

――3ポイントについて

これまでの試合でもコートに立った時には積極的に3ポイントを打つよう心がけてきたのですが、ようやく決めることができたのでよかったです。コート上の他の4人がシュートタイミングを作って打つチャンスをくれたことに感謝したいです。

 

――次の試合に向けて

明日の東大戦も全員で戦うことが鍵になってくると思っています。単純に「全員が試合に出る」という意味だけではなく、コート外でもそれぞれが自分の役割を果たして勝利する試合にしたいです。

 

 

河内英慧(経1・東洋英和)

――今日を振り返って

今までやってきたことをチーム全員で格上相手に出すことを目標に今日の試合に挑んだのですが、チーム内での共通認識を体現できなかったり、格上相手のプレーに圧倒されてしまい、悔しい結果となりました。

 

――格上の相手に対する意気込み

格上の相手だから臆する姿勢を取るのではなくアグレッシブに攻めようと考えていました。また、格上相手との試合に出場できる機会は貴重であったので、楽しんでプレーしようと考えていました。

 

――シュートチャンスを掴むシーンや2本とも決めたフリースローについて心がけていたこと

2ピリオドに出させて頂いた時に、あまり自分のプレーができず、逃げの姿勢を取ってしまったことや、今日の1試合目に行われた法大戦で攻めの姿勢を持てなかったことがチームでの課題であったことを踏まえて、チャンスがあったらゴールに向かおうと考えていました。

 

――1年生として、今後に向けてのひとこと

1年生としてチームの仕事をし、先輩方がプレーに集中できる環境が作れるようにするとともに、プレー面ではついていくだけでなく自分からもっと主体的になっていきたいです。また、コートに立つと頭が真っ白になってしまい、自分のプレーができないことが課題なので、今後は練習からもっと考えて、考えながら冷静にプレーできるようになりたいです。それに加えて、初心に戻り、もっと楽しんで挑戦する気持ちを忘れずに頑張っていきたいです。

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