慶應スポーツ新聞会

【バスケ(女子)】追い上げるも前半のミスを取り返せず、惜敗/第38回東京六大学女子バスケットボール対抗戦第3節vs法大

六大学対抗戦、前の2試合は早大、明大という格上相手にチャレンジャーとして奮闘した。第3節の相手は同じ3部リーグ所属の法大。リーグ戦で好成績を収めた慶大は午後の立大戦へ繋げるため、そして今後の慶大女子バスケ部に繋がる勝利をあげることはできたのだろうか。

2020/11/21(土) @大道中学校

第38回東京六大学女子バスケットボール対抗戦第3節vs法大

 

合計

慶大

2122

2071

法大

16

25

191272

慶大スターティングメンバ

 

#9 武藤怜(商3・成蹊)

 

#10 眞尾瞳(商3・浦和第一女子)

 

#11 西理奈(政3・葺合)

 

#21 阿部七奈子(商1・三田)

 

#23 野本美佳子(総1・東京成徳)

第1Q、ジャンプボール後、野本美佳子(総1・東京成徳)が間髪入れずに先制点を獲得、続く武藤怜(商3・成蹊)がゴール真横の難しい位置からの3ポイントを決め、幸先の良いスタートを切る。さらに西理奈(政3・葺合)のアシストから眞尾瞳(商3・浦和第一女子)も3ポイントを沈める。阿部七奈子(商1・三田)は粘り強くディフェンスリバウンドに絡み得点に貢献する。相手に3ポイントを許すものの、全員の連携プレーで慶大主導の流れを途切れさせず、武藤のミドルシュート、林えみり(理2・慶應女子)のレイアップをテンポよく決める。終盤には眞尾、阿部がボールをつなぎ武藤が3ポイントを沈めてグッと点差を広げ、21-16で第1Qを終えた。

難しいショットも正確に決めた武藤

このまま差を広げたい第2Q、法大に先制点を許し、続けて3ポイントを沈められいきなり同点に追いつかれる。再びリードしたい慶大はインサイドへの鋭い切り込みやゴール下でのスペースを上手く使い、西、眞尾が得点を重ねる。シーソーゲームが続く中、武藤が落ち着いたシュートを、野本のパスから眞尾が3ポイントを決め3年を中心に奮闘する。しかし、ここで法大が3ポイントを含む怒涛の3連続シュート。慶大も何とか西のミドルシュートで対抗するが、終了間際に3ポイントを沈められ、43-41で前半を終えた。

阿部は粘り強いディフェンスでチームに好機をもたらした

何とか逃げ切りたい第3Q、再び相手の連続3ポイントを浴び、逆転を許す。焦る慶大とは裏腹に法大のボール捌きは正確さを増し、翻弄されていく。強いディフェンスを受けてなかなかインサイドに切り込めない時間が続く。そんな中、フィジカルの強いプレーから法大のファールが溜まると、慶大は正確にフリースローを決め着々と点差を埋めていく。それでも相手の勢いは衰えず、速攻から連続ポイントを決められてしまう。ここで力を見せたのは野本。持ち前のアグレッシブなプレーを炸裂させレイアップ、3ポイントを獲得するファインプレーを見せる。しかし、その後も得点を許した慶大は51-60で第3Qを終えた。

ここぞの3ポイントを決めチームを盛り上げらせた眞尾

第4Q、法大に先制点を許した慶大は連携ミスが目立ち、思うように加点することが出来ない。相手のディフェンスに圧倒され、このまま点差が開くかに思われたそのとき、またしても野本のプレーが光る。ゴール下からの計5本のレイアップ、フリースローも2本きっちりと決め切る脅威の活躍を見せると、阿部も積極的なスティールで相手のペースを乱す。相手のトラベリングを誘い慶大がボールを主導権を握ると、まるでリングに吸い込まれるかのごとく、眞尾の3ポイントが綺麗に決まりベンチを大いに湧かす。さらに西のレイアップで点差を1点に縮めた慶大。タイムアウト明け、慶大全員が固唾見守る中、残り時間は17秒。ファールを出す必死のプレーで食らいつきながらも、相手も攻守を貫き最後は法大ボールのまま試合終了。71-72で惜しくも敗れる結果となった。

 

1点の重みを痛いほど感じることとなった今回の試合。特に今年の慶大は「全員で戦う」からこそ、繋ぎ積み重ねてきた1点に得点以上の価値が生まれる。結果こそ敗れたものの、終盤での追い上げには見ている者を圧倒するパワーがあった。今節での悔しさと慶大が持ちうる底力を武器に、ダブルヘッダーの後半戦でも目の前の「1点」を追い続けてほしい。

(記事:佐藤有・写真:菅野有紗)

 

 

以下、選手コメント

 

野本美佳子(総1・東京成徳)

――今日の試合を振り返って

1点差という結果が悔しかったです。イージーシュートを決めたり、ディフェンスコミュニケーションで抑えられる点があったので、もっとできたと思います。

 

――連続シュートを決め、試合の流れを変えるようなプレーが印象的でしたが、意識していたことについて

負けていたのと、前半にあまりチームに貢献できていなかったので、自分で決めていこうという気持ちでした。

 

――午後の試合に向けての一言

次も格上の相手ですが、練習してきたことを出し切れるようにしたいです。チーム全員で戦っていきます。

 

眞尾瞳(商3・浦和第一女子)

――今日の試合を振り返って

前半は、出だしで、良い流れを作ることができて、流れが悪くなりそうなところも落ち着いて我慢できていたので良かったです。しかし、後半になると、相手の体力とパワーに負けてしまって、オフェンスはうまく攻められず、ディフェンスでもコミュニケーションミスが出てきてしまいました。4Qの最後は勢いのある良い試合展開にできたので、それを最後だけじゃなくて途中でもできるように、自分が中で声をかけないといけないなと改めて思いました。

 

――要所で正確に決めていた3ポイントについて

先週の試合では、力が入りすぎて中々決めることができなかったので、今回は落ち着いて軽く打つことを意識しました。最後は、自分がやるという気持ちを強く持って、迷わずに打つことができました。

 

――次の試合に向けて

立教は自分達が目指す、2部に所属しています。なので、自分達が目指すチームと戦える六大学の機会を大切にして、2部のチームを体感し、且つ自分達がやってきたことを出して、通用すること・しないことを明確にさせたいです。

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