慶應スポーツ新聞会

【ホッケー(男子)】リーグ戦振り返り・王座開幕前インタビュー

リーグ戦で2期連続の3位を達成した慶大。8日からは王座決定戦に出場を決めている。今回は飯室隼主将(経4・慶應)に緊急事態戦宣言中の試合を含むリーグ戦についての振り返りと王座に向けて調整などについてオンラインで取材した。

飯室主将

--準決勝の明大戦を振り返って

明治に勝って決勝に行こうという中であそこで負けてしまったというのが今シーズンの中で一番悔しいかなという風に思っていて。個人的にも最後のQで体調不良みたいな感じになって出られなくて完全燃焼できずに負けてしまったというのも合わさって記憶に残るというか一番悔しかった試合かなと思います。

--前半0-0で折り返し接戦でした

前の試合の山梨学院大戦でもそうだったんですけど自分たちの課題としてやはり後半に少し弱いという部分が露呈してしまったかなというところがあったので前半の勢いというのも後半にも持ち越せるように今は体力面のトレーニングをしっかり意識して取り入れています。

--明大の選手層の厚さを感じましたか

特にFW陣の選手が上手かったなとDFとして対峙して感じました。やはり世代別のアンダーの代表の選手をどう抑えていくかというのがやはり我々慶應のホッケー部が勝つために必要なところであるかなと思っているので、後輩たちにこの経験を伝えて自分たちの層も厚くしていけたらなと思っています。

--次に3位決定戦の法大戦はどうでしたか

欲を言えばもうちょっと点が欲しかったなというところではあるんですけど無事に勝利して、去年から順位を落とさず3位を取れたので素直に嬉しかったです。

--接戦を物しましたがチームに粘り強さなどは

得点であったりPCというのは取られてしまったんですけどそこで全員で守れたというのは明治大学戦を通じてレベルの高い相手とも対等にディフェンスできる、守りの面では成長したのかなとは感じています。

--今年は特にPCの精度が上がっています

自分たちもそういったPCのところ、一個下の学年にすごい上手い選手(福田洸輔、政3・慶應)がいるのでそこが自分たちの強み、他大学に勝る点だと思ってるので次の王座でも生かして勝っていきたいなと思います。

--2季連続3位、そして3季連続の上位という結果については

この現状に満足してしまうと下にも強いチームがいるので以前と変わらず明治、山梨学院の牙城を崩して1位に食い込むといった意識で常に練習しています

--いま話に出たように山学大、明大の2強に勝てない状況が続いています

自分の記憶が残っている中で山梨学院に勝ったという試合を見たことがないので、そこを自分たちが壊していきたいというのはあります。自分たちのチームが発足したときも去年山学大相手に3Q目まで勝っていた試合がすごく印象に残っているので、ここで打倒山梨という目標を掲げてやっています。

--やはり選手層の厚さには差が出てしまいますがそのあたりは

相手は選手がどんどん変わってくる分、自分たちはそれ以上の体力を付けないといけないというところで最近は厳しい体力トレーニングを行っています。それに加えて個々の技術の高いフレッシュな選手がどんどん出てくるので、そこでいかに囲い込んでボールを取るであったり自分たちのボールをいかに続けるであったりなどの戦術面では例年より力を入れて取り組んでいるところです。

--技術面ではこの2校との差は感じますか

やはり個人個人のスキルという面では大きく劣ってしまうかなと思う部分がありますね、でも自分たちのチームには1人U21の日本代表に入ってる選手(中山正暉、経4・慶應)がいるのでそこで勝って、他の選手のところではいかに負けないようにするかという中で、どこで勝負するのかを考えながら勝機を見出せればなと思います。

--中山選手はベストイレブンにも選ばれました、チームでの彼の存在は

彼のところから攻撃のスイッチが入るというのは全員の認識としてあるのでそういうところから崩していくというのが攻撃のスタイルなのかなと思っています。

--DFの立場としてチームの今季のディフェンス面は

駿河台大学戦でもPCを取られるシーンが多かったのでディフェンス面という点では去年より劣ってしまう部分があるのかなと思うので、そこをもう少し強化してロースコアに持ち込んでいけば我々の得点力はそんなに低くないと思うのでそうやって勝っていきたいなと思っています。

--チームの主力は去年とあまり変わらずチームとしての連係がより取れると思いますがそのあたりは

そうですね、ただ去年の主将副将の実力というのは相当高いものがあったので、その分みんなで協力する、去年よりも連係力を高めてというところでまだまだ高め切れていないかなので練習で高めていく必要があると思います。

--今季台頭してきた選手はいますか

今のところメンバーは上級生が多いんですが、その中でFWの齋木壮之助(経2・慶應)が下級生の中では頑張っています。泥臭く点を取るといったシーンも山梨学院大戦で見られましたしもう少し得点力が付けばチーム力も上がってくるかなと思います。

--8日からは全国大会となる王座決定戦があります、チームの状態はどうでしょうか

少し怪我人が出てしまっているのでそこをいかにカバーして下の選手が出てくるなり、怪我から復帰した選手が本来の力を出せるかが鍵になると思います。

--昨年唯一の全国大会となったインカレでは初戦敗退に終わってしまいました

去年の早稲田戦は少し慢心があったのかなというところがあったので、どんな相手でも負ける可能性があるというのを重々承知して相手を分析した上で臨んでいきたいかなと思います。

--リーグ戦と全国大会で違いはありましたか

去年は試合数が少なかったので自分たちの経験値の少なさというのが出てしまった試合かなと思っていて。なかなか点が入らない状況にイライラしてしまってどんどん非効率なプレーを選んでしまったところがあったのでそこはしっかり冷静に自分たちがやることに集中してプレーするというのを今年は意識しています。

--地方の大学についての情報が手に入れにくいですがその辺りの難しさは

今年のリーグ戦はこれまでよりも相手を分析してそれに対応するというのをやってきたので、なかなか知らない相手と戦うというのは怖さがあるんですけど戦術や対応策を考えるのは自分の役割かなと思っています。分からない相手に対しても早めに1Q目で相手の情報というのを試合にでながら察知していち早く修正していけるかが重要になるかなと思います。

--今どのような練習を重点的にやっていますか

先程言ったように個の力というのが明治、山梨学院と比べて差が出たかなと思っているので個にフォーカスして練習を多めに行っています。

--大会のキーマンを教えてください

やっぱり中山がどれくらい爆発してくれるか一つの鍵になってくると思いますし、PCの場面ではフリッカーの福田がどれくらい決められるかが大事になってくると思います。

--今大会の目標は

4つあるシード校の一つ、朝日大学を倒すというのをまず目標としてその後は流れに身を任せて勝ちたいなと考えています。

--最後に大会への意気込みを

自分が入ってから王座に出るというのが初めてなのでその舞台を楽しみつつも結果を残して帰ってきたいなと思います。

ありがとうございました!

(記事・國本葉月)

Comments are closed.