【バレーボール】第1戦 初陣飾れず完敗 中大戦

スパイクを打つ間宮

 来る9月11日、関東大学バレーボール秋季リーグが開幕した。春季最下位からの巻き返しをねらう慶大は開幕戦で中大と対戦。セットカウント0-3で敗戦し、初陣を飾ることは出来なかった。

9月11日(土)関東大学男子1部バレーボールリーグ 慶大-中大 @専修大学総合体育館

得点
慶大 セット 中大
12 25
20 25
16 25
 

リベロに起用された中出

 スタメンにはライトに藤井(環4)、センターに渋谷(環3)、リベロに中出(環2)が起用されるなどフレッシュな布陣。慶大は1セット目サーブカットを乱され、なかなか自分たちのペースを握れない。結局このセットを12-25の大差で落とし苦しいスタートとなる。

第2セットは序盤から中大にくらいつくが、ここぞの場面でのサーブミスが目立つ展開。中盤にピンチサ―バーの高田(商4)のサーブで流れをつかみ15-15と追いつくも、サーブミスで流れをきってしまいそこから相手に走られてしまう。サーブカットも安定せず、クイックが使えない単調な攻めとなりサイドがブロックに跳ね返される悪循環。20-25でこのセットを落とすと続く第3セットも一度もリードを奪うことなく16-25の大差で失い、ストレートでの敗戦となった。

コンビ攻撃も不発

試合を通して今季ラストシーズンとなる小池が懸命にチームを鼓舞する姿が見られたが、1度も主導権を握ることが出来ず、「完敗」だった。秋は国際大会の日程が重なることもあり各チームスクランブル体制で臨むことが予想される。その中で慶大が1部2シーズン目でどんな収穫を得ることが出来るのか、注目したい。

By Hideki Tsubonuma

 

 

 

 

コメント

 宗雲監督

ただでさえ選手がいないので仮に勝てなくても何とか食らいついていけるようにしたいと思ったんですけど、うちは今守備が崩壊するとレギュラーの選手がいない。チームの集中力が切れてしまったのでちょっと明日どうするか悩んでいるところです。(守備から試合を作っていこうと)ウチは守備、キャッチを固めて、サーブ、レシーブを固めていくコンビのチーム。まだちゃんとしたエースがいない上でコンビネーション(を大事にする)チームだからキャッチが乱れちゃうと(慶大のバレーが)出来ない。キャッチ次第で10か0のチームなんでちょっと大誤算だったかな(相手のスパイクの強さは影響したか)相手は1部リーグなので、強いのは当たり前。ブロックもウチが今小さいので上から打たれちゃうんで厳しいですね(キャッチ、守備以外での課題は)フルメンバーではないので、ちょっとチームのまとまりっていう意味でもねまだ課題があるなあと。ちょっと時間がかかるかもしれない(秋シーズンの展望)来週、岡田もジュニアの合宿でいなくなる。とにかく今の故障している人間と岡田が10月9日に戻ってくるので最終週にベストメンバーが揃うと思う。いいゲームをしてインカレに繋がるようなゲームをしたいなあと。それまではとにかくたくさん怪我人がいるので負けてもいいから恥ずかしい試合をしないように、恥ずかしい態度で臨まないようにそれだけは(心がける)。観ている人が負けても清々しいというか慶大らしい態度で臨むということをそこだけは間違えないようにと学生には繰り返したいですね、難しいでしょうけど。

 小池主将

(今日の試合を振り返って)こういうゲームをしてしまうということはやはりこれが実力なのかなと思います。向こうもけっして出来が良いわけではなかったと思うが、うちがミスで自滅して自分たちのペースに持ち込めなかった。(秋のシーズンに向けて練習してきたことは)コンビにバックアタックを絡めて攻撃を多彩にしていくことに取り組んでいた。守備面ではブロックとレシーブの関係を重視していたが、今日はあまりコンビネーションも使えずバックアタックもきかなかった。(ラストシーズンに向けて)自分のバレーボールの集大成のリーグ戦なので勝ちたいのはもちろんだが、終わったときに充実感が残るような戦いをして、その後の全日本インカレにつなげていけるように頑張りたいと思います。

慶大出場選手

 
 レフト   間宮 秀太(政2)
 レフト   岡田 拓巳(商1)
 ライト   藤井 宏行(環4)
 センター 渋谷 隆太(環3)
 センター 村上 拓也(法2)
 セッター  小池 聡司(環4)
 リベロ   中出 祥平(環2)
 途中出場 鈴木 陽太(医4)
         高田 啓人(商4)
         小林 隆佑(文2)
       川村 昌平(環2)

 

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