対抗戦に引き続き、いよいよ開幕したJr.選手権。Jr. 開幕戦の相手は昨年大学選手権準優勝の東海大。Jr.2部から昇格してきたチームである。体格の大きい相手に対し、小さい慶大は後半にフィットネスで圧倒してペースを掴み、最大9点あった点差を引っ繰り返し、見事41ー33で逆転勝利した。
9月19日14:00K・O VS東海大 @東海大グラウンド
得点 | ||||
慶大 | チーム | 東海大 | ||
前半 | 後半 | VS | 前半 | 後半 |
3 | 3 | T | 3 | 2 |
2 | 2 | G | 3 | 1 |
0 | 1 | PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
19 | 22 | 小計 | 21 | 12 |
41 | 合計 | 33 |
T=佐藤2、高島、児玉、原田2
G=高島4
PG=高島
慶大選手 | ||
ポジション | 名前(学部学年) | 交代選手 |
1.PR | 古田 哲也(環3) | |
2.HO | 渡辺 祐吉(経2) | |
3.PR | 山田 亮介(環2) | →17小田 基貴(商2) |
4.LO | 上田 元樹(経4) | |
5.LO | 熊倉 悠太(政3) | |
6.FL | 佐藤 大朗(総2) | |
7.FL | 宮内 涼佑(総3) | |
8.NO8 | 明本 大樹(総3) | |
9.SH | 猪狩 有智(経1) | |
10.SO | 高島 大地(商4) | →21宮川 尚之(環1) |
11.WTB | 児玉 健太郎(環1) | |
12.CTB | 柚木 大佑(商2) | |
13.CTB | 岩淵 功太郎(法3) | |
14.WTB | 原田 大輔(総4) | |
15.FB | 山城 鉄平(経4) | |
16Re. | 濱野 大(経4) | |
18Re. | 伊藤 悠(商3) | |
19Re. | 安部 雄太郎(経2) | |
20Re. | 郡司 光太(法3) | |
22Re. | 新甫 拓(経2) |
試合開始からわずか40秒。早速試合は動いた。東海大に先制のトライ、ゴールを許し、0-7とされてしまう。「相手の重さがやっぱりあってこっち(慶大)はプレッシャーを受けてしまって後手後手になってしまった」(LO上田ゲームキャプテン・経4)といったように、序盤は強力な東海大のスクラムに圧倒される場面もあった。しかし「大事なのはスクラムで負けているのなら、その他のところで勝負しないといけない」(金沢コーチ)という通り決して引けをとらず、アタック面でも落ち着いて慶大らしい形を保ってボールを回した。その結果、前半11分にはSO高島(商4)がしっかりトライを決め、5-7と点差を縮める。その直後、自陣ゴール前で東海大にラインアウトからトライ、ゴールを許してしまうものの、20分にはクイックリスタートからFL佐藤(総2)が「しっかりと慶應の攻撃が出来て、しっかりしたラックとターンオーバーが出来、前が空いたので自分で行こうと思った。」と中央に押し込んでトライ。さらに高島も難なくゴールを決め、12-14と2点差まで迫る。36分、敵陣の好位置でのラインアウトのチャンスを得た慶大は、そこから展開する。ラックからSH猪狩(経1)-佐藤とつなぎ、そのまま佐藤がラインブレイクして中央にトライ。ゴールも決まるが、前半戦は一進一退の攻防を繰り返しながらも一度もリードすることは出来ず、19-21で折り返す。「試合の入りで少し集中力が欠けて、ディフェンスで受けに回ってしまい簡単にトライを許してしまった」(佐藤)、「前半は自分たちのミスで流れをつかめなかった」(FL宮内・総3)など悔いの残る内容だった。
後半、「慶大はディフェンスのチーム」(金沢コーチ・上田)という言葉通り、得意の低いタックルを発揮する。序盤は自陣に入られても突破は許さない状態が続く。粘りのディフェンスを見せるも17分、慶大は東海大にラインアウトから密集で押し込まれてトライを決められ点差を広げられてしまう。しかしここから慶大は「後半に相手がバテていくのがわかった」(WTB原田・総4)と実感できたように、走力でも圧倒し、プラン通りの展開に持ち込み、ここから慶大が怒濤の攻撃を仕掛ける。21分にはマイボールラインアウトから、宮内のゲインなどもあり、最後にはラックから猪狩-LO熊倉(政3)-原田で繋いで外勝負に踏み切って東海大の右サイドを突破し、中央にトライ。ゴールも決まって26-26と試合を振り出しに戻す。26分にはSO高島の見事なキックパスから児玉が左サ イドよりトライ。遂に33-26と慶大が逆転すれば、28分には東海大のペナルティにより好機を得る。「1トライ1ゴールで追いつかない点差にする」(金沢コーチ)ため、慶大はPGを選択。正面で得たPGをSO高島がしっかり決め、36-26とする。その後トライを許し、再び3点差と迫られる。しかし勢いにのった慶大は36分には東海大の選手の逸らしかけたボールを熊倉がジャッカルし、最終的にはFB山城(経4)- WTB原田へとパスで繋いでトライをあげて41-33。そのまま逃げ切りノーサイドを迎えた。
まさに「シーソーゲーム」(児玉)であったが、「けっこう辛い思いをしてきたが、それを今日ぶつけらた」(CTB岩淵・法3)「今日勝って、次の試合につなげたいという思いがあった」(No.8 明本・総3)と、各々が特別な思いを持って臨んだJr.開幕戦で価値ある一勝をあげられた。「相手よりも走れたというのと、ディフェンスで慶應らしいディフェンスができたのが勝因」(PR古田・環3)と、まさに慶大の代名詞であるディフェンスと走りで掴んだ勝利だった。速いテンポのゲーム展開が出来、慶大の持ち味を発揮。しかし、「フィジカルのところで慶應は難しいところがあるので、もっと頭を使ってゲームをコントロールしていかなければいけない。そういうところではまだまだ」(金沢コーチ)ほか、個人個人が課題も挙げている。次戦の相手は帝京大。再び体の大きいチームとの戦いとなる。課題を修正し、今日のように慶大のテンポに持ち込めば、大いに連勝の可能性がある。まだまだ飛躍がありそうなJr.チームから目が離せない。
By Akane Takahashi
コメント金沢コーチ
(試合を振り返って)慶應はディフェンスのチームなのでディフェンスになったら慶應のフェイズだと言っていて、そこでは低いタックルをするだけで、そこは80分間できたかなと。アタックで意識したのは慶應は軽くて東海の方が大きいので、その中で速いテンポでゲームを進めていくこと。意識してそこはできたかなと思います。判断とかいろんな面ではまだまだなところはあるんですけれども、長い間ディフェンスしてやっと相手の反則でペナルティになったのに、クイックで行ってまた相手ボールになってしまったこともあったんですけど、そういうチャレンジしていく積極性があったので良かったと思います。(試合のテーマは)速いテンポで、ペナルティもらったらクイックでいこうと。その時に勇気を持ってチャレンジしていこうと言ってきたのでそこは良くできていたと思います。(メンバーの多くが春にAチームで経験を積んでいたが今日の試合で生きた面は)Aチームに怪我人が多かったりとかでたまたまA チームにいたとかもあったと思うんですけど、全体的には成長できたと思っています。高いグレードで出れば自信になると思いますし。(PGを選択した場面について)1トライ1ゴールで追いつかない点差にするときにPGを狙うというイメージなので、大きかったと思います。トライを取られて相手がGKを狙った時に慶應がチャージに行って相手が1個外しているんですね、相手のキッカーが上手かったんですけど。点差はまあまあ離れていましたけど、そういうところが大きかったのかなと思います。(課題は)ペナルティとかの流れの判断を改善していかなければいけないと思います。効率的にというか、もっと良いゲームができるなと思います。ブレイクダウンのところは向こうが重いというのもありますけど、改善していかなければいけないと思います。(Fwd戦について総括すると)ラグビーはスクラムは当然あって、1試合に10回、今はもうちょっと増えて15回くらいなんですけど。ほとんどのプレーはスクラムから出てフェーズプレーなので、スクラムに勝った負けたはあると思うんですけど、大事なのはスクラムで負けているのなら、その他のところで勝負しないといけない。今日はFwdが走って、相手よりも走っているのでそういうことができたと思います。大きい相手の方がスクラムは強いので、別のところで勝つ意識をどれだけ持てるかだと思います。スクラムで負けて気持ちが落ちてしまうのか、それともスクラムで負けたんだから次に取り返してやろうと思うのかが重要だと思います。 今日はそういうところで選手が凄く頑張れたんじゃないかと思います。(Fwdが走れているのは夏合宿の成果か)そうですね。夏合宿もあると思いますけど、春からずっと走る練習はしてきているので。林監督になって4年目ですけど、ずっとそういうトレーニングをしてきたので、そこにみんな自信を持っているを思いますし、また今日ので自信になったのかなと思います。(チームが成熟してきたか)フィットネスの面では、ある程度は成熟してきているのかもしれませんね。判断とかの面ではAチームもそうですけど、試合を運ばないといけないのかなと思います。(チームの完成度は)難しいですね。60%くらいにしておきます。もっとフィジカルのところで慶應は難しいところがあるので、もっと頭を使ってゲームをコントロールしていかなければいけないなと思います。そういうところではまだまだなんじゃないかなと思います。(帝京大戦に向けてコメントを)今日の試合では今持っている力はけっこう発揮できていて、大きな相手にはこういう試合でしか勝てないなというゲームなので、同じようにプレーして、判断の部分で磨きをかけていきたいなと思います。上田ゲームキャプテン
Jr.選手権は三冠の1個なので優勝したいということで絶対勝とうという準備をして(試合に)臨みました。ディフェンスは慶大のフェイズということで低いタックルを中心にやるだけだと決めていました。アタックは慶大の速いテンポで僕らはちっちゃくて軽いので走り回って相手を疲れさせようという作戦で、はまったかなという感じです。(前半は一進一退の攻防が続いたが)相手の重さがやっぱりあってこっちはプレッシャーを受けてしまって後手後手になってしまったんですけど、そこはでも前半から自分たちのペースでやっていったことが後半の点差になったと思います。(後半について)やはり慶大は走らなければいけないんで、後半はみんな意識して前半みんな走った以上に走ろうと考えました(自身のプレーについて)自分自身はあまりボールをもらえる機会が少なかったんですがサポートに徹せたのかなと。それ以上にラインアウトのコーラーだったのでラインアウトがあまり取れなかったのが残念です。(自身のタックルの出来は)相手が大きいので低く入ろうということで個人的には70%ぐらいの出来かなと思います。(夏合宿を通じて伸びた点)1人1人の個人スキルを夏合宿は磨いていこうと。1人1人自分に足りないものとか長所を夏合宿で伸ばしていったのでその足りないところが今日補えたり長所が逆に活きたりしたかと思います。(次に出る試合に向けて)とりあえずは日体大戦のメンバー入りを今週目指して、(メンバーに)入れても入れなくても毎日頑張るだけです。古田
(試合を振り返って)相手よりも走れたというのと、ディフェンスで慶應らしいディフェンスができたのが勝因だと思いますね。(東海という大きいチームに対して走り負けないというのは意識したか)どこの相手でもそうなんですけど、東海は特に大きいチームなので、走り負けたら勝てないと。そこだけは譲らないでいこうという感じでしたね。(スクラムについて)自分たちのスクラムが大分組めるようになってきたんですけど、まだまだ課題が多いので、練習していきたいと思います。(個人的な出来は)10段階評価でいったら8くらいですね。スクラムは僕の中ではまあまあ良くて、フィールドプレーはディフェンスでタックルも入れて、フィットネスでも相手の対面よりは走れていたと思うので、良かったです。(ジュニア選手権初戦だったが、入りの雰囲気などは)みんなで高め合っている感じで雰囲気は良かったです。ウォーミングアップから良い雰囲気でした。(秋の目標は)今、1本目になれていないので、1本目を奪ってAチームで出れるようにしたいです。ジュニアはジュニア選手権で優勝して、対抗戦優勝、日本一になってトリプルクラウンを達成したいです。佐藤
(今日の試合を振り返って)結果が全てなので本当に勝てて良かったと思います。(2トライをあげたがその場面を振り返って)1つ目はしっかりと慶應の攻撃が出来て、しっかりしたラックとターンオーバーが出来、前が空いたので自分で行こうと思いトライを決めました。2つ目はSHからボールをもらってそのまま1人か2人かわしてトライを決めることが出来ました。(今日は慶應のやりたいオフェンスが出来たか)自分達の攻撃が出来ればトライを決める自信がありました。基本的に今日は自分達がボールを持った場面では自分達の攻撃が出来たと思います。(今日の試合で出た課題をあげるとすれば)試合の入りで少し集中力が欠けて、ディフェンスで受けに回ってしまい簡単にトライを許してしまったので、そういう部分が修正点かなと思います(秋の目標は何か)ジュニア選手権で優勝することはもちろん、Aチームのメンバーとして対抗戦に出て、日本一に貢献していきたいと思います。宮内
(今日の試合を振り返って)全員が勝とうという気持ちを持って一丸となってつかんだ勝利だなと思います(今日の試合でフォーカスしていた点は)フォーカスはまず全員で低いタックルをするというのと、あと速い慶大のテンポに試合を持っていくということです(その達成度は)今日はまあ結構上出来だったんじゃないかと思います。(試合の流れについて)前半は自分たちのミスで流れをつかめなかったんですが、後半は完全に流れをつかめたので、その中で慶大が勝てたと思います。(自身のタックルの出来について)もうちょっと(タックルが)入るかと思うんですけど、でも低いタックルで入れたと思うんでよかったです。(夏合宿を通じて得たものは)夏合宿は怪我をしていて合宿をしていないんですが、ずっと怪我していたんで悔しい思いもあったしそれをぶつけられたかなと思います。(次に出る試合に向けて)もっともっとタックルの精度を上げてA(チーム)で出ても遜色ないプレーをしたいと思います。明本
(今日の試合を振り返って)FWはスクラムやラインアウトで取れなかったりしていたので、混乱して焦ってやってしまいました。(ジュニア選手権の初戦だったが、モチベーションは)みんなAチームを目指してやっている選手たちなので、モチベーションはかなり高かったです。次の試合もあるので、今日勝って、次の試合につなげたいという思いがありました。だから勝てたことが一番嬉しいです。(東海大の印象は)東海大はセットプレーが良いチームなので、そこで前に出られてしまってはまずいと思っていました。セットプレーに対して一生懸命対策や練習はしていたのですが、出来なくてやられてしまったところでした。その点は反省して、しっかりやりたいと思います。(FW戦の対策などは)慶大はやはり(体が)小さいので、低く相手に当たっていくということを意識してやっていました。(自身の今日のプレーを振り返って)自分のやりたかったことが全然出来ませんでした。みんなを引っ張るのがNo.8の役割だと思うのですが、引っ張って前に出られるシーンがほとんどありませんでした。ディフェンスもアタックも、反省して次までに修正したいと思います。(秋の目標は)Aチームに入って、黒黄を着るのが僕の目指しているところなので、しっかりジュニアでも結果を出し、良い成績を残したいです。そしてAチームに食い込めるように頑張っていきたいと思います。猪狩
(今日の試合を振り返って)楽しかったです。あまり僕は上のチームで試合に出たことがないので、最初は緊張していたんですがまあ本当に楽しく出来ました(今日チーム内でフォーカスしていた点は)アタックはテンポのコントロール、上げるところを上げてゆっくりするところはゆっくりしようと。ディフェンスはミスしても慶大はディフェンスのチームだからそのディフェンスを楽しもうと。アタックとディフェンスで分けてフォーカスしていました。(球出しの出来について)僕は球出しはまだ全然ダメ。自分で仕掛けるのが僕の武器なんですけど、球出しとかパス捌きの部分でまだまだかなというのを練習でも今日の試合でも実感しました。(夏合宿を通じて今日の試合に活きた点は)夏合宿でBチームに上がったんですけど、最初なかなか上がれなくてCとかDチームにいた時に体作りとか基礎を積み重ねたことがよかったと思います。(秋シーズンの抱負)やっぱりJr.選手権も活躍出来るような実力をつけたいですし、後は対抗戦に出たいですね。高島
(今日の試合を振り返って)(Jr.選手権の)初戦だったので自分たちのやってきたことを全部だそうと。ディフェンスに集中してきたんですけど、やっぱりFwdが劣戦の中、切れずに継続して我慢してディフェンス出来たのが勝因だったと思います。(今日フォーカスしていた点は)ディフェンスですね。(チーム全体で)低くタックル入ろうということだったので(みんなが)もうそれしか考えていなかったと思います。(SOとしてゲームメイクで意識していた点は)アタック面では自分たちのアタックをする形、シェイプをしっかり取って落ち着いて回そうということだった。そこは出来ている時はトライまで繋がったんでよかったと思います。(後半にオフェンスが噛み合ってきたと感じたが)やっぱり前半は(Jr.選手権の)初戦ということで固かったと思うんですけど、集中して後半までいったと思います。(PGが試合の流れを決めたか)そうですね、7点差・1トライ1ゴール以上(の点差が)つくキックは狙おうっていう話だったんで、あそこは普通に決めどころだったかなと思います。(次に出る試合に向けて)本当にもうアピールすることしか考えていないのでまた試合で頑張れるように練習を頑張ります。児玉
(今日の試合を振り返って)今日はシーソーゲームで、点が動いて面白い試合ではなかったかと思います。(ジュニア選手権の初戦だったが)チームのスローガンが「トリプルワン」なので、今日しっかり勝って弾みをつけられれば良いと思っていました。(自身のトライを振り返って)SOの高島選手のキックがすごく良かったので、自分はただ拾うだけで良かったという感じでした。しかし、勝負所でトライが取れたことはすごく良かったと思っています。(今日のプレーでフォーカスしていた点は)監督からは「なるべく距離を稼ぐように」と言われて任されていた、ペナルティのタッチキックが今日の最大のポイントでした。あとは、ボールを持ったらどんなプレーでも思い切ってチャレンジしよう、と思っていました。(夏の合宿等の成果は)慶大はタックルのチームなので、豪州、菅平、山中湖などでは、やはりその練習を多くしてきていました。今日の試合ではその成果がすごく出せていたと思います。(秋の目標は)ジュニア選手権の出られることもすごく嬉しいのですが、やはり本物の黒黄のジャージを着て試合に出場できるようにアピールしていけたら良いと思っています。岩淵
(試合を振り返って)勝ったことが本当に良かったと思います。(ジュニア選手権初戦だったが、入りのチームの雰囲気は)BだけでAと違っていろいろ練習して、先週とかは辛かったんですけど、合宿を通してBがけっこう辛い思いをしてきたんですけど、それを今日ぶつけられました。アップの時も雰囲気が良くて、今まで試合してきた中で一番良かったと思います。(大きい相手に対してのプランは)慶應はどんな相手に対しても低いタックルなので、そこだけです。あとは大きい分走れないのでとにかく走って、後半20分は慶應の時間帯だと思って、みんな全力で走っていたと思います。(慶大のゲームプラン通りだったか)そうですね。たまたまだったと思いますけど、一人一人がタックルに行ったから結果的にそういう風になったのかなと思います。(自身の出来は)WTBの選手とのコミュニケーションがうまくとれなくて、練習でもあったんですけど、間を突かれてしまうということが課題だと思います。Bksとしてはもっと声でコミュニケーションをとりながらディフェンスしていけば良くなっていくと思います。(秋の目標は)CTBの上の選手、竹本選手、増田選手、落合選手、仲宗根選手と良い選手が多いので、そこを喰って一本目で出て、早慶戦に出て勝つというのを秋のゆるぎない目標にしたいです。原田
(試合を振り返って)Bチームの初戦ということで、勝利ということだけを考えてチーム一丸でやりました。(東海対策は)体が慶應よりも大きいので、走って勝つ。それだけでした。(プラン通りだったか)後半に相手がバテテいくのが分かったので、こっちのプラン通り走って勝てたというのはあります。(自身のトライシーンについては)WTBというポジションで外で抜くということを考えて、外勝負に踏み切りました。結果的にトライに結びついて嬉しかったです。(自身のトライシーンを含めて慶大のアタックの形はできていたか)そうですね。順メに振って、どんどんチームで走って最後に外で人数を余らせてトライを取るというのはできていたと思います。ただ、僕はトライゾーンに入っただけなので、みんなで走って取ったトライだと思います。(課題は)Bksのキックで自陣でダイレクトタッチをして自陣に釘付けになってしまったところなどは、相手の方が体が大きいのでそういうところが課題としてあります。(秋の目標は)一本目に上がることです。
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