9月6日(金)第32回関東学生リーグ第四戦 @千葉大学
3連勝で迎えたリーグ第四戦、慶大は千葉大学と対戦した。試合は序盤から慶大が圧倒。攻撃では根岸、立石を中心に得点を積み重ね、守備ではこの日先発の主将・天野を中心とした鉄壁の守りで3Qまで無得点に抑える。相手のホームでも遺憾無く実力を発揮した慶大がリーグ4連勝を飾り、最終戦を前にFINAL4進出を決めた。
1Q。試合開始のフェイスオフを制した原敏(#63・商4・藤島)がチャンスを作ると、ボールを持った小川司(#7・商1・慶應NY)が立石真也(#3・法3・慶應)へパス。これを落ち着いて決め、慶大が先制点を奪う。1Q終盤にはゴール裏から抜け出してきた根岸克(#0・経3・慶應)が強烈なスタンシューで2点目を決め、序盤から慶大が主導権を手にした。
2Q。攻撃の司令塔である江原健(#1・経4・慶應)からボールを受けた根岸が捲りシュートを決め追加点を奪う。さらに、1Qで得点した立石、小川の両選手がこのクオーターでもシュートを決め、点差を5点に広げた。
守備陣の活躍も光る。ターンオーバーから相手ボールとなりカウンターを受けるも、武智太郎(#64・法4・暁星)らの鋭いチェックでピンチの芽を摘み得点につなげない。
3Q。開始直後に立石からパスを受けた中根卓馬(#11・理3・慶應志木)がシュートを決め、6点目を奪う。このクオーターからリーグ戦初出場の選手を多く投入した慶大は何度もピンチを迎えるものの、ゴーリーを中心とした鉄壁の守り、そして攻守の切り替えの速さで千葉大に流れを渡さない。終了間際には根岸の強烈なスタンシューが千葉大ゴールに突き刺さり、7点目を奪った。
4Q。最終クオーターになっても慶大の攻撃は続く。中居諒介(#8・経4・慶應)が開始直後に得点すると、エース・立石とこの日大活躍の根岸が追加点を奪う。途中、守備の連携ミスやフェイスオフブレイクから失点するも、最後は立石が技ありのシュートをたたき込み、11―3というスコアで試合を終えた。
(記事:五十右瑛士 写真:五十右瑛士、體育會ラクロス部男子 取材:菊池輝)