【野球】開幕前特集~伊藤選手~

伊藤選手

目標を掲げる伊藤

江藤省三新監督を迎え、今季11季ぶりの優勝を目指す慶大野球部。その中でも2年時から慶大の4番を務め、今季打線の主軸を担うことを期待されている伊藤隼太選手にインタビューを行いました。

―昨年の秋季リーグを振り返っていかがでしたか

1シーズンを通して4番で役割を全うできたというのは、やっぱり自信になりました。

―3月29日に行われた社会人対抗戦の三菱重工横浜戦でホームランを打ち、JFE東日本との練習試合でもホームランを2本打たれたわけですが、今の調子は

そうですね、自分自身は特別良いとは思わないんですけど、冬場から春場のキャンプにかけてやってきたことを実践している段階で、ちゃんと結果として出ているんじゃないかなって思うので、やろうとしていることができているという面で手ごたえは感じています。

―冬から春にかけてやってきたこととはどのような練習ですか

とりあえず振る量ですね。振る量をこなして、スイングスピードという面でもそうですし、それをやってきたということに対して自分の中で自己満足ではないですけど、ある程度自信が芽生えてきていますね。冬から春のキャンプでもしっかり打ち込んできたので。そういった練習をしてきたし、技術的なこともちょっと取り組んでいます。

―監督が変わりましたが、そういった練習などで以前と変わったことはありますか

メニューとしては、監督が就任した昨年内は全員を見極めるために同じことをやってというのをやってましたけど、新チームというかシーズンが始まってからはやることとしては去年のチームと変わらないんですけど、その中でも結構チーム全体が明るい良い雰囲気で活気があってという感じでやれているので、変わった面としてはそういったことですね。

―監督が変わった点で練習とかではなくチームの雰囲気はどうですか

まぁ今も言ったんですけど、すごく良い雰囲気で、変に緊張感がないというか…もちろん練習の中で緊張感がある場面はあるんですけど、なんていうか陽気な感じです。なんか本当…いいおじいちゃんなんで(笑)そういう良い雰囲気でやっています(笑)

―3年生になって大学野球生活ももう折り返しですが、どのような心境ですか

速いですね…(笑)まぁ、今まで下級生で、去年は2年で4番をうたせてもらっていたんですけど、ある程度周りは上級生ばっかという状況の中で、助けてくれるというか自由にやって良いよって感じだったんでのびのびできたんですけど、今度新チームになって上級生でバッティングチーフという役職も与えられているので、自分がやるだけではなくって周りにも気を配ってということも考えはしますね。

―去年の秋にスタメンに固定されて今から2シーズン目を迎えるわけですが、どのようなシーズンを送りたいですか

そうですね…やっぱりどのようなシーズンというか、結果的に勝って結果的に優勝できれば。自分の結果もありますけどもチームが最終的にそこにたどり着ければ、終わった時に良いシーズンだったといえると思います。

―今、意識している選手とかチームとかは

あーやっぱり、早稲田…早稲田じゃないですかね。斉藤投手も最後のシーズンですし、早稲田を倒してこそ優勝が見えてくるんじゃないかなって思います。

―主力投手なども引退されて、これから伊藤選手にかかる期待も大きくなっていくと思いますが

そうですね…今年の投手陣はピッチャーが神宮0勝なので、そういった面でやっぱりバッター陣が投手陣を助けていければなと思っていますし、その中の主軸としてある程度責任感とかはありますけれども、その責任感を逆に重圧に感じないように、まぁ良い緊張と思ってやっていこうかなって思います。でも、重圧とかは今は感じてないですけどね。

―個人やチームとしての具体的な目標は

やっぱり優勝することです。それだけですね(笑)

―慶大ファンや伊藤選手ファンに一言お願いします

(笑)えーっと…今シーズンもがんがん打って、優勝するんでぜひ神宮球場に足を運んでください!

―少しお話が変わるんですが、前からぷよぷよをされてたりしていましたが、今はまっていることは

(笑)え…はまっていることですか(笑)そうですね…うーん、ぷよぷよも相変わらずやってますし(笑)あ、でも最近…最近本読みましたね。なんか、「100回泣く本」とかいうのを読んで…泣きましたね(笑)でもそんな本とか実際読まないですけどね(笑)あとはなんだろ…時間があったら寝てますね(笑)全体練習が午後練でも、午前中からグラウンドに降りて勝手に自分で練習をやっているので、夜勝手に眠くなるので寝るのは早いです(笑)だからそんな暇な時間をどう過ごすかとかはないですかね。

―合宿所の部屋は去年と比べてどうですか

去年はどっちかというと、漆畑さん(22年卒)と渕上さん(法4)と松本さん(総4)で、部屋の中に共有スペースがあって、そこになんか…こたつがあって、皆でわいわいできる感じだったんですけど、今は間取りを変えて、松本さんが部屋長で真ん中で区切ったんですよ。だから実質2人2人の部屋みたいになってるんですけど、去年と比べたら、うーん…静かですね、部屋が。あとは下級生が入ってきて、自分が上の立場になったんで、特に気を使うこともなくなったし、のんびりゆっくり過ごしてます(笑)

―今回、また注目選手の山田選手が中京大中京の後輩として慶大野球部に入部しましたが

注目なんですかねー(笑)まぁ一応、彼も全国制覇していますからね、投げてないですけど(笑)あんまり(笑)まぁ、即戦力って感じではないのでじっくりやって、上級生の3年・4年になった時に結果だせるピッチャーになって欲しいですね。

最後に伊藤選手に今季の目標を書いていただきました。今季の目標は「絶対優勝!!」と書いてくださった伊藤隼太選手。お忙しい中、打線の主軸を担う責任感・優勝を目指す熱い志から楽しいお話までいっぱい聞かせていただき、ありがとうございました。皆さんも慶大の優勝を見にぜひ神宮に足を運んでください!

By Kenji Okamoto、Chisa Kato

コメント

タイトルとURLをコピーしました