【バレーボール】攻守がかみ合い、中央学院大を制圧 リーグ戦6勝目を飾る/春季関東大学男子バレーボールリーグ戦第8日目vs中央学院大

バレー戦評

春季関東大学リーグ戦(春季リーグ戦)第8日目。序盤は中央学院大の勢いに押される場面もあったものの、主将・山口快人(経4・慶應)を中心に徐々に流れをつかむ。S・松田悠冬(商2・慶應)の連続サービスエースで一気に主導権を握り、第1セットを先取した。しかし、第2セットは相手の多彩な攻撃に苦戦。OH・中村玲央(総2・福大附大濠)らが奮闘するも、惜しくもセットを落とす。それでも第3セットはアタッカー陣が躍動し、再び試合の流れを引き寄せる。続く第4セットでは、L・今田匠海(政3・慶應)の粘り強いディグをはじめ、攻守がかみ合い、OH・山口のサービスエースやOH・野口真幸(商4・慶應)のスパイクで相手を圧倒。最後まで流れを渡さなかった慶大がセットカウント3-1で勝利し、リーグ戦6勝目を挙げた。

2026年5月10日(日)

2026春季リーグ @大東文化大学東松山キャンパス

慶大×中央学院大

得点

  

慶大

セット

中央学院大

25

1

20

22

2

25

25

3

18

25

4

17

 

出場選手

  

ポジション

背番号

名前(学部学年・出身校)

MB

22

稲井正太郎(法3・慶應)

OH

中村玲央(総2・福大附大濠)

OH

山口快人(経4・慶應)

MB

中島昊(経2・慶應)

13

松田悠冬(商2・慶應)

OH

10

野口真幸(商4・慶應)

今田匠海(政3・慶應)

途中出場

  

12

重枝良政(経2・慶應湘南藤沢)

緒方哲平(総3・日向学院)

第1セット序盤はライトからの攻撃が思うように決まらない場面もあったが、主将・山口快人(経4・慶應)の攻撃を軸に徐々に流れを引き寄せる。15-14の場面では、MB・中島昊(経2・慶應)が相手を狙ったサーブでサービスエースに成功。その後もS・松田悠冬(商2・慶應)がサービスエースに成功し、一気に流れを引き寄せる。すかさず中央学院大はタイムアウトを要求し、流れを断ち切ろうとするも松田の勢いは止まらず、連続サービスエースを決め、会場を沸かした。サーブで優位に試合を進める慶大だが、MB・稲井正太郎(法3・慶應)のクイックや、OH・野口真幸(商4・慶應)の冷静なブロックアウトでも確実に点を重ね、一気に23ー18とリードを広げた。24ー20の場面では、リリーフサーバーとしてL・緒方哲平(総3・日向学院)を投入。最後はMB・中島にトスが上がり、クイックで得点。25ー21で第1セットを先取した。

続く第2セットは立ち上がりに苦戦し、1ー4の場面で早くも、慶大はタイムアウトを要求。悪い流れを断ち切ったのは主将・山口。レフトからの力強い攻撃で相手を寄せ付けない。立て直した慶大はOH・中村玲央(総2・福大附大濠)のブロックやOH・野口真幸(商4・慶應)のバックアタックなどで同点に追いつく。中盤では、L・今田匠海(政3・慶應)のレシーブが光り、そのままOH・山口のスパイクに繋げ、得点。しかし、相手のレフトからの攻撃やブロードなどの多彩な攻撃に翻弄され、徐々に慶大が相手を追う展開に。S・松田のサーブで相手を乱す場面もみられたが、なかなか得点に結びつかない。終盤は自分たちの力を出し切ることができず、22ー25で第2セットを譲った。

流れを変えたい第3セットはOH・中村のスパイクを皮切りに、アタッカー陣が躍動。OH・野口や、L・今田からの2段トスでS・松田がスパイクを決め、第2セットの流れを払拭した。さらに、OH・山口の相手ブロックをものともしない力強いスパイクでブレイクを重ねる。16ー10の場面ではロングラリーが展開され、得点に繋げることはできなかったものの、集中力を切らすことなく、試合の主導権を握り続けた。中盤では再びOH・中村のスパイクが炸裂。徐々に相手のミスも増え始め、16−21と点差を広げていく。サイドアウトを取り続け、リードを許すことなく第3セットを取り返した。

スタートから3連続得点を許した第4セット目。それでも慶大は立て直し、序盤から一進一退の攻防が続く展開となった。7ー7の場面ではラリーが続き、慶應の守護神、L・今田がディグで相手の猛攻を繋ぐ。最後はOH・野口が鋭いスパイクを相手コートに叩き込み、ラリーを制した。この得点を機に流れを引き寄せた慶大はOH・山口のサービスエースでさらに勢いに乗る。続けてS・松田が再びスパイクを決め、ブレイクを重ねる。11ー20の場面では再びロングラリーが展開されるもOH・野口の1枚ブロックで相手スパイクをシャットアウト。最後はOH・中村がスパイクを決め切り、第4セットを危なげなく奪取した。

終始流れを渡さなかった慶大は、そのまま勝利をつかみ取り、リーグ戦6勝目を挙げた。

(取材:小野寺叶翔、根本佳奈)

▼以下、コメント

宗雲監督

ーー今日の試合を振り返って

選手にも話しましたが、試合中、相手のチームの特徴にディフェンスがアジャストできたことが収穫でした。あとは、選手同士が試合中よく話していたんですよ。こうしよう、ああしようって。今までで1番喋っていたし、1番前向きだった。それが1つ良かったのと、相手もトリッキーなチームなので。うちはオーソドックスなタイプで、多少そういうタイプに苦手意識があるので、我慢して、勝てたのが大きな収穫だったのかなと思います。

ーー勝因は

昨日(山梨学院大戦)は、サイド選手があまり切れていなくて、山口、野口、清水も決定率が低かったんです。山口は、主将で守備の要なので外すのは難しいですが、野口、清水の方はどちらかが活躍してくれないと困るんですよ。今日、試合前に野口と清水には先発は野口だけれども死んでもいいから、しっかりやってくれと伝えました。野口はスーパーサブ的な存在なので。チームがダメな時にベンチから出てきて、試合をひっくり返す。それは彼の、今の現時点でのキャラクターなので。スタートから様子を見ないで、最初から腕ぶん回してやってくれれば。それでだめだったら、清水が出て、屍を拾いに行くから。それが1つ、私としては良かったかな。野口がファイターなので。明るくしてくれたのが良かったと思います。MBの選手たちもちゃんと対応してくれたので良かったです。

ーーこれから1部復帰に向けてどう戦っていきたいか

自分たちでコントロールできるのは自分たちが勝ち進むことだけだと思うので。まずは、残りの試合で自分たちの力の100パーセントを出せるように。結果はあとはもう仕方ないので。

ーー次戦に向けて

松田が代表の合宿に参加することもあって、それもチームにとってプラスになると思うので。しっかり準備をして次戦に臨みたいと思います。

 

L・今田匠海選手(政3・慶應)

ーー今日の試合を振り返って

相手は強いサーブが武器のチームですが、それに対してしっかりサーブカットに耐えて、コンビで展開できたので。そこが良かったかなと思います。

ーー相手チームの勢いに飲まれず、自分たちのペースを維持するために気をつけていたこと

相手は盛り上げて戦うようなチームですが、あまりメンタルが強くなさそうな選手たちをサーブで狙ってストレスをかけて戦えたので。そのお陰でサーブの効果もでていたし、こちら側が攻撃しやすいように展開できたかなと思います。

ーーリーグ戦を通してコート内での声かけや笑顔が印象的ですが、意識していることは

暗い顔をしている人には絶対一言、二言、声をかけるようにしているし、笑顔を絶やさないっていうのは意識しています。あとは、今季の春リーグは点数や結果だけにとらわれずに、ずっとバレーボールを楽しめているので。そこは、自分がずっと調子を崩さずにやれている要因かなと。

ーー次戦(専修大戦)に向けて意気込みをお願いします

次はリーグ1位の専修大ですが、やることは変わらないと思うので。オーソドックスなバレーをどちらも得意としているので。頑張りたいと思います。

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