開催が目前に迫った第105回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)。今大会、チームが掲げる目標は「1部残留」だ。昨年死守したこの地位を今年も守りきることができるか。この大舞台で1点でも多く掴み取るために部員たちは全てを懸けてピークをここに持ってきた。
本企画では、今年の関東インカレで活躍が期待される選手、関東インカレを支えるサポートブロックの部員に、意気込みや目標についてのインタビューを行った。第5弾は主将、須﨑遥也(商4・丸亀)選手!
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身体の調子はどんどん仕上がってきているなと思っています。残された日数でやれることは限られてくるので、ここからはもう理屈じゃないというか、人間の本能的な部分でどれだけ高く跳べるかみたいなところだと思います。競技を楽しみながら残りわずかな時間をいい準備に充てたいと思っている状況です。
特に新しいことを取り入れる予定もなく、今までやってきたことをコツコツ着実に、積み上げてきたものを崩さないようにしています。あとは、陸上競技の練習自体は少し強度を落とす中で、普段の日常生活でどれだけ質の良い休息や栄養を取れるのかというところが鍵になってくると思います。
すごく上向きで来ていると捉えています。その中で、やはり出場する選手だけが目立ちがちにはなりますが、それでも慶大競技会などで大きくベストを更新したり、標準突破に迫るまで成長を遂げたりした選手にもスポットライトが当たるべきだと思いますし、そういった選手が雰囲気を一番盛り上げているという印象を持っています。
4年生で跳躍ブロック長を務めている黒川拓人(総4・慶應湘南藤沢)です。彼は残念ながら標準突破には届かなかったのですが、かなりベストを更新して、跳躍ブロックとしてはかなり仕上がってくる起爆剤になったような存在だったかなと感じています。
本当にみんなに期待しているというか、関東インカレは皆さんご存じの通り、個人競技である陸上競技の中でも団体戦の要素がすごく大きい試合なので、誰一人欠けてはいけない存在だと思います。みんなが得点してラッキーボーイになれるチャンスがある試合なので、みんなに期待しています。
「男子37点、女子32点」という目標を掲げています。例年は関東インカレの一か月くらい前に目標の得点を発表していたのですが、今年度に限っては昨年の夏くらいから既に発表していました。かなり長い期間、全員が当事者意識を持ってこの目標に対して自分がどう貢献するのか、どのように点を取っていくのかというところを念頭に置いたうえで、冬季練習然りこの4月からのシーズンも活動してきました。自分のチームビルディングには自信を持っているので、そこをこれからも変わらず意識して頑張っていきたいなと思います。
自分含む幹部やブロック長を中心に、どの部員がどのくらい点数をとれるかを概算して、この選手がはねてくれたらいいなという期待も加味しながら、最後は幹部で微調整をしながら決定しました。それをチームビルディングのワークショップでも、どれだけ実現可能かを、部員、チームスタッフ全体で共有できたことは、すごく意義があったのかなと感じます。
踏切に一番注目してほしいなと思っています。自分は走高跳選手の中でもかなりパワーがある選手だと思っているので、いかに他大の選手と差をつけて力強いジャンプができるかというところに注目してもらいたいです。
陸上の中でも走高跳は、選手の個人差が跳躍の差に出てきます。自分は体格ががっちりしているタイプなので、それを大いに活かして、力強い踏切で短い時間でどれだけ大きい力を発揮できるかがこの競技の本質だと思います。いかにロスなく鉛直方向に繋げていくかが大事なので、それが他の選手と違って自分にしかないような強みだと思います。
表彰台に行きたいです。実は高校三年生の時に栃木の同じ競技場で国体をやってるんですよ。そこで走高跳を高校3年生の時にやって結果が2位で、すごく悔しい思いをしました。走高跳はジャンプオフ(1位決定戦)というものがあって、それで負けてしまったんです。その時の1位が今、順天堂大学陸上部の主将の原口颯太選手(スポ科4・県立宮崎農業)です。彼とはその後のアジアジュニア(U20アジア選手権)で、日本代表として一緒に行ったこともあります。あの悔しかった思い出を、もう一度大学4年生の、しかも2人とも主将で、勝負できるというのは、不思議な縁を感じるので、それをもう一回できたらと心のどこかでは思っています。
試合に行けば話をすることがたくさんありますし、一緒に練習するときもあります。今は(一緒に練習をすることは)あまりないんですけど、自分はすごく意識しているライバルだなと思います。
全国優勝を最後成し遂げたいです。それを成し遂げてこそ、「成長期の怪我に気を付けて将来性を見据えて今休むことも大事だよ」と伝えられると思ってますし、最後に優勝出来たら自分の中でもすっきりして終われると思います。記録ももちろん大事なのですが、最後しっかり勝負で勝ち切るというところも頑張りたいと思っています。
若原(祐人、令8年卒)さん※もですけど、すごく温かくしてくださったことを本当に感謝しています。わざわざ連絡をとってくれて僕をここに入れてくれた先輩が実際にいるので、そういった方や、気にかけてくださったたくさんの先輩方にも感謝しています。OBOGの方、サポートをしてくださる方の存在なしでは慶應の競走部は成立していないと思うので、そういった方々に感謝をしながら関東インカレを戦ってまいります。応援のほどよろしくお願いします!
――ありがとうございました!
(取材:中島冬奈、野村康介 編集:吾妻志穂、片山春佳、中原亜季帆)

