【ラグビー】善戦するも一歩及ばず 明大戦

 
2010/11/03(水・祝)関東大学対抗戦A対明大@秩父宮ラグビー場 

慶明戦は全勝対決となった

秋も深まる11月3日文化の日。暖かな日差しの中秩父宮ラグビー場で関東大学対抗戦、明大戦が行われた。結果は17-20で明大の勝利。慶大は「メイジ」に苦杯を舐めさせられる形となったが、伝統の慶明戦の名に恥じない激しい戦いが繰り広げられた。


得点
慶大 チーム 明大
前半 後半 VS 前半 後半
T
G
PG
DG
12 小計 13
17 合計 20
 

【得点】慶大のみ

T=落合、児玉、阿井

G=和田

慶大選手
ポジション 名前(学部学年) 交代選手
1.PR 半田 恭平(経4)  
2.HO 髙橋 浩平(経3)  
3.PR 古田 哲也(環3)  
4.LO 栗原 大介(総3)  
5.LO 村田 毅(環4)  
6.FL 柴田 翼(環4)  
7.FL 阿井 宏太郎(環4)  
8.NO8 立石 真也(総4)  →19.明本 大樹(総3) 
9.SH 古岡 承勲(経4)  
10.SO 和田 拓(政4)  
11.WTB 三木 貴史(経4)  
12.CTB 増田 慶介(環4)  →21.仲宗根 健太(総3)
13.CTB 落合 陽輔(経4)  
14.WTB 児玉 健太郎(環1)  
15.FB 小川 優輔(環3)  
16.RE 渡辺 祐吉(経2)  
17.RE 小田 基貴(商2)  
18.RE 髙橋 立寛(環4)  
20.RE 小斉平 聖人(商4)  
22.RE 小林 俊雄(経4)  
 

追いすがる相手選手を振り切る落合

試合開始からゆったりとした蹴り合いが続く。お互い出先を伺う中、先に仕掛けたのは明大。激しいブレイクダウンを武器にゆっくりではあるが確実にゴールへと迫っていく。ただ慶大は「スクラムもラインアウトも良かった」(LO村田・環4)と明大ペースの悪い流れを断ち切ったのはセットプレー。相手ボールラインアウトのターンオーバーやマイボールスクラムの素早い球出しで攻撃のリズムを徐々に整えていく。明大の重量Fwd陣を軸にした縦への攻撃と慶大のセットプレーを起点にした横への攻撃。どちらに軍配があがるのか。試合の均衡が崩れたのは前半28分だった。マイボールラインアウトから7度のラックを経て9-10とつなぎ最後はCTB落合(経4)が相手選手をひきづりながら中央右にボールを押し込みトライ。その後のゴールは外してしまったが、5点を先制する。慶大はこのまま勢いに乗ると思われたが、「モールディフェンス」(村田)という課題が重くのしかかる。ペナルティで与えた相手ボールラインアウト、ラック、スクラムなどあらゆる場面からモールアタックを狙ってくる明大。必死のディフェンスで何とか堪え凌いでいたが、後半43分に自陣5m付近での相手ボールスクラムから何度もラック形成を許し、最後はラックに入ったボールが無情にもゴールラインを越えてしまう。リードして終えたかった前半だが5-7の2点ビハインドで後半をむかえる。

モールがこの試合の鍵を握った

モールがこの試合の鍵を握った

すぐにでも反撃に出たいところだったが、2分に自陣22m付近でBks陣のパスが乱れたところを明大にターンオーバーされそのままトライを許してしまう。これ以上点差をつけられたくない慶大。自陣10m付近のマイボールスクラムからNo・8立石(総4)のビッグゲインをきっかけに一気に敵陣に攻め込む。2度のラックから9-10-13とつなぎ、最後はCTB増田(環4)の飛ばしパスをWTB児玉(環1)がキャッチ。そのままインゴールへと飛び込み、8分に反撃の狼煙を上げるトライが生まれる。スコアを10-12とし、このまま逆転まで持っていけるか。だがペナルティという障害が慶大の行く手を阻む。「レフェリーが意識していたところが僕らは軽率だった」(LO栗原・総3)と中盤で反則を連発してしまう。そして23分、自陣10m付近でスクラムコラプシングを犯してしまうと明大はPGを選択。これをきっちりと決められ追加点を許す。さらに26分にもモールトライを許し10点差に。残り時間が少ない中、慶大も敵陣5m付近でマイボールラインアウトを得る。その後モールを左に動かしながら前進、30分にFL阿井(環4)がボールを保持したままゴールラインを越える。ゴールも決まり、点差はたったの3点。後は残り時間との戦いに。慶大自慢のBks陣が必死に横へ横へとボールをつなぐ。じわりじわりとゲインを重ねるが、最後は突破を図ろうとしたWTB三木(経4)が外に押し出されて試合終了。痛い星を落としてしまった。

筑波大戦同様に「小さい慶大でも大きい相手にアタックが通用する」(FL柴田・環4)ことは証明された。SO和田(政4)も「僕らのラグビーは間違っていない」と言う。3週間の日吉での特訓を経て秋分の日の早慶戦へ。そして最終戦へ。慶大は対抗戦優勝を諦めない。

By Kazuhiro Takai

 

コメント

林監督

今までの連勝で来た明大ということで、とても強いと予想していた。特にスクラムとラインアウトからのモールを意識して、試合に対する対策を行ってきました。予想より効果があったりしたところもありました。ですが最終的にもうちょっとアタックをし続けて、Bksで明治がひいてきたのでもっと縦に行かなくてはいけなかったなと。この3点をまた追いかけて、まだまだ早大、帝京大と続きますのでしっかり準備して次に臨みたいです。

和田ゲームキャプテン

(試合を振り返って)勝てなくてとても残念だなあという感じです。まあ、僕たちのFwdも凄く健闘していたし、僕たちが用意してきたことができなかったわけではないです。けどちょっとしたところでミスだったりファールだったりが続いてしまって、自陣に入られてしまったなあと思います。(全勝対決だったが)僕たちは自分たちのラグビーをしようという気持ちでやっていた。勿論、対明大の用意はしたんですけど、僕たちのラグビーをしようということを凄く頭においてやっていたんですが、まだまだだったかなと思います。(自身の反省点は)個人的にはたくさん反省しなくてはいけないところはあるんですが、コンバージョンキックにしてもラインアタックにしても、もっとちゃんとやらなくちゃなあと思いました。コミュニケーションが取れていなかったわけではないんですが、もっと良い球を供給できたら良かったと思います。(一本目のトライに繋がる良いパスもあったが)それが仕事なので。良いパスをもっと出していきたいですね。(惜敗だったが、見えてきたことは)そうですね、僕らのラグビーは間違っていないし、僕らのFwdも凄く信頼できる。勿論、勝てなかったことは一番残念ですし、反省しなくてはいけないことです。だけど僕たちのラグビーをこれからも信じてやっていけば、きっともっともっと強くなれるし、その先に優勝があると思うので、もっともっと僕らのラグビーを信じてやっていきたいです。(早慶戦に向けて)それまで期間があるので、しっかり反省して新しい気持ちで臨んで、僕たちの大切な舞台だと思うので、チーム一丸となってその日までしっかり練習できたらなと思います。

髙橋浩

(今日の試合を振り返って)慶大のラグビーをやり通すことを目標にしていて、もう1つの目標だった3トライを取ることも達成出来たんですけど、明大に3トライとPGを決められてしまって、ディフェンスが甘かったなと思います。(セットプレーの出来は)出来はそんなに悪くないと思います。スクラムもうまい具合に組めたんで、収穫はありました。(今日の試合は全勝対決であったが)そんなに気負いはなく、楽しもうという気持ちで臨めました。(今日見つかった課題は)慶大はディフェンスのチームであって、今日のように味方が3トライ取っても、相手に3トライ取られてPGも決められると負けてしまうので、やはりディフェンスから流れを変えられるように、タックルを見直して早大に突き刺さりたいと思います。(次戦の早大戦への意気込みは)今日負けた悔しさを早大にぶつけたいですね。今日は負けてしまいましたが、早慶戦は伝統の一戦。早大も負けてはいけない相手なので、頑張りたいです。

古田

(今日の試合を振り返って)モールなどのFwdの接点の部分で2つくらいトライを取られてしまいました。そこを抑えきれなかったことが悔しいです。(対明大で特別な対策はしたか)明大だけでなくいつも自分達よりも大きい相手なので今回も慶大らしい低さを意識してスクラムやモールをやっていこうというのが目標でした。(試合でのスクラムはどうだったか)自分達の速いつっ掛けで低いスクラムが出来た部分もあったので、そこまでプレッシャーは受けませんでした。スクラムについては収穫は多かったかなと思います。(自身のプレーの課題は)まだ少しスクラムでプレッシャーを受けてしまう場面もあったので、もっとセットプレーを安定させて、フィールドで走れるようにしたいです。(今後も大きな相手が続くがスクラム、モールをどう強化するか)もっと低さと速さを追求して、相手に刺さっていきたいです。(次戦の早慶戦に向けて)やはり因縁の相手なので魂がすごく入ると思います。相手を壊すつもりでやっていきたいと思います。

栗原

(試合を振り返って)モールの部分、Fwd勝負でスクラムはけっこう良かったんですけどモールでいいようにやられてしまって想定した通りのことができなかったのでそこは少し残念です。(ペナルティの多さについて)規律っていう意味で普段から意識して取り組んでいるところではあるんですけど、レフェリーとの相性とかレフェリーが意識していたところが僕たちは軽率だったりとか(レフェリーの)色が見えていなかったりしたので、そういった意味で僕たちの分析・修正能力が足りていなかったと思います。(明大対策は)明大対策というよりは自分たちのラグビーを徹底させるということなので、モールのペナルティハンティングとかは意識してやっていたんですけど、それ以外は自分たちのラグビーを徹底させるということでした。(Fwd戦、セットプレーについて)勝っていたと思いますし、セットプレーについてもスクラムでも良い勝負していたと思います。(個人的な出来は)ディフェンスではファイトしてやっていたんですけど、オフェンスではうまく絡めていないので課題だと思います。(チーム全体としての課題は)今日も悪いラグビーをしていたわけではないので、もっと精度を高めてオプションを増やしてこれからもやっていきたいと思います。(早大戦に向けて)今日負けてしまったこともありますし、対抗戦優勝に向けてここで1つ勝たないと優勝できないので、絶対に勝って優勝したいと思います。

村田

(試合を振り返って)相手のラグビーをさせないように、自分たちのラグビーに集中してやっていこうということなんですけど、結果的にモールでも2トライ取られてしまって悔しいです。(ディフェンス面は)フェイズディフェンスは良かったんですけど、(モールに関して)モールディフェンスで練習していたところをやられてしまったので、もっと徹底していかなければいけないと思います。(明大対策は)モールディフェンスですね。相手がトライする手段を分析してもモールが多かったので。(個人的な出来は)フィールドについてはそこまで覚えていないんですけど、ラインアウトディフェンスの判断をミスしてしまって悔いの残る結果になってしまいました。(Fwd戦やセットプレーについて)アタックに関しては収穫があったと思います。スクラムもラインアウトも良かったと思います。Fwdとしてはモールでトライもできて良かったんですが、トライを取られているのでまだまだです。(ペナルティの多さについて)ペナルティを少なくすれば相手のモールも減らせるということで、ペナルティを少なくしよう、ノーペナルティでいこうとやっていたんですけど多くなってしまったので反省点です。(チーム全体としての課題は)後半の入りが良くなかったことと、オフロードパスとか軽いパスミスで相手ボールになってしまって自分たちの流れを作れなくなってしまっていた。しっかりラックを作っていけば僕らはトライを取れるので、細かいミスを減らすようにしていきます。(早大戦に向けて)モールディフェンスなど今日出た課題があるので、そこを修正していくのと、自分たちのやってきたラグビーを磨いていきたいと思います。

柴田

(ここまで全勝チームの対決となったが)大きい相手に対し、小さい慶大がいかに戦えるか。というのが焦点だったと思います。それなりの対策はしたのですが、負けてしまったことについては残念の一言です。(チーム全体でフォーカスした点は)明大のFwdは大きくて、スクラムとモールというセットプレーが強いということだったので、それを止める対策をチームでは練っていました。上手くいった点もあったのですが、試合とその流れによっても変わってくるな、と思いました。(試合を振り返って)何度かボールをもらう機会があったのですが、あまり自分がチームの一員として上手く機能できたか、というと微妙な感じでした。ディフェンスも自分が納得する形には近づけていないとすごく感じました。(Fwd戦は)スクラムはターンオーバーしたりすることも出来て、小さい慶大でも大きい相手にアタックが通用するんだな、ということはわかりました。今日は収穫もありました。出来なかった点もありました。そこは今後修正していけば、小さくても戦えるFwdが出来るのではないかな、と思います。(自身のタックルの出来は)(タックルの)低さはあるのですが、一発で相手を倒せなかったところがありました。自分自身もっと改善していきたいな、と思います。もっと上を目指していきたいのでまだまだです。(今日出た課題は)まずディフェンスですね。アタックもたまにラインアウトからボールをもらって起点になる場面があるので、一発で倒れたりしないようにすることなど気にする点がありました。もっと自分の納得出来る形に近づけたいです。(次戦の早慶戦に向けて)まだ出たことはないのですが(早慶戦は)大学ラグビーでおそらく最高の舞台だと思っています。もし出るチャンスがあれば、自分のペースでしっかり出来るよう、またこれから準備します。
 
阿井
(全勝同士の対決だったが)明大の強いスクラムやモールに対してしっかり対策していました。あとは自分たちのラグビーを出すだけだ、と思って試合に臨みました。(敗戦という残念な結果について)勝てないのにはしっかり理由があると思うので、原因をつきとめたいです。まだ試合は続き、日本一になるまでこれから負けられないので頑張っていきたいです。(試合を振り返って)前半はモールも自分たちの形で出来ましたし、良かったです。後半は(明大が)対策をしてきたので、上手くいかない部分も出てきました。後半の入りが悪かったです。全体的にはチャンスでボールをつなげなかったところが今ひとつでした。もっと出来たな、という感じです。力を出し切れなかったのが悔しいです。もっと試合で出し切れるように、自分の能力を高めていくしかないです。もうこういう思いをしないようにします。ちょっと今日の試合はダメでした。(明大の大型Fwdは)ある程度覚悟はしていました。予想通り相手も大きさを武器として勝負してきたのですが、やはり強かったです。でもこういう相手にしっかり自分たちの良い形を発揮することも出来ました。だからこれから良いところは自信を持って、良いラグビーができるようにもっともっと頑張ります。(自身のタックルの出来は)良いのもありましたが、外されているのも何本かありました。タックルは成功率100%を目指してやっているので、早大戦では100%に出来るようにしたいです。(今日出てきた課題は)ブレイクダウンをターンオーバーされてしまったところや、ボールキープを上手く出来なかったところです。ディフェンスもキックカウンターで1本抜かれたので、しっかり止めるようにすることも課題です。細かいところがたくさん見えてきました。(次戦の早慶戦に向けて一言)去年は引き分けだったので、今年は勝てるようにしたいです。ベストを尽くすだけなので、しっかり頑張ります。

三木

(試合を振り返って)Fwdが強いと言われる明大ですが、慶大のFwdが頑張ってくれて、良い試合ができたのではないかと思います。(全勝対決だったが)お互い負けなしなので、勝ったほうが優勝に一歩近づくということで意識していました。(明大には良い印象を持っていたのではないか)そうですね、明大相手には何連勝かしているので、慶大のほうが有利かな、ということをモチベーションではないですが、そこで試合の入りを良くしていこうという部分はありました。(今年、明大相手は初めてだったが)まあ、お互い初めてなので、そこはイコールで同じ条件かなと思っていました。(「走るラグビー」の出来は)そうですね、端っこにいるだけではなくてもう少しラインの中などに顔を出してボールを積極的にもらっていけばな、と思いました。そこは反省して います。(惜敗だったが)当然、個人としては最後の場面で踏ん張れなかったということはあるんですけど、チームとしてはこれからみんなで分析していくと思うので(次戦に繋げたい)。個人としては、大事な場面で力を発揮するというのが重要だと思う。そういう場面で、(特別なことを)どうするということはないですが、頑張らなくてはいけないとつくづく思います。(早慶戦に向けて)当然、シーズンが深まってくると、勝つということが重要になってくるので、何が何でも勝ちたいと思います。

増田

(試合を振り返って)個人的には久しぶりの試合だったんですけど、通用する部分や課題が見つかった。負けたのはすごく悔しいんですが個人的には次につながる試合だったと思います。(具体的な課題は)ずっとチームから離れていたのでゲーム80分を通してのフィットネスなどの弱いところが出たかなと。復帰してから1週間ちょっと、10日しか経っていないんですけど、まだ次の試合まで時間があるので普段の練習プラス自分で追い込んでいかないといけないと思います。(試合でのケガは)捻挫してしまったんですけど、自分がずっと気にしていた股関節は調子が良かったので途中で交代してしまったことは悔しかったです。(次の試合に影響は)見ていただいた感じではそんなに酷くないらしいので、できることをしっかりやって、自分の課題のフィットネスをしっかりやっていきたいです。(チーム全体の課題は)今日は相手うんぬんより自分たちの強みのところまで持っていこうということだった。ただプレッシャーを接点で受けてしまって結局は相手の強いところで勝負してしまった感じがあって80分間通して攻められなかった。攻めれば得点できるので相手の強みにもっていかないように、ゲームコントロールなどを全員で意識し直さないといけないと思います。(次戦もその辺りが鍵を握るか)そうですね。明大とは戦い方もまた変わってくると思うので、相手の強みと弱みを自分たちで考えて、そこをうまく突いたラグビーをしていきたいと思います。(早大戦に向けて)個人的にはまだ復帰して時間が経っていないので、まずは早大戦まで毎日自分でできること・個人のスキルレベルアップをしていきたいと思います。(早大は)去年引き分けている相手ですし、僕自身まだ公式戦で勝ったことがないので、今日の悔しさをバネにして絶対に勝ちたいと思います。

児玉

(全勝しているチーム同士の対決だったが)本当に負けたくなかったです。全体としても勝利することが1番の目標だったので。自分が立ち上がりでキックのミスをしたり、ディフェンスで抜かれてしまったりしたのでダメだったな、と思います。(初めての明大戦だったが印象は)別に普通に勝てる相手だったと思います。(自身のトライを振り返って)増田選手の飛ばしパスからのトライでした。飛ばしパスが来ることを感じたので、前に上がっていました。だから増田選手のパスがちょっとブレたのですが、しっかりキャッチしてトライ出来ました。良かったと思いますし、あのトライは嬉しかったです。(自身のキックの出来は)最初以外は良かったと思います。最後の2つのペナルティキックとタッチキックは納得の内容ではなかったです。最後の1本はラスト1分のラストプレーだったので、もと攻めて蹴るべきでした。その1本前は、結果的にはタッチだったのですが、もしかしたらノータッチになっていたかもしれなかったです。だからもっと集中しなくてはいけないと思いました。(惜敗となったが、今日出てきた課題は)いろいろあります。個人的にはもっと思い切って勝負するべきだと思いました。具体的にはキックでは確実に出すのはもちろん大事ですが、距離も狙うこと、タックルでは捕まえにいくのではなくもっと低く入ってチャレンジすることです。またオフェンスでは最後に三木選手が出されてしまっていたのに対して、その前の1プレーで自分は勝負しなかったのでそのまま普通に続きました。やはりあの場面では自分も三木選手のように勝負をするべきだったと思います。逃げてしまったので改めます。(次戦の早慶戦に向けて)今日はすごく悔しい思いをしました。次戦は勝てるように準備して挑みます。

小川

 ペナルティが多かったのがちょっと。それ以外は結構いけたと思うんですけど。ペナルティで自陣に入られてしまったので。(対策は)この前と同じように、敵陣に入ろうということで、タッチキックは蹴らずにどんどん蹴っていったんですけど。カウンターをされないようにやっていたんですけど、その辺は大体大丈夫だったんですが。Bksとしてはこれまでと攻め方はほとんど変わっていないですね。(個人としては)ゴール前とかいけそうなところもあって、もったいないところがあった。あまりボールに絡んでいないので、そこはもっと修正していきたい。(チームとしての改善点は)途中停滞したところで、攻めてがなくなったりしていたので、サインプレーとかもっとやっていきたいですね。(良かった点は)ペナルティをもらって、タッチキックからどんどんペースを上げていくというのは出来ていた。ミスとか反則がなければいけると思います。(早大戦にどう上げていくか)早大は攻守ともに良いので、そこに、オフェンスはどれだけ穴を見つけてそこを攻めていけるかだと思います。ボールをもっとたくさんもらって勝負していけたらと思います。

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