【野球】横尾、谷田が２人で５打点の活躍！侍ジャパン壮行試合 大学日本代表vs高校日本代表

８月２６日　（水）　

侍ジャパン大学日本代表vs 侍ジャパン高校日本代表＠阪神甲子園球場

大学日本代表：田中（創価大）、澤田（立教大）、濱口（神奈川大）、井口（東農大北海道オホーツク）、吉田侑（東海大）、高橋（専修大）、柳（明治大）、上原（明治大）―宇佐見（城西国際大）、坂本（明治大）

高校日本代表：小笠原（東海大相模）、佐藤（仙台育英）、成田（秋田商）、上野（中京大中京）、高橋樹（花巻東）、森下（大分商）、高橋純（県岐阜商）―堀内（静岡）、郡司（仙台育英）

本塁打：吉田正２（青山学院大＝５回ソロ、７回ソロ）

二塁打：吉田正

韓国・光州で開催された第２８回ユニバーシアード競技大会で見事金メダルを獲得した侍ジャパン大学日本代表。今回は一足先に世界の舞台で戦った先輩として、高校日本代表との壮行試合に臨んだ。両チームが対決することは史上初の試みということで、非常に注目度の高い一戦となった。慶大からは横尾俊建(総４)、谷田成吾(商４）の二人がスタメン出場。試合は、大学日本代表が終始高校日本代表を圧倒する形となった。

大学日本代表は初回、横尾の犠飛、谷田の適時打で幸先よく２点を先制する。しかしその裏、先発の田中(創価大)が二死三塁のピンチを迎えると、清宮(早稲田実)に中前に弾き返され１点を失う。２回、大学日本代表は佐藤（立教大）の内野安打で１点を追加、すぐさま点差を２点に広げる。高校日本代表は３回、二死からの連打で田中をマウンドから引き摺り下ろしたが、後続がつながらない。４、５回に１点ずつ得点し、徐々に点差を広げていく大学日本代表。７回は吉田正（青山学院大）がこの日２本目となる本塁打を放ち加点すると、８回には横尾、谷田のタイムリーが飛び出し、ダメ押しに成功する。高校日本代表は夏の甲子園を沸かせた好投手を次々と繰り出したが、大学日本代表打線の勢いを止めることが出来なかった。最終的なスコアは９－２と、大学日本代表が大差をつけて勝利。大学生と高校生の間には大きな実力の差があることを改めて示した。

横尾は先制点となる犠飛を放つなど、５打数１安打２打点、谷田は２本のタイムリーを放ち４打数２安打３打点の活躍。慶大勢だけで計５打点を挙げるなど、勝負強さが光った。守備面では両者共に１失策を記録してしまうなどやや精彩に欠く場面が見られたが、横尾、谷田の魅力である打撃の面でその実力を存分に披露した。世界で戦う高校日本代表の選手達はその姿を目に焼き付けたことだろう。

記事:小沢光市

試合前練習・横尾

試合前練習・谷田

横尾

谷田

横尾・谷田全球PLAYBACK！

 横尾俊建　３番・一塁

第１打席　１回表　無死一、三塁　相手投手：小笠原（東海大相模）　打席結果：左犠飛①

第２打席　３回表　無死　相手投手：佐藤（仙台育英）　打席結果：三ゴロ

第３打席　４回表　二死一、二塁　相手投手：成田（秋田商）　打席結果：二飛

第４打席　６回表　 二死一、二塁 　相手投手：上野（中京大中京）　打席結果：空三振

第５打席　８回表　無死一、二塁　相手投手：森下（大分商）　打席結果：左前適時打①

第６打席　９回表　 二死一塁 　相手投手：高橋純（県岐阜商）　打席結果：空三振

谷田成吾　５番・右翼

第１打席　１回表　二死二塁　相手投手：小笠原（東海大相模）打席結果：右前適時打②

第２打席　３回表　二死　相手投手：佐藤（仙台育英）　打席結果：四球

第３打席　５回表　無死　相手投手：上野（中京大中京）　打席結果：空三振

第４打席　７回表　無死　相手投手：高橋樹（花巻東）　打席結果：一ゴロ

第５打席　８回表　無死満塁　相手投手：森下（大分商）　打席結果：右前適時打①