慶應スポーツ新聞会

【ソッカー(女子)】関東リーグ後期第1節 前期開幕戦の汚名返上とはならず… ライバルに敗れ後期は黒星スタート 早大戦

関東女子サッカーリーグの後期第1節。慶大は開幕戦で1-9の大敗を喫したライバル、早大をホームの下田グラウンドに迎えた。前期の借りを返したい慶大だったが、前半から早大に主導権を握られると25分に先制を許してしまう。後半に入り得点を目指すも、逆に早大の猛攻に合い立て続けに3失点。試合終盤には慶大がチャンスを作るも得点には至らず。結果0-4での敗戦となった。

 

第24回関東女子サッカーリーグ後期第1節vs早稲田大学

2018/06/24(日)15:30KO@慶應義塾下田グラウンド

【スコア】

慶應義塾大学0-4早稲田大学

【得点者】

0-1 25分 並木千夏(早稲田大学)

0-2 51分 並木千夏(早稲田大学)

0-3 54分 河野朱里(早稲田大学)

0-4 63分 源関清花(早稲田大学)

◇慶大出場選手

GK志鎌奈津美(環4・常盤木学園)

DF佐藤幸恵(総2・十文字)

DF加藤楓琳(総3・常盤木学園)

DF工藤真子(総3・日テレ・メニーナ)

DF足立智佳(環2・大阪桐蔭)

MF勝木日南子(総3・大和)→66分 高月彩香(環1・村田女子)

MF小川愛(総2・神村学園)

MF中島菜々子(総4・十文字)

MF平田朋(環1・日ノ本学園)

FW鈴木紗理(総2・十文字)

FW山本華乃(理2・山手学院)

7月7日(土)に行われる、第17回早慶女子サッカー定期戦の前哨戦となったこの試合。前期の悪いイメージを払しょくするためにも勝利が欲しい慶大は、平田朋(環1・日ノ本学園)を右サイドで先発起用。そのほかは前節の東洋大戦と同じメンバーで試合に臨んだ。

 

前半、25分に先制を許した

勝利に向けてまずは流れをつかみたい慶大だったが、試合は立ち上がりから早大ペースで進む。開始直後の3分、クロスからいきなりピンチを迎えると13分にもシュートを許してしまう。しかしここは志鎌奈津美(環4・常盤木学園)を中心に守備陣が体を張って得点を許さない。逆に14分には工藤真子(総3・日テレ・メニーナ)の攻め上がりから足立智佳(環2・大阪桐蔭)がクロス。これは中の山本華乃(理2・山手学院)には合わなかったが、慶大も徐々に攻撃の形を作り始める。24分にはルーズボールに反応した山本がGKの頭上を越すシュートを放つ。しかし逆に直後の25分、相手FWに中央をドリブルで侵入されると最後はスルーパスからシュートを許し失点。早大の強力な攻撃陣を抑えきれず先制を許した慶大はそのまま1点ビハインドで前半を折り返す。

 

試合終盤は慶大も攻めに転じた

後半に入り得点を目指したい慶大だったが立ち上がり早々の51分、自陣でパスを奪われるとショートカウンターから失点。今季何度か見られる失点のかたちでリードを広げられてしまう。さらに直後の54分、63分と立て続けにCKからゴールを決められ、一気に4点差とされてしまう。「チームとして脆い」という伊藤監督の言葉通り、失点後の立て直しをすることができず連続得点を許してしまった。何とか一矢報いたい慶大は66分、勝木日南子(総3・大和)に代えてリーグ戦初出場の1年生、高月彩香(環1・村田女子)を投入。すると68分にはその高月が相手DFからボールを奪いシュート。これはゴールとはならなかったが積極的な姿勢を見せると、試合終盤にかけて慶大が攻勢を強めていく。72分には鈴木紗理(総2・十文字)がゴール前でシュート。94分には平田が決定機を迎える。しかしいずれも得点とはならず、このまま試合終了。後期開幕戦は0-4の黒星発進となった。

 

次節以降の勝利が望まれる

試合後、伊藤監督が言ったように「メンタル」の部分などではまだ課題が感じられる試合だった。しかしながらここまで1敗しかしていない早大相手に、前半は体を張りながら良く守れていたのもまた確かなことだろう。少なくとも前期第1節の早大戦に比べれば格段に攻守共にレベルアップしている。そしてここからさらに上のレベルへ行くためには、今現在の課題であるメンタルの部分やチャンスを決めきるといったところの成長が必要になってくるのだろう。ここまで一歩一歩成長してきた慶大はこの壁を超えることができるのか。今こそソッカー部女子の真価が問われているときなのかもしれない。

(記事:岩見拓哉、写真:高橋春乃、桑原大樹)

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以下、試合後コメント

伊藤洋平監督

――試合を振り返って

まあ本調子じゃない早稲田に対して勝たなきゃいけない試合だったと思います。

――定期戦を控えての対戦だったが

そうですね、まあビルドアップの練習を主にしていて、どうやって相手を自由にやらせないかということを考えていました。

――結果的に前期開幕戦(1●9)よりは失点が減ったが手応えは

そうですね、守備のところは(手応えは)あるんですけど、やっぱりチームとして脆いという、チームの守備の組織としてじゃなくて、メンタル的な部分というのは課題かなと思います。

――攻撃の部分は

ちょっと、前半も何本かちらほらとミスが出た後に、やっぱりボールを受けようとしない選手がいてリンクが途切れてしまうシーンがあったので、まあ決して良くは無かったですね。本当に最後の失うものがなくなったあの時間帯にようやく良くなったかなという感じです。

――途中出場した1年生の高月選手について

今週のリーガ(関東Liga Student2018 最終節 南陵高校戦)で活躍したというのもありますし、ちょっとケガで離れていたんですけど、賢い選手ですし結果も出したので思い切って起用しました。

――次節に向けて

まあちょっとここからまた連敗は避けたいので、同じようなサッカーをする相手ではあるので、しっかり胸を借りるつもりでチャレンジャーとして戦いたいなと思います。

 

中島菜々子(総4・十文字)主将

――試合を振り返って

勝たなきゃいけない試合だったのに勝ち切れなかったことに対してすごく悔しい気持ちでいっぱいです。前半0-1で折り返せたので後半から巻き返したいというプランではあったんですが、後半に3失点してしまって自分たちの甘さが出た試合かなと思います。

――相手は開幕戦で大敗した早大でした

失点という部分では減ってはいるんですが、変わりきれていない自分たちの課題がまだまだ残っているなという印象です。

――CKから立て続けに失点するシーンが見られたが

前期もCKでの失点が2失点あったので対策はしていた中でのああいう感じだったので、もう1度修正していかないといけないなと思いました。

――惜しいシュートも多かったが

狙った攻撃というのもなかなかできていなくて、攻撃に枚数がかかっていなかったりというところがあったので、もっともっとやらなきゃいけないなと思います。ゴール前に行けたときはしっかりシュートを決め切って終わりたいなと思いました。

――早慶定期戦に向けての課題は

本当に日々の練習から変えていかなきゃいけないというのがあるので、1人1人がもっと勝利に貪欲になって練習していくことが一番の課題かなと思います。

――次節に向けて

関東リーグも常にギリギリの順位で戦っていて1つ1つ落とせないので、次に向けてまた1週間頑張っていきます。

 

佐藤幸恵(総2・十文字)

――試合を振り返って

前半は互角に戦えたかなと思ったんですけど、やっぱり後半になって体力的にどんどん自分たちが走れなくなってきたときに1点入れられて、失点の流れを巻き返せないで、そのまま何点も続いちゃったなという感じです。

――前半は主導権を握っていたが、やりたいサッカーができていたか

まあ回せてたんですけど、もうちょっとボールを動かさないと、相手に持たされてる感もちょっとあったので、前半から相手をもっと疲れさせていかないと後半も戦えないなと思いました。

――後半の2失点はCKだったが

前期の時もCKからやられているので、セットプレーの練習をもっともっと詰めていかないといけないと思います。

――開幕戦と比べて失点は半減した

でも結果として4点取られてしまっているので、そこは定期戦までには苦しくても失点しないように、耐えられるようなチーム作りをしていきたいなと思います。

――早慶定期戦まで2週間、どのように準備していくか

今日やって自分たちの課題もはっきり見えたし、逆に相手の課題とかも分析していってしっかりコンディションも整えて、絶対今度こそは勝ちたいと思います。

――次節に向けて

メニーナはつないでくるチームでプレースタイルが似てるところもあったりするんですけど、前期よりは自分たちも成長していると思うので、今度こそは後半最後まで全員で戦って勝ちたいなと思います。

 

平田朋(環1・日ノ本学園)

――試合を振り返って

今日は入りはすごく良い戦いができたと思うんですけど、失点した後に少し自分達のサッカーとか戦い方とか気持ちが揺るいだかなって思っているので、失点した後にもっと慶應らしさを最後まで出し続けていたら勝てたかなと思っています。

――個人としてのプレーの出来は

私はゴールという形でチームに貢献したいと思っていたので、奥深くまでドリブルで抜けたっていうのは良かったんですけど、アシストとかゴールで結果を残していけたら良いなと思っています。

――0-4という結果に対して率直な感想を

悔しいです。

――次節に向けて

次節は点を取って勝ちたいです!

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