慶應スポーツ新聞会

【ホッケー(男子)】早慶ホッケー定期戦直前企画“BREAK THE HISTORY”第6弾 男子MF対談 金田主将×安田×中山

左から安田、中山、金田主将

第92回早慶ホッケー定期戦はいよいよ明日開催される。あわせて迎える直前企画最終回は、慶大ホッケー部男子の金田翼主将(政4・慶應)、安田武大(政2・慶應)、中山正暉(経1・慶應)のMF3人の対談で飾って頂く。主将と下級生2人。立場は違えど、早慶戦への熱き想いに変わりはなかった。

(取材日 11日7月)

 

 

——まずは他己紹介をお願いします

 

中山安田

中山安田さんは、ホッケー部で一番強靭な肉体の持ち主です。力強いプレーが持ち味です。

 

安田金田

安田:金田さんはキャプテンで、プレーもうまくてみんなを引っ張っていく存在なので、着いていけたらいいなと思っています。

 

金田中山

金田:見ての通り外国人顔してる、自分のかっこよさを自覚してるところがイメージです(笑)。

 

中山:してないですよ(笑)。

 

金田:実際かっこいいです(笑)。見た目から中身からプレーから、慶應としてのかっこよさがあります。

 

「練習から試合の雰囲気を持ち込まないといけない」(中山)

 

得意のドリブルで存在感を発揮する中山

——春季リーグは位という結果を受けて、振り返るといかがですか

 

金田:春は目標として決勝進出を立てていたんですけど、プール戦で負け、順位決定予選で負け、とどんどん落ちていって、目標に届かなかったので悔しいリーグだったとともに、色々秋に繋がる問題点だったり、伸ばしていける長所は見つかったので良いリーグだったのかなと思います。

 

安田:春は思った通りにみんなでプレーが共有できていなくて、勝てない場面が続いんたんですけど、夏休みに強豪のチームと対戦して、そこでみんなの意識改革ができて、秋になって形になったと思います。

 

中山:安田さんと言うことが被るんですけど、春リーグ7位で終わっちゃって、何が足りなかったのかをチームで考えたことで、秋に明治とも福井工業とも良い試合ができて、良い試合できたのは春に7位という結果だったからこそかもしれません。

 

 

——春を終えて、夏にMD陣で取り組んだことは

 

金田:僕ら(のポジション)はそもそもあと1年生2人しかいなくて、4年、2年、あと1年生と。春は入ったばかりで、いろはもわからない中頑張ってくれていたんですけど、それが春を終えて溶け込んだ感じかなと思います。お互いにやりたいことも、次どうするのかもわかってきて、やりやすくなったのは夏の間ですね。

 

 

——先日のインカレでは2回戦で敗退となり、2年連続のベスト8とならなかったですが振り返って

 

安田:悔しかったんです。(2回戦の福井工大戦の)前半は自分たちのやりたいことが形になって出ていて、結果準優勝したチーム相手に良い時は2−0で勝てていた時もあってよかったんですけど、後半崩れてきたところが足りないところなので、そこはこれからの試合までに詰めていければ良いなと思いました。

 

中山:福井工業、明治と良い試合ができたのは、慶應の勢いのおかげがあると思うのですが、試合をやってみて、勢いだけではカバーできないところがあるなと思ったので、冷静さを忘れないようにしようと思いました。

 

 

——ここまでのチームの完成度は

 

金田:インカレを経て、プール戦で明治ともやって、自分らのシーズンの終わりに近づくにつれて完成形に近づいているなとは思っています。カウンターだったり、秋は前線からプレスというのを意識していたんですけど、それが良い形で試合でも出ていたりするので、ここからあとは勝負は残り少ないですけどそこを強さにして頑張っていけたらいいかなと思います。

 

 

——最終的に目指すチームの完成形とは

 

金田:なんだかんだ自分も一年始まる前に、こうやりたいああやりたいという風に言っていたんですけど、結論として勝てるチームにならなきゃいけないなというのがあって、勝負強さだったり、なかなか言葉に表しづらいところで、気持ちや勢いというのは(勝利に)関係するので、そういう本当に勝負強いチームになれたらいいなと思います。

 

「必死に走る姿を見ていただけたら嬉しいです」(安田)

 

——今年最も印象に残っている試合、シーンは

 

中山:春の一番最初のデビュー戦でリバースシュート空振ったんですけど、空振ってなかったら入っていたかもしれなくて。練習から試合の雰囲気を持ち込まないといけないなと思ったのが、自分のターニングポイントでした。そこから練習は自分を追い込んだりしていました。

 

金田:4年生になってからの試合はなんだかんだ全試合覚えていて、負けた悔しさみたいなのしか残っていないですね。福井工大との試合はこれからも記憶に残るのかなと思います。準優勝したチームに点決めて2−0までいったのは、みんな喜んでいたシーンだったと思います。

 

 

力強いプレーが持ち味の安田

——ホッケーを始めたきっかけは

 

安田:僕はずっと野球をやっていたんですけど、中学くらいでもういいかなと思っていました。でも運動自体は好きだったので、高校からは何か別のことをしようと思って、始めやすいのはホッケーとラクロスがあったんですけど、ラクロスは高校の時朝練が多かったので、朝が苦手なのでホッケーにしました(笑)。

 

中山:受験で高校に入ったので受験勉強ばかりで全然体力がなくて、サッカー部に入ったらいやになってしまって。そこで友達がホッケー部の仮入部はランニングしないよと言われて行ったら楽しくて、なのに本入部して蓋を開けてみればめちゃくちゃ走らされるという…。騙されて入部しました(笑)。

 

 

——金田選手は、春リーグ開幕前インタビューでホッケーを始めた理由をお聞きしました。今回は、大学でもホッケー部に入った理由を教えてください

 

金田:本当は入りたくなかったです。大学生の勧誘がすごくて、当時の大学生に来たら奢ってやるって言われてのこのこ着いて行ったら入ってました(笑)。ちょうど学年の頭くらいに公式戦があって、「それまでは来てほしい、それが終わったらサークルに行っても良いよ」と言われて、あっちの思惑通り逃げられなくなりました(笑)。

 

 

——金田選手から見て、安田選手、中山選手はどのような選手と考えていますか

 

金田:二人とも、1、2年生なのにすごく頑張っているなと思います。安田は1年のとき出ていなくて、2年の頭とかどうなるかなと思っていたんですけど今かなり形になっています。この二人に言えることは、努力しているのはわかっていて、それがちゃんと形になっているなと思っています。安田は選手として落ち着いていて、戦術の理解度が高くて、メンタル面も下級生ながら落ち着いているなと感じます。ポジション内を僕と二人でまとめてるくらい、頼りになります。中山は俺が1年の時より上手いと思うし、最初のイメージよりもちゃんと真面目にやってるなと1年を通して思っていて、春夏頑張ってくれていました。また来年から長いシーズンがあるので、すごく期待しています。

 

 

——では安田選手、中山選手から見て、金田主将はどのような主将ですか

 

中山:何かあったら金田さんに言うとか、本当に頼りになるし、主将の割にフレンドリーな性格で金田さんが1年生の時より自由にやらせていただいているのかなと思うので、そういう部分も感謝しています。プレー面でも、金田さんのサポート、金田さんがやりやすいようにプレーするのがチームのためになるのかなと思っていて、任せてしまっています。

 

安田:プレー面では、チームが攻撃するときは金田さんを起点に攻めていくことが多いので、そういうところで頼りになります。気さくで接しやすいので、(MFは)下の学年も多いのですが、ギシギシした上下関係みたいなものは無くて、結構やりやすいです。

 

 

——最近部内で流行っていることはありますか

 

金田:個人的には筋トレですかね。俺も最近始めたんですけど、下級生もやってますね。

 

安田:1年生多いですね。

 

金田:1、2年生メインでやってますね。プロテインとかサプリメントとか、筋トレメニューを組んでやってます。

 

 

——ストレス解消法は

 

中山:アップでよくサッカーをするんですけど、練習後とかでサッカーボール蹴ったり、違うスポーツをしてストレス発散してます。

 

金田:家でヘッドホンをつけて音楽を聴きながらリラックスしてます。

 

安田:あまりストレスを感じないですけど、ぼけーっとしてますね、いやなことがあったら。犬と遊んだり、漫画を読んだり…。

 

金田:犬カットで!(笑)全部まともやん!

 

安田:あんまりストレス感じないですから(笑)。

 

 

カウンターで駆け上がる姿が印象的な金田主将

——ここからは早慶戦についてお伺いします。昨年の早慶戦を振り返っていかがですか

 

金田:入部してから1度も勝てていなくて、毎年早慶戦では、慶應も勝てるんじゃないかと思っているところがあるのですが、去年はある意味完敗だったなと思います。点差も雰囲気も含めて完敗だったなと。その分今年は、相手の方が順位が上なのもありますが、気を引き締めて、舐めないでやった方が良いなと(去年の早慶戦を)やっていて思いました。

 

安田:僕は外から見ていたんですけど、4年生とか早慶戦にかける思いがすごくて、その前の練習とか、空気とか、終わった後とか、それを1年生ながらすごく感じて、今年はちゃんと勝って終わりたいと思いました。

 

 

——過去の早慶戦での思い出は

 

金田:一番印象に残っているのは去年で、やはり勝たせたかったなという思いは毎年持っていたんですけど、なんだかんだ当時の4年生とは高校を含めたら6年くらい一緒にやっていたので、その思いも去年が強かったです。

 

「みんなが笑って引退できれば良いなと思います」(金田)

 

——金田選手は生で最後の早慶戦になりますが

 

金田:引退も今年は早慶戦で、今も結構思い残したことなくやれてきたので、早慶戦も自分がやってきたこと、チームとしてやってきたことを全部出せて、悔いなく引退できて、来年からのみんなの応援にできたらいいかなと思います。

 

 

——早慶戦で見てほしいところは

 

中山:先ほども安田さんもおっしゃっていた通り、1〜4年生学年関係なくみんな仲の良いし、雰囲気も良くて、勢いもあるので、技術以外の良いところを見ていただければ良いなと思います。

 

安田:中山の言った雰囲気や、みんな試合にかけているので必死に走る姿を見ていただけたら嬉しいです

 

金田:点決めた後にみんなで喜んでいるところを見ていて欲しいです。もちろん勝った後のみんなの顔を見たら雰囲気もわかると思います!

 

 

——最後に、早慶戦への意気込みをお願いします

 

中山:早慶戦は4年生の最後の試合ということもあって、4年生を勝たせたいので、そのために自分の役割を考えたいし、とりあえず楽しませたいです。

 

安田:先輩方にはお世話になっているので、最後に勝って笑って終われるように絶対勝ちたいです。

 

金田:みんなが満足できて、4年生はもちろん1〜3年生もやりきったという試合にしたいし、みんなが笑って引退できれば良いなと思います。

 

 

——お忙しい中、ありがとうございました!!

 

 

(取材:津田侑奈/写真:新池航平)

 

《早慶ホッケー定期戦》

11月24日(土) 現役女子戦 13時10分試合開始

          現役男子戦 14時50分試合開始

@駒沢オリンピック公園総合運動場第一球技場

 

金田翼(かねだ・つばさ)主将慶應高を経て、法学部政治学科4年。自身を主将タイプではないと語るものの、そのプレーで後輩を引っ張る実力派。リラックス法は、ヘッドホンで音楽を聴くこと。

 

安田武大(やすだ・むさし)慶應高を経て、法学部法律学科2年。穏やかな語り口からは想像できない力強いプレーが魅力。MFを金田主将とともにまとめている。

  

中山正暉(なかやま・しょうき)慶應高を経て、経済学部1年。春の初戦からスタメンとして活躍する大物ルーキー。中学時代はサッカー部でGKを務めていた。

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