受験を乗り越え、慶應義塾体育会で活躍する塾生にインタビューを行う受験生応援企画。第9弾となる今回はラクロス部の松本洋一朗(法4・工学院大学附属)にインタビュー。
高校時代はバスケットボール部に所属し、大学に入ってからラクロス部での新たな競技人生を始めた松本。そんな活発な高校生活を送っていた松本の受験歴は慶大一本だったという。そんな慶大に対する強い憧れがあった松本が経験した受験期とは。慶大、そしてラクロス部での4年間を振り返ってインタビューに答えた。
松本は工学院大学附属高等学校の出身。高校時代はバスケットボール部に所属し、アクティブな生活を送っていたものの、新型コロナウイルスの流行により高校2年生の秋ごろに引退。本人も「もやもやした感じでの引退でした」と語る。コロナの影響が続く中、高三の夏ごろに本格的に受験勉強を開始した。「とにかく自分に合う勉強法を模索した」と振り返る。松本自身、用語は書くよりも読んで口に出したほうが効率的だと自覚し、また法学部の入試に特化した試験対策である法律用語をネットで調べて自身のノートに書き起こしたりや河合塾シリーズの『正誤問題』を重点的に演習を行なったという。また、松本は受験期にルーティンを作ってそれに沿った生活を送っていたと振り返る。毎日本番に向けた時間帯に起床、勉強を始め、昼食をとり、就寝していたという。他にも「空き時間や気分転換には音楽を聴きながら散歩をよくしていました。」高校時代にバスケットボール部であったこともあり、そのアクティブさは受験期でも良いリフレッシュとなっていたのだ。

慶大一本で受験に挑んだ松本。慶大に対する思いはかなり強かったと振り返る松本だが、モチベーションが下がってしまうことももちろんあったという。「その時は、慶大のキャンパスの写真を見たりして自分自身を鼓舞しました」と、言う。また、サポートしてくれた人たちや仲の良い友人たちに恩返しがしたいという思いを日々思い返したり、逆にどうせ無理だろうと言ってきた人たちに対する反骨精神も勉強に対するモチベーションを保っていたと語る。そして、受験生の大敵であるスマートフォンやSNSに関しても聞くと、松本は一度ガラケーに機種変更するか相談したほどSNSの誘惑は敵と感じていたそう。(「流石にガラケーへの機種変更は不便そうだったのでやめました(笑)」と当時を思い返しながら話した。)LINE以外のSNSは全て消したものの、制限しすぎるとストレスになってしまう可能性があったため、受験勉強当初はウェブからはログインできるような状態にしたそう。「制限するよりも、ウェブからログインめんどくささで最終的にはあまり利用せずに勉強できました」とのこと。
憧れの慶大に入学し全く新しいラクロスの競技人生を始めた松本。慶大に進学して良かったこととして、「日本だけでなく世界から集まった学生たちと生活するのは刺激的なところです」と、学内交友関係の魅力を語ってくれた。

慶大一本で受験に挑み、大学では全く新しいラクロス競技を始め、先日ラクロス部を引退した松本。受験勉強においては「自分にあった勉強法を見つける」ことを重点的に取り組んでいた松本は、インタビューの最後に「勉強した分だけ力はつくから引き続き頑張ってほしい」と強く語り、受験生へのエールを送った。
(取材・記事:野口ことみ、取材:奈須龍成、根本佳奈)


