【バスケ】早慶戦・女子戦、Bチーム戦

第68回早慶バスケットボール定期戦

2010/06/06(日)@日吉記念館

 

Bチーム戦

オールラウンドなプレイを見せる清水(環2)

開会式に先がけ、男子Bチーム戦が行われた。慶大は1Q、Aチームでもメンバー入りしている2年生の桂(政2)、清水(環2)を中心とした集中したディフェンスから、大木(経1)のドライブ、清水のスリーポイントなどで13-11とリードするも、2Q以降はディフェンスがうまく機能せず、早大ガード陣のドライブやアウトサイドからのシュートを止められない苦しい展開に。オフェンスでは清水がゴール下で強さを見せるも、ミスから何度もターンオーバーを許し、43-48で敗戦。早大に層の厚さを見せつけられる試合となった。

女子戦

試合開始前のスタメン5人

男子戦を前に女子戦が行われた。早稲田は1部リーグ所属、慶應は3部リーグ所属。今年の早慶戦はホームの日吉記念館での開催ということで特別。大観衆が見守る中試合は開始を迎えた。

スタメンは磯貝主将(政4)、野口(法4)、加藤(経3)、保井(経2)、前川(文2)。

前半、磯貝、保井を中心に慶大は得点を積み重ねる。更にタイトなディフェンスに加えリバウンドにもしっかりと飛び込み早大相手に11-18で1Qを終える。慶大はターンオーバーが増えるも野口が連続得点。だが慶大の足が徐々に重くなり、早大のアウトサイド、速攻と立て続けに決められてしまう。磯貝、加藤のプレイでなんとか加点するも、早大の層の厚さに対応出来ず32-82で3Q終了。最終Q、「狙っていたので決まって良かった」(正田)と正田(文4)のバスケットカウント、前川のスリーポイントが決まるとベンチ、会場内は盛り上がりをみせる。最後は主将磯貝のシュートが決まり50-116で試合終了。

チームを引っ張る磯貝主将

やはり1部の早大との力の差は一目瞭然であったが、「自分にできることを探して必死にやってくれている」(金澤Aコーチ)と慶大の選手達はどんな劣勢の中でもひたむきにボールを追いかけ続けた。「ホームでのみなさんの応援が力になりました。」(磯貝)とホームの大観衆の声援に見事応えた。50点という目標の点に届き、今季の飛躍に期待したい。

By Shigehisa Osajima,Yousuke Okada

コメント

金澤A.コーチ

今年のチームは点が取れないという課題がずっとあったので、選手たちの中でも50点はとりたいというのがあったのが達成できたのが一番の収穫かな、と思います。(出だしは)受けに回らないようにということを強調して言って、1試合を通して勝つというこを考えるのではなく、局所局所、瞬間瞬間で小さい勝利の積み重ねを目指そうって言っていたのが少し良い方向に言ったのかな、と思います。(4年生が持ち味を出した試合だったが)そうですね、キャリアとかを見ると他の学年の子たちに比べると力は劣っているんですけど、その中で自分にできることを探して必死にやってくれているので、そういう意味ではずっと応援してきてくれた人には感動を与えられた場面もあったのかな、と思います。

礒貝主将

最後の早慶戦で、しかも会場がホームだったのでかなり思い入れが強くて。やっぱり早稲田は1部リーグに所属していて、私たちは3部リーグなので実力差はかなり明らかで結果は完敗でした。でも、50点を取るという目標を達成できたのは良かったです。(ホームの大声援は緊張になったか)いえ、ホームでのみなさんの応援が本当に温かくてワンプレイワンプレイに盛り上がってくれたので、かえって力になりました。(持ち味のルーズボールなどで主将としてチームを引っ張っていたが)そうですね、私は主将なんですけれど、去年の二葉さん(三宅・商卒)みたいに特別にうまい訳でもないし、何かを持っている訳ではないので誰でもできる当たり前のことを一番がんばるのが自分の役割かな、と思っていたので今日も意識しました。

正田副将

本当にあっという間で、楽しかったなぁという記憶しか残っていないです。(終盤にバスケットカウントを決めた時は)パスしてくれた子が4年生で、来るだろうな、というのが絶対分かった。狙っていたので決まってよかったです。

野口

やっぱり感慨深いものがありました。こんなに大勢の人の前でプレイするのは最後だって思って緊張もしたんですけど、すごく楽しくできました。(良い所で得点を決めていたが)4年間やってきた中では自分のやりたいことができたのではないかな、と思います。

長谷川主務

結果は負けてしまったし、筋だけ見れば大きく離されてしまったように見えるかな、と思うのですが一生懸命練習してきたことは何個か出せていたように思いますし今までずっと課題だった出だしとかも克服できて、立ち上がりの良い1ピリオドができたので良かったのではないかな、と思います。(運営なども4年間やってきて思い入れがあると思いますが)そうですね、4年目にして初の場所変更ということもあって、しんどかったこともあったのですが、みんなが点差を離されてしまっても最後の最後まで一生懸命攻め続けて、ファールもらったりしてきて。50点とるのが目標だったんですけど、しっかりきっちり達成してくれたので、本当にがんばった甲斐があったな、と思っています。(満員のお客さんを見て)女子部は3部なのでこんなに大きな歓声をいただくことはあまりないので、ぞくぞくして私が緊張しちゃうような感じでした(笑)

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