【野球】第2週 チャンスを生かしきれず、今季初黒星 法大戦①

先週、東大に連勝し、勝ち点を挙げた慶大野球部。今週の相手は昨春の覇者である法大。初戦は竹内と加賀美の投げ合いとなった。慶大は2回に失点すると4、6、8回にも1点ずつ追加され計4失点。打撃陣も加賀美の前に1点しか奪えず、今季初黒星となった。

4月24日(土) 法大―慶大 一回戦 @神宮球場

   

    123456789 
法大 010101010 4
慶大 000100000 1

慶大:●竹内大、只野、田中宏-長崎

慶大出場選手

1 [7] 山口(商4・慶應)

2 [4] 湯本(商4・野沢北)
3 [6] 渕上(法4・慶應)
4 [9] 伊藤(環3・中京大中京)
5 [3] 松尾(環4・鳥栖)
6 [5] 伊場(政3・慶應)
  [R] 新谷(政4・慶應)
  [8] 宮本真(政3・慶應)
7 [8] 青山(環4・関西学院)
  [H5]山崎(商2・慶應)
8 [2] 長崎(商4・高志)
9 [1] 竹内大(環2・中京大中京)
  [1]   只野(商2・慶應)
  [H] 竹内一(商4・慶應)
  [1] 田中宏(環4佐賀西)

昨春の覇者・法大との1回戦。慶大の先発は、前登板でノーヒットノーランを達成した竹内大(商2)。対する法大はエースの加賀美が先発。初回は両チームとも三者凡退に終わるも、2回表、先頭打者の4番・佐々木に2塁打を浴びると、続く打者に犠打を決められ1死3塁。ここで6番広本に三遊間を抜ける適時打を打たれ、慶大は先制点を許してしまう。慶大は3回の裏、1死から長崎(商4)がチーム初安打を放つと竹内大が犠打を決めるもチャンスを生かせず無得点に終わる。3回は無失点に抑えた竹内大だったが、4回表、先頭打者の佐々木に本塁打を打たれ追加点を与えてしまう。2点のリードを許した慶大は、その裏、1死から3番・渕上(法4)が右中間に2塁打を放つと5番・松尾も右中間に適時2塁打を放ち1点を返す。4回以降、調子を上げてきた竹内大だったが6回には6番・広本の打ち取った当たりがタイムリー内野安打となり法大に3点目を許してしまう。8回にも2番手只野(商2)が自らの暴投も絡み、4対1とリードを広げられてしまう。慶大打線は、加賀美の前にチャンスは作るものの、要所を抑えられ結局得点は4回にあげた1点のみ。慶大は6安打を放ったが、チャンスを生かしきれず4対1で今季初黒星を喫した。

By Ryo Hayashi

コメント

江藤監督

(竹内大投手の出来は)よかった。7回3失点で抑えられて。(継投のタイミングは)べスト選択。(只野投手を起用したのは)調子がいいから。(打撃面は)いいピッチャーはそんなに打てない。(法政の加賀美投手は)いいピッチャー。(今日は追う展開となったが)法政が2、4、6、8回。9イニング続いて向こう(法政)に流れがあった。こっちに引き寄せられなかった。2対1になったところでこっちに流れがこないと(いけなかった)。(明日は)勝ちます。

湯本主将

(今日はチームとしてどのような意識を持って試合に臨んだか)自分たちのやってきたことをしっかりやろうという意識で試合にのぞんだ。(チームとして今日みつかったか課題は)もうちょっと守備からリズムをつくること。そうすれば攻撃にも勢いをつけられたと思う。(今日の試合の分岐点となったと思う場面は)6回の多木の打球を自分が内野安打にしてしまったこと。(明日の試合に向けての意気込みを)もちろん明日勝っていきます。

渕上

今日の試合を振り返って)法大はチャンスに得点をできていて、慶大はチャンスを生かせなかった。結果、慶大に流れがこない試合になってしました。(4回の二塁打について、どんな気分だったか)今季初ヒットで、先制点にもつながり、チームに貢献できて良かったと思う。(法大戦に向けて、何か心掛けたことは)特別に何かしたわけではなく、いつも通りのプレーを心がけた。(加賀美投手との対戦について)地元が一緒なだけに、意識をする相手。楽しんで対戦

長﨑

(今日の試合を振り返って)ちょっと守りに入りすぎてしまった。慎重にいきすぎてそのままずるずるといってしまった。(竹内投手の調子は)悪いとは思っていなかったが、やはり序盤に緊張してしまい、打たれてしまった。中盤以降は建て直して抑えていた。なんとか月曜日に投げられるようにしてあげたい。(今日も2安打を放ち、打撃好調だが)あくまでも自分にとって(打撃は)おまけ。試合に勝てればいい。負けてしまっては全く意味がない。とにかく考えていない。(法大打線の印象は)昨年と比べればまだ怖くはないがやはり力はある。今日もホームランを打たれてしまった。明日も油断せずピッチャーが持っているボールを引き出していきたい。(次の試合に向けて)明日はとにかく勝つしかない。明日明後日とあるような感じで月曜日に繋がる試合をしていきたい。

竹内大

今日のピッチングを振り返って)失投で負けたという感じ。(ノーヒットノーランを達成したあとだったが気負いなどは)そういうのは全然なかった。もう一度0から抑えていこうという感じだったので。(法大の先発はエースの加賀美投手だったが意識はしたか)それはもう完全に。絶対に負けられないと思った。なんとしても勝ちたかった。次の月曜日にリベンジできるように頑張ります。(今の調子は)悪くはない。(ボールが先攻したのは)実力不足だと思う。(法大との三戦目に向けて)特にこれといった事はないけれど、しっかり気持ちを三戦目にもっていけるように明日練習するだけですね。(そのあと控えている立大戦は)そこまでは全然考えていない。とりあえず明後日頑張ります。

只野

(リーグ戦初登板を振り返って)チームに貢献できなかったことが心残り。(8回一死一塁、打者4番・佐々木の場面からの登板について)事前にこのタイミングでの登板は知らされていたので、心の準備はできていた。ケースを想定していた分、いきなりランナーを置いた場面での登板でもしっかりと投げ切れた。(奪った2つの三振について)佐々木の三振は、チェンジアップをしっかりと投げ切れたと思う。廣本へのラストボールは逆球だったが、腕を振り切ったのが良かったと思う。(松本に打たれたタイムリーについて)捕手の要求は外だったが内に入ってしまった。力では勝っていたが、逆球になった分持っていかれてしまったと思う。(今後に向けて)チームの勝利が第一。只野が投げて勝ったと言われるようにしたい。

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