２０２３年度の春季リーグがついに開幕。慶大の開幕戦の相手は絶対王者・山梨学院大となった。試合は第１Qから山学大が主導権を握る。開始４分にフィールドゴールで先制点を奪うと、ここから山学大がゴールラッシュ。大量１１得点を奪った。一方、慶大は試合を通して防戦一方の展開となり、攻撃らしい攻撃をできず完敗となった。
令和５年関東学生ホッケー春季リーグ
４／１５（土） １５：３０試合開始 ＠大井ホッケー場メイン
| 第１Q | 第２Q | 第３Q | 第４Q | 合計 |
慶大 | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ |
山学大 | ３ | ２ | ５ | １ | １１ |
スタメン
ＧＫ 久保田夕雅（経４・慶應湘南藤沢）
ＤＦ 斎藤由希子（経４・慶應女子）、金子桃子（法３・田園調布雙葉）、坂田絢音（経３・慶應女子）、山岡怜奈（法３・Dwight School London）
ＭＦ 村岡咲音（商３・慶應女子）、楫野彩貴（法４・国際基督教大高）、岩越美佳（法２・慶應女子）
ＦＷ 山口真実（経３・慶應女子）、峰岸未来（経４・慶應女子）、尾関恵真（経２・慶應湘南藤沢）
天候は雨とあいにくの天気になったが、 2023年度の春季リーグがついに開幕。慶大はプールAに所属し、絶対王者・山学大、ライバル・早大と同じグループに。上位進出へ向け、開幕戦は山学大との一戦となった。
山学大との開幕戦に臨んだ
第１Q序盤から山学大が主導権を握る展開となる。山学大は開始１分からＰＣを獲得。しかしここは慶大ＤＦ陣が堅い守りを見せ、先制を許さない。その後も山学大がボールを保持し続け４分、サイドから攻撃を展開。サークル内でフリーでボールを受けると、強烈なシュートを放ち山学大が先制した。さらに山学大は立て続けにＰＣを獲得するなど２点を追加し、試合を優位に進める。一方、慶大は相手陣内にすら入れない苦しい試合展開となった。
山学大が先制
山学大がＰＣから３点目を奪う
第２Qも山学大が猛攻を仕掛ける。２分にＰＣを獲得すると、これをしっかりと枠内に収め追加点。山学大は５分にもフィールドゴールで追加点を奪い、リードを５点に広げる。慶大は防戦一方となるも第２Q中盤、相手陣内のサークルへ侵入し、反撃のチャンスを作る。しかし山学大の鉄壁ＤＦ陣に阻まれ得点を奪えず、０-５で前半を折り返す。
山学大が追加点
守備の時間が長く続いた
エンドが変わった第３Ｑ以降も山学大の攻撃を止めることができず、ＰＣや個人技でのフィールドゴールから失点を喫し、慶大の春季リーグ開幕戦は０-１１の黒星に終わった。
最後まで粘り強い守備を見せた
開幕戦は王者・山学大の前に大量１１失点。慶大は試合を通して防戦一方の展開となり、相手陣内でプレーする時間も短く、シュートを放つことができず完敗となった。しかし、試合を通してＧＫ久保田夕雅（経４・慶應湘南藤沢）をはじめとした守備陣の粘り強い守りも見られた。この試合での収穫も多かっただろう。次戦は上位進出をかけたライバル・早大との大一番となる。勝利し、準決勝へ駒を進められるか期待がかかる。
開幕戦は黒星スタートに
次戦 春季リーグAプール第２戦 ４／３０（日） １５：３０～ vs早大 ＠大井ホッケー場サブ
（取材：金子拓登）
