4月27・28日に明治神宮野球場で行われる、東京六大学野球・対法政大学戦。昨秋は慶大が何とか勝ち点を奪取したものの、3戦目は0-0で引き分けるなど激闘となった。ケイスポでは“応援歌特集”と題し、カードごとに注目の応援歌を紹介していく。記念すべき(?)第1回目は「シリウス」。チャンステーマの中でも知名度が高く、慶應応援には欠かせない一曲だ。應援指導部員の声とともに、その魅力を紹介する。
まずは実際に聞いてみよう!ということで、ケイスポ公式Instagramの動画をご覧ください!吹奏楽団による「シリウス」の演奏を聴くことができます!
應援指導部員にインタビュー
―「シリウス」の魅力
Iさん:慶應のチャンスパターンは、冒頭に「シリウス」が流れるんですけど、 あの颯爽感と曲調を聞くたびに、 チャンスが始まったなという、そういう気持ちになる唯一無二の曲です。つなぎ役としても活躍していますが、「シリウス」がつなぎで無かったら慶應応援にはならないというほど、自分の中では大切にしています。
Kさん:私は小学校から慶應なんですが、その時から「シリウス」だけはすごく印象的で。そのあと高校でもチアをやっていたんですけど、「シリウス」が1番最初に教わった応援歌でした。なんだろう、すごく大切なもの。歌える方も多くて、アクションも分かりやすくて覚えやすい曲です。
―慶法戦の意気込み
Tさん:慶法戦はもう体力が必要です(笑)。 過去何年かを振り返っても、土日で決まる事はなかなかなくて、 大体月曜とか火曜まで伸びることが多いんですね。もう体力勝負。もちろん部員も土日から応援して、月曜、火曜と続くと、体力的にもきつくなってくる。その中でお客さんが来てくれることが我々の励みになるし、お客さんも一緒に体力削って頑張ろうって思えるような試合が慶法戦だと思います。なので、今年は土日で絶対決めてやるんだという気持ちで、塾生とかいろいろな方に来てほしいですね。
應援指導部員には、この曲に特別な思い入れがあるようだ。慶大のチャンスでは「シリウス」に注目して、応援を楽しんでいただきたい。
ぜひもう一度、ケイスポ公式Instagramより吹奏楽団による「シリウス」の演奏をお聴きください!
~慶法戦の見どころ~
法大のストロングポイントは、盤石の投手陣。最速157キロ右腕の篠木健太郎(4年)、昨秋の最多奪三振左腕・吉鶴翔瑛(4年)の2枚看板が慶大打線に立ちはだかる。法大は1勝1敗で迎えた4月22日の立教大学戦で、先発の篠木が8回1失点、最終回を吉鶴が無失点で締めるという、必勝リレーを見せた。リリーフには世代別侍ジャパンの経験もある山城航太郎(4年)や、立大戦で好投した安達壮汰(4年)、仙台育英時代に背番号1を着け東北勢初の全国制覇を成し遂げた古川翼(2年)など、好投手がそろう。慶大打線は、昨年に彼らと対戦経験のある本間颯太朗主将(総4・慶應)や水鳥遥貴(商4・慶應)を中心に、少ないチャンスで確実に得点したい。法大の打線は、1番の松下歩叶(3年)が好調。立大戦では試合を決める3点本塁打を放ち、勝ち点獲得に貢献した。後続には3番・中津大和(4年)、4番・武川廉(4年)、5番・吉安遼哉(4年)の強力クリーンナップが控える中で、1、2番の出塁を許さない事がカギになりそうだ。
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(編集協力:應援指導部、取材:岩切太志、工藤佑太)