慶應スポーツ新聞会

【バスケ】屈辱の100点ゲームで大敗。課題の残る一戦に 神奈川大戦

 

この日26得点の大元は、伊藤と並び得点ランキングの2位に浮上

2012/09/15(土)東洋大学総合スポーツセンター

第88回関東大学バスケットボールリーグ戦

2勝2敗の勝率5割で臨んだ、リーグ戦第5戦目。一部復帰という目標を果たす為の重要なポイントとなる、前半戦中日の神大戦だったが。結果は屈辱的な大敗。低調なパフォーマンスに終始した慶大が大切な一戦を落とし、崖っぷちに立たされることとなってしまった。 

2012/09/15(土)東洋大学総合スポーツセンター
第88回関東大学バスケットボールリーグ戦 5日目 vs神奈川大学
  1Q 2Q 3Q 4Q 合計
慶大 21 17 27 18 83
神大 23 23 21 33 100
◆慶大スターティングメンバー
  選手名(学部・学年・出身校)
PG 伊藤良太(環2・洛南高)
SG 大元孝文(環1・洛南高)
SF 真木達(環1・国学院久我山高)
PF 権田隆人(政2・慶應高)
C 黒木亮(環1・延岡学園高)
 

田中(環3・福大大濠高)の待望のリーグ戦初得点は、チームに勢いをもたらした

速い展開での攻撃を得意とする、仮想中央大としてはもってこいの相手である、神大との一戦。慶大としては、持ち前の堅守速攻を軸に試合を進めて行きたい所だった。だが、1Qはそのディフェンスが機能しない。ハーフコートでは、神大フロントコート陣のスピードあるドライブを、1対1で止めきれず。時折織り交ぜられる速攻にも苦しめられ、一時は8点ものリードを許してしまうこととなる。しかし、慶大も終盤に応戦。オフェンスリバウンドからのセカンドチャンスや、権田の個人技で得点。点差を2点にまで縮めることに成功する。オフェンスは上々ながら、ディフェンスに課題を残しつつ、1Qを21-23で終了する。2Q、慶大は1Q終盤に引き続きオフェンスリバウンドで流れを作る。伊藤のシュートで逆転に成功すると、本橋祐典(環3・佼成学園高)や権田のインサイド陣。加えて伊藤らアウトサイド陣も積極的に飛び込み、セカンドチャンスを生み出す。更に残り4分、田中貴啓(環3・福大大濠高)に待望のリーグ戦初得点が生まれ、ベンチも押せ押せムードに。しかし、この流れに乗れないことが、今の慶大の大きな課題。1Qから大きな課題であったディフェンスが、ここでも上手く行かず。神大のブレイクを止められずに再度逆転を許すと、この流れを阻止することが出来ない。ズルズルと神大のペースに引き摺られて行くと、残り30秒で伊藤が痛恨のパスミス。これを3ポイントプレーに繋げられ、点差は6点差となってしまった。慶大はこのQに得た8本のフリースローの内半分の4本を落とすなど精彩に欠け、リードを奪うチャンスをモノに出来ず。

リーグ戦初の二桁得点をマークした本橋祐典(環3・佼成学園高)

3Q、慶大が反撃。Q途中に8点まで離れた点差だったが、大元の2本の3Pや権田の高確率のアウトサイド、本橋の合わせのプレーなどで得点。4点差と射程圏内に捉えると、残り30秒で伊藤がスティールからレイアップ。2点差で第3Qを終えることとなる。が、このQも内容としては決して良いものでは無く。相手にオフェンスリバウンドを量産され、危ない形の速攻も多く出されていた。オフェンスでもイージーシュートのミスが見られるなど、自らのミスで自分達の首を締めてしまった慶大。相手のシュートミスに救われた形で試合を繋ぎ、勝負は第4Qへ。しかし、その第4Q。慶大に待っていたのは、歓喜の未来では無かった。シュートセレクトのミスが目立ち、出だしの3分40秒間の間、得点出来ず。その間に神大に12点もの得点を奪われることに。伊藤の3ポイントでようやく初ゴールをマークした頃には、点差は既に二桁となってしまっていた。何とかして追い付こうと奮起する慶大だったが、このQは何もかもが上手く行かず。ディフェンスでは、相手にほぼ全てと言っても過言では無い程のオフェンスリバウンドを奪われ、慶大は焦りからか単調な攻撃しか出来ず。気付いた頃には、その傷痕は修復不能な程に大きくなってしまっていた。結局、終わってみれば83-100。屈辱の100点ゲームを叩き付けられた、慶大の完敗だった。

恐らく選手達は、何もかもが上手く行かなかったと思っているだろう。見ている側の者達も、きっとそう思っていた筈だ。終始慶大らしいプレーを見ることは適わず、常に相手に主導権を握られ続けてしまった試合だった。それは、慶大38に対し神大51(内オフェンスリバウンド21)というリバウンドの数字、そして、相手エースに奪われた41という数字が生々しく物語っている。ディフェンス、リバウンド…。課題ばかりが残る試合となった神大との一戦だったが、いつまでも気落ちしてはいられない。明日には国士舘との一戦が控えている。ここで連敗をしてしまっては、目標である一部復帰は大きく遠ざかることとなる。明日の一戦が、慶大にとっての大きなターニングポイントとなるであろうことは明白だ。ここで連敗し、昨季の様な泥沼へとハマって行ってしまうのか。それとも、ここで立ち直り再び“強い慶大”へと戻るのか。明日のリーグ戦第6日目の行方が、彼らの行く末を大きく占うこととなるだろう。

 (記事・大地一輝)

 

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