慶應スポーツ新聞会

【バスケ】主将の奮起!チーム一丸となって勝ち取った勝利!順天堂大戦

桂竜馬主将(政4・国立高)をはじめ、この日は上級生の活躍が目立った

2012/10/13(土)@東洋大学総合スポーツセンター

関東大学バスケットボールリーグ2部 順天堂大戦

現在3勝9敗と3部との入れ替え戦圏内にいる慶大。この日負ければその入れ替え戦にまた一歩近づいてしまうという重圧のなか、順天堂大と対戦した。試合は序盤こそ競る展開になるも、桂主将をはじめ上級生が奮起し、相手を圧倒。特に後半は順大を全く寄せ付けず、112-74と圧勝した。

2012/10/13(土)@東洋大学総合スポーツセンター
関東大学バスケットボールリーグ2部   順天堂大戦
  1Q 2Q 3Q 4Q 合計
慶大 19 26 32 35 112
順天堂大 23 15 14 22 74
◆慶大スターティングメンバー
  選手名(学部・学年・出身校)
PG #16 伊藤良太(環2・洛南高)
SG #18 大元孝文(環1・洛南高)
SF #8 蛯名涼(法3・洛南高)
PF #14 権田隆人(政2・慶應高)
#7 本橋祐典(環3・佼成学園高)
◆主要選手スタッツ(背番号・選手名・スタッツ)
#4 桂竜馬(政4・国立高):19得点・7リバウンド、#14 権田隆人:18得点、#16 伊藤良太:15得点、#7 本橋祐典:14得点・2ブロックショット、#18 大元孝文:12得点(3P 2/3)、#21 真木達(環1・国学院久我山高):12得点
 

怪我もあり、なかなか調子の上がらなかった真木達(環1・国学院久我山高)も、復調の兆しを見せた

1Q、慶大ボールから始まり、権田のミドルシュートで幸先良く先制すると、大元、伊藤が立て続けにミドルシュートを沈め、10-2と慶大が主導権を握る。だが順大のゾーンプレスに捕まりリズムを崩すと、徐々に慶大のシュートが入らなくなる。その間に順大に速攻や外角シュートで得点を重ねられ、19-23とリードを許して1Qを終える。4点のビハインドで迎えた2Qだが、伊藤のスティールからの速攻や権田のドライブですぐさま追いつく。だが、その後3分間両校の得点は停滞。苦しい時間帯が続くなか、順大にスリーポイントを沈められ、慶大はタイムアウトを要求する。この苦しい展開を打開したのは、桂竜馬主将(政4・国立高)だった。ミドルシュートやリバウンドでチームを引っ張り、それに応えるかのように他の選手も奮起。終盤には大元が2連続でスリーポイントを沈め、45-38とリードして後半へ。

桂竜馬主将(政4・国立高)のブロックショット

 

「試合に出るっていう意識を持って、心と体の準備をしていました」(田中貴啓:環3・福大大濠高)

3Q、2Qの良い流れのまま、慶大が怒涛の攻撃を展開する。真木がドライブからのジャンパーで得点すると、桂、本橋のミドルシュートで順大を突き放していく。慶大は順大に気持ち良くシュートを放らせず、きっちりリバウンドを拾い、速攻につなげるという慶大の得意な展開に持ち込み、試合を有利に進める。さらに慶大はインサイドでも強さを見せる。桂、本橋の連続ブロックショット、さらには相手の速攻を桂が後ろからブロック。これは惜しくもファールとなってしまったが、調子づいてきた慶大は止まらない。真木が持ち前のスピードを武器に順大を翻弄し、権田、蛯名がミドルシュートを沈めていく。最後は蛯名がスリーポイントを決め、77-52と大差をつけて最終Qへ。4Q、慶大は積極的に「機会があれば出したいなと思っていた」(佐々木HC)というベンチメンバーを起用する。その起用に応えるように田中貴啓(環3・福大大濠高)がフックシュート、平石健斗(環3・慶應高)がレイアップでチームを盛り上げる。そして残り3分のところで桂主将が100点目となるミドルシュートを決めた。その後山崎哲(環1・秋田高)がトリッキーなプレーからゴール下をきっちり決め、存在感をアピール。最後はリバウンドからの大元の速攻で試合を終えた。112-74と大差をつけて4勝目を飾ることとなった。

平石健斗(環3・慶應高)は今リーグ戦初得点を挙げた

負けられない戦いのなか、チーム一丸となって勝ち取った勝利、そして何より上級生が輝きを放った試合であった。特に桂主将はチーム最多となる19得点。「四年生の存在がとても大きかった」(真木達・環1・国学院久我山高)というように桂主将がチームに勢いをもたらしたのは間違いないだろう。また一試合を通してディフェンスリバウンドをきっちり拾うことができたのも大きな収穫だ。順大の31リバウンドに対し、慶大は51リバウンド。インサイド陣の復調も今後のチームにとって欠かせない要素になってくるであろう。 明日は前回100点ゲームで敗れた神大戦。神大は現在7位のチームであり、負けてしまうと3部入れ替え戦に大きく近づいてしまうという、まさに落とせない一戦である。だが今日の試合で自信を取り戻した慶大は前回と同じ結果にはさせないだろう。今日の試合のように「上級生が主体でいい流れをつくる」(本橋祐典・環3・佼成学園高)ことができれば、チームの雰囲気も良くなっていくはずだ。今週を2連勝で終え、はずみをつけてリーグ戦の終盤を迎えてほしい。

(記事・水島涼太)

◆試合後コメント

佐々木三男HC

しっかりと勝てたので良かったですね。(普段あまり出場しない選手が多く出場したが)田中や平石は練習も真面目に一生懸命やっているので機会があれば出したいなと思っていたんだけど、今日みたいな試合であれだけやれれば、次の試合とか練習に自信とか意欲を持って取り組むんじゃないかと思います。(桂選手を始め、上級生が活躍していたが)ある意味ずっとこういう形を思い描いていたんだけど、それがやっと出た感じですね。今日ミーティングで、早慶戦以外だと今季初めて、勝たないといけないということを言ったんですが、それが少し伝わったかなと思います。桂については、練習でも頑張りが結果に繋がりつつあるので、そういう意味ではいいタイミングで頑張れたんじゃないかなと思います。(112得点だったが)決めなければいけないシュートを決めてくればこういう試合になります。元々こういう試合を想定してやっているので、たまたまこういうゲームになったということではないです。今まではあまりにシュートが入らなかったんだけど、桂がその火付け役になってくれたのでそれは良かったと思いますね。(神大戦に向けて)勝たないといけないということを言ったんだけど、勝てる相手にきちっと勝っていかないとこれからに繋がらないし、これからのベースになっていかないんですね。法政や関東学院との2試合も、途中でつかまえたんだから最悪でも2勝2敗でいかないとダメだったんだけど、相手がラフなことをやってくるので、大事な所でミスをしてしまうんですね。だから明日を勝って、次の一週間の練習を充実させるということを実践して欲しいですね。

桂竜馬主将(政4・国立高)

出だしでつまずいてしまったんですけど、それは自分達のミスから崩れてしまったところがあったと思うので、自分達のやるべきことをやれたのが2ピリ以降の結果じゃないかなと思います。(桂選手を始め、上級生が活躍したが)上級生がしっかり仕事をしないとチームが成り立たないと思うので、今日の結果に満足することなく、これからも頑張っていかないとダメだなと思いました。(これまではそれがなかなか出来なかったと思うが)僕自身は今起用のされ方として、流れが悪い時にそれを立て直すという使われ方が多いので、その役割をしっかりと果たしていきたいと思います。(オフェンス面が積極的だったが)今日はたまたまシュートが入ったので、いつもより多く打ったんですけど、自分の役割はディフェンスとかリバウンドにあると思ってます。今日も相手のキーマンがインサイドだったので、そこの1対1をしっかりと抑えることを徹底してやりました。オフェンスは本当におまけみたいなもので、ディフェンスやリバウンドを意識していました。(特に意識したことは)僕の役割はさっきも言った通り、チームの流れを立て直すということで、そういう意味ではミスをなくしてチームの潤滑油になるというか、イチかバチかのプレーに出るんではなくて、堅実にプレーして徐々に流れを取り戻すことが大事だと思うので、ディフェンスやリバウンドでミスなくプレーすることが大事かなと思います。(神大戦に向けて)明日が大事なので、絶対に勝ちたいと思います。

平石健斗(環3・慶應高)

(今日の試合を自己評価すると)ディフェンスの貢献を求められていたんですけど、自分的には、ディフェンスで結果を残せなかったことは非常に悔しく思っています。(日々の練習で意識していることは)やっぱり、僕ができることっていうのを考えると、プレーで貢献っていうのはなかなか、自分ではまだまだだなっていうふうに思っているんですけど、でも練習で、試合に出ていないぶん率先して声を出して走り回ることで、少しでも周囲に刺激を与えられればな、っていうふうに思って取り組んでいます。(4Qでの得点について)とりあえずオフェンスに関しては、たまたまノーマークになって決めることができただけで、それよりもディフェンスで活躍できなかったことをちょっと悔しく思っています。(リーグ戦に出場して感じたことは)今回二部が初めてで、二年生の頃からベンチには入れてもらっていたんですけど、リーグ戦でずっと試合に出たいなっていうふうに思っていて、今年こそはフルでチームに貢献するっていう目標を持って取り組んできたんですけど、やっぱり一部ではなく二部だとはいえ、自分がやる仕事っていうのは変わらなかったので、とりあえずその仕事について練習でやっていることを一生懸命やれればなって思って出場したんですけど、意識的に「活躍するぞ」っていうふうに思ってプレーするんですけど、なかなかスタメンのメンバーと一緒に出るとしてもやっぱりさすがに、練習でやっていないのでちょっと合わなかったりするんですけど、そのあたりはオフェンスでは迷惑をかけないように合わせるっていうことを心がけて、ディフェンスでは誰よりも迫力を持って元気にやることで、自分の役割をリーグ戦で発揮できるかなって思って、そういうことを意識して今後やっていきます。(明日への意気込みは)僕がマークするであろう選手っていうのはガードで、特に神大のガードは点を取ってくるガードなので、「ディフェンス一本・スティール」っていうよりも疲れさせるっていうことを、そういうわずかなところでも意識してチームに貢献することを考えれば、伊藤であったり真木であったり、大元であったりっていうのが後々主要なプレイヤーになれるのかなっていうように思うので、少しでも出場したら相手を疲れさせるっていう小さなことから取り組んでチームに貢献したいと思っています。

本橋祐典(環3・佼成学園高)

今日まで接戦をずっと落としてたり、勝てない試合が続いてたんですけど、今日一番よかったのは上級生がしっかり頑張って流れをつくれたことだと思ってて、桂さんが攻守ともにボールが絡むところ、絡まないところですごいチームを引っ張って下さったので、僕たち3年生がそれに乗っかって上級生が主体でいい流れをつくれたのが、僕らが今まで一番できていなかったこと、本当はそれをやらないといけないことだったんですけど、それができていなくて接戦をずっと落としていたので、それが形になったってことがすごく嬉しいです。(3Qについて)1ピリ、2ピリ特に1ピリで相手のペースにあわせてしまった、というかはやい展開、相手の得意な外シュートとかを気持ちよくやらせてしまって、そこをケアしなきゃいけないなってのと、あと僕個人としても最初の方に一回下げられてしまって、外でプレーを見ていて、何ができるかっていったら、得点をとるとか僕はそういう人ではなく、地味なとこととか、泥臭いところでどれだけ流れをかえられるかっていうところを、僕自身は意識してやっていたので、結果的にいい方向に結びついてよかったなって思っています。(インサイドで色んな人と組むことについて)他に大きい人が一人いれば、特に今日は桂さんが長い時間出てくださっていて、桂さんは相手の5番ポジションの人について、僕は4番ポジションの普段つかない人につくことになったんですけど、この一週間、個人的にもう一回ディフェンスをチームとしても徹底してやってきたつもりだったので、抜かれないってことと、シュートを最後までチェックするってことと、足をしっかり動かしてディフェンスでついていくってことを意識してやっていたので、そこは結果的にできたのかなと僕自身の中では思っています。(神大戦に向けて)先生もおっしゃってたんですけど、今週二試合はどうしても勝たなきゃいけない試合だっていってて、勝たなきゃいけない試合って表現を先生は普段あまり使わないんですけど、今週に関してはすごいそういうことをおっしゃっていて、今日いい内容で勝てたんですけど明日勝たないとすべてが水の泡になってしまって、どうしても今週二連勝してやっぱり入れ替え戦回避を目標にして僕の中ではしっかりやっていきたい。今日みたいに上級生が引っ張っていけば慶應の勝ち方ができると思うので、明日はそういうところで勝ちたいと思います。

田中貴啓(環3・福大大濠高)

今日の試合は入替戦回避の為に敗けられない試合の一日目ってことで、皆いつも以上に気合いが入っていました。最初に10点離れたのに詰められるっていう課題は残ったんですけど、途中で四年生がプレーで引っ張ってくれて。その頑張りに皆が付いて行けたことが、こういう良いゲームに繋がった要因だと思います。(ベンチで名前を呼ばれた時は)今週は練習でもAチームに混ざって出してもらっていたんで、試合に出るっていう意識を持って、心と体の準備をしてました。呼ばれた時は「よし!」と思ってしっかりプレーに入れたんですけど、ターンオーバーで入っちゃったことはまだ課題です。繋ぎで出るからにはミスは無く、自分の持ち味であるシュートをしっかり狙って行こうと思ってました。(練習で意識していることは)試合でそんなに長い時間出る訳じゃないんで、土日もあんまり出ていないですし。長い時間出ている選手もそうですし、そうでない人よりも人一倍練習で頑張らないといけないと思っています。上級生で試合に出れない現状を考えると、練習で頑張って引っ張って行くということしか無いと思うんで。そこを意識して誰よりも頑張るようにしています。(明日に向けて)明日は何が何でも勝たなきゃいけないんで、また今日みたいにチーム一丸となって、勝利を掴み取りたいと思います。

真木達(環1・国学院久我山高)

四年生の存在がとても大きくて、僕がシュートを外した時に、ドライブして困った時とかに、うまく合わせてくれたので、四年生の存在がチームに勢いをつけられるものだと思った試合でした。(大差をつけたことについて)まずはディフェンスができていたことと、オフェンスではしっかりリズム良く打てたことですかね。ディフェンスからブレイクもできていましたし、足が動いていたと思います。(リーグ戦の出場時間について)全然ダメでしたね。今日も良いとは言い難いんですけど、いろいろと悩んでいます。特に、消極的な部分が最近あって、春はもっと積極的に行ってました。自分に甘いんですかね。(ディフェンスについて)ディフェンスは高校時代から好きで、相手のエースにつかせてもらってて、止めてやろうという感じが好きです。最近は筋トレもし始めていて、体重も増えてきて、ディフェンスの部分で当たり負けしなくなってきました。今日も相手の33番からカット出来たのですが、筋トレの効果が出ていると思います。(ちなみにどのくらい増えたか)8キロ増えました。(明日の試合に向けて)今日はある意味勝って当たり前だったと思うので、明日が本当に勝たないといけない試合ですし、負けられない試合が続いていくので、とりあえず明日は絶対に勝って、今週二連勝したいと思います。

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