慶應スポーツ新聞会

【女子ホッケー】絶対女王相手に完敗も、収穫あり/関東学生リーグ春季 山梨学院大戦

男子部に続き、いよいよ開幕戦を迎えた慶大女子ホッケー部。相手は絶対女王として女子ホッケー界に君臨する山梨学院大学と、いきなりの試練を迎える。試合は前半15分までに3失点、前半を07で折り返す苦しい展開となった。しかし全員守備を再確認した後半は3失点にとどめる。結果は010と大敗だが、収穫も見えた試合になった。

 

 

春季関東学生ホッケーリーグ 第二節

2014/4/12() 1515@下田グラウンドホッケー場 

 

 

慶應義塾大学 010 山梨学院大学

(前半07、後半03)

 

【得点者(アシスト者)】

なし

 

<スタメン>

G寺岡真希(文4)、FB境夢見(経4)、原登子(経4)、吉本絢香(総2)、石垣七海(法2)、MF森本涼(経4)、國友萌果(経3)、岩本早紀子(文3)、FW松島佳奈(経3)、深澤裕理子(経3)、宮本舞(経2

 

開幕戦を前に士気を高める選手たち

開幕戦を前に士気を高める選手たち

 

 

 男子部と同様に、昨年までの主力が多く卒業した慶大女子ホッケー部(昨季14位)。大学からの初心者が多い中、今シーズンは境(経4)主将を中心に関東学生リーグ、さらにはインカレの上位を狙っていく。迎えた春季リーグ初戦。対する山梨学院大学(昨季11位)は大学生相手にここまで213連勝というまさに無敵の絶対女王。「大量失点してしまうことを覚悟した」(境・経4)と語るように、苦しい試合展開が予想された。

 

 試合開始のホーンが響くと、やはり山梨学院が猛攻を仕掛ける。前半1分にサークルインを許すとそのまま失点。電光石火の攻撃に慶大FBは対応しきれなかった。続く3分にはPCを献上。これはゴーリー寺岡(文4)が1打ちシュートをファインセーブ。仕切り直しとなった2本目も防ぎ、リズムを作ったかに思えたが、大外タッチによる山梨学院の巧みなPCにより失点。続く13分にもPCから一度は防ぐもリバウンドを詰められて03となってしまう。試合の大半を守備に費やす展開の中、堅守が光ったのが吉本(総2)。豊富な運動量を活かし、果敢に攻めかかる山梨学院FWを簡単に攻撃させなかった。一方の攻撃面では、國友(経3)がインターセプトに成功するなど、ボールを持つことはできるものの、その後の攻撃にはつながらない。前半中盤以降も男子顔負けのリバースシュートやPCフリックを見せる山梨学院を前にさらに失点を重ね、前半を07で折り返す。

 

寺岡のファインセーブが要所で光った

寺岡のファインセーブが要所で光った

 

 どう切り替えるかが注目された後半が開始。変わらず山梨学院が主導権を握る時間が続くが、境や吉本、原(経4)を中心に、ゴールを防いでいく。さらに前半よりもFWの献身的な守備もあり、得点を許さない。40分にはPCを献上するが、強烈なフリックシュートを寺岡が止める。さらに44分、サークル外からのストロークでタッチシュートを狙った山梨学院の攻撃も寺岡が守った。守備からリズムを作っていた中、48分に原が負傷退場。不穏な雰囲気の中、献上した56分のPCではハコとして入っていた境が相手のシュートを防ぐなど、原の分までチームが必死にフォローした。結果後半では3失点にとどめ、リーグ初戦は010で試合終了となった。

 

 

 

 

 終わってみれば010と女王の壁の厚さと高さを実感する試合となったが、後半は人数をかけた守備がはまった。主将の境は「チームのみんなの守備力というか、全員で守るという姿勢を追及してきたので、それが達成された結果」と総括。好セーブを連発した寺岡も「今日はチームプレーの中で、フィールドプレイヤーたちのいいところが積み重なって出た結果」と話すように、いいプレーが出ると、味方にも好影響が出ることを証明できた試合でもあった。次の武蔵大戦では「大量得点で勝ち切る」(境)ことを目標に、上位進出へ弾みをつけたい。

 

(記事:荒川智史)

 

 

次戦 4191315~ vs武蔵大学(昨季21位) @慶應日吉グラウンド  

 

 

以下、コメント

FB境夢見(経4=慶應湘南藤沢)主将

(今日の試合を振り返って)日本一のチームが相手だったので、とても緊張しましたし、大量失点してしまうことを覚悟して臨みました。前半7失点して、やっぱりきついかなと思ったんですけど、後半は25分まで1失点に抑えられて、チームのみんなの守備力というか、全員で守るという姿勢を追及してきたので、それが達成された結果なのかなと思います。(スコア以上に粘った印象を受けましたが、守備を追及したというのは具体的には)山梨学院は個がとにかく強いので、1人に対して2人で守りにいくというのをすごく意識していたので、FWの守備への戻りなどを実践しました。(今日は守備陣が目立ちましたが、今年度チームの攻撃陣はいかがでしょうか)攻撃陣はボールをとにかく繋いで、最後にゴールに押し込んで点を取るようなチーム作りをしていて、きれいにシュートが決まるようなチームではないので、来週再来週の2試合はしっかりFWが点を取って勝つ試合にしたいので、いかに守備が守り切った後に、カウンターで押し切って決めきるかというところが重要になってくると思います。(次戦、武蔵大戦への意気込み)大量得点で勝ち切って、次の立教戦につなげたいと思います!

 

G寺岡真希(文4=鴎友学園女子)

(今日の試合を振り返って)すごい強豪校が相手だったんですけど、勝ち気でいこうと思ってみんなで全員が戦力になろうと思って、後ろから支えていました。(開幕戦でしたがチームの雰囲気は)初戦に向けていい意味で学年関係なく、どんどん向上していこうという気持ちがあるので、とてもいい雰囲気だと思います。(今日は要所での活躍が見られましたがご自身の調子は)自分の中ではまだまだ課題はあるんですけど、今日はチームプレーの中で、フィールドプレイヤーたちのいいところが積み重なって出た結果だったと思います。(次戦、武蔵大戦への意気込み)絶対この勢いでチーム一丸となって勝つので、応援よろしくお願いします。

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